・フェブルアーリアの魔術
家を興した始祖…その番の海竜の力を再現したもの。
フェブルアーリアの竜はその動作や身体、存在すべてが魔法であったとされる。 それらを分解・解析し、体系化したものがフェブルアーリアの魔術なのだ。 竜の身体の再現はもちろん、水の変化、防壁…海流の操作や、再生力の強化…等々、 この魔術の用途は多岐にわたり、それら全てを修める事で”竜”そのものを再現できる。
・源龍回帰
不老であり、非常に頑強な肉体を持つ。無論、身体能力も規格外。
莫大な魔力を保有しており、体内の魔力を扱う術に長けている。 この体内の魔力は主に”光”として現われ、放出される。 これらは彼女のその身が、人ではなく竜に近しいものであるが故の性質。 フェブルアーリアの竜は魔法生命体であり、魔法によって生命活動を行う。 故に先祖返りのフェブラリアの場合、フェブルアーリアの魔術を感覚的に使用できる。
・魔力の味覚
魔力を主食として捕食するが故に持ち合わせる能力。
その魔力の属性や性質を味覚として捉え、感知できる。 純粋な魔力分析としても使用でき、この能力で魔力の研究を行っている。
・《壊綺》の力
悉くを破壊する未知なる力。その良し悪しに関わらず破壊する事で0に戻す。
単純な破壊に留まらぬ力であり、傷を破壊すればその傷は消失し、経験を破壊すればその記憶すら無に帰する。 内から湧き出る破壊衝動の根源であり、彼女は常に何らかを破壊する衝動に駆られている。 この衝動と力を制御するための自己封印により、 莫大な魔力を保有しながらも常に飢餓状態となる程に魔力を消費している。