【イベント『王都から騎士団・冒険者等への緊急要請 「血の旅団」討伐依頼』開催中】
現在、王城の地下では「血の旅団」が占拠する城塞都市アスピダ攻略のため、大出力の魔導機械の改造や開発が研究されている。
また、魔導機械開発のための魔力を補うために、秘密裏にミレー族を王城地下に集めての魔力の吸収が行われている。魔力の吸収のためには性的な絶頂をさせるのが効率的であるとされ、そのために魔導機械に拘束されているミレー族の姿も見える。
王都マグメールの“王城”
その名の通り、王族が住む城であり、増築を繰り返しているためかなりの巨大さを誇る。
城内には王族のための謁見室や私室、浴場などが完備されている。
城外やその周辺には王族のための邸宅が庭園、様々な施設が存在する。
最も安全に思われがちだが、実際には王城内で、王位継承権をめぐる様々な争いや陰謀が起きている。
王位を狙う王族はもちろん、王位を狙っていない王族であっても、政争に巻き込まれることはあるだろう。
か弱い姫を狙って、毒牙にかけるような大臣や役人も最早珍しくはない。
罠にはめられて奴隷に落とされる王族とて存在している。
城の中とて、安全ではないのである。
地下牢や調教室など、歴代の王族の悪趣味な私設もここには存在している。
※王城やその周辺として様々なシチュエーションや施設を考えてお入りください。
王城ですが、理由さえあればどのような身分の者でも入ることができることとします。
参加者(0):ROM(1)
Time:07:10:44 更新
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からヨハンナさんが去りました。
■ヨハンナ > 歩いているうちに問題なく予定の会議室にたどり着いたヨハンナ。
ドアの前の兵士がこちらに敬礼し開けてくれる。
今日も、軍議の時間だ。
(戦場が恋しくなりますね…)
ヨハンナは内心ため息をつきながら、部屋へと入っていく――。
■ヨハンナ > 王城の長い廊下を、かつかつと軍靴の音を響かせながら、ヨハンナは歩く。
その光景自体は、何ら珍しい事ではない。王国軍を構成する騎士団長の一人として、
戦場と同じ程度には彼女には王城でやる事がある。
軍議、軍議、戦力の陳情、戦果報告、戦力の陳情、補給の催促、軍議、軍議、軍議…。
王が決まっていない、つまりリーダーの居ない今の王国では、こまめに粘り強く要請しなければ満足に補給も受けられない。
(しかし…長引きますね、アスピダの争乱も)
考え事をしながら、ヨハンナは歩く。
ヨハンナも属する北部の貴族達は魔族に対する防衛線。
王国、というよりも己の領地を守る為に中央に戦力の増強を要請し続けている。
それは王国西部、ハテグ近辺でシェンヤン帝国と対峙している貴族達も同じ事であり、
北部貴族のヨハンナとしてはそちらに戦力を取られぬよう頭を使う必要があったのだが、
近年では王国東部、九頭龍山脈で新たな頭痛の種が生じているのだ。
(アスピダが使えぬままではタナールの防衛にも支障が出る。何とかしてほしいものですが…)
しかし依然、そちらでは睨み合いが続いている。
王国中央は未だにそちらへの総攻撃命令も出さず、事態は長引くばかりだ。
「……参りましたね、本当に」
ヨハンナは廊下を歩きながら、独り言を呟く。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にヨハンナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からベアトリスさんが去りました。
■ベアトリス > 窓越しの光に、緑の髪が明るい色に透ける。
耳をよぎる言葉には興味深いものもあれば、首をかしげたくなるものもある。
噂話なんてそんなもの。その真偽は自分の目で確かめるとして───。
この場所はそう悪くはない。そもそもが職場でもあるのだが。
席を立ち食器を片付けるよう給仕に依頼すると、官服をまとった貴族の女は己の職分を果たすための場所へと向かうことにしたのだった。
■ベアトリス > 王城内、食堂。
位の高い貴人用の、というよりは王城に伺候する文官、武官が入り混じる。外宮にしつらえられている大規模な場所だった。
休憩時間はそれぞれによって異なるため、利用する人数も時間もまちまち。その出入りを眺めるのはそれなりに時間つぶすのにはちょうどいい。
───その場から就業場所や、赴く議場の距離は計算しなければならないが。
普段さほどかかわらない部署の人員の顔ぶれを何とはなしに覚えたり、王城内の噂話を耳にするのには困らない場所でもあった。
窓際のあいた席の一つに腰かけ。
すでに食事は終えて、食後のお茶といった体。
見るともなしにそんな情景を、聞くともなしにそんな喧騒に耳を傾け。
飾り気のないシンプルなカップを持ち上げると、ゆっくりと傾け丁度良い温度の中身で静かに喉を潤した。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にベアトリスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からプシュケさんが去りました。
■プシュケ > その後、オークションは恙なく開催修了したのだった。
プシュケもそれなりに楽しく一日を過ごしたことだろう。
■プシュケ > 買い手としては、貴族、商人、好事家の金持ち。魔法の物品が出ることもあるので冒険者が入ることもある。
きょうだいの仕切りにより、王城内のオークションながら、身分にかかわらずオープンに開けている場でもある。
やることが無くて、ヒマをしている時は、プシュケのもう一つの趣味でもある人間観察を始める。
貴族たちだけでは、妹が飽きてかんしゃくを起こしかねないことを知っているのだろう。
あまり見ない平民等も入ってくるとなれば、それらを観察することで上手に時間を潰すことも知られているのは、家族仲が良いからだともいえる。
また、購入者が希望すれば、プシュケ自身と話をすることが出来るというようなものもある。
それらを含めると、一般的なオークションとは一線を画すのかもしれない。
■プシュケ > 王城のとあるサロン。だいたいは王族の誰かが何らかのイベント等を行っていることが多い。
今日は、プシュケが主催する……という事になっている……芸術品、工芸品のオークション。
実際には、母が出資し、きょうだいが仕切っているのだが、芸術、工芸品において、プシュケの名前が使われるかどうかで集客も売り上げも大きく変化するため、結局はこうして参加する羽目になるのだ。
オークションステージ上では、きょうだいが雇った信頼できるオークションマスターに任せているし、プシュケ自身はステージと真逆の壁際にある貴賓席でこのイベントを「見て」いるだけなのだ。
もちろん、運び込まれた品物に異変があれば、ベルを鳴らして止めることになっているが、そんなことなどそうそう起きるはずもない。
「……別に私が出なくても問題ないでしょうに。兄さまったら。」
周囲の使用人以外には誰にも聞こえないような声で口の中呟いて、ふぁ……とでるあくびを扇で隠す。
既に来客との挨拶は終わっているからこそ尚更暇なのだが、遅れてやってくる客が挨拶に来たりすることもあるかもしれない。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にプシュケさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城 とある訓練場」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。
■メイラ・ダンタリオ >
訓練場 其処は走り込みや型の反復
練りを行うような重量上げ 狙いを定める弓の的当て
色々ある中で、ふと思いついたようなメイラの行動から始まった。
魔族ならいい 焼けこげるような魔術ならいい
殴られても、焼かれても、一度浴びたくらいではまだ動ける
その胴体に 首に 何度も何度も重ねた業を孕むような剣でならきっと きっと殺せると。
“彼の御方”に捧げる勝利と首と成果と存在意義は、何度も何度も重ねても尽きない。
今最も我慢ならないものは、堅牢な奥深くに存在するであろうクシフォス・ガウルス
そして何度打ち込みを続けても、強者殺しとされる、一歩先へ踏み込み続けようとする相対者を仕留める魔導機械。
エイコーンのような相手に訓練をするにはどうすればよいか。
スクラップと化した魔導機械へ何度も打ち込んでも、この身は斬れる極地までは到達できない。
かといっていずれ破損するまでの耐久限界までは遠く、関節部位を狙って強引にちぎれるようにするばかり。
転がしたり奥深くに埋めたりするほうがよほど利口だ。
何度も痛みと痺れを得ていつまでも剣を握っていなければいつまでも勝てない相手を目の前に
メイラは上等な魔術師を数人連れてきた。
強引だ 貴重な逸材達を、頭を下げたのか無理やりなのか。
「いっそ両手と柄を縛り上げれば、いつまでも戦えるのかも、と子供みたいに思えてしまう。」
赤を滴らせる装甲越しに両手と、赤が滲む柄
限界による皮膚が裂けて血がにじんでいるのか その重量を持ち上げる両手はダメージを追っていた。
目の前にいるのは、汗を滲ませる上等な魔術師様が両手を突き出して織りなす、黒い黒い影の“わたくし自身”。