2015/11/01 のログ
ナルラ > 「…………」

急にナルラの表情から笑みが消える、
フォンローク家の者が正気でないのは多くのものが知っている事
その正気のない行動とは、戦場の中で生まれた実践奇襲戦術。

突拍子もない行動の時こそ、フォンローク家の者の真骨頂が発揮する。

「…………」

剣を避けるが、ナルラの衣服の胸元を軽く擦る

「……チッ」

王族らしくない舌打ちをしてしまう、だが次の瞬間ナルラの手に持っていた剣は消え、オルヴァの短剣へ伸ばす手を払い、
そのままこちらへと掛かって来るオルヴァの勢いを使い、腹部へと真っ直ぐな一撃を与える。

ケイイケンホウケンこの技をコピーした相手は、この技をそう言っていた。

「勝負ありですな、こちらが先に傷を負ってしまった」
そして己の敗北を口にしたのだ。

チェシャ=ベルベット > 突如剣を中空で手放したオルヴァの行動に観客たちがわっと驚きに声を上げた。
剣士が剣を放るのはまさしく正気ではない。
そう、剣士が剣を手放すことはない、その先入観がこの試合を見ていた者たちの中に確かにあったのだ。
だからこそ意表をつけた。

これにはさすがのチェシャも驚いた。
フォンロークの好戦過激の噂は高々貴族が戦場において華々しい噂を盛り付けたいだけのものだと思っていたのだ。
だがこの立ち回り、それを間近に見ればそんなものが噂でもなんでもないことが理解できた。
かたや命をとられるかもしれない最中にこの決断と判断ができるセンス、
それこそがフォンロークがフォンローク足り得る戦闘狂人の領域なのだと。

「……気持ち悪い」

思わず口元を覆ってそう小さくこぼした。幸い周りには聞かれていない。
こんなの、相手にしていられるかという気分。

そしてナルラの表情から笑みも余裕も消え去ったのを確かに目にした。
王子もまた武技で劣っていたわけではない。だというのにここまで踏み込まれたのだ。
それでも一矢報いようとするその姿勢は賞賛すべきだろう。

ナルラ王子が先に負けを認めたのを皮切りに小さな拍手がぱらぱらと起こった。
それから徐々に誰もが両手で二人の健闘を賞賛し、それはわっと歓声と共に沸き立った。
確かに見事な立ち合いだった。
それをこの場で見れただけでも貴重な経験であったし、主人に面白い土産話ができた。
観客の視線が二人にくぎつけられているその隙に、チェシャはそっとその場を抜け出してホールから立ち去る。

得るべきものは十分に得た。態度にこそ現さなかったが二人の狂人に心から賞賛を惜しむことはなかった。

ご案内:「マグメール王城内・宴会ホール」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。
オルヴァ > 放たれた剣は真っ直ぐと飛んでいき周り観客を掻き分け最前列にいたフォンローク伯へ。
フォンローク伯はそのふとましい腕でなんなく掴み取ると
鼻くそをホジり、オルヴァに投げ渡した。

「よっと。――あはは、勘弁してくださいよ。
私は剣を放棄しました、私の負けです。
狙いも外された様だ」

痛い、痛いと腹部さすりながら、周りの観客に礼をする。
最後にナルラへと歩み、握手を求める。

「いやぁ、そちらの短剣がやっかいすぎて困りました。
あと数度も打ち合えば剣がダメになっていましたよ、まったく。
貴方は何と手合わせしにきたんだか。いやぁ疲れた。
強くなれた、最後のアレは自信あったんですよ、それが回避され反撃なさるとは」

にこやかにそんなことを言いながら讃える。

ナルラ > 「いえいえ、これが戦場であればどうか判らない、その剣がただの剣でなく毒や魔術のねりこまれたものであったら絶命していたかもしれません」

やはりワザの手応えの無さ、咄嗟に腹部の硬い部分を防御に使ったのだろう。
こちらもまた、観客へと礼をすれば、オルヴァの握手に応じる

「最近趣味で作り始めた、我専用の武具です……竜の鱗も切り裂けるものをと試作を繰り返したのですが、まだまだですねえ。いえいえ、まだまだこちらも勉強になる事が多かった、最後は笑う余裕さえありませんでしたよ」

そう言いながらオルヴァへと賞賛を送る、そのまま辺りのギャラリー達は円形の陣を崩し二人に近づいてくるだろう。

オルヴァ > 「ああ、いえ我々は魔術が受け付けませんからね。
魔系武器はどうも相性が良くない。」

悩ましげに、頭に手を置く。ふと気づいたように王子を見て

「ちょっと貴方、いえ殿下。毒や竜って、先も申しましたがなんてものを人に向けるんですか!?。
笑う余裕?というかですね王族をなんの理由もなしに処断なんかしませんよ」

頭大丈夫ですか?と言わんばかりに抗議する。珍しく動揺している。
雪崩れ込む観客はこのさい無視だ。

ナルラ > 「まあ、魔術師殺しとも言うべき体術はあるじゃないですか」

そうにこやかに言いながら、二人は宴席へと誘われる

「いやいや、毒はそちらの剣がという意味で、まあ、竜の件はすまん。ただ対竜武器と言っても、耐熱性や強度だけで普通の武器とは変わらんぞ」

言い訳がましいことをいいつつ、笑いながら手を振る。

「あー新素材をたまたま開発できてな、試作で良ければその剣と同じものを贈ろうか?」

二人に杯が握らされ、そのまま酒が注がれていく

「いやあ、そうは言っても最近竜と手合わせをしてな、なかなか強くて少し傷を与えるのが限界でな」

どこかで誰かが聞いていたら、とんでもない情報だが、武勇伝を語るのに饒舌になるのは戦闘狂だからだろうか

オルヴァ > 「ほう……耐熱性や強度だけ?ほんとうに?。
ほんとうに耐熱性や強度だけ高い剣ならばお譲りして欲しいのですが……。」

鞘に収め吊るした剣を叩く。
耐熱性や強度だけ高いの普通の武器で私の剣がボロボロになったんですがね、何故でしょうねとナルラをじっと見る。
酒に口をつけ、渇きを潤す。

「おや竜ですか、勇ましい事だ。その竜が魔力が豊富な生き物であれば得意なほうですね。私は矢尻の方が怖い」

ははと寄ってくるご婦人方をナルラ王子に押し付け紹介する。

ナルラ > 「あー、あと高速振動だな、ついうっかり火が入ってな」
と軽く視線を逸らす

「ああ、理論上は竜の息を浴びても溶けない、はずだな。あと恐ろしく軽い」

そう言って先ほどの短剣を持たせる

「まあ、単純に強かったぞ……そして愛らしかった」

そう言いながら、楽しげに語らいながら、集まった面々へと挨拶を繰り返していく。

そして秘密裏に、資金援助の必要な団体、部隊の情報を集めていく。
軍に関係するものの情報を収集するには、この集まりはうってつけだったからだ。

オルヴァ > 「ふむ、高速振動ですか……ダメか。
……愛らしい?まあ王家の逢瀬に口は挟みませんが
自由だなぁ」

軽く振って確かめる。効果が作用しないとため息をつく。
短剣を返し

「ご自由に利用ください、私は挨拶周りもしてこないといけませんので」

そう言うと招待客の中に消えていった

ナルラ > 「まあ、普通の剣で作っても扱いが楽になるであろう」
後日オルヴァに剣をダメにした代わりにと新しい剣が届けられる、
だろう。

「では、また……次は背中を預けられますよう」

そう言って、ナルラは予定をこなせばそのまま城へと戻っていった

ご案内:「マグメール王城内・宴会ホール」からナルラさんが去りました。
オルヴァ > 宴もややあって親睦会も終わり、主だった好戦派閥に声をかけ終え、親睦を深める事もできただろう。
しかし……ハテグやタナールを守ることで、手が足りません。好戦派閥の制御は疲れますね。

「いっその事、ミレー族組織でも台頭してくれれば楽なんですがね。彼らはいったい何処に篭っているのやら」

独り窓の景色を眺める。
九頭竜山脈方面を見る目は厳しい。台頭したところで人間種との和睦は出来ないだろう。

「しかし何故、魔族は一気に攻めてこないのか。」

外征できない理由があるか、王都内外周辺に少数見かけたと報告が有るものの目的ははっきりしていない。
……観光客のつもりか。まさかなと笑う。
魔族の国は王が複数人いるようだが仲でも悪いのか、そうだと良いなと思う。
そんな事を考えつつ宴の後始末にかかった。

ご案内:「マグメール王城内・宴会ホール」からオルヴァさんが去りました。
ご案内:「森の中に湧き出る温泉」にレティシアさんが現れました。
レティシア > (この国で魔族と人間との諍いが起こっている事など、嘘のように感じる穏やかな昼下がり。九頭龍山脈の山中の、とある森の中を歩いてゆく1人の女。森の中を歩くには、不釣り合いなドレスの裾がマントの下から見え隠れしていて。しかし、女は街中を散歩するような足取りで森の中をゆく。時折、近くで鳥が羽ばたく音が聞こえたりもするが、女は臆する様子も見せず…ぶらぶらと歩いてゆけば、微かな水音が聞こえ。興味を惹かれたようにそちらへと足を進めてゆく)
レティシア > (水音を求めて歩いてゆけば、突如、森が開けた場所へと出る。目の前に現れたのは、岩場に囲まれた水場。泉とは何か違うような気がして、岩場へと近づけば、水面からは湯気がたっていて。水際でしゃがみ込むと、水面へと指先を差し入れてみて) …温かい……あぁ、温泉が湧き出てるのね…(熱くもく温くもなく、温泉の温度は丁度よい。女は笑みを浮かべると、履いている靴を脱いで、傍へと置く。上に着ているマントも脱ぐと、それも靴の傍へと置いて。そのまま、岩場へと腰を下ろせば、爪先から温泉へと足を入れてゆく。両の足首を温泉へと浸かれば、気持ちよさそうに瞳を細めていて)
ご案内:「森の中に湧き出る温泉」にオーベさんが現れました。
オーベ > (森を歩きながらの採取作業の締めくくりに、暖かな温泉の湧く場所に立ち寄り、休憩がてら顔でも洗おうか、と茂みを抜けて温泉に近づけば目的の場所に何者かの気配を感じる。そっと茂みの中から温泉の方へと様子を窺うようにすれば、銀色の髪とツン、と尖り独特の形をした耳が見えた。どうやら足湯してるらしい…雰囲気を見るに機嫌も良いらしい。少し離れた場所からそっと彼女に呼びかける………感づいているかもしれないが一応、念の為)………レティ?今から茂みから出るが、いきなり撃ったりしないでくれよ?(驚かせた時の彼女の反応がわからない。いきなり、殺されるようなことはないと思うが、事故は避けたい)
レティシア > (両手を後ろでについて、温泉に浸けた足首を、ご機嫌の様子で動かしていれば、ふいにこちらへと近づいてくる気配を感じる。獣ではなく、よく知る人間の気配だと察すれば、自然と口元を綻ばせる。どうやら、向こうもこちらに気づいたらしく、こちらから声をかけるより早く、男の声が聞こえれば、クスクスと笑いながら、そちらを見やり) ……ご機嫌よう、オーベ。…ちゃんと判っているから、大丈夫よ?(向けた視線の先は、男が潜む茂みの向こう。相手が姿を見せれば、ヒラヒラと片手を振ってみせて)
オーベ > (大丈夫、と声がすれば、がさり、と茂みから姿を表し、目深に被ったフードを外す。森歩きに外套や衣服についた埃や蜘蛛の糸といったものを叩くようにして落とせば、ようやく彼女に視線を向けて)…御機嫌よう、随分と機嫌良さそうに見えるけど温泉でご満悦ってとこか…(ひらひらと片手を振る様子や、パシャパシャと湯の中で足を動かす様を見れば、彼女の機嫌が良さそうなことがわかる…何より、眉がツン、としていないのでわかる…とは言わないでおくが。軽い彼女の観察と挨拶を済ませれば自分も湯の沸いている方へ寄って行き…懐から薬草を取り出せば、温泉の湯につけてゴミや埃を落として、手早く束にすると風通しの良い所に置いておき)
レティシア > (茂みから男が姿を現し、子供向けの物語に出てきそうな、森の隠者そのものという出で立ちに、相変わらずにクスクスと笑うものの、かけられた相手の言葉に、「ん?」と首を傾げる) …何だか、その言い方では、あたしはいつも、不機嫌のように聞こえてよ?…それに、相手の正体も判らないまま、いきなり攻撃もしなくってよ。(湯の傍での、相手の行動に視線を向けながら、抗議のような声をあげる。そのまま、くぃっと足首を動かせば、パシャっという水音と共に、湯を相手へとかけようとして)
オーベ > (どうやら出で立ちを笑われているのだと、察すれば、僅かばかり肩を竦める。彼女だって森の中にもかかわらず、ドレス姿であるから、どちらかと言えばそちらの方が不釣り合いではないか、と思うのだが魔族というのを人間の尺度で測るのも馬鹿らしい気がし口を噤んでしまい)…そんなふうに聞こえてたなら謝るよ………突然、何かわからぬものが茂みから飛び出てきたら咄嗟に攻撃してしまうかもしれないだろ?(魔族は驚いたりはしないのだろうか、と思いながら作業をしていれば、ぱしゃ、と顔に湯が飛んでくる。思案していたせいか、モロに食らってしまい、顔を袖で拭いながら彼女へ視線を向け)…なるほど、正体を知った相手には攻撃すると…?(ふむふむ、と頷いていたかと思えば、す、と掌で軽く湯を掬うようにし、彼女に反撃とばかりに湯をかけようとして)
レティシア > (口を噤んでしまった相手の言いたい事は何となく判っているが、にっこりと笑って追及はしない。) あら、謝らなくてもいいわよ……ん、きっと攻撃する前に避けるわよ。もし、可愛い獲物さんだったら、傷をつけてしまったら大変だわ…(女の言う獲物とは、もちろん鳥や獣ではないらしく、意味ありげに首を傾げて言葉を紡ぐ。足首を動かして、相手の方へと、湯を放てば、それが見事に男の顔へとかかる。てっきり、男は避けると思っていたのに、びしょ濡れになった相手を見れば、遠慮もなく笑い始めて) …ちょっと、オーベ…鈍いにもほどがあって………んっ?!(よく知る相手だから、油断をしていたせいもあり、男が手ですくった湯が今度は女へと見事にかかる。顔やら髪まで濡れてしまえば、フルフルと猫のように頭を振って、水気を飛ばして) …ちょっと、何をするのっ…(まさか相手から反撃があるとは思ってはいなかったのか、自分の所業は棚にあげて、片眉を上げて抗議をする。)
オーベ > …なるほど、レティの種族を考えれば納得の答えだなあ…(首を傾げる彼女に視線を向け得心がいったような表情で頷くのだった。可愛い獲物というのは、まあ吸精の対象なのだろうが、いきなり攻撃したらそれっきりである…ふむふむ、なんて考えているところにお湯が飛んで来るのだから、油断も隙も無いのである)…偶には手向かいをする相手がいたほうが、レティも飽きないだろ?攻撃するなら反撃される覚悟ないと…となんていうと、少し大袈裟だがなあ(と言っても反撃は一度切り。頭をフリ、水気を飛ばす様や片眉を上げて抗議する彼女を見れば、愉しげに表情を緩めて。自分もブーツを脱げば、山歩きに疲れた足を湯につけることにした)
レティシア > そうよ。もちろん、その可愛い獲物とやらには、お前も入っているから安心して?(にっこりと笑いながら、だから男には攻撃はしないと告げるのだが、違う意味で男の身は危険は相変わらずのよう) …そうね。でも、反撃をしたら、更に攻撃の口実を与えてしまってよ?(傍に座ったであろう相手の愉しげな表情を、女は軽くねめつける。さて、更に、どう攻撃をしようかと思案した所で、何かに気が付いたように、ふと周囲をゆるっと見回して) そういえば、今日はあの子は連れていないのね?(あの子とは、常に男の傍にいる狼犬の事らしい)
オーベ > 笑顔で言うことではないな、それ…何がお眼鏡にかかったのやら…(ニッコリ笑顔を浮かべる彼女は淫魔という。何が彼女の琴線に触れたのかばっちり、獲物一覧に入れられている事を誇るべきなのか、眼をつけられたと恐れるべきなのかはわからぬが、殺さない宣言はされているので其の点においては安心である)…それじゃあ、俺は降参するよ。レティが降参した相手を痛めつける趣味がないことを祈りながらな(此方を睨めつける彼女に軽く両手を上げて、降参の意思表示。戦意をなくした相手に対して彼女はどう矛先を収めるのか愉しげに待つが、次に問われた言葉は意外なものであった)…毎日、一緒に行動してるわけじゃないしな。アイツも勝手に出かけていく事がある…今日は採取に付いてきてくれるかな、と思ったら振られた(小屋を出る前、行くか?と聞いてみたところ老犬は一度、此方を見上げるきり、ふわと欠伸を零して伏せて動く様子はなかった、と今朝の事を彼女に教え)………レティは犬が好きなのか?(と彼女の意外な質問の理由を探ろうと尋ね)
レティシア > …あら、それは今度、じっくりと聞かせて差し上げるわ・・(隣の男は自分のお気に入りの獲物である事は相変わらず。瞳を細めて、すっと相手に表情を近づけると、囁くように言葉を紡いで) え、もう降参なの?…早いわよ。もっと足掻いて、あたしを楽しませてくれなきゃ。(両手を上げた相手に、それでは面白くないと言う言葉は、やはり魔族特有の考え方か。いくら、相手が降参と言っても、女は攻撃を止めるつもりはないらしい、一瞬、悪戯っぽい表情を浮かべると、何か考えついたようで) …そうなの…でも、お互いを尊重する関係はステキね。…ん、犬が好きというか…フワフワもふもふとした毛皮の子が好きかしら…。お耳があって、尻尾もあって…あぁ、だから、ミレー族達も可愛くて、あたしは好きだわ……(と、口にしてから、ふいに湯から足を引き、相手の目の前へと膝立ちになれば、二ィっと笑う。そして、次の瞬間、トンっと両手で相手の胸を押す。そのまま、温泉の中へと相手を突き落とす気らしい)
オーベ > (じっくりと聞かせるほどの何かが自分にあるのか疑問であるのだが、魔族特有の価値観がきっとあるのだろうと思う。瞳を細くした彼女の顔が近づけば、無意識に眉に視線を向けて)…これは此方が見誤ったなあ…魔族にも情けはあると思ったが、人間の尺度で考えすぎたな…(これは手痛いミスだな、と自分の非を認めて肩を竦めた。一瞬浮かんだ彼女の悪戯っぽい表情に、ん?と首を傾げ)ふわふわもふもふねえ…確かにうちのもふんわりした毛並みだけど、少々毛は硬いな…(年老いて毛の色は落ちたか白くなってしまったが、毛並みはもふり、とフワフワとしているように思える。彼女の嗜好に耳を傾ければ、不意に両手で胸を押されて、あっ、と声を上げて湯に落ちていく―――が、バランスを崩して咄嗟に何かに掴まろうとした腕が、胸を押した彼女の腕に伸びた)
レティシア > …魔族に情?そんな物、期待して裏切られたら、命がいくらあっても足りないわよ。(女は時折、人間と魔族の差を思い知らすような言葉を口にする。それは無意識なのか、何か意図があるのかは不明。しかし、そんな辛辣な言葉を口にしたかと思えば、自分の嗜好を楽し気に笑いながら口にもして)  …あら、でもあの子のお耳と尻尾は立派だわ…(未だ、口ではモフモフ好きを披露しつつも、笑顔で男を温泉へと突き落とそうとする。しかし、相手がこちらに腕を伸ばし、自分の腕を掴んだ事は計算外だったらしい。大きく瞳を見開かせ、振りきる暇もなく、一緒に温泉へと落下していく女と男。――ザパーンっっと音をたて、盛大な水しぶきをあげて温泉へと落ちて、どの位の深さが判らず、湯の中でもがいていて)
オーベ > そうだな…それでも、裏切るよりは裏切られる方が気持ち的には楽だけどな、こちらが勝手に期待してるだけだし(生命がいくらあっても―――という彼女に、大袈裟だな。と苦笑を浮かべる。話題が老犬に移っていき…)アイツはもう、老犬だからな…精力奪ったり何だりはしてくれるなよ…無いとは思うが、一応、言っとく(老犬の危機…というと大袈裟だが、彼女は魔族…価値観の齟齬はよくあることなので、一応、手を出すなよ、という風に警告をしておくに越したことはない―――藁をもつかむ思いで、伸びた腕が彼女の腕を掴み、そのままザブン、と温泉に落ちた。掴まるものがあったのでそれほど慌てることもないのだが、自分以上に慌てている様子の彼女に気がつけば、更に冷静になったように思う。掴んだ腕を軽く引き寄せるようにすれば、そのまま水面から顔を上げる………何の事はない、膝程度の深さであった)
レティシア > ……お前、あたしをどういう趣味だと思って?…獣の精気をもらうほど、獲物には困ってないわ。(ツンっとそっぽを向く暇もなく、一緒に温泉の中へと落ちてゆけば、女にして珍しく、ドレスの重みもあってか、我を忘れて湯の中でもがいている。相手に腕を掴まれれば、そのまま身を寄せて、男の首筋へと両腕でしがみついた。水面より顔をあげ、やっと空気を肺に取り込めば、はぁっと息を吐き出し) …ちょっと、何をするのっ………(額に濡れた髪を貼り付かせたまま、目の前の男へと、抗議の声を上げる。発端は自分の悪戯である事は、既に忘れているらしい。濡れたドレスの下には下着の類を付けていないのか、身体のラインが露わにもなっており、女は「もぉ」と勝手に怒ったような声もあげていて)
オーベ > …魔が差すって事もあるだろ?(魔族だけに。と続けて口から出掛かったが寸前で堪える。―――もがいて溺れかける彼女を引き寄せれば、そのまま、彼女は両腕を首筋に伸ばして掴まりしがみつく。顔を上げて彼女の抗議の声を聞くのは良いし、事の発端をすっかり彼女が忘れてしまっているのも何ならこの際構わない。彼女の衣服が濡れ、身体のラインが浮き上がり、その身体でもってしがみつかれるとやわらかな部分だったりが押し付けられて割と気が気でなかったりするが、そんなことはおくびにも出さず)…元はといえば、レティが湯の中に俺を突き落とそうとしたのが悪いんだが…(ぽそり、とそう言いつつ。彼女の額に張り付いた銀糸の髪に指先を伸ばせばそっと払おうとして)…ずぶ濡れだな…どうする?小屋まで来れば乾かしてやるくらいはするが?(どちらが悪いか、と言い合っても仕方ない気がし、とりあえず現実的な意見として服を乾かそうと提案する。ひょっとしたら、彼女は魔術や何かで簡単に乾かせるのかもしれないが、腕の中の柔らかい感触にそこまで頭が回らず若干冷静さを欠いているのかもしれず)
レティシア > (水位は、膝で立てる程であるのに、未だ、男の首へと回した両腕を解こうとはせず。濡れたドレスでお互いの身体を密着させれば、その反応を伺おうとしてか、相手の表情を覗き込む。額へと張り付く髪に相手が指先を伸ばすと、きゅっと瞳を閉じつつ) …反撃したら、更なる攻撃を覚悟なさいと忠告はしたわよ?………ドレスが渇くまでお邪魔するわ…それなら早く帰らないとね…日が暮れたら冷えてしまうわ…。(相手の提案に頷いてから、ふと視線を空へと向ければ、随分と日が傾いたような気がする。目の前の相手に、すっと顔を近づけて、掠めるように口づけてから、絡めた両腕を解き、その場に立ち上がり、相手に行くわよと促して)
オーベ > (彼女が自分に掴まるのは別に構わないのだが、寄せられる豊かな身体が心臓に悪いというか何というか…これが淫魔の手管なのか、無意識にやってるのかは判りかねるが、じ、と此方を覗き込み、額へ触れれば眼を閉じる様は、何だか可愛らしく思える)…結局、レティもずぶ濡れだからな、余裕を持って降伏を受け入れる度量を持ってよかったんじゃないか?………ん、それじゃあ、小屋まで行くか…そうだ、魔族も風邪って引くのか?(不意に彼女の顔が寄り唇を掠める。突然のことにこれは、何に対する報復なのだろう?と疑問に思いつつも彼女に促されるようにして立ち上がり、湯から上がる。彼女を伴い、小屋まで歩いて行くのであった)
レティシア > ――あら、偶には反撃する相手がいないと退屈になるだろうと、言ったのはお前よ?(相手の心情を知ってか知らずか、男の腕の中で憎まれ口を叩くのも相変わらず。反撃というよりは、偶然の事故に近いのだが。相手に風邪の事を聞かれれば、少なくとも、自分は今までかかった事はないと告げ。そのまま、濡れた身体を引き釣りながら、相手と共に小屋へと向かう。道中、相変わらずの問答を繰り返しつつ――いつまで、男の小屋に居座るか2人のみが知ることとなり――)
ご案内:「森の中に湧き出る温泉」からレティシアさんが去りました。
ご案内:「森の中に湧き出る温泉」からオーベさんが去りました。
ご案内:「メグメール・路地裏」にローパーさんが現れました。
ローパー > 場所は王都の路地裏。貧民街の奥地。
危険が集うこの場所に、そっと産み落とされた一匹の魔獣。

食欲は貪欲で、今は男女問わず体液と精気と魔力を吸い取りたい。そんな欲求だけが募り、うねうねと動き回る。

彼らは確実に、増殖と移動を繰り返し、密かに進行していた…。

ご案内:「メグメール・路地裏」にリーシャさんが現れました。
リーシャ > (今夜の仕事は路地裏の魔物退治。何でも触手がはびこっているとのこと。まさかそんなとは思いながらも、件の路地へとやってきた。すえた臭いのする薄暗いそこは、近道として駆け抜ける以外には使われないような場所。その一角で、腰の刀を抜くと嗅覚を利かせながら踏み込んだ。確かに不穏な臭がする。その気配を捉えようと意識を研ぎすませながら)

「――ん、どこに、いるのかな……?」

(小さくつぶやきながら、警戒しつつ歩みゆく。どんな魔物でも油断はしない、という意志を秘めながら。)

ローパー > くねり、くねりと触手を地面につけて、近づく足音を探知する。
路地裏は歩く人は少ない。ゆえに対象がどこにいるのか相対距離を測ることができる。
体重、匂い、歩幅、からその存在を認知し、相手が小柄な女性だとわかれば体内に毒素を産み出し、地面や岩陰からシューッ、とガスを吹き出していく。
相手が鼻が効く冒険者であればあるほど、この催淫と催眠を織り交ぜたガスは効くだろうか。
少女が気づかなければぽーっとした意識のまま無意識に武器を手放し、人気のない路地裏の隅へと誘われていくだろう。

リーシャ > (さて、どこだ?どこにいる?匂いと音を頼りに相手を追い詰める。何かの蠢く音を見つけるとしめたと思い、気配を消して近寄る。まさかその前に足音で気づかれているなどとは考えても居なかった。ふわり、と目の前にはモヤのようなガス溜まりが現れる。――ならば、と剣を右手に体勢を低くして突っ込んだ。其れが悪手だとも知らずに)

「そこっ!……あれ?たしかに、そこにいた、はず――」

(貫いた先は、石畳だった。逃げられたのだろうか、と思った次の瞬間、足の力が抜ける。アイオーンの加護による身体強化に寄って鋭敏になった嗅覚が、呼吸器が、催眠催淫効果のあるガスを吸い込み、一瞬で吸収してしまう。びく、と一度震えると同時に書き換わる思考。あぁ、早く、早くいかないと――。

故に少女は、大切な刀を足元に落とす。同時に波紋のように地面が波立つと、剣は波の中心に飲み込まれて消えていく。――少女以外の者にその剣を使われないようにする措置だが、催眠にかかった今では剣を呼び出すことも出来ない。どこか茫洋とした、ただ中を見るような視線を路地裏に向けながら、少女は奥の隅、よりジメジメした暗がりへとおぼつかない足取りで歩いて行く)

ローパー > ゆっくりと、ガスは少女に浸透していく。
うつろな瞳でこちらへとやってくる少女に、ガスは次々と指令を与える。
”走れ”
”全速力でここへ”
”深呼吸、何度も、何度も”

息を切らせて、深呼吸を命じる。ガスをより吸うように、肺から頭の中までたっぷりと染み込ませるように。
それを繰り返すたびに、リーシャの体は熱く疼き、意識はより霞がかかり、まるで媚薬のお風呂に浸かってるかのように、燃え上がっていく。

”邪魔なものを取り払え。服も・鎧も・全部”

抵抗するための一切の力を奪い、一糸まとわぬ姿にしてこちらに誘導していく。

リーシャ > 「――ぁ、ぅ……ふぁ、ぃっ――♪」

(頭の中を駆け巡る指示。其れが絶対なもののように思えてくる。体が勝手に全力を開放して、一陣の疾風のように少女は奥へ奥へ突き進む。呼吸など考えない、戦闘時の全力と同じ加速。一瞬姿が掻き消えて、やがて風が後から続く。上から見れば、風が渦巻いている様子が見えるかもしれないほどの高速移動。そしてやってくる路地の突き当り。止まると同時に汗が吹き出て、酸欠に喘ぐ体がガス混じりの空気を望む。深呼吸を何度も繰り返すと、よりガスが浸透して、媚毒による発情を露わにしていく。

下腹部が燃えるように熱くなり、呼吸は荒く激しくなって、なんだか頭の中が蕩けてぐずぐずになってしまったかのようで、幸福に近い浮遊感がある。やがて次の指示には頷くと、革の装備を外し、布の服を落とし、守護の魔法を解き、尻尾と耳を露わにした状態で下着すらも脱ぎ捨てた。その秘所は蜜でしとどに濡れており、足元の石畳を濡らす。靴も脱いで一糸纏わぬ姿になると、路地の奥深くにしゃがみ込む。――それは、尻穴に魔物を迎えるべく、少女の内から生まれた服従の動きだった)

ローパー > 全裸でかがみ込みお尻を差し出した少女に、触手が地面を這うように近づく。
ゆっくりとするすると触手を近づけると、ツプン、と菊座の中に触れて、その感触を確かめながら、まだ挿入は行わず体に巻きついていき。

両手両足に絡みつくように数本伸びれば、一本がその口の中に飛び込み、トクントクンと体液を飲み干させていく。
先にリーシャが浴びたガスの原液。強い催淫と、催眠作用を持つそれを溢れんばかりに飲み干させていく。

コクン、とそれが嚥下され吸収された瞬間、リーシャの愛液は止まらなくなり噴水のように吹き出すだろう。
頭の中には聞いたこともない淫らな言葉、仕草、表情、行為が次々にフラッシュバックしていく。
そして、触手は眼前に近づいてガスを吹きかけながら命令を下す。

”不純物を全て外に出せ”

その言葉が響いた瞬間、膀胱が、直腸が、胃が激しく体動し、リーシャの意思を無視して放尿・糞便・嘔吐を繰り返していく。
そしてその行為がまるで恋人とともに夜を過ごすかのような快楽に変換されて脳内に響いていく。

リーシャ > 「は、ひぁ、ぁ――はぁ……♪」

(舌を突き出し、いつやってくるかわからない"主"を待つ。やがて足に絡みついてくる、ぶよぶよしたそれは、そのまま体を絡めとり、尻だけでなく両手両足の自由を奪う。その内の一本は口元に入り込むと、ぐりゅ、と喉奥近くまで入り込み、膨れると同時に多量の液体を吐き出した。逃げ場なく嚥下されていく其れは、強烈すぎる催淫催眠効果を持つ液体。がぼ、がぼ、と多量に飲み込むと、腹部――胃の当たりが膨れ始める。腹の肉付きが薄いからか、中の変化がありありと分かった。)

「んぐっ、ん、ぶっ――んむっ……んぶぅううっ♪ぶふぁっ、う、えっ、んぶっ、ぇ、げぇっ――」

(脳裏を焼き、記憶に刷り込まれる言葉、仕草、表情、行為――その全てが自分の経験に上乗せされていく。刹那の内に脳内で経験が増えて、今までしたこともない行為を、しかししたことがあるかのように快楽を受け取って潮を何度も吹き出した。尿道が、尻穴が、緩んで開いて奥の物を吐き出させる。気持ちいい。甘い快楽に頭の中を埋め尽くされながら、少女はすべての穴から汚濁を吐き出す。多量の薬液とともに胃の中身を、尿道からは黄色の聖水を、そして尻穴からは腹の中に秘していた数日分の汚濁を。その全てを路地裏の石畳に放り出し吐き出し、がく、がく、と快楽に大きく身を震わせていた)

ローパー > 大量に石畳に不純物を吐き出したリーシャの体は、不浄なものが何もない極上の肉へと変わった。
それを味わうようにゆっくりと膣内に、菊座に、尿道に、それぞれ触手が伸びてねじ込まれていく。
排泄の快楽を思い出せるように、奥まで入ってはゆっくりと引き抜かれて、一度完全に抜ければまた深くねじ込まれていく。
徐々に太く、徐々に固く、徐々にいびつになる触手を次々と飲み込ませながら、穴という穴を開発していく。

リーシャの頭の中には 主を喜ばせるために淫らな仕草、言葉遣いが劣情とともに浮かび上がってくるだろうか。

リーシャ > 「は、ひゅっ――♪ごしゅじ、ん、しゃまっ、よーい、できま、したぁっ♪」

(あらゆる汚濁や不浄を吐き出し終えた少女は、甘ったるい言葉で触手にねだり、腰をふる。同時に差し込まれる触手。その熱さと太さに目を見開いた。少女の体は、はらんだあらゆる存在を守護する加護がかかっているため、今までに孕んでいるものについては万事保護される。――だが同時に、其れは少女の体が苗床に最適であることをも示していた。孕んだ卵を潰すことも、浄化することも加護によりできなくなるのである。ず、ずず、と肉穴をこじ開けられては、引き抜かれる。尿道が痛くて熱くて気持よくて。秘所と尻穴はもうすでに快楽しかない。3つの穴をそれぞれより太い触手で拡張され、尿道は指が入るほど、尻穴と秘所は細身の瓶が入るほどに拡張されてしまうと、特に弱い尻穴をキュゥキュゥと締め付けながら)

「くひ、ぃ、ぅんっ♪ごしゅ、じんしゃまっ、お、おまんこと、けつまんこぉっ♪ほじくりまわ、されてぇっ♪んぃ、ぃいぃっ♪きもちい、でひゅっ♪お、しりっ、おしりぃっ♪けつまんこ、ほじって、ほじってぇっ♪」

(甘い甘い、尻穴の快楽にのめり込みながら、こぼれた涎をも拭えずに、ひたすら腰を振り続ける。快楽の怒涛を受け入れるために)

ローパー > ぐじゅり、ぐじゅりと触手が音を立ててねじ込まれれば、拡張された穴をこれでもか、と往復し叩きつける。
膀胱まで到達した触手はかき回すように引っかきながら、ドプドプと体液を注ぐ。それは尿のようにすぐに染み込んでから触手の隙間から溢れていき、排尿をし続けてるような快楽が襲うだろうか。

腸内へ潜り込んだ触手は途中で枝分かれし、1つは結腸、直腸を進み内臓を全て削りながら消化器官を性感帯へと変えていく。
そしてもう1つは、細く糸のように変化すると 腸内に穴をあけて体内を移動し、子宮の裏側まで到達する。

そして膣内から子宮へたどり着いた触手は、腸内から来た触手と互いに魔力を発し、子宮を、卵管を、卵巣を、ただの生殖器官ではなく性感帯へと作り替えていく。
1度魔力に負けて絶頂すれば、快楽のボルテージが上がり、10回も絶頂すれば卵管に触手が入り込んで。20回も絶頂するころには卵巣を犯されて咽び喜ぶように。
50回目の絶頂でリーシャの下半身は全て主人を喜ばせるものに変わったことを実感し、苗床へと堕ちることを宣言してしまうだろうか。

リーシャ > 「ぐぅ、んっ、んんっ――♪あ、ひっ、おにゃ、かっ、おくまでっ、やらぁ、やぁっ♪とけ、りゅ、こわれりゅぅっ♪し、きゅ、じゅぶじゅぶってぇっ――♪」

(意識は飛びかけていても、なんとなく何をされているかは分かる。今やられている行為が女性として破滅的な行為なのも、無論だった。アイオーンの加護故に人間の娘を孕めなくなることはないが、触手による改造を施されてしまえば排卵周期の過密化やあらゆる生物の懐妊――ひいては、魔物の苗床として最適な身体に変更されていく。圧倒的なまでの破壊。それは、少女にとって恐ろしい物のはずなのに、何より気持ちよかった。腰が跳ね、喉が震え、穴という穴から体液が吹き出す。絶頂の痙攣、その連続。子宮を、卵管を、卵巣を、そしてひてはその奥の卵子や、それになるべき細胞の一つ一つをも、破滅させられてしまう。――破壊されることの喜び。自殺願望にもにた破滅志願がそこにはあった)

「ひ、ぐっ♪あぃ、ぃっ、ぃいいっ♪りゃ、えっ♪らん、そう、とけゆっ♪こわ、れてっ、ごしゅじんしゃま、せんようの、はらみにくあなに、なっひゃっ――♪」

(50などという回数はすぐだった。尻穴を目いっぱいに開いて快楽を享受する少女は、泡を吹きかけながらも腰の動きを止めはしない。イってイってイく無限地獄。その果てに告げるのは)

「か、ひゅっ♪わ、わらひ、はっ、ごしゅじ、ん、しゃまのぉっ♪にゃえどこ、どれーに、なりまひゅっ♪おにゃか、いっぱい、はらませて、しゅっさん、さんらんあくめっ、いっぱいくだひゃい♪」

(呂律の回らない言葉で誓ってしまう。苗床としての堕落の宣言を。奴隷になるという誓約を込めて)

ローパー > ゴリュゴリュと肉穴をほじり返しながら、完全に堕ちた少女の魔力を、精気を吸い取り、自身の力と栄養を蓄えながら突き進んで行く。
腸内で分岐した触手が胃袋まで到達すると、お腹を腸の形に歪ませて、本来ならば苦痛で悶絶死するものでも、触手の与える体液と鍛えられた冒険者の力で耐え切れてしまう。
それは胃袋で丸くなるようにとぐろを描き、そこに居座ると、体をプツプツとちぎって細かくしていく。

リーシャにはそれが意味することが本能的に理解できるだろう。
これは苗床としての予行演習。しっかり出産させるための前準備。
少女の脳裏にそう走った瞬間、ちぎれた細かい触手が喉へ、腸へと突き進み、性感帯となった消化器官を突き進みながら、口から、お尻からひり出されていく。
何匹も何匹も、全部でそれぞれ100匹ほどの分身が、我さきにと飛び出して少女に人外の快楽を刻んでいくことだろう。

リーシャ > 「んぎっ、ぃ、ぅうっ――は、ぐっ……ぁ、んんっ――ごしゅじん、しゃまの、あかちゃんっ♪いっぱい、いっぱいぃっ♪」

(腹の中に変化が起こる。プツプツとちぎれた触手が、100もの群体となって喉や尻に出ようとしてくるのだ。其れを意志でせき止めるのは少しでも快楽を得るため。――少女の魔力は加護による回復で無尽蔵。いくら飲み込んでも飲みきれない泉のようなもので。痛みや辛さすら快楽に変換しながら)

「んぶっ、ん、ぐっ――うぇ、ぇっ、げ、ぶっ……ぉ、ぇえっ――♪」

(喉から吐き出されていく蟲のような触手も、尻から排泄される触手も、その両者は100ほど。合計で200を吐き出すと、それらは下水に紛れて散っていく。退治するはずの触手を増やす苗床に変わってしまった少女は、町に魔物がはびこるための準備を整え、着実にその脅威を増やしていく)

ローパー > 少女の体が出産に耐えれることを理解すれば、魔獣は満足げに一度すべての触手を少女から取り払う。
膀胱からズルッ、と抜ければ放尿は止まらなくなり。
子宮から引き抜けば物足りなさが付きまとい。
腸内から引き抜けば長い長い排泄を行ってるような快楽が少女を襲う。

自由を与えた少女にまず望むことは、完全な支配。
もちろん永続的な支配はできないので条件を付けて支配する。
その条件は後ほどつけるとして、まずは少女の忠誠心を試す。

”雌としての自覚を促すために、牡を誘う仕草をしてみろ”

リーシャ > 「んいっ、ひ、ぃ、ぃぅうっ♪あ、ぅ、っおにゃかっ、れ、りゅ、でりゅぅっ♪」

(石畳に手をつき、尻を思い切り下水につながる排水口に向けての排泄。蕩けきった表情は幸せそうで、排泄の快楽が全てだとでも言わんばかりだった。やがて、触手たちが触手達が少女を苗床に足ると認めたなら、その栄誉を噛みしめるように、今もなおそこに鎮座する職種へと尻穴を向け、秘所を開き、這いつくばる雌の姿勢で、大きな声で)

「ごしゅ、じんさまぁっ♪貴方の、マゾ雌、苗床の、リーシャは、オマンコと、ケツマンコが、とろけるまでかき回されて、触手様を放り出したい、ですぅっ♪そ、れとっ、ごしゅ、じんしゃまっ、いやしい、りーしゃ、めのっ、けつまんこから、はいせつ、いっぱいする、おじひを、くらひゃいっ♪」

(蜜と腸液を零しながら、腰を艶めかしく上下に動かす。尻尾が揺れ、その下の穴が赤い色を見せる。最早少女は只媚びるだけの雌だった。そこに凛々しい剣士の面影などなく、ただ快楽をむさぼり食うだけの浅ましい苗床に成り果てていた)

ローパー > ひり出された触手は元気よく、排水口へ抜けて街のいたるところに散布していくだろう。
決して表舞台には出ないが、この街に1つの影がまた落とされていくことになる。

雌の仕草で懇願する少女に、触手は応えるように鋭く、臀部を鞭のように叩く。
パンパンッ!と間違いを犯した生徒に仕置をするように、先端をハエたたきのように拡げてお尻が赤くなるまで叩き上げて。

そしてここを忘れたのか?と言わんばかりに、親指より太く固く、茨のようなイボがついた触手を尿道へねじ込み、削岩機のように激しいピストンを行って粘膜を傷つけていく。
狂いそうな痛みと快楽が少女を襲い、そして子供の肉棒ならくわえ込めるのでは、というほどまで拡張し、痛々しいほどに拡げては膀胱まで犯し抜いていく。

わかったか? とでも言いたげに尿道をこじ開けると、今度は褒美として菊座に触手をあてがい、濃厚な排液を行う。
ドプドプと注がれて胃腸を満たしていけば、それはすぐに固まってジェル状になり、激しい排泄欲が襲うだろう。
そして排泄が始まり、中身がなくなりそうになれば、口から触手をねじ込み、追加するように排液を行い、排泄アクメが止まらなくなってしまうほどに開発していこうと。