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ここでは王都「マグメール」周辺の地理などを紹介します。
運営者が提供するチャットルームの部屋は主にこの範囲のものとなります。
ですが、これらは「まれびとの国」の一部に過ぎません。
規約や世界観に違反しない限り、上記の都市の内部の施設や、その他の都市、村、ダンジョンなどを
ご自由に考えて頂いて構いません。
チャットルームの設定自由部屋などで、ご自身の考えた施設や都市を作成してくださればと思います。
メグ・メール(喜びヶ原)
王国に広がる巨大な平野がこのメグ・メールである。喜びヶ原という異名を持つ。
豊かな自然が広がり、平地のため旅にも丁度良い「まれびとの道」という街道が敷かれている。
妖精や動物などにも会うことができるだろう。
いくつもの都市や村、遺跡やダンジョンなどが点在している。
王都や神聖都市もその一つである。
表街道を歩いている分には治安は悪くないものの、少し道を外れたりすれば魔物や野盗に襲われかねない。
ダンジョンなどには魔物や魔族が潜んでいることも珍しくないのである。
王都マグ・メール
その名の通り「マグメール王国」の都。
広大な城壁に囲まれた都市であり、王国最大の都市。
代々「王」が治めているものの、現在の王位継承者は決まっていない。
多くの人間・種族が住んでおり、毎日人の行き来が絶えない。
街の北部に「王城」や貴族の屋敷などの存在する富裕地区があり、
街の中央部に、通常の市民が住む平民地区がある。
それらの周縁部には治安の悪い貧民地区、「スラム」が広がっている。
宿や冒険者のギルド、酒場、娼館に奴隷市場など、多くの施設がこの都市に集まっている。
スラム地区を除けば基本的に治安は良い街。
しかしながら、最近はならず者や傭兵も増えてきており、路地裏などに近づくのは危険。
奴隷や反逆者への罰として、街の中央などを舞台に衛兵などによる凌辱が行われることもある。
また、王国との戦争で敗北し、捕虜となった者たちもこのような辱めを受けることがある。
王族であっても、王位継承のための政争に破れたり、計略にはめられた場合などはこのような辱めを受けることが増えている。
王位継承の争いが続いているため、都全体の政治は乱れており、役人や衛兵も腐敗しはじめている。
それらの罠にはまり、悲惨な目に遭う者も最近は少なくない。
犯罪を取り締まるべき者たちがこのような有様なのである。
それでもなお、この都市は崩壊せずに栄えている。
まだ心ある王族や役人、市民が残っているためだ。
しかしその数も今は少ない。
神聖都市ヤルダバオート
「ノーシス主教」の総本山であり、主神である「ヤルダバオート」の名を冠する都市。
都市そのものが一つの巨大な修道院のようになっており、中で暮らす者たちのほとんどが神官や修道女などである。
「ノーシス主教」以外の信仰の施設も多くあり、まさに宗教都市である。
この国の中で、最も治安がよい都市と言えるだろう――表向きは。
既にこの神聖都市の中にも、腐敗は広がっている。
一部の神官が修道女を襲ったり、街の地下には修道女たちによる売春施設なども存在している。
戦場が近いため、最近では兵士や傭兵が訪れることも多く、治安は下がりつつある。
なお、かつては神聖都市「アイオーン」という名前であった。
奴隷市場都市バフート
※2016年8月20日に追加
港湾都市ダイラスの少し北にある半島に位置する悪名高い都市。山賊街道と接続している。
その名の通り、主な産業は「奴隷交易」である。マグメール王国だけでなく、周辺国家、シェンヤン帝国なども含めて、様々な存在によって様々な奴隷が連れて来られる。
労働のための奴隷なども扱うが、その商品の大多数は所謂「性奴隷」であることが多い。特にミレー族の性奴隷は需要が高い。
商品として並ぶ奴隷の性別、身分や種族は多種多様で、マグメール王国の王族や貴族、シェンヤン帝国の皇族、魔族や魔王でさえも時に奴隷として売りに出されることがある。
個人所有の奴隷だけでなく、街そのものに従属する奴隷も存在し、その場合公共の奴隷として扱われることとなる。
様々な思惑や陰謀渦巻く悪徳の都市であり、一応はマグメール王国の領内に位置しているものの、その特殊性や王族さえも奴隷として並ぶことがあることから、
マグメール王国側はその存在を無視し、特に対策は行っていない。ある意味での治外法権の場所である。闇社会の組織も多く存在する。
ただし、内外からの客は多く、訪れる王族なども珍しくない。
一部の憂国の者たちにとっては我慢ならない都市であり、私兵を以てこの都市を取り締まろうとした騎士や貴族なども居るが、悉く失敗し、それを企画した者達は皆奴隷となってしまうことが殆ど。
悪徳の街らしく、街中でも公然と奴隷への陵辱や調教が行われ、一種の見世物としても機能している。
様々な施設が存在し、奴隷たちを見世物とする小屋や、奴隷同士、あるいは魔物と奴隷を戦わせる闘技場、調教施設、大衆浴場、娼館などなどが軒を連ねる。
特にミレー族の娼婦、男娼のみで構成された娼館街が有名である。マグメール国内に存する都市であるため、ミレー族は奴隷として扱われるのが基本。
あまりはっきりとした区画整備などはされていないため、家屋や施設などは雑然としているが、街の中央にある「奴隷市場」では毎日取引が行われ、昼夜問わず人で溢れる。
新たな奴隷を獲得すべく奴隷商人たちが街中で手ぐすねを引いており、たとえ街に来た時は奴隷でなくとも、様々な罠や策略にハマり、奴隷の身分に落とされてしまう者も少なくない。
見目の良い女性などは特に気をつけるべきであろう。
武力財力知力問わず、弱ければ虐げられ、陵辱される。強ければ奴隷を自由にでき、街を謳歌できる。そのような単純な図式が成り立つ都市である。
ミレー族は基本的には奴隷の扱いだが、その力を示すことができれば一定以上の地位を得ることもこの都市では可能である。
都市事態が崩壊しては意味が無いため、大規模な抗争などはまず起こらないが、決して安全な都市ではない。
油断をしていれば、当然のように襲われる可能性もある。この都市に悪徳を取り締まる機関は存在しない。
このような悪徳の栄える都市であるが、国内外から多くの者が集まるため、色々な情報や物品も集まり、冒険者には有用な情報やアイテムが仕入れられることもある。
そのため、多少の危険を冒してでもこの都市に来る者は少なくないのである。
表向きには「神聖都市ヤルダバオート」と真逆の都市だが、実際にはつながっており、「神聖都市ヤルダバオート」の地下売春施設と関係が深い。
そこのシスターたちがバフートに奴隷として送られることもあれば、その逆も存在する。
ハテグの主戦場
かつてはハテグの丘と言って、妖精などが住む平和な場所であったが、今は見る影もない。
王国が他国と戦争を行う場合の主戦場となっているため、兵士の野営地、娼館などが点在している。
現在は大規模な戦闘はあまり起こらなくなったものの、小競り合いは続いている。
勝利と敗北が繰り返され、敵の兵士や女騎士、姫騎士などが捕えられ、凌辱されるのも珍しくはない。
さらには捕虜として王都などに送られることもある。
もちろん、王国の兵士が敵国に捕えられることもある。
ゾス村
郊外にいくつも存在する小さな村の一つ。
かつては豊かであったものの、戦闘などに巻き込まれることが多く、荒れ始めている。
何もなければ穏やかな村であるのだが、最近では欲望のタガを外し始めている村人も存在する。
時折傭兵団による略奪や、魔物の襲撃などに遭うこともあり、その場合被害に遭うのは女性などが多い。
村人全てがそうではないものの、よそ者には警戒心を抱く村人が多い。
宿やなどの基本的な施設は旅人のために設けられている。
セレネルの海
王城などの南に広がる大海。
穏やかな海だが、海棲の魔物も存在し、注意が必要である。
海底には遺跡が存在し、魔法などで潜ることができれば探索も可能。
港湾都市ダイラス
王国でも特に有名な港街が、この港湾都市ダイラスである。
その名の通り湾の内側に作られ、毎日数多くの船が来航する。
そのために、海の男や荒くれ者などが数多く暮らしている。
住んでいる男達の気性ゆえに治安や柄は良くない街である。
酒に酔った男なども多いため、女性の一人歩きなどは危険である。
ダイラスで何より有名なのが、その娯楽施設の多さである。
賭博場、娼館などが特に多く、王都の比ではない。
賭博に負けて身ぐるみを剥がれる男女も少ない。そしてその多くの場合、ディーラーによるイカサマである。
賭博などで借金を背負った客が働くことも珍しくない。
一部の娯楽施設では、賭博場のほかにいわゆるストリップ劇場や、娼館などはもちろんのこと、
闘技場のようなものも存在する。参加する理由は人それぞれだが、負ければ辱めを受けることは間違いないだろう。
九頭龍山脈
王都の東部に広がる険しい山脈。
九つの尾根があり、それぞれが龍の首のように見えるために「九頭龍山脈」と呼ばれるようになった。
山賊の隠れ家などが多くあり、「山賊街道」と呼ばれる、山の麓の街道を移動する際には注意が必要である。
洞窟や古代の遺跡なども数多く存在し、財宝なども眠っているためか、この財宝を狙う者も少なくない。
現在は奴隷として扱われているミレー族の隠れ里もこの山脈の何処かに存在する。
温泉地帯であり、温泉宿がいくつか存在している。
ミレーの隠れ里
この国の先住民であるミレー族が済む隠れ里が九頭龍山脈に幾つか存在する。
そこではミレー族が仲間とともに暮らしており、この国でミレー族が唯一公然と安らげる場所である。
しかし、これらの隠れ里も王国の人間や魔物に見つけられることがある。
そうなれば、ミレーの者たちは奴隷としての扱いを受けてしまうことになるだろう。
無名遺跡
遥か古代、有史以前より存在すると言われる名もなき遺跡。九頭龍山脈の麓に存在している。
中は迷宮のようになっており、魔物も潜んでおり危険である。
しかしながら、古代の財宝や「魔導機械」なども大量に存在するため、遺跡を潜る者たちが後を立たない。
実は古くから魔族がこの遺跡に住みついており、遺跡を改造している。
そのため、卑猥な仕掛けの罠などが大量に存在し、触手などの魔物も数多く放たれている。
これらのトラップにハマってしまえば、散々な凌辱を受けることは間違いないだろう。
タナール砦
タナール丘陵に築かれたいくつもの砦の一つ。
魔族の国との国境近くに位置しており、魔族の侵入を防ぐ国防の要の砦である。
何度も人間と魔族の間で奪い奪われを繰り返しており、ある時は人間の砦、ある時は魔族の砦という風に一進一退が続いている。
魔族に奪われた場合などは、中にいる女騎士や兵士などは彼らに囚われることとなるだろう。
人間に敗北した魔族も同様である。
魔族の国
王国の北方に存在する「魔族」の国。
王国とは険しく長い山脈で隔たれており、それらの山を越えない限り魔族の国へ行くことはできない。
多くが謎に包まれており、詳細を記録した書物などはほとんど存在しない。
囚われた人間などが奴隷として扱われたり、繁殖のために使われたりしているようである。
魔物の中でも、知能が高く、貴族的な身分の者たちが多く住んでいるらしい。
まだ王国への本格的な侵攻は行っていないものの、既に王国内には多くの魔族が潜んでいるとの噂もある。
王城にさえ、その手は伸びつつあるとか。