2022/05/08 のログ
■クラウソニア > 「――――は、では失礼いたしまして」
確かにこのような場で大仰な挨拶は他者の目を引く。
護衛を連れた様子もないのを見れば、そうした注目を望まぬ御仁なのだろう。
クラウソニアが聞いている彼に対する噂話も、傲慢になりがちな王族らしからぬ―――どころか上位貴族にすらそうは居ない善人との評価がほとんどだ。
無論、それを全て正しいと信じる程クラウソニアも無垢な子供ではないのだが。
本来ならば一度遠慮して、更に声を掛けられてから立つのが礼儀なれど、この場は大人しく彼の言葉に甘えておいた。
す、と立ち上がる所作の美しさは武人として一廉となった者に特有のそれ。
しかし、武骨な鎧からまろび出た双乳がたゆゆんっ♥ と揺れる様子はまこと卑猥と言えようか。
「これは過分な評価。よもやその様に仰って頂けているとは、汗顔の至りでございます」
大河の流れめいてつらつらと並べられる誉め言葉に、女騎士の頬がわずか気恥ずかしげな色を灯す。
勇名とは裏腹な処女めいて(実際処女だが)初々しい反応は、褒められ慣れていない、という訳ではなく、これから帰ってめちゃくちゃアナルオナニーしようとか考えていた本当の己と、王城で噂されている己との乖離に居たたまれない何かを感じたが故の反応だった。
「―――して、殿下。お忙しい貴方がわざわざこうしてお声掛けして下さったのは、我が身を労って下さる意味もあったのでしょうが、それだけではありますまい。何か私でお役に立てる事がある、のではありませんか?」
早く帰ってお気に入りのディルドでアナルぐぽぐぽしたいからさっさと話終わらせろ。とはまさか言えぬので、勿体ぶった物言いで巻を図る女騎士。
■ヨアヒム > 「女は勿論のこと男……失礼、男の騎士の中でも、剣で卿に敵う者は僅かと聞きます。実際の所、僅かでなく皆無でしょうが」
一瞬言葉に詰まったのは、ほれぼれするほどの脇乳がたゆんたゆんしているのを見せつけられたためである。このような出で立ちで性欲がない筈がない、というのが王城における下世話な噂好き共の総意なのだが、実際、彼女に関する浮いた話を全く聞かない。
完全に禁欲できる者など、男女問わず存在しないというのがこの中年王族の意見であり、そこが付け入る隙にもなるはずなのだが、彼女に関しては弱点が見つからない。
「いやいや。身命を賭して任務に邁進する卿を、どうにか手助け出来ぬかと考えておりましてな。次にお会い出来れば、疲労に効く飲み物なり、筋肉の強張りに効く軟膏なりご紹介しようかと……」
巻きにかかろうとする相手に対し、中年王族は笑顔で返す。プレイも人間関係も、じっくりやるのが信条だった。
■クラウソニア > 「それは余りに持ち上げすぎという物。私などより余程に達者な剣の使い手は、王都だけに限定したとて幾らでもおりましょう。非才な好みが善良なる王国民の役に立てているのは偏に女神さまの恩寵あっての事ですし」
『このような出で立ちで性欲がない筈がない』という下卑た噂はまさしく正しいのだが、行き過ぎた多淫の気を抱えつつここまで名を挙げた才媛の猫かぶり技術も然したるもの。
余程に気合を入れて探らぬ限り、クラウソニアの秘めたる雌欲は表に出る事はない――――………いや、なんか結構簡単にバレそうな気もするが、色々な幸運が重なったのか、今のところはどうやらバレていないらしい。
完全な禁欲などとは無縁なオナニー狂いの行き遅れ娘には付け入る隙などぶっちゃけ幾らでもあるのだが、そこは最近"牝オーク"などと言うあまりな二つ名さえ頂いた英傑であるため、中々思い切った手に出る者がいないのだろう。
反撃されたら冗談抜きで死ぬので。
その結果が26年もの長きにわたって熟成された処女なのだから、良かったのか悪かったのか。
「ほう、それは有難いお話です。幸い我ら聖騎士団は殿下を始めとした高貴な方々からの支援も篤く、十分な予算を頂いておりますので困った事などあまりありませんが……………そう、ですね。その………肩凝りに効く薬、などの持ち合わせがあるのでしたら、お教え頂けると……」
クソ真面目を貫き続けた美貌が、噂通りあくまでも善意での声掛けを行ったのだという彼の言葉に僅か考え、はにかみの覗く笑みと共に様々な伝手を持つだろう王族に問いかけた。
己の胸は自分で見ても大層エロく、自慰の際には非常に気持ちよくなれる逸品で我ながらお気に入りの自信作なのだが、いかんせん肩凝りが本当に酷いのだ。
幸いにして今のところは騎士鍛錬のおかげか垂れる様子もなく美しい形を保ってはいるが、もう数年すれば肌の張りを保つ様な薬なども彼に融通を頼むかも知れない。
そうした下心が滲んだ上で、己の弱みを僅かに晒してみる小賢しい処女である。
■ヨアヒム > 「おお、肩こり! 肩こり……であれば、まさに打ってつけの方法がありますな。よろしければ、こちらへ」
弾む横乳を見てさもありなん、と頷いた中年王族が、不意にぽんと手を打った。そして、先に立って大聖堂の、中庭に面した廊下を歩きだす。
「肩の凝りというのは、なかなかどうして侮れぬものでしてな。両肩の筋肉の緊張……まあ重厚なる甲冑を着ていらっしゃれば緊張は当然ですが、そのこわばりが背筋へ及び、更に腰まで降りて、最後には膝を苛み、屈むだけで激痛が走るなどということにもなりかねません。今の内に、手当てをしておくのがよいでしょうな」
太った身体を揺すって歩く中年王族が、相手に割り込む余裕を与えない早口と長口上を繰り出しつつ、当然の権利の如く大聖堂の奥にある一室のドアを開けた。
室内は異様なほど殺風景で生活感を欠いている。3人は寝られるだろう大きなベッドと、幾つもの引出しを持つ棚、そして質素なテーブル+椅子があるばかり。
もし教会における爛れた性事情に詳しければこの部屋の目的が分かるだろう。色狂いの高位聖職者が、何も知らない美少女あるいは美少年の信徒を毒牙にかける「ヤリ部屋」である、と。
■クラウソニア > 「―――――! そうですか、それは素晴らしい! 他ならぬ殿下のお言葉です。さぞや効果的な方法なのでしょう」
継承権こそ無いに等しい彼ではあるが、王族としての地位、商人として蓄えた財貨、人脈。それらは高名ではあっても一騎士にしか過ぎぬクラウソニアとは比べる事すら馬鹿らしい物のはず。
そんな彼が口にする"まさに打ってつけの方法"である。
潰したニンニクを肩に刷り込むとよく効くよみたいな、おばあちゃんの知恵袋的な物ではないはずだ。実際にそれを試して騎士団の同僚にニンニク臭い女扱いされたのは今となってはいい思い出――――いや、普通に黒歴史である。
「そ、それほどの事に………。流石は殿下、知識の深さに感銘を受けずにはおれません。 ――――は、今日ここで殿下との出会いがあった事、これこそが女神のいざないであったのやも知れません」
柔和な顔立ちと傲慢な所のない語り口には好印象を抱きつつ、己よりも低い背丈とたるんだ体躯というイケメンとは到底呼べぬ男である。
26にもなって未だに素敵な王子様の出現を待っている所のあるミーハーな処女にとって、普段は歯牙にもかけない相手ではあるが、この肩凝りの解消の一助となるなら例え王族でなかったとしてもこの出会いを喜ぼうではないか。
などと相変わらず不敬な思考を巡らせながら、重たげな足音さえどこか軽やかに小太りな後姿に続いて歩む聖堂内。
程なくたどり着いた一室は、何とも奇妙な場所であった。
むっと眉根を寄せた女騎士が、すんすん……と鼻梁の通った鼻先を鳴らして匂いを嗅ぐ。
どれほど換気したとて拭い去る事の出来なかった匂い。
ヤリ部屋に固有の仄かなセックス臭を、聖騎士の鋭敏な感覚が捉えたのだ。
――――が、所詮は生娘である。
己のまんこ臭ならば十二分に分かろうものだが、男女のまぐわいの果てに生成される独特の淫臭にはとんと身に覚えがない。
へんな臭いがするが、嗅いでいると妙にどきどきするな。この部屋でオナればいろいろ捗りそうだ。なんて考えが浮かぶばかり。
故に、室内を見て回る後姿は隙だらけであり、聖衣に浮き出たむっちむちのでか尻などは、無防備にぷりぷりして王族の目を楽しませよう。
■ヨアヒム > 「さて……」
何気なく振り返った中年男は、聖衣で隠しきれぬ、どころかむしろ強調されているようにしか見えない巨尻に目を奪われる。先程から胸ばかり見ていたが、尻も……いやどこもかしこも素晴らしい。唾を飲み込み、一呼吸置いて。
「……さて、肩が凝っているということですが、まずは肉体にどれほど負荷がかかっているのか見極めるべきでしょう。お手数とは思うが、鎧を脱いでうつ伏せになって頂けますかな?」
当然の如く指差した先にはベッドがある。ごく自然な風を装って要求しつつ、男は棚の引出しを開けて広口のガラス瓶を取り出した。ピンク色の軟膏が入ったそれの蓋を開けると、甘い香が換気しきれなかった淫臭に混じる。
■クラウソニア > 「――――は? 鎧、をで、ございますか……? わ、分かりました。少々お見苦しい姿となるやも知れませんが、ご容赦を……」
何かしらの都合の良い秘薬などが出てくるかと思った聖騎士は、男の言葉に一瞬戸惑いを覗かせる。
しかし、ここまで王族の手を煩わせておいて『やっぱりいいです』とは言えず、肩凝り解消への心残りも大いにある。
鎧下の薄着を晒すのは気恥ずかしいが、心の天秤はその言葉を受け入れる方にかたーんっと傾いていた。
マントを外し、ベルトを緩め、武骨な金具を開放していく。
こういった全身鎧は従者の助けを借りて着脱する事が多いのだが、独り身での行動も多い"ソリチュード"たるクラウの鎧には様々な工夫が施されているので苦は無い。
程なく武骨な鎧を外し、鎧下代わりの聖衣と下着ばかりを身に着けた女騎士の恥姿が曝け出された。
ホルターネックをうなじに結んだ聖衣はアメリカンスリーブめいて豊満極まるKカップの前面を覆い、腰帯の締め付けを経て短裾をぴらりと垂らす。
蒸れっ蒸れの貞操帯すら外されて、黒の横紐ショーツ一枚きりとなった女騎士の恥丘は、幸い見苦しい陰毛のはみ出しなどは見られなかった。
流石に3日の野外活動後直接ここに乗り込む訳に行かなかったので、しっかり風呂にて処理してきてよかった……と心底思う聖騎士様。
だからといって、それで気恥ずかしさの全てが消えるわけもなく、白皙の頬にはっきりと羞恥の赤を滲ませて、むっちむちの脚線を曲げながら言われた通りベッドに上がりうつ伏せの背筋を晒す。
聖衣はただの前掛けの様な形状で、腰帯に後布が垂れ下がるという造りになっている。そのため、薄く汗ばむ純白の背筋は、広範囲にわたって大胆に晒されていた。
巨尻の卑猥な丸みを浮かばせた後布とてミニ丈で、うつぶせの足先から見ればショーツの黒がちらちら見えてしまうという有様。
その上、聖衣の前布から露出する豊満な横乳が仰向けの自重にむにぅんっ♥ と潰され、意外に細い背筋の脇からあふれ出る物だから、その後姿は聖騎士ならぬ性騎士といった趣である。
全身鎧の中で蒸された体臭もまた熟成された雌フェロモンその物で、よくもまあこのエロ女が未だに処女でいられるものだと思わずにはいられまい。
■ヨアヒム > 「……ほおぉ」
瓶を手にしたままの中年王族は、鎧を脱いでうつ伏せとなった女聖騎士の肉感を目にして思わず声を上げてしまう。見られていないとは知りつつも前かがみになって、ベッドに歩み寄って瓶を枕元に置いた。
「これは何とも……相当に凝っていらっしゃるようだ。全身が強張っておる。今日、手当できたのは真に幸運でした。どれ、まずは身体の、外側を調べねばなりません。お身体に触れますぞ?」
などと言いながら、中年男の太い指が肩から首の後ろ、そして背中をなぞる。これほどの身体を持ちながら、この色々と緩み切った国で、よくも男を知らずに来られたものと感心しつつ、淫欲の権化のような極上の肉体の隅々まで調べ上げていくのだった。
■クラウソニア > 「―――――……は。 ………ょ、よろしくお願い致します」
好みのタイプからは大幅に外れているとはいえ、気心の知れぬ異性からの視線を、これほどの薄着に浴びせられているという状況。
しかも、何やら妙にどきどきする匂いの漂う二人きりの密室においてだ。
知らずのうちに内腿をすり合わせる動きが、背筋を晒すうつ伏せの巨尻をむにむにと淫猥に歪ませる。
「――――ふぅ、……ンっ」
野太い指に汗浮く白肌が弄ばれる。
思わず漏れる吐息は、辛うじて甘い色を抑えられていたはずだ。
肌質自体は男の指に吸い付くようなメスの柔肌。
それでいて、奥に秘めるは街娘の身体には存在せぬだろうしなやかに鍛え上げられた肉の弾力。
肉付きの特に良い場所、胸、尻、太腿などは最初に指がどこまでも呑み込まれるかの柔らかさを感じさせつつ、ある程度指先を沈ませた所で小生意気な弾力で押し返してくるといういつまでも揉んでいたくなるような感触を王族の手指に残すだろう。
「はぁ…っ♥ はぁ…っ♥ ん、ぁ……んんぅっ♥ で、殿下……そこ、そ、こぉ……あぁ…ッ♥」
最後の方はマッサージの心地よさにすっかり溺れ、童貞が耳にしたならそれだけで射精に至りそうなエロ声を上げてしまっていたのだが――――この日、小太りな王族は最後まで紳士的な態度を貫いて見せた。
何かしらの下心と計算高さがあっての自制ではあったのだろうが、それは褒められてしかるべき偉業と言えるだろう―――。
ご案内:「王都マグメール 大聖堂」からクラウソニアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 大聖堂」からヨアヒムさんが去りました。
ご案内:「魔族領、とある城館の一室」にアイニさんが現れました。
■アイニ > 【待機中】
ご案内:「魔族領、とある城館の一室」に アーロン さんが現れました。
■ アーロン > 「ふざけるな……誰がお前と契りなんか結ぶか……」
妖しい微笑みと共に告げられた言葉。
どれだけの距離を移動したか判らないが、それ以上に魔族と契りを結ぶなどごめんだと。
体に力が入らない今、娘を上から落とす事が出来ずに睨みつけるしかできず。
すると不意に目の前で衣服を脱ぎ始める事に驚き。
ためらいなく脱いでいくのを半ば呆然と見上げ、あどけなさの残る肢体が現れると、不覚にも美しいと思ってしまい。
「煩い……魔族なんかに……止めろ…!」
その悪戯めいた笑いは嫌で負けてしまった事を自覚してしまい。
抵抗らしい抵抗も出来ないままに衣服を脱がされていき。
衣服を部がされ、そして下着まで下ろされてしまえば力なく垂れた男性器が露わとされてしまう。
■アイニ > 「くくっ。
魔族なんかに、なんだって……?」
悪戯めいた笑みを浮かべて、太く反り立つ男根に、つーっと指を伝わせる。
「ま、この私に迫られれば、そんなになっちゃって当然よね♪
……大人しくしててね、キスするから。」
アーロンの身体の正直な反応に、満足げな表情を浮かべ、
肉棒を細い指で握るとじっくりと焦らす様に上下に動かし始める。
さらに顔を近づけると、ちゅ、と水音を立てて唇を奪い……
「……んぅ、はむ、ちゅっ……」
肉棒を刺激する手を徐々に強めながら、
唇を食み、舌を入れてアーロンの口内を犯して行く。
二人の唾液が混ざりあい、舌が暖かく艶めかしく絡み合う。
きっと、何か魅了の魔法でも同時に使っているのだろう。
思考を強制的に霞ませる様な、濃く甘い快楽がアーロンに襲い掛かる。
■ アーロン > 「……う、煩い…」
魔族などに反応をするかと考えるも体は反応をしてしまい。
男根は太く硬く反り返し、指が這う感触に大きく跳ね動き。
「体さえ動けばお前なんかに…」
見た目は美少女と言えるアイニの裸体を見てしまいそうなった以上反論は出来ず。
焦らすようにん肉棒に刺激は始まれば小さく呻き、肉棒は更に力を持ち始め。
麻痺をした体で顔を逸らせようとするもそれも叶わずに唇を奪われてしまう。
「…っ…ん…んぐ……」
細い指に扱かれる肉棒への刺激が強くなっていけば、先端から先走りが滲み。
何とか唇を閉じて抗うも、食まれ押し込まれたしたが口内で動く感触に舌で抗い。
それも絡め取られ、唾液の混じり合う音が響き、唇が離れれば熱い吐息は吐き出され。
抵抗しなければいけないのに段々と思考が鈍り始め、与えられる快楽に体は受け入れる様にアイニの舌に自らも絡め始めていって。
■アイニ > 「ふぅ……。
なんだろー、いつもよりドキドキする。
ストレス溜まってたせいかな、最近働きっぱなしだったし。」
思う存分アーロンの口内を犯した後、一旦唇を離す。
ふたりの唇の間に、つーっと唾液が糸を引き……
そして少女は、発情した様な艶っぽい笑みを浮かべる。
「それとも、お兄さんとの相性が良かったりして♪」
くすくす笑いながら、男根を弄ぶ指先の力を強める。
「ねぇお兄さん、名前は?
好きな人とかいるの?
魔族の美少女に好きにされて、どんな気持ち??」
ぎゅっと、やや強めに竿を握り、そして激しく上下させ……
■ アーロン > 「そうか……なら無理をしないで良いぞ。」
アイニに口内を犯され、ようやく唇が離れれば足りない酸素を求める様に何度も息を吸い込み。
本当なら憎まれ口の2つ3つは口にするのだが思考が纏まらずにそれしか言えず。
唾液の糸が伸びては切れ、発揚したような艶っぽい笑みを見てしまえば不意に胸が弾むような感覚を覚え。
「そんな訳……あるはずが…ぅ…っ…」
まるで揶揄うような、楽しんでいるような笑みと共に肉棒への刺激が強くなれば呻いてしまい。
「名前……アーロンだ…
そんなのを作る暇なんてない……
悔しい……にきまって…っ……!!」
思考が纏まらないままに名前を口にしてしまい。
アイニの問いかけにたどたどしく答えながら竿を強めに握られ激しくなった動きに一気に射精感を刺激され、今にも射精をしてしまいそうなほどに肉棒は手の中で暴れる様に跳ね動く。
■アイニ > 「あはっ……
アーロン君、ね?
答えてくれて、ありがとね♪」
素直に答えるアーロンに、憎らしい笑みを浮かべて満足気。
「……アーロン、君……か。」
何故か、その名に引っ掛かる何かを覚える……
が、気のせいか何かかとさして気にもせず。
「私はアイニって言うんだ。
よろしくね♪」
肉棒の刺激を続けながら自分もなを名乗る。
……と、手の内でそれがびくんと強く跳ねる。
アーロンの表情も苦しそうで、そろそろ達しそうなのだと容易に察せられる。
「おっと。
そろそろ出そう?
……でも、まだダメだよ……♪」
その手を緩めて射精を抑える。
そして、自身の割れ目に指を添えて開き、見せつける様に上に跨り……
「……挿れる前に出したらダメだよ?
出しちゃったらどうしよっかな、指一本ずつ折っちゃおうかな……。」
くちゅり、と先端を入り口に押し当て……
しかし、まだ挿入はさせず、濡れた割れ目を竿にこすりつけて焦らして行く。
■ アーロン > 魔族である少女に名前を教えるなど屈辱でしかない。
しかし霧がかった思考と強い快楽にそんな気持ちは殆ど起きず。
「アイニ……?何でその名前なんだ…」
告げられた名前は魔族に攫われた妹と同じ名前。
よりにもより自分にこうしている相手が同じ名前という事は思考が鈍くなっていても屈辱的で。
しかも与えられる快楽に今にも達しそうになっているだけにその気落ちは靄が掛かっていても強く感じるもの。
そしても持たない、そんなタイミングで刺激が緩み、達しそうなのに達せなくなり。
もう少しでイかせてくれと言いそうになるのを耐えて力の弱くなった瞳で睨み。
そのせいで割れ目を開き見せるける様に跨るのを見てしまい。
「……早く……出させてくれ…」
本当は直ぐにでも射精しそうなほどに昂ってしまっている。
それを隠すように口にはするが先端からは止めどなく先走りが溢れ出し。入り口に押し当てら、挿入ではなく擦りつけられる感触に耐え切れなくなり、出させてくれと頼むように口にしてしまう。
■アイニ > 「なんでって、知らないよ。
生まれた時からそういう名前なんだもん。
なんでそんな事聞くの?」
名づけの親は……そう言えば、考えた事も無いが誰なんだろう?
生みの親が誰なのかもそもそも知らない、
気付いた時にはここで、魔力の器として利用されながら暮らしていたのだ。
「どうしよっかな~?」
苦しそうに懇願するアーロンを見下ろし、ニヤニヤと笑いながら、
割れ目を擦りつける動きは止めず、しばらくそのまま愉しみ……
「……ま、いっか♪
頑張ったね、アーロン君、ご褒美だよ。」
そして、限界の限界まで焦らしきった後、
再び先端を入り口に押し当てて、ゆっくりと体重をかけはじめ……
「……んっ……あっ……♡」
ずずず、と、挿入し始める。
と、一気に奥まで、ずぶりと結合させてしまう。
膣内は、嘘みたいな絡みつき、締め付けで、
焦らされきったアーロンには、恐らく耐える事は難しい程の快楽が襲い掛かる。
■ アーロン > 「なんでお前が……」
妹と同じ名前なんだ。
そこまでは口にできず、妹を探さないといけないのに負けてしまった事が情けなく。
「……頼む…」
一度懇願してしまえば抑える事が出来ず。
特に憎い魔族との戦いの最中の生死をかけた戦いの興奮は性的にも作用し。
愉しそうに笑う妹と同じ名前の魔族にも懇願をしてしまうほどで。
割れ目を擦り付けられるばかりでまだ焦らすのかと睨む瞳からさらに力が失われていき。
しかし十分に楽しんだのか、ご褒美と言い腰が下ろされ始めれば指での刺激以上の快楽に肉棒が包まれ。
「ぁ……っ……ぅぅ…!!」
挿入が始まれば肉棒は求めていた刺激に喜ぶように滾り。
一気に根元まで飲み込まれた感触、肉棒に絡みついては締め付ける感触は絶頂寸前には強すぎる気持ちよさ。
今までに経験した事のない気持ちよさ、限界間際だった射精感を押さえる事は出来ず、奥に先端を擦りつけ押し上げる様に僅かに腰が浮き上がり、
耐えに耐えた熱く濃い精液を勢いよく吐き出し注ぎ込んでしまう。
■アイニ > 蕩ける様な膣壁が何重にも絡みつき、
アーロンを一気に絶頂へと駆り立て……
「んくっ……♡
……は、ぁぁ……♡」
膣奥で、勢いよく吐き出される精液。
胎内に注ぎ込まれる生々しい感触を堪能するかの様に、
少女は恍惚の表情を浮かべて身体を震わせる。
「はぁっ、はぁっ……♡
いいね、とっても良いよアーロン君……♡
まだ、どくどく出してるのが分かる……♡」
射精を続けるアーロンをうっとりと見つめて、
顔を近づけ、何度か唇を奪い……
そして、アーロンに有無を言わさず、続きを始めようとした矢先。
「……っ?
あれ……なんか……変……?」
突如襲い来る、今まで味わった事の無い様な快楽。
胸がどうしようもなくドキドキする。
身体から力が抜けて、言うことを聞かない。
少し挿入して、射精させただけなのに……。
「あっ……なにこれっ……なにこれっっ……♡♡」
アーロンにもたれかかる様に倒れ込み、びくんびくんと身体を震わせる。
身体の自由が利かず、まともにものが考えられない。
一体どうしたのだろう……異常な程に、身体の相性が良いのだろうか?
■ アーロン > 本当なら今頃は戦争に勝ち凱旋し、その報酬で娼婦を買っていたはず。
そこで発散するはずだったものをアイニの最奥に容赦なく注ぎ込み。
屈辱的な筈なのに何故かそれ以上な満足感と共に恍惚の表情を見上げ。
「っ……ぁ……。
止まらない……」
自分でも思っていた以上に吐き出される精液。
それをアイニの中に注ぎ込み、近づく顔から背ける事も出来ないまま唇を奪われ。
長く大量の射精がようやく終われば戦闘以上に荒くなったと息を吐き。
激しく息を吸うように喘いでしまい。
「こんなに…出たのは……初めてだ……」
今までの中で一番の快楽、認めたくはないが相性がいいのかと思ってしまい。
それと同時に不思議な満足感も確かに覚えていて。
もっとこの刺激をと心と体は同時に求めているのを自覚し。
麻痺が弱まってきたのか動かなかった手に多少の力が戻りはじめ。
それを感じれば自分にもたれかかるように倒れ込み、体を震わせるアイニに延ばされ。
その尻に手を添えれば動ける範囲で腰を突き上げる様に動きだし、もっと憎いはずなのに、この魔族の少女を求めてしまい。
■アイニ > 「なんか……すごい………♡
出されただけなのに……♡
アーロン君、なんか私に変な事した……?」
特に彼が何かしたという訳では無い。
その異変は、血の繋がりによる身体の相性によるものなのだが……
しかし、彼女はまだアーロンが実の兄である事など知る由も無く。
「あっ、だめっ……!
……やばい……あっ、あっっ!!」
身体の自由が利かないうちに、
アーロンが下から責め始めると、
少女もさらに甘く濃い快楽に飲まれていく。
■ アーロン > 「したのは……お前だろ…。
俺はそう言う魔術は…使えない…」
むしろ自分がアイニの手によりこうなっている。
なのでしたのならお前だろうと。
まさかこの魔族の少女が探し求めていた妹などとは年月もあり気が付いていなく。
ただ恐ろしいほどに相性がいいのだろうかと鈍い頭では思うしかできず。
「足りない……もっとだ…」
体が多少でも動き出せば反撃も出来るかもしれない。
しかし今頭にあるのはこの狂いそうなほどの快楽をただ貪りたいという思い。
それに忠実に従うようにアイネを最初こそ動きは緩慢であったが、段々と強く激しくなり、より強い快楽を求めてしまって。
■アイニ > 「おっ……あっ……おーー……
やば……イキっぱなし……
バカに、なりそう……っ♡」
アーロンに激しく突き上げられ、
抗えない快楽にだらしなく口を半開きにし、溺れていく。
先程からずっと絶頂しっぱなしで、
狂った様に膣が締め付けてきて……。
「あっ、あっ、あっ……♡
ね、出してっっ♡
おねがい、アーロン君……♡
もっかい、出してっっ♡♡♡」
ぎゅっとアーロンに強く抱き着き、
耳元で甘く囁き射精を促してくる。
■ アーロン > 「こんなのを…経験したら……もう他じゃ…。
また出そうだ……出したばかりなのに……」
濃く甘い快楽、そして奪われ鈍くなった思考にはアイニからの快楽はまさに最高のもの。
もう憎い魔族という考えよりももっとこの快楽を味わいたいと思考は変わってしまい。
ただ貪るようにがむしゃらに突き上げる様になり、絶頂しっぱなしのきつい締め付けを抉じ開ける様に腰は弾み。
「もっと…締め付けてくれ……。
ああ……出すぞ…また出る…
アイニの中に……全部出してやる……!」
強く抱きつかれての言葉に出してやると息も絶え絶えに返し。
その囁きすらも射精感を煽るものとなり。
再び高まる射精感を今度は我慢などする事もなく、アイニの尻を腰に押し付ける様に引き寄せ先端を奥へと食い込ませ、
一度目と変わらない勢いで精液を吐き出し注ぎ込んで。
■アイニ > 「んっっ、……ぁっっ……♡♡
くるっ……♡
アーロン君のが、くるよぉっ♡♡」
膣内で強く脈打つ男根。
アーロンの射精が今にも始まる事が感じられ、
少女も悦びに打ち震え……
「あぁぁっっっ……!!!
お兄ちゃん……お兄ちゃんっっ……!!!!」
どくん、と精液が子宮に注ぎ込まれる。
その瞬間、少女も今まで味わった事の無い様な強烈な絶頂に達して、
びくびくと全身を激しく痙攣させる。
その瞬間、何故かアーロンを「兄」と呼んでしまい……
「はぁっっ……はぁっ……
……おにい……ちゃん………??」
絶頂の余韻に揺られながら、
何故そんな事を口走ってしまったのか分からず、ただただ茫然とするばかり。
■ アーロン > 今一番強く頭に浮かぶのはこのまま射精をしたい、ただそれだけ。
それを求める為にアイニを貪り、悦びに震える少女を激しく突き上げていき。
「く……アイニ……受け止めろ…!」
二度目なのに一度目よりも多いかもしれない精液を勢いよく吐き出し。
その強すぎる快楽に腰を跳ね上げる様になども精液を送り込み。
兄という言葉に何故か射精の勢いは増し、より奥へというように精液を吐き出し。
「……はぁ……ふぅ……お兄ちゃん……だって…?」
一度目以上の解放感に体力を奪われたように息を荒くし。
それでも突然の「兄」という言葉にアイニをしげしげと見つめてしまい。
気のせいかその顔に攫われた妹の面影を微かに見た気がして。
■アイニ > 「……はぁ……はぁ……
なにこれ、ヤバすぎ……
こんなの、初めてなんだけど……」
膣内射精を受け、凄まじい快楽にまた全身の力が入らない。
今まで何度となく、えげつない性経験もしてきた。
が、そんなものとは比較にならない程の、魂の根幹を揺さぶる様な快感に、
少なからず少女は戸惑いを覚える。
「……ん、なんでもない……
変な事言っちゃったね、気にしないで。」
何故アーロンを兄など、馬鹿げた事を……。
……しかし、彼に膣内に注ぎ込まれ、強く抱き着いている最中。
脳裏に、彼と似た面影の人間と過ごした、失われた幼少期の記憶の断片が、
一瞬浮かんでは消えた様な気がした。
それは、最愛の人ととのかけがえのない記憶だった様な……
しかし、自分は魔族、彼は人間、そんな事はあり得ないはず。