2017/08/05 のログ
ルフェリア > 「ふふふ、その目――そそりますわぁ♪」

うっとりしながら言う目は、狂気をはらんでおり。
抵抗すればするほど燃えるようで。

「得? 何を言ってますの。生まれながらにして下賎な者は、高貴な者に奉仕する義務がありますのよ?」

そう言いながら、貴女の服を脱がしにかかり。
見事な肢体を堪能しようと

レイラ > (っ喜ばないでください)

抵抗すると相手が燃えてしまうのだと、なんとなくかんじ。
ふうっと息をつくと抵抗するのはやめて。

「そんな義務きいたことありませんわよ?」

今でこそ平民のなりをしているが、少しの間富を持っている家にいたしかしそんな義務はきいた事なかった。

そして、服を脱がされると思って抵抗しようとしたが抵抗すると相手が燃え上がってしまうので抵抗をやめて。

ルフェリア > 「ではこれから覚えなさいな」

ふふっと軽く笑うと脱がしにかかり。
抵抗をやめてしまうと、少し残念そう。
でも、それはそれとして愉しむ事はやめずに

「やっぱり、美味しそうな肉置き♪」

うっとりしながら裸体に剥いた貴女を眺め

レイラ > 「なぜ私が覚える必要があるのです?」

自分が抵抗をするのをやめたところ相手がすこし残念そうな
顔をしたので、驚いて。

「あまり見ないでください。」

服を脱がされてしまった自分の体を眺められ。
羞恥で白い肌が、ほんのりとピンク色に染まっていって

ルフェリア > 【続きは後日】
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 仕立屋」からルフェリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 仕立屋」からレイラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にマティアスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエアルナさんが現れました。
マティアス > ――冒険者も色々居る。

ただ、実用のみを追求してコーディネートする者も居れば、ただただ目立ちたくて非実用すれすれの衣装を纏うものもいる。
自分の場合はほぼ、その中間だろう。魔法も武術も齧るが、それでも多少なりとも贅を凝らして特注を誂える。
防具も含めた装束は己の誇りでもあると同時に、いざという時の最後の守りである。
それを軽んじるのは、自分自身の生命もまた同じように軽んじていることの証左に他ならない。ただ……。

「……うん、幾ら僕でも少々どころではなく、場違いだねぇこれは」

男性や女性等、様々な装束を取り扱った街中の店をはしごしつつ、ふと立ち寄った一軒の店の有様に頬を掻こう。
一言で言うならば、服は服でもいわゆる水着やらきわどい装束等、その手の趣味に通じた人間御用達の店である。
冒険者の生活で、華のなさのあまりにただただ軽装を窮めた、胸と下半身だけを守る鎧や、薄衣同然の法衣等、取り扱いは多い。

如何に酔狂の徒であると自認していても、聊か圧倒されるものがある。
まったく、自分もまたまだである。そう認めずにはいられない、貴重な瞬間だ。

エアルナ > [王都だからこそ、かもしれませんよ?こういう店は」

この時代としては実に酔狂な、という形容詞が合いそうな服を見まわしてぼそり。
堂々と来てあるくには、それなりの度胸がいるか、あるいは何かの罰ゲーム用か。
水着、がその中にまたしっかり混じっているのが何とも言えない。

「…あれなんて、いかにもアブナソウな水着ですよ?」

ほら、と思わず小声で指さす先には。
いわゆるビキニの水着、しかも、布を大胆に少なくしたとしか思えないデザインのそれがある。
胸も腰も、あれではいろいろな意味で目立って仕方ないだろう。

マティアス > 「いやぁ、そうでもないよ。バフートは言わずもがなで、ダイラスにも似たような店はある。立ち寄る機会はとんとないけどね」

少なからず、需要はあるのは違いない。
見目麗しい奴隷に着せる他、冒険者のパーティ内で一種の罰ゲームや、もちろんセックスアピールとして。
ただ、男の一人旅にはどうしても困る類の一つである。
幸か不幸か嵩張る類のものではないが、時折迷宮内を歩いていて、この手の軽装の鎧を着たまま白骨化した戦士の亡骸も見る。
死に装束とするには、少々勇気が居るのではないだろうか。そんな気がしなくもないが、さておき。

「――嗚呼、実にアブなそうな水着だねぇ。……着てみるかい?」

ほう、と指さされる先の品を眼鏡越しに見遣って、面白いとばかりに笑って問うてみよう。
しかも、並ぶようにもっときわどいものもある有様だ。
殆ど紐同然の、一番重要な箇所は細い金の鎖のような仕立てのものがあるだけだ。
如何なる用途のものかは、聡明な少女であれば気づくであろう。あえて、どっちと言わないのは意地悪さ故の賜物だろう。

エアルナ > 「あぁ、そのあたりは大きな街ですものねーー需要はあるかも」

人数が多ければ、それだけ趣味人も多くなるのは道理。
当人にその趣味がなくても、周囲から着せられるというのはままあることで。
着飾って楽しむ、または着飾らせて楽しむ、というものは…珍しくはない。

「え、着てみるかって……あれを?」

つい見返せば、それに並んであるのは…どう見ても紐というか、着ても裸同然な衣装。
奴隷に着せるとしたら、当然その、いろいろ楽しむためだろう。

思わず一瞬ぐっと詰まりながら、わざと(まだましに見える)ビキニのほうを示して
「…着たところ、見たいんですか?」

と、反撃を試みる。

マティアス > 「ああ。良くも悪くも、ね」

結局のところ、作られたものに対して好悪はあっても、そこに正邪はないのだ。
着るもののの事情によって着られた結果、どのように転がったか。それを観測しているだけに過ぎない。
しかし、この手の装束はこれから次第に需要が伸びる時期でもあるだろう。
肇国節が過ぎた頃だと、そろそろ夏も真っ盛りになる。ただただ暑さに茹だるのを忘れて、水に飛び込みたい季節だ。

「もちろんだとも。僕が着ても仕方がないだろう? 
 ――僕としてはあちらの扇情的なものを試してみたいけど、どちらかと言えば、こちらの方かな」

紐同然、どころか、それを飛び越しての裸同然だが、輝石やガラス玉を配したデザインはけして下品ではない。
ともあれ着るには明らかに勇気が要るものではなく、比較的マシとも言えるビキニの方を指さしてにっこりと笑おう。
無理難題よりも、それよりもまだ若干安心できる品の方がお願いとしては恐らく、通しやすい筈。

エアルナ > 「夏向きの衣装、なのは否定しませんけど…え、」

さらりと言われたセリフに一瞬固まったのは、豊かすぎる想像力のせいだ。
つい、あの紐水着?を男性が着たらどうなるかを連想しかけてーー危うく踏みとどまる。
こほん、と姿勢を整えながらもう一度ビキニ水着を見直す顔は、たぶん赤い。

「そっちなら…まだ、着てみてもいいですが」

と、承諾してしまったのは。
幾分、とんでもない光景を想像しかけた後ろめたさもあったかもしれない…

マティアス > 「……あー、エアルナ?」

何を考えたのだろうか。何か、とてもよろしくないことを考えた風情の有様に、思わず、じーっと相手の顔を見る。
何やら、赤くなっているさまというのは、どういうことなのだろうか。
まさか――、自分が件の水着を着ているという様を想像してしまった、などと言わないだろうか。
己の言いぐさに少々、難があったかもしれないというのは少なからずあるのは疑いないだろうが。

「あ、ああ、うん。頼むよ。……試着部屋はこっちかな?」

兎に角、目の保養と思考の変換を果たしたい。
件のビキニがかかったハンガーを取り、奥の部屋を彼女を伴って向かおうか。
到着すれば、頼むよと手渡したうえで更衣室へと押し込んで。

エアルナ > 「……」

いや、その。追及されても言えるわけがない想像の内容なのだから、そこは微妙に視線をそらすことにして。
試着室へと押し込まれた後、ほっと胸を撫でおろしたのは内緒にしておこう。

ともあれ、言ってしまったことは果たさないといけない。
そのへんは実に正直に受け止めて、更衣室で服を脱ぎ、ビキニに着替えてみよう。
色は赤だけに、肌の色がよく映えるし、布地の触り心地もいい。
の、だが。
腰のところで結ぶタイプの下のほうは、先ほどのひもよりましとはいえ、かなり大胆なデザイン。
これで戦士のような激しい動きをすれば、ほどけるのは時間の問題だろう。
そして。上のほうも、かなりしっかりと胸が大きい女性でなければ、ずれてしまいそうな作りで…

それがまたまんざらではなく身体にあうというのは、やはり。
あの媚薬のせいだと、鏡に映る身体の線を見て…顔を赤くする。

「…着替え、ましたーー」

薄めにカーテンを開いて、ちらっとだけ。試着室の外へ、顔だけのぞかせる。

マティアス > さて、暫し待とう。待つには慣れてる。ローブに袖を包んだ腕を胸の前で組みつつ、壁に背を預ける。
目を瞑れば、扉や壁越しに衣擦れの気配や心中の動揺等、聞こえて来るかのような気さえする。
実際にそうしようとすれば、容易くできよう。だが、その前に一つだけ、面倒を片付けておくことにしよう。
右手を挙げる。頭の片隅で一篇の術式を編み、右手に嵌めた指輪を爪で弾き鳴らせば――

「これで良し、と。……無粋極まりないものは須らく、掃われるべきだ」

見えないところに敷設された、盗聴や盗み見用の使い魔や魔術的罠を悉く解呪し、無効化、破壊する。
後に残るのは砕けた石ころやら、隅で死んだネズミ等の小動物の死骸である。
先ほどから、微かに感じていた気配が失せたことに対して、少しばかりすっとした様子であとは待てば。

「――やぁ、待っていたよ。て、恥ずかしがらずに出てきてくれないかな?」

ひょこ、といった風情でカーテンを開いて、顔を覗かせる姿がある。
やっぱり恥ずかしがる類のものであったか。だが、見てみたいのだから仕方がない。
手を伸ばそう。そっと相手の手を取ることが叶えば、遠慮なく引き寄せることにして。