2015/11/03 のログ
プラセル > (相手の返答に微かな笑息を逃がすも、それも長くは続かない。酷く快楽に弱い身体は、ほんの少しの戯れでも火が点きやすい。内側へと忍び込んだ指先になぞり上げられた秘唇の合間は布越しにも分かる程度には潤みを帯び始めていて)ん…っ、(過敏な粒を擦り上げられ、思わず喉の奥で声音が震えた。問う声に何処か熱に浮かされたよに薄らと蕩け眼を向けながら遠慮がちに頷き)
アーヴァイン・ルグゼンブルグ > (陰裂の合間から溢れる蜜は、この程度の愛撫にしては多いと思えるほどの濡れ具合。それだけ体に染みこんだ卑猥な出来事の多さを感じ取れる。気持よく出来たことでの喜びも有り、少女の体が壊れかかっている事実に胸が痛む)そうか…なら、好きなだけ楽しんでくれ(その体を抱き起こすとスルッとワンピースを脱がせてしまう。ショーツだけ残した格好のまま後ろから抱きすくめるようにすると、背中をこちらの胸板へ寄りかからせる)…綺麗だな(細いプロポーションを見下ろし、すっと視線が前へ。その先には姿見が置いてある。二人の姿を余すこと無く写しているが、全裸に近い少女の艶姿が一番よく写っている。膨らみかけの房を掌で撫で揉み、指の間に尖りを挟んでこすりあわせる。片手はショーツの上からスリットを何度も往復してなぞるが、これだけ濡れていれば派手に蜜の音が響きそうだ)
プラセル > (刺激に反応して熱を上げた体温に吐息が零れ落ちる。体に引っかかる部分が極端に少ない作りになっているワンピースはいとも簡単に脱げ落ちて。抱き寄せられるままに青年の胸板へと身を寄せた矢先、鼓膜を揺らした言葉に緩と頭を持ち上げれば視界に映り込む鏡越しの互いの姿。思わず身を強張らせ)―――…ぁッ、…ふ、ぁ…、(咄嗟に目を反らした。全然綺麗なんかじゃない。そう言いたいのに、再びすっかり色付いた尖りを擦られ、敏感な粒を覆い隠すそこを幾度もなぞり上げられ、薄く開いた唇から零れるのは甘く掠れた嬌声で)
アーヴァイン・ルグゼンブルグ > (動きが一瞬引きつったのは、恥じらいか、それとも緊張か。顔を鏡越しに覗きこみつつ、愛撫は止まらない)我慢しないで声を出してくれ、その方が興奮する…(甘い声が聞きたいと率直なお強請りを囁く。蜜を吸ったショーツを指先で右に左にとずらすようにして脱がせてしまう。これだけ蜜にまみれたクロッチがスリットから剥がれればどうなるか?それすらも鏡には映しだされる)さて…(そう言いつつも、片手が膝の裏へと回り込み、ぐいっと開かせようとする。弄ばれすぎた少女の秘裂、そして内側の具合はどうなっているか。足が開けば、指でスリット開いたり、秘芯の皮を剥いてみたりと、その体を検めようとするだろう)
プラセル > (快楽と困惑の入り混じったような表情が浮かぶ顔は反らしてしまえばあまり鏡には映らないだろうか。とは言え、間近のこの距離では覗き込まれてしまえばすぐにでも目に入るのだろうけれど。青年の囁きにざわりと肌が震える。然し、今までとは違い少しずつ理性を溶かされていくような今、理性の残る頭だからか何故か素直に受け入れる心持ちになれず、逆にぎゅうと唇を引き結び)……っ、(刹那、ショーツを引く指先に気付く。はくり、と唇が戦慄くも、それを押さえる事も咎める事も出来ず、脚から抜けていくそれ。しとどに濡れた秘壺から溢れたとろりとした愛液が布地との合間に糸を伝わせて。見えはしないが、肌を濡らす己の体液や、空気に触れてひやりとした感触に察するのは容易い)やぁ…っ、みない、で…、(開かれる膝も、押し留めようとする意思はない。が、己の意思とは裏腹にひくつく入口や、ぷくりと色付く秘芯を確りと見られるのは恥ずかしい)
アーヴァイン・ルグゼンブルグ > (意地悪はしているが、それ以外は何ら変わらない、ただの交わり。それを一つ二つと意地悪を重ねるだけで、少女に羞恥を与えて、理性を焼き焦がしていく。勿論、理性が焼ききれそうなのは彼女だけではない、陰液が鼻に残る独特の香りと共に糸を垂らす股座を見やれば、こちらもゆっくりと吐息を零すほどに盛る。少女の臀部には既に硬くそそり立つ陰茎が布越しに押し当てられている)駄目だ、全部見る…(意地悪な言葉で責め立て、赤みが入った肉芽をつまんでしまう。直接捕まえると、滑りで抜け落ちないようにとギュッと指の腹で包み込むも、つるりと弾くことになる。強い刺激、それだけでは終わらず、皮を剥いたまま直接指で捏ね続けていく。押し潰すようにしながら蜜の潤滑油で暴れさせて、先程までの淡い刺激から一転し、少女を快楽に沈める)プラセル、気持ち良いか…?(少女が心身委ねて乱れる様を見たい、優しく囁く声は今まで聞かされることは少なかった筈。でも意地悪は変わらず、返事が頷くだけなら、口でと声の返事をねだるだろう)
プラセル > (押し当てられる青年の欲。衣服越しにも伝わってくるようなその熱にぞくぞくと肌が粟立つ感覚。熱と欲に溶かされた身体は今からを勝手に期待して知らず蜜壺の入口を震わせ)ひぅ…っ(受け入れてもらえないらしい己のぐずり。うう、と呻きめいた声を小さく逃がしたのも束の間、過敏な粒へと与えられた刺激に悲鳴染みた声が零れた。びくりと跳ねた身にも関わらず、どうやら止めてくれぬらしい青年。きゅむ、と幾度も秘芯を捏ねられる度に走る刺激は先までの緩やかなそれとは異なり、急速に身体の熱を高めていく。甘い囁きに身体を震わせながら小さく頭を幾度か揺らしてみせるも、矢張り許してはくれぬ青年に犬猫が甘えるような仕草で頭を擦り寄せ)きもち、いいっ…から…ぁ…ッ、も、ゆるし、て……っ――~ッ、(告げるが早いか、強い快感に堪え切れなかった身体がびくびくと跳ねて小さな絶頂を迎えた事を伝え)
アーヴァイン・ルグゼンブルグ > (相変わらずに掠れたような弱い喘ぎ声、こうも抑えてしまうのは前の持ち主が言っていた尖ってると言わしめる一端なのだろうかと思う。少しでも抗おうとした結果、直ぐに解けというのも難しいかと思えば、薄っすらと笑う)いい子だ…(気持ちいいと言葉にすれば、優しく褒めて答える。乳房に触れていた掌が金糸を優しく梳くように撫でていく。小さな絶頂を迎え、跳ねた体を抱きしめ、愛撫は一度ストップ。少女の息が落ち着くのを待つと、再びベッドへ横たえた)これなら…大丈夫かな?(問いかけつつ服を脱いでいく。少女と同じく裸になれば、引き締まった体付きが顕になり、その股座には隆々とそそり立つ陰茎があった。脈打ち、今にも獲物に飛びかからんとする獣の様なそれは、うっすらと湿り気を帯びている。少女の股に割入り、太く堅いそれをスリットへ押し当てると、なじませるように蜜を先端で塗り広げ、膣口にあてがっていく。小さな体には大きすぎないだろうかなどと心配しつつも、少女の表情を見つめながらじっくりと押し込む。痛みの声と表情がなければ、それこそ奥底まで埋没させるほどに)
プラセル > (元々の性格やら性質やらも多分にある。それに加えての羞恥心と戸惑い。青年の熱を晴らしたいとは思っても今までと違う感覚に早々に順応できないのだろう。然し、褒める言葉には迎えた絶頂に思考をとろつかせながらも仄かに嬉し気に眦を和らげて。呼吸を整えながら再びベッドへと沈む体。そろそろと息を吐き出しながら、視界に入り込む青年の姿を眺めた)…きれいね、(露になる引き締まった、無駄の無さそうな体躯に思わず洩れた呟き。それも押し当てられる陰茎に熱の籠った吐息へと変わって。先端が入口を行き来する度に中へと誘い込むように蠢き、ゆっくりと内側へと沈み行くそれに痛みはないが、圧迫感と隙間を満たすような充足感に怒張が進むたびに浮いた声音が零れ落ち。軈て、奥深くへと沈み切ったそれにゆっくりと息を吐き出し)は、――…おなか、いっぱい…、(どこかうとりとした声音と表情で零した呟きは己でも意図せぬもの。形でも確かめるように自身の下腹部を指先で緩くなぞり)
アーヴァイン・ルグゼンブルグ > (嬉しそうに目元が微笑めば、こちらも耳元へささやく。可愛い と、西洋人形の様に綺麗に整った少女が見せる愛らしい 人 らしさに興奮も深まる)…そう言われたのは初めてだな(何を持って綺麗といったのだろうかと思うも、悪い気はしない。ありがとう、と御礼と共にうっすらと微笑む。ゆっくりと押し込んでいくと、まるで底なし沼のように飲み込まれていく。熱く、滑り、いっぱいに絡みつく肉襞の感触。小さな体に全てを収めると、じわりと先走りが吐き出されていくのが分かる)嬉しそう…だな(恍惚とした声に仕草、官能的な指付きと、少女が悦んでいるが誰が見ても分かる程。それが嬉しくも有り、幼さと厭らしさの共演は興奮をもたらし、陰茎がビクリと膣内で跳ねる。すっと体を抱きしめるように密着すると、そのまま腰を動かす。ゆっくりと引いて、奥底をぐんと押しこむように突き上げる。繰り返し、少女の反応を確かめながら加速するピストン、亀頭が時折グリグリと子宮口を嬲り、動きに変化を与えながら貪り始めた)
プラセル > (初めて、と聞けば不思議そうに瞬く瞳。みんな知らないのか。もったいない。そんな事をぼんやりと考えた。その内、考える力など内側へと潜り込んでくる熱量に散らされてしまうのだけれど。今も奥深くへと埋められた熱に思考はとろりと鈍りがち)ん、(青年の言葉もしっかりと飲み込めているのかいないのか、相槌とも肯定とも取れるような音を落とすだけ。回される腕に下腹部をなぞっていた手指を離し、そろりと青年の体躯へと伸ばせば始まる律動に微かに身を震わせ)ふ、…っあ、ぁ…、…ッ(粘膜を擦り上げられる度に沸きあある熱は、最奥をぐう、と押し上げる動きに勢いを増し、腰を跳ねさせ)
ご案内:「酒場兼娼婦宿・Collar less・アーヴァインの自室」からプラセルさんが去りました。
ご案内:「酒場兼娼婦宿・Collar less・アーヴァインの自室」からアーヴァイン・ルグゼンブルグさんが去りました。
ご案内:「魔族の国/とある屋敷/地下」にハスタさんが現れました。
ご案内:「魔族の国/とある屋敷/地下」にシャロンさんが現れました。
シャロン > 「――瘴気の塊、ですか。明らかにやばげですね。主にお脳が」

胸元をはだけられると流石に顔を赤らめるが、抵抗はしない。無駄だとわかっていることはしない主義だ。小さいとか言われるとにらみが強くなり、殺気が篭もる。なお、火力は常人なら視線で射殺せそうな眼力で。

「……別に貴方の乳首があるかないかはどうでもいいです。いっそ無くなってしまえ」

突かれるとしびれが走るも、其れよりも機嫌の悪さが先行して感度がイマイチに。ムードもへったくれもないというやつで。

「毒舌ですかね?ゾンビ飯なんて食いたいのは魔族の中でも味を知らないものだけでしょうに。ハンバーガーとステーキで肉々しい組み合わせすぎるんで却下。野菜足してください。女の子は野菜も食べないと直ぐ肌が荒れるので。――ところで1日多い休みはどこから捻出するんで?上司が死ぬほど働くとか?死んでも働くとか?」

なお、これは断じて風呂とは認めない。明らかに只の媚薬漬けだ。

「別に恩になってもかまいませんが、面倒なんで。――というか、魔王襲名者と1人で戦うとか勘弁」

昇進おめでとうございます、というよりは、うわめんどくせぇ、という表情。冷ややかな視線である。
貧乳について笑われるとさらにびきびきと、怒りの感情がこみ上げてくる。腕が開いていたら浄化の術式ありったけぶち込んでいるレベル。そして媚薬に沈んでいく体。まず思うおは髪が媚薬付とか後で手入れしないと傷みそうだなぁとか、甘ったるい液体で面倒だなぁとか。ついで、首ほどまで沈んで割りと死にそうだなぁとかそんな。最後、顔まで沈むと、一応行きはこらえながら、死んだら死んだで短い人生だったなぁ、とかモノクロ回想。――予想に反して30秒程度で終わる走馬灯劇場である。

「ちょーきもちいい……なんて言うわけねーですよ。足が動くんだったら股間蹴りあげてますね、つま先で十回」

ジト目反論。僅かに媚薬が聞いたのか、ほんの少し肌が桜色に上気していた

ハスタ > 「ううむ。何でだろうね。さっきからシャロンたんの視線が痛い。シャロンたん何?おじさんの事完全に人格否定してるよね?大丈夫さぁ。おじさんはねぇ、この間巨乳の部下と夜から朝までしこたまイチャイチャヤったし、何もちっぱいを否定しようなんて思ってない。大は小を兼ねないからおっぱいに大小の貴賤はないっ!貧乳は貧乳を誇ると良いのだよ。だからシャロンたんもおじさんの事をそう否定しないであげてネ☆」

これは―――「覇気」ッ!目で射貫くというのはつまるところこういう事なのだろう。ヘビに睨まれたらば痺れる、シャロンたんに睨まれたらば死ぬ。だがおっさんは不死身も不死身なヤツだったので(本人曰く)お茶目にウィンクして人差し指と中指合わせてビッと天に上げるのだ。特に意味はない。

「何なら見てみるかい?ちゃあんとおじさんにも―――酷くない?あのさあ。カジノで会った時はシャロンたん『おりますわよね?』とか『ではなくて?』とか凄い御嬢様っぽかったのにさぁ!何でだろう。…ま、話は戻すけども、どんなに御胸がちっさくったって乳首はある、と。ベリーフラァット、イエーイ。ひゃっはー。」

平らな御胸を滑る様に撫でまわす。 ※『』…下手な声真似。
それから多分媚薬の効果はないだろうが、濡れて湿った乳首を摘まんで液体を練り込むように弄りまわす。一旦手を引いて。

「テレレレッテレー。あっと驚く主婦の味方、洗濯バサミ~!これ結構便利なんだよね。おじさん意外と女子力高くて洗濯物とか干しちゃうのよん。」

無駄に壮大なファンファーレが鳴る。魔法の力は偉大だった。ふっと手に息を吹きかければ、何もない所から白色のちょっと大きいおっさんの衣服を干すために使われてそうな洗濯バサミが出現。そして無言でしれっと右乳首と薄い胸を大きく捻り掴むように取りつけました。そして何事もなく話を続ける。例え少女が泣き喚こうが、何の反応も示さなかろうが、楽しそうに。

「ははは。だからあんなもん普通は食べさせないって。おじさんさっき言った通り女子力も高いからさぁ。ミノタウロスの肉とかんまいよ?え、野菜?じゃあおじさんの職場のC定食に付いてくるピーマンで良いね。」

ノリノリらしい。

「んぅ?ははは!おじさんは毎日死ぬほど働いてるし、死んでも働いてるよ。ま、つまりそういう事だ。気分の問題さ。労働は辛いが享楽は楽しい。だったら毎日四六時中享楽を得ていたら8日休んでるのと同じじゃね?みたいな。」

理論は完全に破たんしていた。

「なぁんだ酷いなぁ。はい、どうも私魔王です。頭のネジが飛んでるって事で有名な、ね。因みにオンはあれだけど恩になるのは何時でも良いよ!」

ちがうそうじゃない。昇進おめでとうと祝福してくれたならきっと甘受しただろう。しかし残念ながら少女の視線は一定して殺意の籠った氷の刃の如き冷たき視線である。しかし不死たるおっさんは恐れない。少女の怒りが有頂天に達しようともゲラゲラと笑っている。

(へーぇ、やっぱり死ぬのを恐れないんだぁ。…ふぅん。)

行った先で、おっさんはお約束アイテムである水晶玉を覗き込んで少女の心の中を勝手に土足で踏み込んで覗いていたそうな。終始楽しそうに笑ってはいたが、この時はやや無表情だったとか。

「面倒なんで、とか勘弁、とかねーですよ、とか―――シャロンたん絶対中身黒いよね?!おじさんより黒いわこの子…人間怖ぁいっ。」

これだけ浸けこんでこの効果。一体どうすればいいんだろうか。やはり生温いのだろうか。水は冷たいが。もう少し媚薬で体を温めてくれないと体内のソレが胎内に向かったり増えたりもしない。太い両腕で自身の身体を抱きながら(本人曰く)可愛く数度身をくねらせる合間に、催淫魔法と水魔法の割合を変えて、催淫を三倍増しにしてみた。媚薬効果がストレートに三倍に増える事になる。

シャロン > 「魔族ですから人じゃないですし?魔王の権利保証は自分で頑張って獲得してください。――もう、貴方が胸のでっかいのと乳繰り合った話とかどうでもいいんですってっ!そんなにボインが良いならその部下とエブリデイくんずほぐれつすればいいでしょうがっ、もう!というか、人間は普通、魔族否定するものでしょうに」

人権というのは神が下さった人たるものに与えられた権利である。少なくとも目の前の魔族に与えられているものではないという認識。欲しいなら魔族の王――其れこそ魔王にでも頼むと良い。魔王権?――其れはちょっと専門外なのでご自分で調べてどうぞ、という程度にドライである。ウィンクにはしらーっとした態度で答えつつ

「いや、需要ないんで。零です。供給1に対して需要0ですから完全に在庫処分状態ですから廃棄してください、今すぐに。お嬢様でも有りましたけど、正直堅苦しくて嫌いなんですよ。それとも、借り物のお嬢様を虐げるのがお好き?――まぁ、なんて変態でしょうね。貴方の胸板よりはフラットじゃないですからっ!」

そらそうでしょ、と言いたくなるような叫び。女の子なのに男の胸板よりフラットだったら?――死にたくなるのがうけ合いだ。
媚薬が滴る胸元を摘まれると、快楽よりは痛みが強く、じろりと視線の険を濃くしながら男を見る。

「へぇ、女子力高いんですか?料理できない時点でマイナスでしょ、普通。で、それをなにに――へぇ、其れはまた、変態的っ――い、ぐぅっ!?」

ばちん、と強いバネが胸をはさみ、潰す。鮮烈すぎる痛みが走る。痛覚は慣れているが、急所を責められる痛みはまた別で。普段は堪えられる声を漏らしてしまうと、少しずつ脳内麻薬で痛みをごまかしていく。

「ふつうじゃないもの食わせたんですか。へぇ、マイナス三ツ星評価ですね。飯が不味くて待遇は最悪ですから、仕方ありません。ピーマンも食えないんですか、小便臭いガキですか、全く」

痛み程度では普段の減らず口は変わらない。向こうがノリノリならば、こちらもそれなりに饒舌が乗っている。機嫌は悪いが、相性は凹凸がそれなりに上手くハマっているらしい。

「つまり、仕事大好き人間に調教された上で毎日働いたら幸せだから絶賛労働過労死最高、ってことです?うわぁ、ブラック通り越えてダークネスですよ……」

かわいそうに、主に部下の巨乳(不倶戴天の敵)に少しだけ同情する今日此の頃。そしていつの間にか濃度の変わる媚薬。流石に先の3倍は、少しずつ体に影響が出てくる頃合いで。まずは頬が熱っぽく火照り、ついでに無意識の内に腿をすりあわせ始める。本人はそしらぬ顔をしているが、甘ったるい媚薬の毒が、少しずつ遅々としながら少女の理性を蝕んでいく。

ハスタ > 「魔族と人って何が違うんだろうねって、さっきも言ったんだけどなぁ。シャロンたん、あんまりおじさんの事舐めてるとその小さい胸をもっと小さくする呪いをかけるぞ~。乳んぷいぷーい。」

六芒星を描く魔法陣が展開されて、魔法っぽい光が放たれて少女の胸に吸い込まれていった。多分きっと意味はない。強いて言うなら乳首と胸の感度を上げる程度である。

「いや、誰も巨乳が良いだなんて言ってないけど?っつーか言われなくても毎日ヤってるよ!常時性行、オールウェイズ、セックスだよ!―――普通?」

と、言ったところでいつのまにやら掛けていて、最初からそこにあったかのような黒縁の伊達眼鏡をクイッとあげて投げ捨てる。無から有を生じる錬金術だそうだがはっきりいって無駄遣いである。

「行き過ぎず、不足せず、いわゆる「普通」って言葉。しかし「普通」という言葉がどれだけ恐ろしく、曖昧な言葉なのか。 シャロンたんの「普通」と、おじさんの「普通」が同程度だと、誰が保障できようかっ!「人間だから」ってそんな小さいウツワに囚われてちゃダメなんだよ。小さいのはその胸だけで十分だっ!」

貧乳イビリである。ピキーン!とカットインが出て来た時の音みたいなアレが奏でられる。ノリノリでポーズするおっさん。

「あ、シャロンたん供給は2だよ。おじさん乳首二つあるから。」

知ってる。

「ほうほう、何かと思えばやっぱり御嬢様って黒いのねぇ。御嬢様学校とかで絶対イジメとかしてそうだわシャロンたん。うふん、今は借りもののシャロンたんを虐げるのが御好き。…いや、おじさんの方があるよ?よく貧乳って言われるけど。何なら後で比べてみる?」

筋骨隆々な男と言って間違いのない体つき。胸板も逞しい。今に始まった事ではない棘のある眼差しはニヤニヤして答えるだけ。

「いや、あれはたとえ話だから、料理できるから。貴族も舌鼓を打つ様な素晴らしい料理が出来るから。素材が悪いのよ。どんなに腕前良くてもゾンビの肉で作ったステーキは美味しくないでしょう?そういう事さ。」

益々笑みを深めながら、洗濯バサミを一回開いてまた閉じて、もう片胸にも同じ様な物を、寸前まで持っていって、今度はただニヤつく。どうせ帰ってくるのは反抗的な目だろうが、怯えてくれたら面白い。焦らしプレイである。

「マイナス三ツ星ってあれだな。五芒星が反対向きになって黒色になってるヤツ。そこ!御嬢様でしょう!!飯とか言わないの!御飯って言うの!リピィト!」

細かい。

「小便臭いガキぃ…?!…およよ、シャロンたんがぁ…おじさんのシャロンたんがやさぐれちゃったぁ。お父さん悲しいわ…。」

水魔法で目から涙を流す。ちゃんと塩分も含んでいる。

「シャロンたん、14歳の可愛い御嬢様な乙女が調教とか言っちゃダメだから!…おじさんの中の、シャロンたんのイメージが、壊れていく…っ。」

頭を抱えてうんうん唸る。

「おじさんの冥軍、もしくは酔狂なる魔王軍は何時でも参加者を募集しているぞ!参加条件は普通じゃない事、だね。まぁマジで週休八日だし、過労死なんてまずないからさぁ、ね?さきっちょだけ、さきっちょだけ!」

パシパシ、と頻りに片目を閉じて素敵なウィンクを少女に飛ばす。段々と効果が上がってきたらしい。体も熱を持ち始めたし、もうひと押しくらいすればようやっと体内のアレが作用しようか。まだ声が上ずったりしていないが、いずれ色々我慢が出来なくなろうか。

「運動する前の御風呂だけど―――スポーツドリンクでも、どうっすか?」

木箱から「飲む媚薬」と書かれた謎の墨の様な液体を取り出した。最早見た目が媚薬ですらないとかは今更である。

シャロン > 「そも、信仰が違うからしょうがないかと。逆に言えば、あなた方が言い張れば魔族の権利主張もできるのでは?――文系なら考えつくでしょうし……脳漿ぶちまけたいんです?」

胸を小さくする?其れは彼女の中では最大級の禁句。例え庇護するべき人間であろうと、其れを口にすれば半殺しになるレベル。魔族なら全殺し確定なのだが、今は如何せん手段がない。逆に言えば手段があれば殺っている。必ず、速やかに。そして男の性事情を聞くとドン引きしたような表情で

「うわぁ、やっぱり脳みそ下半身じゃないですか。とはいえまさか常にとは……あ、今してないから嘘つきですね、断罪しましょう」

嘘つきは死すべし、慈悲はない。虚偽は罪悪である。――とは言え正直者であることが美徳というわけでもないのが世の中の辛いところだ。

「どっちにしろ女子力なら私のほうが上なんで。料理洗濯裁縫掃除、なんでもござれですよ。ふふ、どんなに私の胸の貧しさを指摘してもこの有意は崩れることが無いですからね、せいぜい悔しがりなさい」

ふん、と女子力でクロスカウンターのつもり。案外この娘はポンコツな気がしてくる。

「おでこに三つ目作ってから、どうぞ」

なお、責任は取らない。

「虐めはしませんよ。そういうの嫌いですし。むしろいじめっ子への報復を手伝って心へし折って更生とかそっち方面なら?やはり正しい信仰と正しい志を持たなければいけませんよ、えぇ――いや、それ胸板の厚さをバストとか言いはるの見え見えなんで明らかに不正ばりばりじゃないですか。超出来レースなんで勘弁です」

ジト目続行。ニヤついている男を突き刺すイメージ。なお、膾になるまで。

「素材を見極める所から料理は始まりますから、目利きアウトはダメでしょう。まず家畜飼いましょうよ、牛とか」

なんだろう、ここらへんの魔族を経済で制圧できそうな気がしてきたぞ、というのはきっと気のせい。目の前の洗濯バサミは、痛いけれど二度目。ならば別に構える必要もない。予想した程度に痛みが来るだけなのだから。

「飯、飯飯飯、飯ですよ。お嬢様なんてそんなものです。世界の幻想をぶっ壊してあげますよ、目を覚ますが良い魔王殿。これが現実、リアルです」

火照りをごまかすように会話にふける。考え続けていないと、徐々に飲まれていきそうだから。くらくらする錯覚を振り払いながら。

「いや、ゾンビ団子の後で其れは流石に飲まないでしょ。それに、命令すればいいんじゃないですか?貴方のものですから、聞かないわけにいかないんですよ?」

全く、適当に命令してくれればやりやすいのに、といまさらながらにつぶやくと、口を開ける。段々問答が面倒になってきたのだ。好きに注げよ、そんな意図を持って、目をつむるのだった

ご案内:「魔族の国/とある屋敷/地下」にハスタさんが現れました。
ハスタ > 「んむぅ。でもそもそも聞いてくれる人いないしなぁ。代わりにシャロンたんが代弁(だいべん)して人間側に報告してくれると嬉しいなぁ?―――。」

顎に手を宛がって一拍考えるフリ。ピコリーン!と推理の時何かが思いつくあの効果音が鳴る。尚音魔法。手を打って指差して

「ところでシャロンたん、大便(だいべん)する?」

白くてゼリーっぽいナニカがしきつめられた浣腸がいつのまにやら手に。常人であればきっとこのナゾの理論展開と超次元的な魔法の連鎖に目を回そうが、つまりこのおっさんはその名の通り酔狂だし、酔狂であろうともしていた。

「脳漿?脳味噌なんて低俗で化学的な中央演算処理装置が居るのは人間位だよ。って、誰かが言ってた。」

あれ?つまりこのおっさんは必然的に比喩でなくその頭の中が空っぽと言う事に。

「だーかーら!!男なんて誰でもそうなの!しっかたないじゃあないか。あんなおっぱい押し付けられたら誰だって興奮するわ!もし興奮しないならソイツホモだよ!…小学生みたいな事言わないでー。週に八回くらいヤってるだけだもん。四六時中セックスしてるとかなんだそれ、セックスマシーンか。いいかい、シャロンたんのかんわいい貧乳おっぱい御嬢ちゃん。オールウェイズってのは、何もずーっとってわけじゃないんだ。ホラ、一週間あったらそれ全部、とかね。そういう意味だよ。」

おっさんは英語も出来る。

「あ…そうなのね。何ならおじさんとこのメイドさんとして雇われてみない?可愛いメイド服貸しちゃうよー。あとおじさんの方が女子力上だから、マイエコバッグ持ってるし、絆創膏の代わりに回復魔法持ち歩いてるしー!服のホコロビも縫えるし!卵焼き作れるし!」

クロスカウンターにまさかのリフレクション。男であるおっさんが女子力で張り合い始めた。とても楽しそうである。

「はい。」

おでこに謎の突起物が出来上がり。形だけなら乳首っぽい。

「いいえ。」

ポロっと取れた。割と何でも出来るらしい。魔法の力は偉大だ。

「…食べる?」

拾ってひょいと差し出す。いらない。

「ふむふむ!シャロンたんは正義感が強いんだなぁ。可愛いなぁ。アイオーンだヤルダさんだとか、おじさんはよく分かんないやぁ。…あー、分かった分かった、代理でおじさんの部下と勝負してもらおう。」

鋭く引き裂かれそうな険悪な視線だが例えおっさんが一度斬り裂かれても復活して蘇る。そしてまたニヤつく。

「いや、別に飼わなくってもいいのよ。どうせ食べ物や素材は暴食ちゃんが何とかしてくれるし?そうでなくても部下が行商人に化けて色々買って来てくれるから家畜は要らないなぁ。牛肉は美味しいけどね。ハンバーグとか最高だよ。」

ううん、とじゅるり溢れる涎を舌で拭う。想像したら美味しそうでかなわないので食べたくなってきてしまった。洗濯バサミで挟んでも何ら反応を示さないのでおっさんはちょっと困った顔、といっても神経を甚振って感度が上がるのでなにも痛みを与えるにとどまらず、後々ヒリヒリビクビクさせる効果も期待しているんだとか。ついでに電気の魔法で小刻みに振動させてみようか。魔法とは便利だ、良い時代になったもの。

「うわあああああ!!やめろっ!!やめろおおおおおお!!!うごおおおおああああ…!!…ウッ…勇者、シャロンたん…見事だ―――。世の中の男どもの妄想を木端微塵にしやがって。」

魔王ハスターも現実には勝てなかった。頭を抱えてゴロゴロする。オーバーリアクションなのは今更。

「回りくどい事は言わないでさぁ、効かないわけにいかないって言うならこう。『はい、分かりましたご主人様』!みたいな感じで言ってくれるとおじさんも嬉しいなぁ。新手のつんでれっすか。べ、別に飲みたいわけじゃないんだけど!アンタがどうしてもって言うから!みたいな。えーい。」

こうして色に似合わず腐ったカレーの味が広がろうか。濃縮された媚薬の様な栄養剤が口内や機関の粘膜へと吸い込まれて、軈て漸く御腹の中のソレが孵り、蠢き始める。ゆっくりと鈍痛の様なものが始まれば、触れれば恐らく中で何か動いているのが分かるだろうが、今はそれも多分叶わぬ話。

「そうだ!世の中の男どもの妄想と言えば、世の中の男どもの妄想を絵に描いた様な魔法を開発してみたんだがどうだろう。ちょっと受けてみない?」

そろそろ始まったかな、とか思ってはいるが、生憎彼女は入浴中なのだしつまらなさそうな世間話(?)でも振りながら。またニヤける。良からぬことを考えているのは明白だし、彼女の側も面倒くさそうだが構わず問答を続ける。

シャロン > 「ぁー、其れは無理ですね。私どっちかって言うと、オンの日は『あいつら魔族だから殺さね?』『承知しましたー』な方の人なんで」

目の前の魔法の無駄遣いが完璧すぎた。次の問には、流石に羞恥が走って、顔が真っ赤になる。

「は?――ば、ばばば、馬鹿じゃないですかね貴方はぁっ!?人間だから当然しますけどそういうのを思いっきり真正面から聞く奴が有りますかねぇっ!デリカシーですよデリカシー!やっぱ女子力最低じゃないですか、親父力最強ですけど!」

浣腸器とか関係なく文句を徹底的に投げつける。ボロクソである。

「……頭空っぽじゃないですかね、其れ」

突っ込みさせられるせいで冷静に戻る。皮肉な現実である。

「んじゃホモでいいですって。ほら、貴方ホモなんだから美男子と一緒にくんずほぐれつしてくださいよ。私見ててあげます。こう、男色というのは耽美なものだと友人に習いました故」

ホモが嫌いな女の子は居ません!――嘘です、あんまり好きじゃないです。

「週に8回ねぇ――元気な用で何よりです。夫婦生活完璧なら私いらなくないですかね?ほら、浮気ですよ浮気。愛情は1人に注がないと後で後ろから刺されますよ?」

おっさんは英語ができるらしい。少女にはよくわからない。フィーリングで意味はわかるけど。

「……うわぁ、マジでやりましたよ。あ、メイドとかマジ勘弁なんで。冥土の方がまだましです。つか、いらねーです」

そしてなぜか明かされる魔王たちの実態。わりと情報ボロボロである。

「部下と胸囲対決ですか。小さいほうが勝ちですね、圧勝です――てか買ってくるならそれ食わせろって話ですよ!もう!」

そして何か刺激が増えていく。電気か、或いは振動か。その感覚には頬を赤らめながらも、まだ根比べは終わらない。むしろ理想ぶっ壊しルートを直行するつもり。

「ついでに言えば、女の子たちは華やかな存在じゃなく、女性だけになると普通に足開いて座りますしキャッキャウフフとかしませんし訓練が終わると香水の匂いが異常なほどになるんでうわぁって感じになることうけあいですよ」

そして開けた口に入り込む変なもの。不味い、まずすぎる、正直もういらない。同時にぞわりとした感覚。嗚呼、これが魔族による責めか。経験値として受けてやろう。そんな気概で受け止める。そして

「――はぁ、どんなことが起きるんですかね?妄想を受け止める、とは――よくわかりませんが……」

冷静に首を傾げておく。

ハスタ > 「なんだい、傭兵かい。つまらんね!まあいいよ、無理にでもだいべんしてもらうからね。ね。」

どっちのだいべんなんだろうか。

「お、おうおう?かんわいいねー、何かよくわからないけどコレチラつかせたら突然焦り始めたわ。わあい!ふふん。そうかそうか、大便するのかあ。なんてはしたない子なんだ、シャロンたんは。」

腕組みしながらうんうんと頷く。ニヤけている。

「んじゃあ後でコレ注入しようか。嗚呼、心配無用だ。股が広がる拘束具に付け替えてあげるし、まだまだ浣腸器はいっぱいあるからね。」

誰が注入しろと。

「いやでも実際問題おじさんの脳味噌はやばいよ?例えば八次多元方程式が見た途端答えが分かる!」

基準が微妙。脳味噌があるかも微妙。

「いや良くないよお?!!腐女子かシャロンたん!!おじさんはねぇ!!可愛い女の子を犯すのが大好きなゴミクズだもん!なぁんで男に興奮せにゃあならんのだ!―――ぁ。…その。…もしかして、シャロンたんじゃなくて、シャロンきゅんだったとか、そういうオチはやめてね?え、ちょ…何かおじさん怖くなってきたんだけど。…いやでもこの胸だろう…美少年だったとかそういうオチになったらおじさん悲しくて自殺の代わりに自分封印するわ…。」

洗濯バサミに挟まれた貧相な御胸を凝視。アセアセしている。

「―――早急にシャロンたんがドッチであるか確認せにゃならぬな…。」

恐る恐ると言った具合。芝居なのかどうなのか。

「いやちょっと待とうか。誰が結婚して夫婦生活送ってるなんか言ったよ。セックスなフレンドは居るけどハスタさんの嫁さんは居ないわけ。そんな昼ドラ展開なんてないから安心しよう。刺されたくないしね。皆平等に愛を注いでるわけ。」

見かけに依らずモテるそうだ。見かけに依らず。

「いらねーですって酷くない?!まぁまぁ、そういわずにさあ。ホーラ、貴方はだんだんハスタさんのメイドさんになりたくな~る。」

六芒星な魔方陣が出てくる。空間が歪む。尚それだけの魔法の演出。

「負けたら勝ち、とかかけっこで遅い方が勝ちとか、そういうのってさぁ、虚しいと思わんかね。ちっぱいはちっぱいでも良い所あるのよ。揉めないけど。虚乳。」

媚薬と言い、乳首と言い、魔法と言い。一回り耐性が持たれている様なので普通の娘を嬲る様ではダメみたいだ。洗濯バサミが小刻みに揺れる様を少し見ていたが、もう少し激しく揺らしてみようか。

「さて、所でもう一個コレがあるんだが―――何処につけようか?」

いつのまにやら洗濯バサミがまたおっさんの掌の上に顕れた。といってももうおっさんの中では決まっているらしいが。

「…やめろッ!やめてくれぇえええ!!ハスタさんは失望したよッ!この世界に清楚な女の子は居ないのだね!清楚な黒髪ロング御嬢様を白濁液で穢して背徳感に浸る事は出来ないッ!!ハスタさんは悲しくて死にそうだよ。蘇るけど。…シャロンたんも金髪だしなぁ。ついでにおじさんと宜しくヤってるあの子も金髪だよ。入社したら仲良くしてネ☆」

一人勝手に悲愴感に包まれゴロゴロするが、このおっさんの狂気的享楽精神をぶっ壊すのは世界を破壊するより難しいと思われる。立ち上がって勝手に入社する前提で御話。彼女の腹部の中での動きが少しずつスピードを上げていく。同時に、鈍痛も別な場所で起こり、徐々に、徐々にその数と複雑さを増していく。広がって行く。

「おや。割とノリ気な様だ。いやまぁ、アレよ。おじさんのちょっとした知り合いのね、破壊神っぽい人直伝の素敵な魔法なんだけどさ。何でもかんでも破壊して消してしまう恐ろしい魔法だったんだけど、ちょっとおじさんが手を加えて、ね。早い話が相手を全裸にする魔法だね。シャロンたんの性別も気になるし、浣腸しないとだし、洗濯バサミも挟まないとだし。」

真偽は不明。意味も不明。

「行くぞっ!全裸になってしまえー!!」

魔力が固まり、漆黒の刃を作り出す。絶対なる破壊。破壊だけを追求した、一切の防御力と耐久力を認めない恐るべき魔術が強制入浴ちゅうの彼女に襲いかかり―――。

破れ残った、下半身のドレスだけを、器用にビリビリに引き裂いて引ん剥いた。盛大な無駄である。

シャロン > 「傭兵ではないですけれど、まぁ、同じたぐいで構いません――だからしねぇですよ、わかりやがれです畜生!」

段々口が汚くなるのは、その毒舌故だった。

「げ、うわぁ、もう突っかかるのやめます、黙秘権行使です。答えません」

うぎぎ、と少し悔しそうにした後ですねたように口を利かなくなる――が、ツッコミはしないといけないという強迫観念でもあるのか、正確にボケどころをえぐる。

「いや、いらねーです。てめぇのケツにぶち込んでシリンジ押しやがれです、はい。そのお脳は飾りですかね、もう!」

正しくブチ切れ。悲しきかな少女の性である。

「よっし、ゴミクズ魔王、レッツスーサイド!キルマイセルフですよ!あ、其れじゃボク女の子じゃないんで失礼していいですかね?」

これみよがしに一人称を変えて美少年ムーブ。バレバレではあるけれど。

「確認しないでいいですし、ほーら奥さーん、部下さーん、ここに不埒者の浮気者の魔王が居ますよー。後ろから騎乗槍でお尻の穴を3つくらいに増やしてあげてくださーい」

これで見かけが良くてスケベじゃなくて細身でイケメンで紳士的だったらモテるのに、残念である。などと失礼な考えを浮かべながら

「うっわ、路上の犬の糞より価値の無い身分ですね。絶対お断りですー。つかちっぱいちっぱいうるせーですよ!こっちもぼいんになれるならなってますよもう!」

段々苛立ちと羞恥といろいろで何を言っているかわからなくなる少女である。洗濯バサミには冷たい視線のまま

「好きにつければいいです――どうあれそんな清楚な女の子とかいたら奇跡です。あと入社しません。職業選択の自由は権利です。絶対にNO!」

きぱっと断る。ノーと言える女の子なのである、シャロンは。そして服を脱がす魔法はしっかり成功、下腹部が顕になると、そこにはつるつるの無毛な秘所があった。残念ながらおめでとう、女の子である

「――ん、ふっ……ちょ、ちょっと、さっきの何食べさせたんですか!?お腹痛くなってきたっていうか、お腹の中に何かいる気がしてきたんですけどっ!?」

どうしたものか、と嘆息しながらも、とりあえずは聞き出すことにする。自慢したがるやつだから、情報を得るだけならちょろいだろうと踏んでの事だった

シャロン > 【続きます】
ご案内:「魔族の国/とある屋敷/地下」からシャロンさんが去りました。
ご案内:「魔族の国/とある屋敷/地下」からハスタさんが去りました。
ご案内:「アルテリシア大聖堂」にクラリッサさんが現れました。
クラリッサ > 天気がいいからか大聖堂の礼拝堂でお茶を飲んでいる

「ふう…」

まったりとくつろぐ修道女の姿はここが魔族の国であるとは思えないほど優雅な姿で

さらに言えばこの地下ではとても人には見せられない触手の繁殖が行われているが

「最近は人間の進行も落ち着きましたし…ちょっと暇ですわね」

暇なのはいいことだ
だが人間の点数稼ぎでこっちは随分ピリピリしてしまった
あまり面白いものではない

クラリッサ > 「まあ、このまま何もしないか小競り合いに終始してくれるのは構わないんですがね」

目的はあくまで触手で世界を埋め尽くすこと
それが何百年何千年かかろうが構わない
どうせ時間はいくらでもある

こうしている間にも地下の領土は広まっている
芋虫の進むスピードよりも遅いかもしれないあゆっくり確実に広まっているのだ

クラリッサ > 「つまり…平和は尊い、と言うわけですわね」
修道女らしいことを言ってみてお茶を一杯

とっくの昔に修道女ではなくなって魔王になったのだが
外面は大事

「私としては静かな方が都合がいいですからねえ」

文字どうりの水面下の計画なのだ
静かでいてくれればそれだけ好都合

クラリッサ > 「ちょっとお出かけしますか」

そう言って立ち上がってお茶を片付けると体が溶け出して

そして床に溶けて消えていった

ご案内:「アルテリシア大聖堂」からクラリッサさんが去りました。