2018/08/15 のログ
セラ > 「ん? む、うぅ……いない?」

視線を巡らせども、巡らせどもそれらしい者が見当たらない。
なれば、考えるべきは迷子の可能性か。
そんな事を考えていると、明らかにこちらを認識している様子で近づいてきたうえに、名指しで声をかけてくる。
こうなると、相手を無視するわけにもいかず。所有者探しを脇に置いて、相手の顔を見ながら何の用だと様子を窺い。

「……気配感知でもされたか? いや、まあそれはいいとして。何の用だ?」

とりあえず、カキ氷を味わっている場合じゃないと食べるのをひと休み。
微妙に人聞きの悪い台詞を口走ってくれるじゃないかと思いつつも、前の時と何か違うようなと内心で首を捻る。
どこの誰の手による人形であるかは知らないが、自我の薄さといい何を目的としたものかといえば慰安用がすぐに思い浮かぶが。そんなのをひとりで出歩かせるのかという疑問も浮かび。
結局、こいつは何なのだとそんな疑問の眼差しを向けながら、言動からして自分が目的っぽいが何が目的なのかよくわからぬと、首を傾げ。

チュチュ > 所有者が、随伴者が見つかるはずもないだろう
幼女にそのような者は存在しないのだから。

「おねえちゃんにもらった気持ちいい、覚えてるから、だから、来たの」

少し「おしゃべり」になったらしいとはいえ、常識には乏しいのは相変わらずか。
和やかな水遊場の空気も、自分だけが水着らしいものを着ていないのにも無頓着な様子で。

「また、気持ちいいが欲しいの。おねえちゃんがいっぱいいっぱい『持ってる』のみたいに、それよりもっともっと気持ちいいが欲しいの」

訝しむような視線の中、また幼女は戸惑いも躊躇いもなくそう言葉を続けた。
果たして幼女は相手のどこまでを知っているというのか。

「頭の中が空っぽになるまで、気持ちいいが欲しいの」

そう言い終えると、幼女はまた首を僅かに傾げた。「ダメ?」と言わんばかりに。

セラ > 「ふむ、言わんとする事はなんとなくわかるが……」

ようするに、前にあった時に戯れてやった事を覚えていて。また、同じようにして欲しいとやってきた。
いまいち、語彙の乏しさにわかりづらいがそんなところだろう。

「よし、とりあえず。常識というものを覚えろ。物凄く、人聞きの悪いこと口走りおってからに」

明らかに浮いている格好の幼女が目立たぬはずもなく。微妙に周囲の視線が集まってるところに、世間体の悪い事を口走ってくれるなと溜息をつき。周囲の認識を逸らす結界を敷く。

「個人的にはもう少し育って出直して来いと言いたいが……。育つのか、これ?」

そういう方向性で愛でるには、いささか容姿が幼過ぎる。下手すれば、人間換算で肉体年齢一桁ではないかとじろじろと視線を送って評価する。たまに味わう分にはともかく普通に手を出すには、自我の希薄さも相まってあまりそそられない。
こやつを造った創造主の趣味はかなりアブノーマルだったのではなかろうかと、作品の出来から創造主の趣味嗜好を推し量り。

「そういう時は、ちゃんとおねだりの言葉をくちにしろ」

自我の面では、多少の成長は期待できそうだが成長性はどの程度だと、モノの出来を見定めるように目を細めて見つめつつ、慰安用の人形ならそれぐらいできるだろうとばかりに言葉をかける。

チュチュ > 相手の想像は凡そ当たっている。
幼女はそれを求める存在であり、求め続けることが唯一の存在価値なのだから。

「ん……おねえちゃん、悪い人、じゃない……いっぱい気持ちいいくれた、いっぱいいい人……」

周囲の目は物珍しそうに、奇妙な物を見る視線を二人に送っていた。
人聞きの悪い―――自分のせいだともわからずに、相手がいい人だと、また余計なことを口にした。
幸い、結界が張られその言葉は周囲に聞き取られなかったようではあるが。

以前会った時は気紛れかはたまた。
その時に比べ身体的成長はない。
見定めるような視線にも、幼女は動じない。尤もその視線は幼女の作成者に向けられていたのだが。

「チュチュは、いっぱい気持ちいい、いんらんさんのへんたいさんになりたいです。チュチュの頭の中まで、クチャクチャのトロトロにしてください。気持ちいいことしか分からない、いい子にしてください。おねえちゃんが持ってるのの、お友達にしてください」

幼女は、自ら発せる精一杯の強請りの言葉を向ける。
トロンと瞳を濡らし、僅かに口を開き。
幼い顔立ちに、幼くも色を孕ませながら。

セラ > 「その見た目で、そういう事を口走られると普通の人間なら社会的に死ぬぞ」

周りの状況を読むとか、世間一般の常識とかそういうものは入力されてないのかと嫌そうに顔をしかめ。
これ、結界を敷いてなければ余計なトラブルに巻き込まれていたなと疲れたように息をつく。

「ふむ。言葉の意味をわかって言っているのか、微妙に怪しい気がするが。語彙はそれなり、か。
 元々の事を考えれば、いちおうは合格ラインと」

明らかに発情しているだろうと思われる表情を浮かべて、口にするおねだりの口上。元の無機質さを考えれば、良しとしても構わないだろうと判断してそれを是とし。
いちおうは、認める台詞を吐くと同時に、粘液に濡れ光る触手が一本、二本と次第に数と種類を増やしながら幼女の足元から這い出てきて、足首から絡みついてそのまま肌の上を、上へ先端を伸ばしていこうとする。

チュチュ > ついぞ、幼女が相手に、そして周囲に気を配る様子は見れれなかった。
幼女の作成者はよほどの悪趣味だと、悪態も付きたくなるだろう。

「ごうかく……?チュチュ、いい子?おねえちゃんが言ってほしいの、ちゃんと言えた?……ふっ、んぁ……」

合格、と―――一応が付くが―――告げられると、少し笑みを浮かべた。それも以前にはなかった反応かも知れない。
ヌルリと何もなかった地面から触手が這い出て幼女の素足に絡みつく。
幼女は甘く声を上げただけで逃げようともせず、ワンピースの裾をぎゅっとつかんだ。
絡みながら這いあがってくる触手の感触に顎を僅かに上げ、唇をキュッと噛む。
同時に、触手からの甘い甘い香りに鼻を鳴らしいっぱいに吸い込もうとした。

セラ > 幼過ぎて、肉体面で愉しむにはちと不足。精神面で愉しもうにも、自我の希薄さから薄味。
肉人形であり、肉体面や精神面で成長が見込めないなら面白味も無いが、精神面では成長性がありそうではある。

「ふむ、満点はやれないが及第点といったところだ。今後に期待、というところだな」

創造主が、自我の希薄な無垢なる幼女として製作していたのならそこから外れるような内面の成長に対する対策を取っている可能性もあるが。
そこらへんは、どうなのだろうな――とか、考えながら手にしたスプーンをぴこりと一振り。
その仕草にあわせて、触手が這い上る速度が上がり。さらなる触手が幼女の足元へとまとわりついていく。
表面を濡らす粘液を塗りつけるように、ぬらりと肌の上を這いずり回り。その先端は、股間へと届けば穴の位置と具合を確かめるように這いずり、撫で回しては、先端でつつき。
幼女と触手の絡みを、いつまでたっていられるかなと眺め続ける。

チュチュ > 果たして幼女は肉人形なのか。
幼女自身も、作り上げた張本人もその実理解していないのかもしれない。
幼女はその奥から湧き上がる欲求と衝動の為だけに生きている。
それが「自我」と呼べるのかは定かでないが。

「んっ、ぁっ、ぁ、あっ、ん、ぁ、ニュルニュル、にゅるにゅるさん……ふっ、んぅぅぅっ……」

這いあがると同時に、後からも新たな触手は湧いている。
がっちりと足首は固定されているように見え、第一弾の触手たちが
幼女のワンピースの中に潜り込む。幼女はその感触を嬉々として、感じている感触を口にした。

「んっ、んっ、んっ、ぁ、ぁっ、おねえちゃん、チュチュ、気持ちいいよ、にゅるにゅるさん、気持ちいいよぉっ……」

肘を折り畳み頭の横で拳を握り。
膝は隙間を開けたまま内股気味に曲がり、僅かに腰が前に突き出される。
下着の上から粘液を塗りたくりながら、その筋の形を確かめるように這いまわり、感触を確かめるように突く。
与えられる快感に、幼女は膝を震わせながらその悦びを伝えようとして。

セラ > 「うぅむ、にゅるにゅるさん……か」

触手を呼び表す単語ひとつにも、どうにも幼さが見え隠れ。
ここらへんも、今後の課題であろうか。調教と言うより、教育の気配を感じると思いつつ今後のプランに思考を巡らし。

「ふむ、こう……背徳的というか。うーむ」

感度の良さ。反応の良さは、確かに一級品。腰を揺らめかして、触手の動きにしっかりと反応を見せるその感度の良さに、もう少し成長してれば見応えもあるのだがと微妙に残念な気分を味わいつつ、見定める観察者の目線を送り。
ぬるりと、触手が蠢き。股間を撫で上げ。先端を前後の穴にあわせて、穿るようにくちくちとつつきまわし。
粘膜を塗りつけるような動きを挟みつつ、次第に力がこもれば穴の中へと侵入していき。揺らめくような動きが、肉穴の中を抉りまわすような動きとなり。
そうした、動きにあわせて細い触手が淫核へと伸び。敏感なそこを剥き出しにするように擦りあげてから、絡みつくと捏ねるように蠢き。

チュチュ > 大分気に召していないかのような口ぶりも構わず
幼女は与えられた触手の刺激に酔いしれた。

二つの孔と陰核と、触手に擦り上げられ腰を振り絶頂し
気を失うまでそれは続き、意識を取り戻したときそこには誰もいなかった―――

ご案内:「ル・リエーの水遊場」からチュチュさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からセラさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にレナーテさんが現れました。
レナーテ > 夏、集落は激しい業務に晒された。
氷室の雪を利用した空調設備の設置工事、海やプールなどの行楽地でビーチバーを開いての業務。
それに合わせて大量雇用となったミレー族の訓練、配属、それに伴う諸々の事務処理。
ひと夏の甘い思い出は、山積みの仕事に押しつぶされながら満喫できずにいた。
しかし、今はそれから開放され、週替りの夏季休暇を過ごしている。
他に比べて治安のいい区画ならばと、今日は一人で水遊場へ繰り出し、おろしたての水着で砂浜をあるく。
赤と白のチェック柄の水着は、胸元をフリルで埋め尽くすようにあしらい、控えめな胸元を包みながらも可愛らしく。
代わりにボトムは少し大胆めになっており、腰のラインをぐるりと廻るフリルの部分以外は、チェック柄の布地が狭めである。
フロントもバックも少々角度がきつめにデザインされており、しっぽは落ち着きなくゆらゆらと踊る。

「こうしてると……いつもの忙しさが嘘のようですね」

視野の向こうには、波打ち際ではしゃぐカップルや、浮き輪をくぐった子供がぎこちないバタ足で泳ぎ回ったりと、平穏な光景が広がる。
とはいえ、家族連れやカップルだけではなく、妙な視線を送る男の姿もチラホラと。
本当なら友人と一緒に来る予定だったものが、飛び込みの仕事で自分だけとなってしまったのもあり、女一人の水遊場は妙に目立つらしい。
時折視線を感じては、落ち着きなく耳が小刻みに跳ねると、人混みに紛れるように波打ち際へ。

「ひゃっ……!?」

足元に飛びかかる水飛沫の冷たさに、ピンとしっぽを立たせながら素っ頓狂な声を零す。
見開かれた金色の瞳は、直ぐにいつものような落ち着きを取り戻すも、自分が上げた声に少し恥ずかしくもなり、頬が薄っすらと赤みを帯びる。
違う熱気を振り払うように更に沖へと進むと、太腿の辺りまで浸かっていき、手遊びに両手で水を掬い上げていく。
零れ落ちる水が白い腹部に伝い落ち、冷たさに仄かに笑みをこぼしながら、意味もない戯れに癒やされていく。