2015/12/09 のログ
スー >  
コクリと頷いて、流し込んでいる合間に効能を細かく説明していく。

「微生物のかたまりと説明したね。このマジックアイテムは、それを仮死状態にして”餌”があるときだけ、活性化させるっていう仕組みになっているらしい。さっき私も触ったし、そろそろ動き出すはずだが――」

そういっているうち。体の皮膚がちゅうちゅうと吸われている感触がする。愛撫されているような、舌でねぶられてふやかされているような。
そんな感触、首から、降りて胸の谷間。おへそ当たり太腿。
じれったいと想えるほどに丁寧なそれ。
だが、性欲が溜まっているなら、どうにももどかしいようなそれが開始されていく。

「どうだい?」

ドロシー > 「ん……あ、動き出した――」

聞いている間に――ぬるり、と鎧の下で蠢く感覚が肌に広がる。
着たきりの全身甲冑など、中の人間は非常に、蒸れる。『餌』ならば存分すぎるほどにあるのだろう――首から下へ下へと、肌に沿って流れ落ちていく液体が蠢いて、素肌を覆っていく。

「どう――って、その、ええと…――ひゃんっ!?」
答えかけた矢先に黄色い声が飛び出した。
脇の下、太腿の内側、臍の穴――そういう、『普段洗い難い場所』を液体が撫で上げた。

「ちょ、――とこれ、変なとこ――ッ!!」
一部は首筋から頭部――髪へと這いずり回る。鎧の下で無数のぬらついた手が、優しく全身を撫で上げていくような奇妙な感覚。
普段自慰も碌にしない身には強すぎる刺激。
そして、流し込んだ量は多く、鎧の下からは活性化しなかった液体がぽたぽたと零れ落ちていく――

スー >  
「まぁ、餌が多いとこは重点的に洗うだろうねぇ」

そういうものだと、ただ見つめる。
自分が変なことされているのを見られているような感覚。
同時に、蠢き移動を開始する。更に下へと。足にいき、くちゅくちゅと指の間を扱かれて。
そして股下へと潜り込んでくる。一番、餌の多い場所。
ぬちゅっと、襞をかき分けて。割れ目をかき出していく。
ちゅうちゅう、一枚一枚丁寧にすわれて。その感触は味わったこと無い悦楽を生んでいく。

「ほら、実況が止まってるよ」

ドロシー > 「ん、ぅ――いや、そういうもの、ではあるだろう、けど――っ!?」
刺激が強すぎて、立っていられない――浴室の床に座り込んで。兜から僅かに覗く頬は朱が差し始める。
感じるつもりがなくても――全身を、特に普段人には頼めないような『汚れの溜まる』場所を丹念に撫で上げられれば嫌でも声が漏れてしまう。

「――っ、あ――。鎧の下、指先、まで全部、覆って――」
言われれば、言葉に出して説明は、していく。
正直に言えば今すぐにも辞めたくはある――けれど。そういう契約であれば順守するのは性格的なもので。
胸全体をこね回し、脇の下を擽り、足指をねぶられ、臍をほじくり返されて――昂った体はじわり、と濡れ始めてしまう。
その『餌』を見逃すはずもなく。

「――!!?ひぁ――ァー―ぁあァァ――ッ!!?」
『液体』の動きを悟って思わず篭手が鎧を抑える。だが、硬い鎧の下の行為は留められるはずもなく――。
陰核の皮が剥かれ、秘裂が割り拡げられ、尻穴を押し込まれる。抑えていた声は明らかに艶を帯び、老婆の前で見悶え始める。
はたから見れば――何もしていないのに悶えているようにしか見えないのだが。

スー > 「……おや、随分と体を洗ってなかったのかい? すぐ終わると思っていたけれど――」

ほんのちょっと意外そうな声。
そして――

「随分と色のある声を上げるね? 洗っているだけだろう」

ふぅっと呆れたような声。
でもそれはほんの少し、被虐な人を高ぶらせる意味を帯びる。
まぁ嫌がるものは嫌がるだろうが、さて反応はと伺う。

「どうする? やめるかい?」

いいよ、それでもと口にした時はもう既に遅し。
とろとろとこぼれ出る液を啜る微生物は
奥にもっと餌があることを知り、餌を出させる方法を学習する。
尻穴をごりごりとえぐるように侵入し、後ろから膀胱を押し上げて。
皮を剥いた陰核を、的確に覆いしゅっしゅとしごきあげ固くしていく――
ゆっくりとゆっくりと、探すように秘唇の中へと侵入しそしてもう一つの小さな”餌”の貯蔵庫を見つければにゅるんっと――

ドロシー > 「ぃ――あ、らって、るだけ、って――これ、はい、って、くるぅ――ッ――!?」
少しずつ、少しずつ。『液体』の動きが変わっていく。
全身を撫で回すのは変わらないが――大半は『最も汚れている』場所へと集まっていく。
そしてひくつく尻穴を、濡れる秘裂を割り拡げて中へと流れ込んで――内側の襞の一つ一つにまで吸い付いて、『掃除』しようと蠢く。
洗っているだけ、と言い聞かせても、強すぎる刺激に声を抑えられず、悶える身体の制御もできない。
あきれた様子の老婆の前で、脚をぴんと張り詰めさせ、あられもない声を上げながら悶えて――

「――!!?そ、こ――もれ、ちゃ――ァ!?」
声が、詰まる。
秘裂に潜り込んだ『液体』の一部が――別の穴を見つけてしまう。
当然のように潜り込み、押し広げながら流れ込んでいく――細い穴を撫でる感覚は強烈な排泄感を生み出して。
人前で悶えた挙句、漏らすなど――座り込んだ床には一滴の水分も漏れ出してはいないのだが。

やめる、と聞かれれば――答えに詰まってしまう。
羞恥と快感に頭はぼうっと回らず、そうしている間にも『液体』は体内へと潜り込んでいって、内から外から『掃除』するのだ。
すぐに我慢などできなくなって―――

「おね、ひゃ――なんでも、するからぁ!!これとってぇ!おしっこ、も、おしり、もぉっ!?おなか、ごりゅごりゅ、とまらない、から――ァ!?」
必死に鎧の上から押さえても無駄、というのも判断突かないほどに切羽詰まって。
甲冑を着込んだまま、悶える滑稽さにも気が回らないほどに。回らぬ呂律で必死に状況を説明して――懇願する。

スー >  
「……じゃあ、まずは鎧を取らなくちゃいけなくなるけれど、それでいいかい?」

なんでもすると、口にした。まぁ悪徳商業をするつもりはないし。
とるのは別に構わない、が――

「だが、それだとこの試験のほうはだめだねぇ。別な方をしてもらわないと」

それでもいいのかい? と尋ねる。
ゆっくりと――

その間、蠢き。出せ出せというように、膀胱を殴るように食いつき。
じゅるるるるっと、尻穴にどんどん入り込んでくるもの。
だが不思議と圧迫感はなく、むしろ排泄しているかのような快感――

秘唇のほうはといえば、こつんっとなにかが微生物に当たる。
膜――それは、食事じゃない膜。
故に――ぬるりと滲み出るように隙間から入り込んで――
そのまま奥に侵入し。ちゅるんっと、子宮口までやってきて

ドロシー > 「ふ――ゥ、――ん、ぅ――!!」

がくがくと、必死の様子で首を縦に振る。
体内をずるずると押し広げられる感覚は気持ち悪いはずなのに――

「べつ、でも、なんでもぉ――っ!?おな、か、のなか、ぁ、ァ――!!」
ゆったりとした老婆の動きがもどかしい。何度も頷く、その間も体内の動きは止まらない。
尻穴を拡げたまま固定して、腸を抉られ、尿道を擽られながら膀胱が膨らんでいく。強烈な尿意と便意。そしてそれらを垂れ流しているような排泄の快感と、異物が蠢く痛痒感と恐怖――。
ついには――今まで味わったことのない違和感が下腹部に生まれ出す。鎧がなければ、下腹部が確実に膨らみ始めているのが解るのだが。鎧が押さえつける所為で余計にその異物感は強烈に脳に響く。
まさか、子宮の中まで潜り込まれているとは思わないが、ただただ異物感と快感が恐怖と羞恥を生み出していく。

スー >  
「そういうことなら――」

ふむっと頷いて。そっと近寄ってくる。
鎧の勝手がわからないのか、その動きはやはり遅い
老婆だからか、それとも焦らしてるのかそれは分からず。

「あんまり動かないでおくれよ?」

時間はかかるが、ゆっくりと身体から外していく――

微生物は、漸くたどり着いた飯の種があると思われる子宮をおもいっきりこじ開けようと
ごんごんっと殴ってきて。下の方へと意識を集中させれば――

耳の中ににゅるんと入り込んでくるもの――……
そして耳を掃除しているように。くちゅくちゅとおとをならせば脳を犯されているような感触までしてくる。

「……ほら、大丈夫かい?」

結局、だいぶ時間はかかったが。最後に兜を外して。
肌に文字を描けば――
微生物は仮死して―― 一気に穴という穴から、抜け、おちて……

ドロシー > 「ひぁっ――ぅ――ぅ、、あ――ッ!!」
動くな、と言われても――刺激に反応して反射的に悶えてしまう体は押さえつけられるものではない。
それでもこくこくと頷いて、鎧を外す老婆に身を任せる。
ごとり、ごとりと拘束具めいた鎧が外れていけば。顔以外、薄く透明の液体に覆われた傷一つない、均整の取れた肢体が露になっていく。

――肩から先がないのを除けばだが。

「はや――くぅ、これ、へんぅ――!?」
兜の取れた下。端正な顔立ちは恐怖と羞恥と――言い知れぬ快感に歪んでしまっていて。視線が、すがるように老婆を見つめる。
全身を覆う薄い液体が絶え間なく波打ち――耳の中まで侵す所為で老婆の声もよく聞こえていない。
必死に快感を堪える身体を老婆に預け、膨らみきった腹に指先が触れ――

「ん、ぅ――…………――ッッ!?」
一瞬の魔力の流れを感じた。直後にどろり、と肌に張り付いた液体が零れ落ちていく。
体内を襲う刺激も収まり、顔が安堵に緩む――だが、次の瞬間には怯えた様子で身を強張らせた。

スー > 「おやおや……」

快感故か、それとも薔薇の催淫効果のせいか。
声が、しゃがれたものではなく。手もかさかさなものではなくなっているが。
そんなことを気にしている余裕があるかどうか――

「我慢、できるかい?」

優しい声音が耳朶に、振動する。
すれば仮死した微生物が震えて脳を融かすように――

「それとも、ここで出しきるかい?」

いいよ、というように。優しい声が響いて――

ドロシー > 「ん、ふぅ――ぅ――」

先ほどとは違う理由で体が震えてしまう。
疑似的に与えられた尿意と便意に、額には脂汗が浮かんでいき。
僅かに視線を落とせば不自然に膨らんだ下腹部が見えて。僅かでも力を緩めれば漏らしてしまいそう。
とはいえ、強烈な快感の後の身体はあまり力が入らずに――少しずつ、開いた脚の間に水たまりが広がっていく。
そんな状態で周囲に変化があったところで気付けるはずもなく――

「ん――がまん、する――だいじょう、ぶ――」
細くしなやかな腕に支えられ、耳朶を打つ声に、小さく頷いて、答えた。

スー >  
「……なら、先に手洗いかね」

さて、と。支えるように身を寄せる。
その、寄せたのがイケなかった。
ドロシーに描いたのは、浄化のルーン。躰の一切を清潔にするもの。だが――スーにそれを刻んでいるわけもなく。
餌を再認識した、それは移動しようと活性化する。
外に出て、次なる餌の元へ行こうと――

ずるずると、その我慢の淵を破壊して共に出ようと――

蠢き、そして――

ドロシー > 「ぅ――……ん――、――!?」

小さく頷いて、身体を寄せられる――
その膨らんだ下腹部が、ぼごり、と脈打てば――収まったはずの快感が、脳を揺さぶる。
びくり、と大きく体を震わせて――次の瞬間。

「ぁ――ぁ、あ――!?」
老婆の見ている前で、緩んだ尿道から、尻穴から、秘裂から――はしたない音を響かせて、『液体』を漏らし始めてしまう。
再活性した『液体』は強烈に蠢き、尿道を、腸を、膣を抉り、嬲りながら止めどなく溢れだし――

「いや――ぁ、とまら、な――ぃ、ぃ――」
大小の人前での同時排泄と疑似出産の快感が、羞恥が、脳を強烈に白く染め上げる。
うわごとの様に漏れる声は明らかに快感を感じている様子で、かくかくと腰を撥ねさせては、『液体』に交じって――潮を吹きながら。
弛緩した体を支えられて、下腹部が元の細さを取り戻すまで――延々と、浴室の床に液体を漏らしながら絶頂してしまう痴態を演じ続けて。

スー > 「……あ、しまった……――」

自身の失態に気づき、そっと手早く自分にもルーンを刻むが
時既に遅し――

「あぁ、しまったねぇ……」

仮死した微生物は、床に撒き散って。
しかし不思議と、臭気はしない。それが微生物の食事なのだろう。
ただの透明な液体が床に広がるだけだが。
した本人は、そうとうな羞恥をかんじるだろうが――

「随分と、気持ちよさそうだね」

心配して損したというようにつぶやき、支えるだけは支えて。
くしゃりと皺くちゃな/つやのある妖艶な

顔が視界に入る――。

「ほら感想をいいなさいな。一応、そういう契約だ」

耳元で囁くように

ドロシー > 「ん――ぁ……」
ふるり、と最後の一滴まで出しきって、放心したような声が漏れる。
出し切った尿道も尻穴も、秘裂も、余韻に浸るように緩みきって、まだ嬲られているかのようにひくつかせて。
だらしなく広げた脚の間は透明な液体が、バケツでもひっくり返したかのように広がってしまっている。
体内に納まっていたものではあるが――全て『餌』になってしまったようで、臭いも色もない、綺麗なものだが。

初めての感覚に言葉すら出ない様子で、短い吐息を繰り返しながら――覗き込む視線に、蕩けた視線を絡ませて。

「ぅ――ん、見られて――るのに、はずかしいのに――ぞくぞく、って――」
ささやく声――『契約』という言葉に、甘い声が漏れだしていく。
どういう種類の感覚かはわからないなりに――『気持ちよかった』のを何とか、伝えようと言葉を紡ぐ。

スー >  
「ふぅん。こんな老婆に見られながらお漏らしするのが気持ちよかったんだね……」

――変態さんだ

なんて耳元でつぶやきながら。

「さて、それじゃ出したついでに。しっかりと躰温めようか」

にっこりと微笑み。”次”の試験をしようと浴槽を指さし。

「自分で言った言葉、忘れてないよね?」

ドロシー > 「ぅ――」
ひく、と小さく肩を震わせる――言われた内容は否定のしようがなく。
うつむいて―――今更ながらに、顔が赤くなっていく。

「――ぇ、あ――」
放心したままの様子で視線を動かせば――湯気の立ち上る浴槽。

「いや、えと――その、なんでも、します、って言った――」
浴槽から、何をするのだろうか、と老婆の顔へと視線を戻し――目を瞬かせる。
今更ながらに、老婆に、女性の姿がだぶって見えるような気がした、のだが。
それよりも――今は次の事を考えよう。何をすればいいのだろう――そう考えると、下腹部が疼く、気がした。。

スー > 「ん、さてそれじゃ手伝ってもらおうか」

さてその浴槽には何があるのか――……
それを知るのは、二人だけで。

「さっきよりすごいらしいから、頑張ってくれや、ドロシー」

まだまだ、骨董屋の実験は始まったばかり

ご案内:「骨董屋”影の国” 奥の間 浴室」からスーさんが去りました。
ご案内:「骨董屋”影の国” 奥の間 浴室」からドロシーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 宿の一室」にシオンさんが現れました。
シオン > (続き)
シオン > 別に育とうと思ってミルクを飲んでいたわけではない。
酒を飲まない場合に飲む好きなものがミルクなだけである。
胸に触れたのはミルクが欲しいという気持ちは微塵もないどころか、考えてすらいなかったことだった。
そういう考えが浮かぶ相手のほうが、自分からすれば不思議だったりする。

「食べるって…別にいいですけど…」

もう否定してもあまり意味がないと思い、今は相手の乳首に吸い付くことを楽しもう。
吸ってもミルクが出てくることはないのは仕方がないが、別にそれが残念とは思わない。
手のひらに感じる重量感、指が沈み込んでいくような感触は興奮を掻き立てるには十分過ぎた。

「はぁはぁ……ミルクは出てこないですけど美味しい」

味はしないけれど素直な感想だった。
相手の視線が自分のズボンに向いていることには気が付かなかった。
倒れこんだ相手の上に覆いかぶさるようにして、胸を両手でしっかりと揉んでいく。
相手の見方からすればミルクを絞ろうとしているように見えるかもしれないが、もちろんそんなつもりはない。

「ねぇ、ティセルお姉さん、ミルク以外もいっぱい食べたいな」

確認を取るあたりは相手がミルクを与えるという理由でここにいるからで、流石に無理やり襲う真似までは出来ない。
流石にこの状態でこう言えば何を言われているかは理解出来ないことは無いだろう。
理解できないとしたら子供である相手がそういう行為を望むのかというところだろうか?

ご案内:「王都マグメール 平民地区 宿の一室」にティセルさんが現れました。
ティセル > ベッドに腰かけて、少年に胸を吸わせていた。

娘の心情としては、幼子に乳を与えていたつもりであったけれど、
乳房を揉まれ、ぴんと勃ったピンク色の乳首を吸い立てられるばかりで
母乳などは出ていない。
とはいえ、双球を揉み絞られ敏感な先端を刺激されては
相手が少年であるとはいえ、感じてしまわないわけにはいかなくて。

「ちょ、ちょっと待ってくれないか、シオン君」

いつの間にかベッドの上に押し倒されるような体勢になっていたけれど、
首だけを起こしてみれば、胸の前にある少年の顔の下、
乳谷の間に少年のズボンが見えた。
ズボンの前を押し上げて盛り上がっているように見える。

(……いや、まさか。なぁ)

とりあえず上半身を起こして、
圧し掛かっている少年も起こしてやって向かい合おう。
ちらちらと、少年の股間に目を遣りながら、

「あぁ。ミルクは堪能したのかい?
 それはよかった。
 これからもミルクは欠かさず飲むと良いぞ。

 ……うん? ミルク以外だって?
 いや、ええと、困ったな。
 お金はさっき宿代に払ってしまって……。
 まぁ、またマスターに借りておけばよいか。
 いったい、何が食べたいのかな?」

母親にご飯をねだる子供みたいだ。
子供を産んだことは無いのでわからないけど、多分。

燻る興奮を落ち着かせながら、
努めて母親のような慈愛に満ちた笑みを、少年に向けようと。

シオン > このまま流れでいけると思っていたが、そう現実は甘くは無かった。
覆いかぶさっていた身体は簡単に起こされ、自分のいった言葉の意味はまったく理解されていなかった。
わざとなのだろうかと思えるほどの鈍さに、直接的言わなくちゃ伝わらないのかも知れないと思った。

「ご飯が食べたいて言うわけじゃなくて、ティセルお姉さんが食べたいの。
つまりエッチしたいなーって…」

言葉を考えるのは流石にもう面倒で、伝わないともっと面倒なので直球で言った。
相手の言葉を待たずに軽く一度だけ短いキスをして、「しよ」と視線を合わせて呟くように告げる。
あくまで最後の一線は相手の意思を尊重する…強引に押し倒せば、出来るかもしれないがそれは楽しくない。
もし断られたらしょうがないが、出来れば断らないで欲しいと相手を見つめて返事を待つ。
男というよりは男の子という年齢とはいえ、胸を晒してそれを吸わせてもしミルクが出たとしても、それで満足できるとわけが無い。

ティセル > 先ほどまで胸に掻き抱いていた少年の顔をまじまじと見つめてしまう。

可愛い。

こういってしまってはどうかと思うけれど、
自分の子供にしてしまいたいくらい可愛い。
あるいは姉を慕ってくれる可愛い弟か。
弟が姉の胸を吸うのかというのは置いておいて。

「ちょっと待ってくれよ、シオン君。
 君はその、私を食べたいって……エッチとか、
 どういうことか、わかっているのかい?」

と、いきなりキスをされた。

「……!」

がばっと、ベッドに後ろ手を突く形になり、
双眸を開いて少年を見つめる。
自分より年少らしい、幼げで華奢な少年の姿、とその股間を見る。
内側から押し上げられて、こんもりと盛り上がるズボンの前。

「っ……シオン君っ、それは──」

じいぃと少年のズボンの前、股間の膨らみを凝視する。
それはなんだ、などとは言うまい。聖娼である娘にとってはお馴染みのもの。
ただし彼のような少年と閨を共にしたことは無かったので、
こんな小さな男の子がそういう状態になるなどとは思わなかったのだ。

(──私を見て、なのかい?)

胸が、きゅんとしめつけられるように高鳴った。
意外でもあり、俄然興味が湧いてきた。

「驚いたな、シオン君。
 君、まだ子供なのに、君の身体はもうそんなことになるのかい?
 その、良かったら、私に見せてはもらえないかな」

身体を前に倒しベッドの上で四つん這いになって、幼年ににじり寄る娘。
視線は少年の瞳と股間のモノを往復し、
細くなよやかな背中の下で、胸に下がった大きな膨らみが、たゆんと揺れる。

シオン > どういうことは分かっていると言われるのは子供な所為なのかもしれないが、もちろん分かっている。
経験が無いわけではないし、子供だからといって女性に興味が無いとは限らないだろう。
むしろ自分はどちらかと言えば、性欲旺盛で女好きと言われても反論できない。

軽いキスにも思った以上の反応をされて少し困ってしまう。
ズボンの上からでも分かるほどの硬くしているのを見て、驚いたような顔をされた。

「子供って言いますけど、男ならこうなりますよ。
見せるんですか?
んー、分かりました」

流石に見せて欲しいと言われると少しだけ躊躇してしまう。
すでに行為が始まっていれば、躊躇はしないのだが今の状況は少し恥ずかしくもあった。
戸惑うと余計に恥ずかしくなると思えばズボンを下ろして、相手の前に股間を晒した。
ズボンから開放されれば腹に付くほどに反り返り、大人と見ても遜色無いほど立派肉棒が相手の前に晒された。
まだ硬く大きくなっているだけだが、すでに男独特の匂いなどもしているかもしれない。

「あんまりじろじろとは見ないでください。
こういう風に見せるのって結構恥ずかしいんですよ」

少し腰を前に出すようにして、相手の本当にすぐ傍で見せ付けた。
これ以上前に出せば相手の顔に触れるだろが、それはどうにか堪える。

ティセル > 可愛らしい、一見すれば少女のようにも見える少年なのだ。
華奢で小さくて、男臭さのほとんどしない少年が、
早くも牡としての機能を持っているなんて驚いてしまう。

(──男というものは、そうなのか。なるほど)

発見だ。
神殿の中に囚われたままでは知ることは無かったろう。
しかしこの少年が、性経験が豊富だなどとは思い至らない。

(ここはひとつ、シオン君に教えて上げねばなるまいなぁ)

心の中で頷いた。
すっかり少年のお姉さん気分である。
姉が弟の性の手ほどきをするものかは置いておいて。

身を乗り出して、少年がズボンを脱いでいくのを注視する。
窮屈な布を脱ぎ捨てて、ぴんっと跳ね上がる少年のペニス。
おちんちんなどいう表現は生ぬるい、
まさに剛直の雄姿が娘の目を射る。

「し、シオン君っ……、
 君のソレは中々じゃないか。うん、中々だ。すごいなっ」

ゴクリと息をのんで、少年のものをまじまじと凝視する。
少年の身体に不釣り合いな、牡の性器を、
見ないでと言われても、じろじろ見てしまう。
それこそ、少年が娘の胸から視線を外せなかったように。

まだ色合いは初々しいものの、太い血管を幹に浮かび上がらせて、
ピンと天井に向かって屹立するソレを、
寄り目になるほどの至近で凝視して、スンスンと鼻を鳴らして匂いを嗅ぐ娘。

「ふふっ、すっかりオトコになっているんだね、シオン君。
 でも、初めてなんだろう?私が教えてあげようか。
 触っても構わないかい?」

そう言って、少年のペニスに、ふっと息を吹きかける。