2015/11/24 のログ
サタン > 口腔の中満たした芳醇な香りの紫煙を吐き出し、咥えていた葉巻を足元へと落とす。
踏みつける必要は無い。男の傍転がる肉塊が流した血の海に触れて、灯した火は直に消える。

片言な言葉で応えようとする女を赤い瞳はしかと捉え、何を口にするかを耳は一言一句を楽しみながら聞き取る。

「――…邪魔するならばそれも構わぬし、王国の者に伝えても我は構わんがな?」

一歩相手が下がるのなら、男は一歩その脚を進め、距離を空けはしない。
ハラリと地に落ちた外套の包まれていた女の肉体は、小柄なれどドレス姿のままでもその胸元の豊かな膨らみは、離れた距離からでも分かろうもの。
口許は口角を持ち上げて邪悪と評しても良い笑みを浮かべたなら、また一歩女の下へと歩みを進め。

「ただし……我とて見てしまった者をそのまま逃がすほど甘くはない。相応に応えて見せるか…。」

一歩ずつ、言葉を発しながら近づいて威圧するように全身からは血のように赤く淀んだ魔力の波動を迸らせ。
次第に女から微かな同族の香りを鼻腔は感じ取るだろう。
暴力を司るが同時に色も好む一面を持つ魔王は、口許の笑みはそのままに。

「仕事の後は聊か昂ぶるのでな。
この意味、分かるであろう?女よ。」

直接は伝えない。恐怖に怯えながらも生きる術自ら考えよと。魔王は言葉を続けた。

イルミ > 「……っ、ぁ……」

寛容とも取れる彼の言葉に、一瞬助かるかもしれないという希望を持った直後、叩きつけられるような魔力の迸りにたじろいだ。それが脅しの意味を持っていたのか、それともこちらが過剰に恐れてしまっているだけなのか。こちらから機嫌を取るようなことが出来ないなら、機嫌を損ねないようにするしかない。恐ろしげな物言いが単なる脅しでしかないことを祈りながら、

「は、はい……その、っ、私でよければ……お相手っ、致します……」

出来るだけへりくだった……むしろ媚びるような口調で言うと、あわててドレスの着衣を緩め、一番の『商品』になり得る豊満な胸をむき出しにした。恥ずかしい、と感じる余裕すらなかったのはある意味幸運かもしれない。

サタン > 男にとっては脅しでもあり、歯向かうならば手討にするだけ。
そうするだけの暴力を持ち合わせている男は、自らの言葉、後者を選び生き延びようとする女の行為をただ眺めていた。
歩む脚は女の前にて止まれば、小柄な彼女と長身の男では身長差故に赤い瞳は見下ろす様となり。
近づけば、その身から香る微かな匂いが夢魔の類だと、理解するのに時間は然程要する事は無く。

「――…相手?勘違いするでない。
我がお前を相手するのではない。我の気が変わらぬよう、自らの命を賭けて奉仕させてもらうのであろう?」

彼女は自身に相対する存在ではないと完全に見下した言葉を紡ぐ。
そして、相対している訳でないからこそ、男は何もしない。
全て目の前の夢魔の少女自身の手でさせる。
ドレスを緩め、外気へと晒された豊かな左右の膨らみは見事な物だが、それへ手を掛けはしない。
魔王による寵愛ではなく魔王への奉仕を要求しているのだから。
彼女の眼前には黒い衣服の中、凶悪に主張して膨らむ男の肉棒が映る事と成るか。

イルミ > 「……っ、ひぅ……も、申し訳、ありません……。ご奉仕、させていただきます……命、掛けで……」

恐怖と威圧感に押し潰され、その場にうずくまって泣き出したくなるが、そんなことをしてもどうにもならないどころか、彼の気に障ってしまうだけの結果になることは明らかだった。彼の前に跪き、なるべく丁寧に、無礼のないようにそっと服の下の膨らみを外へと導いていく。露わになったモノの匂いに、飢えたサキュバスの本能が疼くのを感じながらも、それに呑まれないように心がける。自分が精を飲みたいからではなく、彼を満足させるために奉仕するのだ、と。

「……こう、で、よろしいでしょうか……」

先に口でするよりもこっちのほうがいいだろう、と胸で大きな肉棒を挟み込んでいく。口なら歯を立てて反抗するような可能性を残してしまうが、胸でならどうやっても彼に傷をつけることはできないからだ。

サタン > 「――…分かれば良い。頭の良い奴は嫌いでは無い故にな。」

意図を察せぬ馬鹿なら、その頭は既に吹き飛んでいるだろう。
女の手にて露になる男の逸物。
既に、亀頭は天へと向いて大きく張り出した雁首と、肉槍は凶悪な太さにて硬直し、浮き立つ筋は竿に絡む蛇のようにドクン、ドクンと脈動を刻み、濃厚な雄の香りを放ち、彼女の前へと晒される。
サキュバスの本能と恐怖、その二つが競り合う様など知る由も無いが、怯える女がその本来の姿を見せるのかどうかは一興。

「――…奉仕するのならば一々問うは無粋であろう?
お前の持てる全てにて我に応えよ。」

『こうしろ』とは言わない。
命懸けの中、なんとか生きようと足掻く様を見るのが良い。
豊かな左右の膨らみに挟みこまれれば、その谷間の中ドクンと脈動を打ち大きく肉棒は跳ね暴れる。
触れる肌からは文字通り炎のように熱く滾った男の熱が柔肌を焼くように伝わるだろうか。

イルミ > 「んっ、熱い……ぁ、えと……その、がんばります……」

一応は誉められたらしい、と判断すると恐怖心も少しは薄れ、その凶悪な肉棒に見とれる余裕ができた。とはいえ、細心の注意を払わなければならない、という意識に変わりはなく、挟み込んだ胸でゆっくりと刺激を始める。早くも興奮し始めたのか、うっすらと汗ばみ始めた胸の谷間でその熱と時折跳ねる動きを感じながら、

「はっ、は……ぁ……」

最初は押し潰すように圧迫したり、また緩めたりという、やや緩慢な奉仕をしていた。しかし少しずつ息が荒くなるにつれて、上半身を揺する動きで肉棒をしごく奉仕に移行していく。全身が男を悦ばせるために出来ているサキュバスの身体は、開発するまでもなく全身が性感帯であり、谷間も例外ではない。

サタン > 女の肌に浮かぶ汗も肉槍に混じり潤滑油として、柔肌の上、左右の豊かな質量による圧迫感と開放感。
挟めば肉槍は内側より女の肉鞠に食い込み歪に形を変えさせ弄ぶか。
小柄な身形に不釣合いなほどの豊かさを誇る乳房はアンバランスながらも愛でるには、悪くは無い肉感であり。
次第に荒くなる呼気は、男の肉棒にも降りかかり、夢魔としての性が徐々に引き出されてきたと理解するのは容易い。

「――…どうした?夢魔の女よ。貴様の奉仕はこの程度か?
で、有るならば…期待外れもよい所だ。」

否、男を悦ばせるための女の肉体が齎す刺激は、悪いものではない。だが、まだ足りない。
恐怖という力が支配しているのならば、それを更に煽ればよいと考える。

ドンッ!と、先の比では無い位の強大な魔力の波動が男の全身から発せられれば、周りの木々も一度激しく揺れ、眼前にて奉仕する女にも魔王の強大な魔力の奔流が叩き付けられる事となり。

イルミ > 「……っひぅ!?」

うっとりと興奮に浸りかけていたところに、さっきとは比べ物にならないほど強い魔力の迸りが浴びせられた。むしろ衝撃に近いそれに耐えようとする間もなく吹き飛ばされて尻餅をつくと、むき出しのままだった乳房があざといほどに大きく揺れる。

「ご、ごめんなさ……申し訳っ、ありません 、調子に乗って……な、なんでもします、がんばります、だから……」

慌てて起き上がり体勢を整えようにも腰が抜けて動けず、大きく股を開いた格好のまま必死に許しを乞う。脚の間から見えるだろう下着はびしょ濡れだったが、それが興奮によるものなのか失禁してしまったせいなのかは判然としない。

サタン > 男からすれば、か弱いと評してよい女を自らの魔力の波が打ちて吹き飛ばせば、奉仕させていた肉棒は豊満な乳房の抱擁から解き放たれて外気へと晒される。
女の肌が浮かべた汗と僅かに迸る透明な液に塗れ、つきの明かりにでも照らされれば僅かに塗れた混合液が照り返すだろうか。

乳房をむき出しに、両腿の間にて女の蜜壷を隠す下着の水気も、全て見下ろす紅瞳は捉えているだろう。
『なんでもする』という言葉に一つ興が乗ったのか、男は口をユルリと開き

「――…ほう?であるならば、貴様。
我の奴隷にされても構わぬのだな?
よいぞ、気が変わった。殺しはせぬが、我領地にて
とくと我の気が済むまで犯しつくしてくれよう。」

人の世界に紛れて生きている彼女にとってはこの言葉がどういう意味として理解するか等、知った事ではない。
腰を抜かして立ち上がる事も逃げる事も出来ない女の下歩み寄れば、二人の下には転移の魔方陣が広がる。
光が広がるに連れて、彼女の姿は王国から遠く離れた魔王の領地へと連れ去られる事となるだろう。
絶望するか、それとも夢魔の性がそれを上回るか…魔王にとってはこれもやはり唯の暇潰しであったのだろう――

イルミ > 「りょ、領地って……んっ」

そんなこと、と言いかけた口を慌てて塞ぐ。生きるためならなんでもすると言った手前、何をされても文句は言えない。例え、それが命からがら逃げ出した故郷……魔族の国に連れ帰られることであっても。それに、彼の屋敷か何かに閉じ込められるなら、犯される以上の責めは受けない……かもしれない。

「……わかり、ました……私を、貴方の奴隷にしてください」

もう一度彼の前に跪いて、服従を誓う言葉を小さく紡ぐ。自分と彼を囲む魔法陣が転移魔法のものだろうことは察しがついたが、今更抵抗などするはずもなく、ただ、心の底に落ちてくるような、被虐的な隷属の快感、安心感のようなものを感じていた。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からサタンさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からイルミさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にアルシャさんが現れました。
アルシャ > 「ふう…これくらいでいいですよね」

街道から少しだけ外れた草原で薬草の採取を終える
手持ちのカゴにはたっぷりの薬草が詰まっており摘みたての草独特の青臭さをまとっている
診療所(バイト先)の先生が薬の作り方を教えてくれると提案してくれたのでその材料の薬草を摘み街道へお訪れた

(まぁ薬草くらい買えばいいのですが、ちゃんと作れるかもわからないものにお金を使うのもなんですからね…)

料理等と違い簡単な物であれ薬は薬である、その性質上失敗してしまった場合はもったいないからと言って使うわけにもいかず廃棄するしかない
そんなリスクがある物にお金を使うのも気が引けたのでこうして材料を採取しに来た、自生しているものを自分で取ればタダであるそれならば失敗を気にすることもなく薬作りに集中できるというものだ

「それにこうして街の外で何かをするというのも冒険者みたいでおつなものです」

そのまま街道の近くまで足を進めお昼ご飯を取るのに良さそうな所をキョロキョロと探す
ちょうど昼時であり街道沿いを見ると腰をおろし食事や休憩をしている人がちらほらと見える

「んふふふ、外で食べるご飯は格別なのですよ」

と冒険者よりはピクニック気分の方が強い発言をしながら昼食の準備を始める

アルシャ > 背負ったバックから一人用のマットを出し敷く、そこに荷物をおろす
そしてランチボックス(サンドイッチがびっしり)と水筒をバックから出し広げる

「そしてこれが今日の主役なのですよ」

ともう一つ水筒と小さな鍋とキャンプ用の小さなコンロを出しマットから少し離れた所に設置する
そのままコンロの下に薬草採取の際に拾った枯れ枝を敷き詰めマッチで火をつける
そしてコンロの上に小さな鍋を置き水筒の中身、芋とベーコンと玉ねぎのスープを注ぎ温める

「うん、なかなかいい感じです。多分結構それなりに冒険者っぽいです」

確実にピクニックの様にしか見えない図ではあるがこういうのは気分である、冒険書っぽいと思えば冒険者っぽいのだ

何となく冒険者っぽいイメージでコンロの前にしゃがみまだくべていない枯れ枝を折ってみたりしてみる
温まり始めてたスープが湯気を立ち上らせ始めいい臭いがあたりに漂いはじめた

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にエレイさんが現れました。
アルシャ > 完全にスープが温まったのを確認して鍋の取っ手を持ちマットへと歩いて行き腰を下ろした
コンロの火はまだくすぶっていたが回りに火事になりそうなものもないのでそのままにする

「こうして焚き火を見ながら食事するっていうのもなんとなく冒険者なイメージです」

そんなことを言いながらハンカチで手を拭き、ランチボックスからサンドイッチを取り出しパクつき始めた

エレイ > ~♪(ピーヒョロロと微妙に吹けてない口笛を奏でながら、街道沿いの草原を呑気そうな面して悠然と歩く男が一人。なんとなく軽く腹を片手でさすり)時既にお昼時だしそろそろちょいと腹が減ってきましたなあ……なんだか近くからいい匂いが漂う気すらしてくる始末。……む?(ふと嗅覚を刺激した匂いが気のせいではないことに気づくと眉を持ち上げ。スンスンと鼻を鳴らしつつ、のしのしとそちらへ近づいてみると)──おお? やあやあアルシャちゃんコンニチハッ。こんなトコでピクニックですかな?(サンドイッチを頬張っている、見知った少女の姿を見つければにへらと相好を崩し。シュビっと片手を上げ、快活に声を掛けながら側まで歩み寄ってゆく)
アルシャ > 「あ、エレイさんこんにちは。ピクニックではないです冒険者なのですよ」

と本日の獲物、薬草の詰まったカゴを指さし少しえばったふりをしてみせるそして

「まぁ本当はエレイさんの言う通りピクニックみたいなものですけどね」

とほほ笑み体をマットの端に寄せて、ランチボックスを膝の上に載せスペースを作りそれとなく横をすすめてみたりする

ついでにハム、卵、トマト、レタスを挟んだ普通よりは少し美味しいサンドイッチを差し出し餌付けをしてみたりもしてみる

エレイ > 「ほう薬草採取であるか。その草は……この近くで取れる奴だなまああ最初は安全なトコから始めたほうが確実だしどこもおかしくはない」

カゴの中身を覗き込むと、ウムウム、ともっともらしく頷いたりしながらそう言って。
微笑む彼女がスペースを開けてくれたのを察すると、失礼するます、と笑顔で断りを入れつつすぐ隣に腰を下ろし

「いいのではないか? 外で食うメシも結構乙なものだべ。お、くれるのかね? では遠慮無く受け取るだろうな。いただくます!」

サンドイッチを差し出されればあっさりと餌付けされ、スパンと合掌してから喜々として受け取りむしゃむしゃと齧り始める。

「ンムム……これはアルシャちゃんが作ったのかね? 腹減ってたのもあって超美味いです。そっちもそうかな?」

焚き火で暖められている鍋の中身にも視線をやってから、首かしげて顔を覗き込みつつ問いかけ。