▼容姿
身長１５９ｃｍ 体重５６ｋｇ
淡い茶髪を緩く束ね、茶色のどこか眠たげに見える目。
小柄だが要所の肉付きがむっちりとした体躯、（黙っていれば）スレンダーな美女のような容貌。
出し入れできる山羊の角・蝙蝠の羽・悪魔の尾があり、ベースの見た目は変えられないが±２０歳・３０ｃｍ・２０ｋｇの範囲で身長や体格、外見年齢を操作できる。
男性器・女性器ともになく、お尻に搾精孔があるいわゆる「中性体」を基本にするようになった。
性別も変える事ができるが、男性化は割とするが女性化は滅多にしない。女性化すると、胸や尻にメリハリが出て女性らしさが増す。
あと、肉体が生命活動を行っていないため体温が低く触ると冷たい。
▼性格
飄々とした風体で基本的に面倒見は良いが、その根っこは自堕落かつ淫乱、退廃的な性質。
何かに熱中していると、周りが見えにくくなる悪癖がある。
またコレクター気質で凝り性。気に入った物を貯めこむ癖があり、特に本と魔術絡みの品、あと良い男に目がない。
▼設定
異世界のとある山奥にある代々「呪術医（ウィッチドクター）」をやっていた家の出である生粋の淫魔（サッカバス）。
夜祖血統という特殊な一族の出身で、幻覚や催眠に対する耐性がすこぶる高く、幻影によるカモフラージュを看破できる。
呪術による治療や魔法薬の作成、夢を操る事などを得意としているが、本人曰く「今の本業は花売り（娼婦）」との事。
その正体は故郷では割と名の知れた魔王……「砂薔薇の魔王」「英雄達の母」という通り名を持つアンデットロードだが、こっちでは全く無名だし基本的に名乗りもしない。
とはいっても、異世界でもこちらでも冒険者家業をしているらしく、才自体は平凡だったものの、生来のコレクター気質による技術の収集と百年・千年単位の研鑽により淫魔としての肉体を保持したままリッチへの転化を成功させ、魔王に至った。それ故魔法使い及び斥候としての腕や知識は無駄に高い。
また、美女のような容貌は一種の呪いらしく、性別を強制的に変更するような薬品や魔法を受け付けない。
護身用もかねた魔法金属製の空飛ぶ箒と、色んな物を非常識な程詰めた魔法の肩掛け鞄を大抵持ち歩いている。
最近、マグメール郊外に屋敷購入し（魅了した相手にさせ）て、執事と共に拠点にしている。
▼装備
魔女の箒：魔法の触媒として使っている魔法の箒。ミスリル銀製。空を飛ぶことができる。一応自前の羽があるが、人前ではこれで飛ぶ。
クルエルサイズ・レプリカ：とある暗黒騎士から譲り受けた魔王の鎌、そのレプリカ。
魔法金属製のデスサイズ、あくまでレプリカであり魔王手製でエンチャントはあるものの普通の武器（？）なのだが特筆すべき点があるとすれば、ひたすらに頑丈で、切れ味が良い。
強欲な鞄：見た目以上にものが入る魔法の鞄。中には魔法薬やその材料、触媒や財布など、ものをありったけ詰め込んでいる。
魔術刻印：体中に刻まれている入れ墨のような刻印、発動時のみ光る事で視認できるが普段は見えない。
体に通してコマンドワードを発するだけで即席で魔術を発生させる短縮術装。腕、脚、胸、背中とそれぞれ別の術式が刻印されている。
発動時には、刻印の部位を露出させる必要がある。
右腕：呪いの魔弾（指さした相手を病気で蝕む呪いの弾丸）
左腕：ディメンジョンブレード（５ｍ先までを直線状に切り裂く空間魔法）
右脚：地獄の衝撃（半径２０ｍを包む闇の砲弾）
左脚：テレポート（視界内の瞬間移動）
右胸：アトミックボム（半径３０ｍを爆破＋周囲１００ｍを魔力汚染・禁じ手）
左胸：メテオフォール（半径３０ｍの範囲に流星による爆撃）
背中：ジェノサイドオーダー（自分の周囲に死の呪いをばらまく）
▼所有スキル
●節操無し（スキルコレクター）
異世界に居た頃、寿命が延ばせるのを良い事に様々な技術の師匠について回って会得した無駄に多い技術の総合。
基本的に魔法と艶事に重きが置かれているらしい。
師匠の数は十数人に及ぶ……が、本格的に弟子として師事したのはそのうち二人だとか。
●魔王（ダークロード）
幾多の魔術を操り、研鑽の末に死を超越した魔王の力。
殺害した相手を生物アンデット魔法生物問わず従者として復活させ従える力を持つ。
魔術のうち得意なのが魔族が扱う「暗黒呪術」と、札や踊りで盟約に基づき魔力を喚起する旧き魔術「古代呪術」の２つ。
この二つが得意というだけで、他の魔術もオーソドックスなものは大体使えるが、神聖魔法による奇跡だけは使えない。
一番得意なのは「魅了系」の呪文らしい、次いで「空間系」「元素系」と続く。
最近自分の世界の空間魔法よりこっちの世界の空間魔法のが技術レベルが高い事に気付いてちょっぴり凹んでいる。
そもそも淫魔（サッカバス）である故、常に男性を誘う魅了の香りを身に纏っていて、仕草や言葉に意図せずとも男を魅了する魔力が宿る。
また、性交を通じて精気を吸収することで魔力を回復できる。
魔術の秘奥として「秘術」や「魔王呪文」と呼ばれるものがあり、一応扱えるらしいが本人曰く「秘術はともかく、魔王呪文で自分がまともに使えるのは凡人にも扱えるレベルに術式をスケールダウンさせた『魔王呪文もどき』」とのこと。
使うかどうかも分からない秘術・魔王呪文とやらの一覧
http://mistfantasia.web.fc2.com/mspell.txt
●死の戦慄（アンデットロード・サキュバス）
魔導の研究の果て、淫魔の肉体を持ったまま不死者へと転じた者。
通常のアンデットに有効な回復魔法・浄化魔法・日光・炎などによる脆弱性を克服した者。
ただし、属性ダメージ＋５０％とかが±０％とかになっただけで、その類の攻撃魔法が効かないわけではない。
また肉体・精神的には死者であるため、呼吸や睡眠などの生物に必要な行動が不要で毒物・薬物の類も効かず、精神操作や干渉も生者とは精神構造が違うため「死者やアンデットを対象にしたもの」でないと効果がなく、そもそも死者の精神自体が大きく揺らぐことがない。
なお元々が魅了を操るサッカバスのため、幻惑耐性はデフォルトで高い。
逆に言うとポーションなどの回復薬も効果がなく、通常の回復魔法も意味がない。
代わりに死の呪いや負のエネルギーなどで回復できるため、ダメージを受けると自分に即死魔法をかけるという目に悪い光景が見れる。
●錬金術師（アルケミスト）
様々なアイテム・魔法薬を調合する術士。
貴重な薬から危ないお薬、爆弾まで作れるが、当然効果に比例して必要な素材の希少度が上がっていく。
いちおう腕は一流で、便宜上秘薬と呼ばれる類のもののレシピも頭に入っている。
●斥候（スカウト）
斥候としての隠密・戦闘技術。盗賊としての技能と言い換えても良い。
淫魔としての房中術や習いかじった体術を含み、広く浅く修得している。武術で一番得意なのは杖術と鎌らしく、普段は魔法の箒をそれに見立てて扱う。
●調理師（クックマスター）
さまざまな付加効果のある「魔法の料理」を作成できる料理人。
魔法薬に比べれば些細な効果であるが、種類は豊富で和洋折衷。
▼ＰＬ情報
文字数：１００〜２００字 |
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