2018/06/24 のログ
■ブレイド > 「ん、わりぃ…元々冒険者でさ。
客分って程度だから、むしろそっちの仕事のほうが多いっつーか…。
でも、そうなったらオレも……」
と、そこまで口にして、彼女の様子の変化に気づく。
捕まるという言葉。マズったか…。
その表情からわかることは、囚われ、ひどい目にあったということ。
「わり、考えなしだった…」
彼女に謝罪しながらも、差し出した頭。
ふわふわとしているであろう耳は、今はしっとりと濡れている。
彼女の指先が触れると、少しくすぐったい。
だが、指先から手のひらで撫でられるようになれば心地よく。
「そうだな、奴隷市にもミレー族はいたりする。
オレやアンタは運がいいけどさ…アンタはいいけど、オレは明日は我が身かもしれねぇからな
気を張っとかねーと…」
撫でられて、会話していると彼女の近さに気づかない。
だが、彼女の控えめな声が少し近いような。
そんな気がした。
「ん、やっぱりやな事思い出させちまったか…
すまね…んっ…!?」
彼女の言葉に眉を寄せて、少し渋い表情。
自分の言葉を悔いているようで。
そして、彼女の予想通り、謝罪を口にしようとするも、それは叶わなかった。
重ねられた唇で。
■ネーヴェ > そ なんだ…?
でも やっぱ り気をつけ て。
――これから きっと。 …何処 で何が起きて、も。
おかしく ないと思う から――――
(それに王都で噂される懸念事項という奴は、魔族関連だけではない。
寧ろ近しい問題なのは、同じミレーの過激派絡みの件かもしれず。
…だが、それを口に出来なかったのは。
己が、というよりも彼が。当のミレー族だからであり。
彼自身が口にする通り、主の保護等を持たず、何時何が起きてもおかしくない身の上だから。)
…ぁ、あ。ごめん。
……それを言わせた く、なかったのに な――
(冒険者とか傭兵とか。
そういった職種に頂くイメージと比べて。彼は…素直すぎる、気がする。
素直に人を案じて、謝罪すら口にする様子に。
耳に触れる指先は、更に頭の上、髪を梳き。頭全体を撫でるように。
少しでも触れる箇所を増やしたい。気にしていないと伝えたい。そんな、無意識の行動で。)
それで も、助かったから。 生きて るから。
だから、私 はマシな 方で――――出来れば。
出来れば お互 い…
(どう、なりたいのか。どうしたいのか。
その先はもう、こんなにも頼りない言葉で、表現する事は諦めた。
触れさせる事が出来たなら、少しずつ、少しずつ…強く、深く。口付けをより確かな物へ。
ぱしゃり、と響いた水音は。腰を浮かせ座り直し、躰その物を近付けた証。
膚と膚、触れれば良い。いや、寧ろ、触れ合わせたい。
其処に宿る体温、熱さ、温かさ。そうした所からも、同じ物を見出したかったから。)
―――― 、……っ、は…
ね…ぇ…? 逆にな っちゃ ぅけど……嫌?
嫌い 、 なら…言って?
(吸い立てた彼の唇を一度離し、ちろちろと舌先で擽ってから。
ふと、微かに不安を交えた問い掛けは。
それこそ、これが彼が嫌ってみせた行為と、どう違うのか…と思うから。)
■ブレイド > 「ああ、ありがとよ。
のんびり冒険者稼業で過ごしたかったけどな。
気をつけるにこしたことはねぇ」
彼女の気遣いと忠告に感謝しつつ、今後のことを思う。
戦争になったら自分はおそらく兵として駆り出されるだろうが…
うまくやれるか、生き残れるか。
この国が襲われたときに、大切なものを守れるか…。
「あ、う…えっと……ん、わかった」
更に謝りそうになった言葉を飲み込んだ。
彼女を侮辱する気も憐れむ気もない。
だから、謝ったこともまたマズったなぁと表情を暗くする。
だが、彼女が撫でるその手の範囲が広くなったことで
彼女の寛大さに感謝して。
「そうだな、お互い…お互い…無事、で…
んっ…んぅ…は、あ…どう、した…?」
キスを受け止めながら、少しばかり困惑した様子で。
だが、彼女を拒みはしない。
なんとなく、彼女がそうしたいのだと察した。
不安か、それとも不用意な発言をした自分を慰めるためか…。
どちらにしても、寄せる身体に手を回して。
「嫌、じゃねぇけど…ネーヴェは…」
いい悪いを聞くまでもないのはわかる。
彼女が重ねた唇だから。
彼女の不安を感じたのか、こちらからも舌を伸ばし舌先で触れ合う。
■ネーヴェ > 本当 にね。
ちょっと でも。…ちょっとだけで も。
知った人―― 居なくな るって。 嫌だし…
(そんな別離を、どれだけ経験した事か。
残念ながら、戦争という奴で、誰も死なずに済む筈はない。
今後も、機知を失う機会は必ずやって来る。
――それでも。一人でも、少ない方が良いと。
願う位は良いだろう。ミレーだろうと奴隷だろうと、そんな権利は有る筈だ。)
だから 言いっ こなし、で ……ん…
ごめんね、合戦 …に、なり そぅだし――
この辺で、 やめとこ…?
(有り難さと申し訳なさが入り交じる、何ともこそばゆい思惑。
流れを断ち切るつもりだった口付けなのに、その後も亦、問い掛けてしまう己。
これではいけない、と首を振り。もう一度唇を重ね合い。
耳と頭を行き来する掌は、その侭彼が止めないのなら後頭部へと滑り落ち。
より互いの距離を寄せ合おうと。)
――ありが と。
嫌じゃな いなら、良かっ ――た。
何ていう か、 今 こういう事する の……
(何度も、何度もキスをして。唇同士だけでは、直ぐに物足りなくなった。
舌と舌が触れ合い、じんわりと甘い痺れを覚えれば…もう、止められない。
心地良さ気に眼を細め、絡め合う舌を、此方から口内に導いて。
舌と口内。粘膜と粘膜の接触が快い、と。
更に寄せる躰、その侭、彼の胸板に預けていく膚身が。小刻みな震えを繰り返す。)
は―― 、っ……ぁ…この 侭するの …
ぅぅ ん、したい―― ブレイ ド 良いって言っ …てくれた、から……
今――の私、 …我慢 したく、なぃ――――
(元凶は淫魔の置き土産だろうし、切っ掛けは、罪悪感めいた物なのだろう。
それでも。彼と、したい、と。一度口にして、行動に移せば。
明確な娘自身の願望となった。
また一つ口付けを重ねては――ふと。頭を抱くのと逆の手を。
湯に沈め、そろそろと彼の背筋を、腰を辿らせる。)
■ブレイド > 「オレもだ。
だから、ネーヴェも…死ぬなよ?」
彼女の言うことはまた自分も同じことを思っている。
すこしでも知った人…特に好意的に思っている者を失うのは嫌だ。
戦争などという理不尽で。
触れ合った肌のぬくもり…次にあったとき、これが冷えて硬くなっていることなど考えたくもない。
「そうだな、そう、だ…。ん…
は、ぁ…ネー、ヴェ?」
彼女の言葉に同意しながら唇を重ね合う。
甘く食み、彼女の狼の耳に触れ抱き寄せる。
言葉は要らないとばかりに。
「はぁ…ん、いい、ぜ?そういう気になったなら、さ…。
その、こえぇもんな。失うのとか…戦争とか…過去だとか…
オレが、それ忘れさせてやれるなら、いい。
オレも、こえぇから。失くしちまうの」
我慢しないという彼女を抱き、何度も舌を絡め
彼女の腕に尻尾を絡める。
波で歪む湯の底では、すでに硬くそそり立っているのが見えるだろう。
格好つけてはいたが、裸を見たそのときから…そうなっていたのかもしれない。
■ネーヴェ > ――言って くれる んだ…?そういう 事…
ん ……ちょっと、その気に―― … …ふ …頑張っ て、死なな いよ にする…気に。
なれ ――るね、誰か 言ってくれ ……る、人、居ると…
(そういう所でも、同じ物を、同じ事を感じる事が出来るのは。
素直に喜ばしかった。…こうなると。
「死んでも必ず~」等とは言えなくなりそうだ。
耳と耳に触れ、触れられ、此方も頭を預けるなら、ますます口付けは濃密に。
舌の絡み合う、粘付いた水音に、直に鼓膜を擽られ。
それすら快感となっていく…心地良い、と。
言葉以上に、熱を帯びて濡れる瞳が訴える。)
ん――は …それ良 いかも…名前。 …呼んで、呼ばれて…?
其処も一つ…になって、る 感じ………
ブレイド は優しい ね、優しく、して …くれるね …
私 も。…嫌な目、酷い 目、忘れ―― うぅん。
忘れちゃ 闘えな ぃから…だけど、今だけ。…甘え たぃか な…
――っ、 ん。 く んっ…
(同族の誼という感情が、己に有る事を始めて自覚した。
何も、同じミレー族、という意味だけではない。
同じような事を考え、感じ、欲して…という事でもだ。
湯の中で腕に絡められる尾を。末端から、根元へと。丹念に辿り落とせば。
付け根の辺りを握り込み、柔く扱こうとするのは。
己の尾がそうやって刺激されれば、心地良いからか。
頭を抱き、尾に触れて。両腕が塞がってしまえば、足りない接触を補おうと。
膝を先へ、腰を前へ…太腿の内側に、熱く硬い象徴が触れた。
ひくん。睫が、背筋が揺れる。
彼の口中へと吹き込む吐息が熱を増し…微かな。それでも隠しようのない甘い声。)
■ブレイド > 「死んでほしいなんて思うわけねーよ。
どうでもいいとも、思えねー…ん、く…
同じ、ミレーで…ネーヴェは、いいやつだから、さ…」
触れ合う唇、出会いはそれこそ偶然で、数刻しか話していない相手。
それでも、彼女と交わした言葉や視線、笑顔…。
また会ったときにそれが見たいから、重ねる。身体を。
狼のような耳を撫で、愛でて、深い口付け。
ミレー族は耳が良い。故に自分は音に弱い。
水音、吐息、鼓動…それを聞くだけで興奮してしまう。
「ひでぇ事する理由がねぇ。優しくしてぇ理由がある。
そんだけだ、ネーヴェ。忘れようと、甘えようと…
オレはいいぜ?ネーヴェ、ネーヴェ…いくらでも呼ぶから…
は、ぁ…んっ…ここ、好きなのか…?」
するりと彼女の手が尻尾の付け根をしごく。
自然とそうするということは…自身も抱きしめる手を背筋を撫でながらおろし
彼女の尻を柔らかく撫で、ふさふさであったであろう尻尾の根元を扱く。
女性である彼女よりも、少し力強いか。
「…いい、ぞ?もっと、傍に…えっと、しよう…ぜ?
繋がって、一緒に、なろうぜ?」
彼女の吐息や視線、それを受け止め微笑んだ。
腰を寄せ、彼女が許せばその体を自身の膝の上に座らせようとする。
■ネーヴェ > ……本当 …こんなに も、優しい人。
…ブレイド みたいな――人、もっと。 …もっと、知りた いな…
(二つの意味で。彼のような人を、より大勢…
そして、彼自身の事を、より深く。
目で、耳で、手指で、膚で、唇で。言葉で、視線で、そして…
同じ事をして、同じ物を感じたい、と。
声音の合間に僅かばかり、唇が離れれば。
その唇で、もっと様々な彼を味わうべく。顎先に、頬に、喉にと口付けを飛び火させては。
再び唇その物を求める繰り返し。)
それこそ?ミレーだ からとか、…負けたから、とか、 …世の中に は、有るの にね。
…ブレイド とは、そういう …事、考 えずに、 ……本当に、唯々……
っ、っひゃ ぅ――!? っは んは そ…ぉ、好き っぃ……
(当然の如く尾を囚われ、扱かれて。
痺れと疼きが尾から背骨に、脊髄から頭に迄響く。
堪らず背を撓らせ、両腕に力が篭もり。これ以上無い程強く、彼に抱き付いてしまう。
潰れる程に胸を、乳房を押し付ければ。籠もる熱も、宿る鼓動も。
一切の間隙が無い、零中の零距離から伝え、訴えて。)
ん……ふ、そ…だね、一緒 に――――
言った通 り、一緒 に気持ち良 …く………
ね …ブレ イドも、 っ…気持ち 良い…事 教 ぇて……
何 したい…? どう 繋がりた い……?
(唇から、尾から、胸から…燻る熱が膚の全てを、湯の向こうで仄かな紅に色付かせ。
求められる侭、彼の膝上へと座り直せば。
もどかしげに揺れる下肢を、躊躇い無く、熱い熱い、牡その物へと。触れ合わせ、擦り付け乍ら。
蕩けていくばかりの声音で、重ね合う唇の隙間から求めるのは。
一緒にと約束するから、彼にも、喜んで欲しいという願い。)
■ブレイド > 「優しいなんてこたねーよ。ん、ふ…はぁ…
普通だ、少なくとも、オレは…。
ネーヴェは…境遇から考えても…すげー優しいと思うけど、さ」
キスの雨を受けながら、彼女の髪を、耳を撫でる。
自分はいい年頃の男ということもあって、優しいと言われるとなんだかくすぐったくて
ついつい否定してしまう。嫌ではないのだが。
微笑みながらに言葉を返し、キスを返す。
「ミレーも、人間も…変わんねーよ。生きてて、意志があるだろ。
わりーやつもいいやつも…勝ちも負けも……かんけーねー。
それは全部…オレが見て‥オレが考えて、決める…んっ…は…かわいいな」
乳房の柔らかさと、彼女の細い手に抱かれる感触、鼓動を感じながら
尾の根本をしごき続ける。彼女の手が止まっていてもお構いなしに。
もっと気持ちよくなってほしいし、もっと声を聞かせてほしい。
いまだけは悦びで心を満たしてほしいから。
「オレのか…。そう、だな。
囁いてもらえるのとか…好きだ。可愛い声でさ。
だから、その挿れさせてくれるか?
ネーヴェの…一番気持ちいいところ…そんで、声、いっぱい聞かせてくれよ」
もう二人の距離はゼロで、胸も腹も唇も重なり
自分の膝には柔らかな尻が乗っている。
彼女の腰に尻尾を回して少し腰をうごかす。
彼女の割れ目をすりあげるように。そして、あえて委ねる。彼女に。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からネーヴェさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/混浴温泉」にネルソンさんが現れました。
■ネルソン > (大きめのバスタオルで身体を包んで裸体を隠して混浴場まで歩いてくると、ようやくそこでタオルを解いて身体に湯を何回かかけて。髪の毛がお湯に入らないように纏めてアップにしてから、そっと足先からお湯に入る)
「んっ、あぁぁぁぁぁぁ……真昼間から入る風呂は最高だなぁ。
仕事中の人はご苦労さんって感じだし、最高だねぇ。ただ、少
し熱いのが難点かな……」
(他に誰も入っていなかったのが原因か、お湯の温度が少し高い。水で温めにしようにも水が見当たらず、仕方なく肩まで浸かったり、腰まで上がったりをして身体を冷ましたり暖めたりしながら入浴する)
ご案内:「九頭龍の水浴び場/混浴温泉」にハーティリアさんが現れました。
■ハーティリア > 「さて、と……風呂入るってのは久しぶりだぁねぇ。何時もは魔法か水浴びで済ませてたし。」
浴場にふわりと甘い香りが混じると共に、一糸まとわぬ姿をさらして歩いてくるのは、美女……と見紛うようなしなやかな風貌の男。
髪を一つにまとめてはいるが、アップにするという気遣いは見当たらず、そのまま風呂へと近づいて来れば……ザバァッと、まずは掛け湯をするくらいのマナーはあった様子。
「おや、ごきげんよう。」
そこで先客の男に気付いて、挨拶を一つ。
ただ、男が湯船に近づくと、ふわりと思考が蕩けそうな甘い香りが強くなり。
■ネルソン > (ゆったりした気分でお湯に入っていると聞こえてくる足音にそちらの方に顔を向けて、一瞬、女性と見まごう容姿の男性が近づいてくるのにいやらしい笑みを浮かべて、甘い匂いがする気がして鼻を鳴らす)
「これはなかなか魅力的な……んー?何か甘い匂いがしてきたよ
うな気が……ああ、ごきげんよう。失礼、何か香水をつけてるの
か?貴方が来て凄く甘い匂いがして……んっ……?」
(甘い香が香水のせいかと、そう問おうとしたところで。何か頭に靄か霞がかかるかのような感覚に頭を振って、それでも霞の晴れない感じに首を傾げる)
■ハーティリア > 「ははっ、そりゃあどうも……いんや、香水はつけてないねぇ。俺の匂いかな?臭かったらごめんよ?」
なぞと言いつつも、こちらを見るいやらしい笑みにクツリと、喉を鳴らして笑い、湯船にトプン、と浸すしなやかな脚や髪を湯から書き上げる仕草が、妙に男の視線を引き。
足が湯面に触れた途端、甘い香り……淫魔の身体から漂う魅了の魔力が湯気に移ったかのように男の鼻腔を満たすようにまとわりつくが不快というより、呼吸の度に心地よくなるような気分さえ覚えるかもしれない。
■ネルソン > (香水をつけているかを聞くと付けていないと答えられ、それは申し訳ないと頭を下げて。湯に入る男の姿をじっと見てしまい感じる浴場の熱が股間に集中して、勃起してしまうのに普通なら違和感を覚えるのに霞のかかったような頭ではそれも感じないままに)
「んあ……はぁ、それはすまなかったな。ところで、良かったら
名前を教えてくれないか?私はネルソンだ、宜しくな?んくっ
……なぁ、何かおかしくない、か……?」
(意識が朦朧とするような感覚、気を抜けば相手へと襲い掛かってしまいそうな、理性の箍をどうにか外れないように我慢をする)
■ハーティリア > 「俺かい?俺はハーティリア……まあ、長いから好きに読んでくれて構わないさね。……さぁ、特におかしいとは思わないけども。それより……『せっかくの風呂だ、リラックスしねぇと……な?』」
白々しく、気付かない風を装いながらも、身体を近づけ……ひたりと、柔らかな肢体を寄せて、囁く。甘い魔力を含んだそれは、まるで染み込むように頭の中に響いて。
細い指が、ネルソンの胸板をツゥッとなぞるように滑り落ち、湯の中にチャポン、と潜ると……股間の勃起を柔らかく、大きさでも確かめるようにきゅ、と握ろうと。
■ネルソン > (相手の言葉がするりと朦朧と霞がかった頭の中に入りこむと、身体を這う相手の指にぞくぞくと震えてしまって)
「あ、ああ……それじゃあ、ハティって呼ばせて貰っていいか?
んぁっ……ハティ、気持ちいい……もっと……」
(がちがちに勃起した肉棒を握られて、ぶるっと震えながら湯とは違う先走りの液を滲ませて。我慢出来なくなれば相手の肩を掴んで引き寄せ、強引に唇を奪い夢中になって吸い付き舌を入れようとする)
■ハーティリア > 「もちろん。……んっ!ぅ、んっ……。」
そう答えたのは、あだ名にか、もっと…の要求にか。
強引に口付けられたのにも一瞬目を見開くが愉しげに程目、ピチャ、クチュ……と舌を招き入れれば、理性が溶けそうな程甘い淫魔の口腔、蜜のような唾液をねっとりと絡めて、音を立ててネルソンの舌を舐り返し。
そして湯の中でゆっくりと、扱くように動き出した。しっとりと吸い付く肌の手による、先走りの滲んだ肉棒をクチュクチュと絞るような愛撫は、湯の暖かさと淫魔の魔力で、下手な娼婦と交わるより心地よく。
■ネルソン > (背中に腕を回して、その素肌を撫でまわすように手を這わしてきつく抱きしめ。交わしている口づけ、舌を限界まで相手の咥内に入れて舌を絡ませてぬるぬると擦りつけ。唾液を送り、交換しながら美味しそうに啜りあげ)
「はぁっ……はぁっ……気持ちいい、何で、こんな、気持ち…あぁ
ぁっ……もう、もうぅっ!!出るっっ!!」
(淫魔の魔力の籠った愛撫と湯の温かさに、がくがくと腰を揺らして肉棒を跳ねまわらせて。どぴゅどぴゅっと精液を湯の中に放ち、荒い息を鼻から零しながら勃起したままの肉棒を相手の手に擦りつけて押し付けていく)
■ハーティリア > 「あ、っは……んん、っむ、んぅっ。」
背中をなぞる手、まるで撫でてる手が蕩けるような肌に触れられて、小さく喘ぐ男は、限界まで入り込む舌に甘い舌を絡めて、じゅるりと音を立てて唾液を吸い、媚薬のような唾液を注いで返し。
「んぅっ、はぁ……一杯出して、ちょっともったいないけど……まあ、いいか。『一杯出して気持ちよかったか?ネルソン……もっと、気持ちよくなりたい?』」
ガクガクと揺れる腰にザバザバと湯面が揺れ、それに合わせてグチュグチュと肉棒を扱きたてれば、ビュルルッ、と湯の中に白い花が咲き……それでも勃起したままの肉棒を、優しく撫でながら……淫魔が囁く。
『あんたが俺の竿奴隷になるなら、もっと気持ちよくしてやれるんだけどなーぁ?』
■ネルソン > (蕩けるような肌、下手な娼婦よりも心地よいそれを心地よさそうに撫でまわして抱きつき、送り込む唾液を吸われ、逆に注ぎ返されていけば身体の奥に籠る熱がかっと燃え盛るのを感じて)
「あぁっ……あっ……ああっ…もっと気持ち良くなりたい……」
(がくがくと腰を動かしながら、こくこくと頭を上下に揺らして。囁かれる声、朦朧とした頭で正しく理解は出来なく、奴隷という言葉も聞き取れず……もっと気持ち良くなりたいと、相手に覆いかぶさって。湯の中の濃厚な時間は過ぎ去っていった……)
ご案内:「九頭龍の水浴び場/混浴温泉」からネルソンさんが去りました。
■ハーティリア > 「ん……じゃあ、溺れようぜ?」
もちろん、湯の事ではなく……己の囁きに素直にうなずく彼に目を細めながら……一時、身を絡めあい濃厚に……彼の精気をいただいた。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/混浴温泉」からハーティリアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にカインさんが現れました。
■カイン > 「ふぅ。体が冷えてるは酔いが抜けきらないわで散々だったからな…」
宿の一つにあるに設えられた露天風呂、
大きな湯船の中に1人身を浸して心底しみじみと言った調子の声を出す男。
深酒の結果酔っぱらって宿の近くで朝まで熟睡するという醜態をさらしたのが今朝の事。
そのまま仕事に出ていつもよりハードな労働を散々こなした後、思い至って湯に浸かっているのだった。
文句交じりに心底心地よさそうに大きく息を吐き出し。
■カイン > 「何より素晴らしいのは泊まれるって所だな。
一日使わせる環境を完備してるってあたりが実に商売上手だ」
風呂だけでもいいが折角ならばと泊まりたくなるのは人の性。
大体訪れた際には宿をとっている程度には常連の男は、
まんまとハメられている格好である。
それでも文句を言う必要はない程度には満足しているのだが。
■カイン > 「風呂入り終わった後に飯と酒がないと中々つらい物があるからな。
…風呂の中で酒をのむのが一番つごうがいいんだけども」
中々そうもいかないのが困りものだといいながら、
湯の中で肩をもむ。固くなっているのが解るその様子に渋い顔になり。
「しばらく休みでも取るかな。旅行でも、といいたいところだが当てもないな」
■カイン > 「…これ以上はさすがにやめておいたほうがいいな。
また明日、目が覚めた後に入るとするか」
体がずいぶんと温まったことを確かめるように体をほぐし、
立ち上がった後にその場を後にしていくのだった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からカインさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシドさんが現れました。
■シド > 熱い湯を肩にかけて眠たげな瞳を瞬かせた。
そろそろ時計の針は深夜を指すはず。体も休息を求めている。
そう、分かっていても肩まで浸かるこの湯が体を離してくれない。
体の内から溶かす熱と、夜空に溶け込む暖かな湯気。
内外で温めるのがひどく心地よくて、筋肉質の肩がすっかりと下がる。
いっそこのまま寝てしまうか、などと口端歪めて独り笑いながら。
今一度背もたれに体を預けて熱たゆたう吐息を零した。