【イベント『王都から騎士団・冒険者等への緊急要請 「血の旅団」討伐依頼』開催中】
現在、王城の地下では「血の旅団」が占拠する城塞都市アスピダ攻略のため、大出力の魔導機械の改造や開発が研究されている。
また、魔導機械開発のための魔力を補うために、秘密裏にミレー族を王城地下に集めての魔力の吸収が行われている。魔力の吸収のためには性的な絶頂をさせるのが効率的であるとされ、そのために魔導機械に拘束されているミレー族の姿も見える。
王都マグメールの“王城”
その名の通り、王族が住む城であり、増築を繰り返しているためかなりの巨大さを誇る。
城内には王族のための謁見室や私室、浴場などが完備されている。
城外やその周辺には王族のための邸宅が庭園、様々な施設が存在する。
最も安全に思われがちだが、実際には王城内で、王位継承権をめぐる様々な争いや陰謀が起きている。
王位を狙う王族はもちろん、王位を狙っていない王族であっても、政争に巻き込まれることはあるだろう。
か弱い姫を狙って、毒牙にかけるような大臣や役人も最早珍しくはない。
罠にはめられて奴隷に落とされる王族とて存在している。
城の中とて、安全ではないのである。
地下牢や調教室など、歴代の王族の悪趣味な私設もここには存在している。
※王城やその周辺として様々なシチュエーションや施設を考えてお入りください。
王城ですが、理由さえあればどのような身分の者でも入ることができることとします。
●この部屋には固定パスワードが設定されています。
参加者(0):ROM(1)
Time:04:27:24 更新
ご案内:「王都マグメール 王城/庭園の東屋」からユーゴさんが去りました。
■ユーゴ > 暫しの休息の後、身形を整えその場を後に――――。
■ユーゴ > 王城の中に数多に造られた庭園の内の一つ。
その東屋の中で、一人長椅子に腰掛けている青年の唇から、
細く、長い溜息が吐き出された。
ここまで案内してくれた使用人には、出入り口で控えてもらっているから、
周囲に人が居ないのは把握済みだ。
多少気を抜いて、溜息を吐いても問題はないだろう。
普段の装いとは違い、人前に出る為に繕われた豪奢な刺繍の施された上下の服。
長い髪も、前髪ごと後ろへ流され、編み込まれて一つに結ばれている。
それも、後で直せるから、と言う理由で、今は軽く崩してしまっているのだが。
ご案内:「王都マグメール 王城/庭園の東屋」にユーゴさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城2」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。
■メイラ・ダンタリオ >
王城内では暗がりで行われることは多い。
王族という立場すら盾にならない者がいる始末だ。
理性的な一人がいた。
危険な匂いに敏感な一人がいた。
腹の中は脂身と贅肉と胃液で腐った酒肉を詰める外道の一人がいた。
それらが神妙な顔で時折メイラに尋ねる。
一体、何があったんだと。
王城内での動きにただでさえ肌に汗を流さない日はない
危険な匂いに敏感な鼻はツンと奥にくるようだ。
臆病者の兎の眼で 次の主君 を誰にすればいいのかを求める。
そう言った者が王城内にいることが増えたメイラに問いかける。
先日から後ろ盾にいるあのイカレ姫と何があったんだと
協力できることはないのか。
と。
媚びも横流しでもない
生き残る手段を得る為の腹を明かした話。
それでも、メイラは本心を語ることはない。
けれどもボソリと一言。
「―――斬らなければいけないクソッタレがいるだけですわ。」
と、アスピダよりも優先する敵対者が確実に王城にいることをにおわせる。
全員が難しい顔をしている。
全てを無視して斬りかかれる獣同然の女が行動に移さないのは
物事がまだはっきりしていないせいだとわかる。
腐った脳髄でも理解できるだろう。
メイラ自身、顔付きは赤い瞳は奥でギラつき、白い乱杭歯は錆び知らずの肉厚なトラバサミのようで。
メイラに余計なことをしでかした、馬鹿の焙り出しを始める者が出始めるのだろうか。
「わたくしに何かしたいのなら、エリシエールにでも媚びなさいな。
あんなのでも、王族の一人ですわよ。」
そう言って、腰の大刀 兜金を包む手
黒鉄で覆われた五指の先 手の甲はミシリと力を入れて鉄の悲鳴が小さく喘ぐ。
■メイラ・ダンタリオ >
王都マグメール 王城
昼の王城内 天候は雨近づく曇り
王城内 腰に二刀を差すいつもの黒で統一された一張羅姿
豪奢な貴族服とは違い、その姿は単純なもの
半袖から覗く、親から賜った両腕肌に黒い刺青墨絵というイレギュラーさ
下半身は短パンにスリットを加えた姿のせいか、王族貴族とは呼べない姿だろう。
上等な冒険者風ともとれる仕様は、初めて見る者や他所からの視線は、やれば侮りを見せる者もいる。
しかし王城内に普段いる王族貴族からしてみれば、時偶にしか姿を見せない戦馬鹿
その姿は先王にしか心が行かない“イカれ”の一人は、もはや誰もが知っている。
此処一定期間アスピダに赴かず、必要性のみでタナールに赴く姿に焦りを抱く者もいた。
アスピダ攻略の膠着では、壁を越えて染みのように広がる賊らを屠るだけでいい。
だが、その戦力 メイラを含むいくつかの異様な集合体
及びメイラが何かを目論んだと噂される、いくつかの主戦力がアスピダに赴く事に対する鈍さ。
これは他所から埋め合わせを送り込まなければいけないせいか、昼行燈を決め込んでいた者
日の目を見なかった者などが送り出されていくことになる。
王族貴族に逆らえない消耗品同然の者らもそうだ。
・戦場への流れが変わった事
・なぜメイラ・ダンタリオを含める轡を並べた者がアスピダへの脚を鈍くするのか。
肥え豚貴族らは税金泥棒の無駄飯喰らいだと罵る一方で、メイラが絡めば口をつぐむ。
王族貴族内での派閥争いの者らすら、アレが赴かない現状と王城に居る事
“王城に優先すべきなにかがある”
と踏んだ者がそれなりに出来上がるのも無理はない。
いくつかは既に動きを見せているのが、現在の王城内での一幕の一つ。
ご案内:「王都マグメール 王城2」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城/練兵場」からヴァンさんが去りました。
■ヴァン > いつの間にか、人影も少なくなってきた。
頃合いかと男は立ち上がり、練兵場から去っていく。
■ヴァン > 他のことを考えようと努めるが、結局は元の話題へと戻ってしまった。
家長である父親がそうであるように、この男も中央政治に興味はない。
興味はなくとも、王国がなければ所領の保全が困難であることは理解している。王国なくしてラインメタルなし。
シルバーブレイド家は粛々と東方・南方との交易で金を稼ぎ、兵站に変えて最前線である北方の辺境伯へと送っている。
血や汗でなく金で貢献するスタイルは多くの王侯貴族からは理解されないが、気にはしない。
(うちは海軍が主で陸上戦力は防衛戦特化だ。ハテグにせよタナールにせよ、お荷物にしかならん)
文句を言うのはそんなことすらわからぬ者達、ということだ。あるいは、血で贖わぬ姿勢が気に食わないから文句を言うのやもしれない。
考えるのを中断し、練兵場の様子へと意識を戻す。
最前線が遠いこと、戦争があまりにも長期化していることから、訓練の風景はどこか平和にすら見える。
■ヴァン > 月に一度の練兵場での鍛錬。
悪名が知れ渡ったのか、賭け試合に乗ってくる者はいなくなってしまった。近づこうとすると露骨に逃げる者ばかり。
銀髪の男は軽く肩を竦める。正規騎士団の徴兵が行われる時期も近い……そうなればまた『授業料』を得られるだろう。
壁際にある長椅子に腰掛けた後に騎士や兵士たちの訓練の様子を眺めながら、練兵場に来る道中のことを思い出していた。
「……内紛をする暇があるってことは、しばらくこの国は安泰だな」
皮肉交じりの呟き。どうやら王宮内がきな臭い。貴族や騎士達がする噂話を耳にして男は鼻を鳴らした。
有力者の対立、そんな話の続きは大抵『どちらにつくのが良いか』という内容だ。
魔族の国という明確な外敵があっても――いや、あるからこそ内部の権力闘争は終わらない。
スキットルを取り出して中身を軽く呷り、かぶりを振って思考を振り払う。
どうせ考えるならばもう少し楽しい話題にしたいものだ。あるいは身体を動かすか。
ご案内:「王都マグメール 王城/練兵場」にヴァンさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】」からジーゴさんが去りました。
■ジーゴ > 駄目だと言われて、王族に触れんとばかりに近づいていた少年はようやく止まる。
欲に飲まれた瞳が残念そうに揺れる
魔法に突き動かされても、奴隷の獣は命令はなんとか聞くようだ。
直接触ってくれることはない王族の指先の動きに、切なそうに腰が動く。
「あ…」
気がつけば、さっきよりも周囲の視線は熱く、そして荒い呼吸も近い。
舞踏会のために着飾った紳士たちが、その服を緩め、性器を露わにしているのをみると、自分に欲情しているのだと改めて興奮は昂り始める。
「わかりました、ご主人様…ッあ…ンっ…」
また、勃ち上がり始めた自分の性器に手を伸ばすとまた扱き始める。
自分の亀頭を刺激しては、腰を小さく痙攣させ、甘い声を漏らす。
胸の小さな突起を刺激しては、じわりと鈴口から蜜が溢れ、
物足りなさそうに腰を揺らす。どんどん荒くなる呼吸。
その様子に何人の貴族が、王族の少年の命を破り、少年に手を伸ばそうとしただろうか。
それはもちろん、王族の地位の高さを前に未遂に終わるのだけれども。
「イっちゃう!ッああああああ!」
何度も自分で性器を扱いて、とうとう再び迸る獣人の白濁。
まだまだ勢いは衰えることなく、自身の胸まで汚している。
周囲の貴族も何人か小さく呻き声をあげて、どうやら達したようだ。
何度これを繰り返した頃かはわからないけれど。
周囲の貴族が一通り、興奮をおさめた頃に、ようやく個室で王族に嬉しそうにご奉仕する玩具の姿。
獣の啼き声が夜中、王城に響いたことだろう。