2022/08/22 のログ
■サラ > 「っ……」
ひとけの少ない静かな公園。
それに間近にいるから、吐息や着衣の擦れる音が、余計に大きく響いて。
握った手から熱が、自分にも伝染してくるような錯覚を覚える。
こうしているだけで、どうにかなりそうだけど、今更ほうっておくことなんてできない。
「う、うん……」
自分にはきっと手に負えない。お医者さんか、家族のところに連れて行くべきだろう。
そんな風に現実逃避気味な思考を走らせながら、力を込めて相手の手をぎゅっと引っ張った。
こどもらしく華奢な腕だけど、それぐらいならできるはず。
■フレイヤ >
「ふふ、ありがとう。――ふぅー、は、ぁぁ、」
ぎゅ、と彼女の手を両手で握る。
引っ張られる前に少し深呼吸。
「覚悟」を決めて合図し、引っ張られるのに合わせてこちらからも引っ張りながら脚に力を入れた。
「――っ♡ぎ♡ぁ♡ぉ♡ぉぉ♡ぅ♡」
ぶぢゅ♡ぼりゅ♡と言う水音が自身のスカートの中から聞こえてくる。
正確には、自身の肛門から。
ガクガクと全身を震わせながら立ち上がる――と言うより、前かがみに倒れると言った方が近いか。
そのまま瞳を裏返しながら彼女を押し倒すように倒れ込む。
「ぉ♡ぅ♡♡ぉ♡♡っほ♡ぉ♡♡ぅ♡♡♡」
びくんびくん、と全身を痙攣させながらスカートの中で射精する。
座っていたベンチには、テニスボールぐらいの大きさの玉がいくつも連なった様な形のディルドが固定されていた。
ローションと腸液に塗れててらてらと光るそれは、玉がひとつひとつ暴れる様に動いている。
長時間それを呑み込んでいた自身の肛門は、結腸迄がっぽりと開き切っている。
倒れた拍子にめくれ上がったスカートがその様子を隠すことはない。
■サラ > 「え? え?」
異様な音が相手の下腹部から響いてくるのが聞こえる。
その正体はもちろんサラにはわからず、目を白黒とさせてしまう。
「わ、わ~~~~っ!?」
そのまま倒れた相手に押し倒されてしまい、
自分の体の上でなにか大変なことが起こっているのがわかる。
立ち込める淫猥な香り。下半身に伝わる濡れた感触。
頭の中から追いやっていた可能性は、残念ながら当たっていたらしい。
「へ……変態ッ!!!!」
かわいい女の子だと思っていた相手に自分の体の上で射精され、喘ぎ声を聞かされて。
たまらない状況に顔を真赤にしながら、残った理性を動員して
のしかかっている相手をなんとか腕でどかそうとする……
■フレイヤ >
「んぉ♡♡っほ♡ぉぉ♡♡」
ビクン、ビクン、と身体を跳ねさせながら、絶頂の余韻に浸る。
その間繋いだ手は離すことなく、むしろ強くぎゅっと握る力を強くする。
どぷ、ごぽ、と腸内に溜め込んでいたローションを肛門から吐き出し、自身のスカートどころか彼女の下半身すら濡らしていく。
「ん♡へぁ♡ けつまんこ♡♡おなにー♡♡♡ てつだって♡ぇへ♡ぇ♡♡ くれて♡♡あり♡がと♡♡ 」
身体の下で暴れる彼女。
蕩けきった顔でお礼を口にしつつも、退くことはない。
それどころかその邪魔をするように彼女の身体にしがみ付く。
絶頂の余韻で痙攣しつつ、ぬちぬちとローションを自身の脚で彼女へ塗り付ける様に。
■サラ > 「手伝ってないっ。手伝ってないッ!!」
サラはというと顔を赤くしたり青くしたり忙しい。
倒された拍子に猫耳帽子がコロコロ……と転がって、ふわりと髪の毛が地面に広がる。
「んひぃ! やめっ、んひぃ~~~~
やめてッ……マジでっ……擦り付けないでッ……」
極限状態になると人間変な声が出がち。
恐怖と興奮が複雑に入り混じった引きつった半笑い。
スカートが捲れ上がって、生足に粘液がまとわりつく嫌な感触。
キスできそうに近いとろけきった顔は恋してしまいそうなほどに美しく艶やかなのに、されていることがされていることなので頭がおかしくなる。
立ちこめる雄の匂いに、顕になったショーツの奥が濡れる。
なおも身を捩らせてもがいているが、弱い抵抗はかえって相手を刺激してしまうだけかもしれない。
■フレイヤ >
「こわがらなくて♡んっ♡ いいのに♡」
ぐい、と肩を抑え、あっという間にマウントポジションを取る。
いまだ腸の奥から流れ出るローションを彼女の腹へ刷り込む様に腰を動かしつつ。
彼女の上でスカートを捲り上げれば、顔に似合わぬ凶悪なペニスが彼女の前にさらけ出される。
お腹のあたりに座っているのに、べちんと彼女の頬を叩くような長さと、それに見合った太さだ。
「安心して♡ いやがる子をむりやり犯すような趣味はないから♡」
しかしそれを口に押し込むようなことはしない。
彼女の身体に馬乗りになる様に身体を倒し、それこそキスしそうなほどに近い距離へ顔を近付けて。
「ね♡ 私のけつまんこ♡あなたの手でぐちゃぐちゃにして欲しいの♡」
彼女の手を握り、自身の肛門へ誘導する。
今身体に溢れているのは、雄の欲求ではなく雌の欲求だ。
自身の穴をぐっちゃぐちゃに壊すような、激しい雌の欲求。
「あなた♡もうへんたいのてつだいしちゃったんだから♡いっかいもにかいも♡ おなじでしょう♡」
耳元で囁くように。
■サラ > 「ワァ…………」
スカートのどこにそんな逸物を隠していたのか。
かつて自分が持っていたものとは比べるべくもないだろう。
これを怖がらないでというのは無理に過ぎるよとサラは思った。
粘ついたものが、薄い胸や頬の上に垂れてくる。
「そ、そんな……」
無茶苦茶な要求をされている。
でも、一理あるのかもしれない。本当に?
耳元で色っぽく囁かれて、視線があっちこっちに飛んでしまう。
なんか、そうしないと、許してくれそうにないし。
みたいな誰も求めていない言い訳を内心でつぶやきながら、
恐る恐る、相手のおしりに指を這わせて。
つぷり、と、沈めていく。
■フレイヤ >
「ん♡ぅ♡」
自身の肛門に入ってくる彼女の指。
肛門はゆるゆるに開き切っていて、広げようとすればどこまでも広がるような感触だろう。
直腸も同じようにぽっかり開いている。
彼女の手が丸ごと入ってしまうくらいに。
「あ♡は♡ きたなくないから♡安心して♡ かき回してぇ♡」
彼女の身体の上で膝立ちになり、スカートを捲り上げてくねくねと腰を振る。
ぽっかり開き切った肛門を見せつける様に、肛門からだらだらと涎の様にローションを零しながら。
そうして肛門を弄っていれば、奥の方で彼女の指に何かが振れるだろう。
汚物、ではない。
もっと柔らかい、しかし同時にしっかり摘めるほどの固さもある、ぬめぬめとしたナニカ。
触ったことがあるならば、それはスライムによく似た感触だと気付くだろう。
■サラ > 「えっなにこれすご……めっちゃ入るじゃん……」
思わず素の感想が口から出てしまう。
圧倒され恐怖しているのは相変わらずだ。
誘われるままに、指を一本、二本と増やし、奥へと沈めていく。
やがて拳がそのまま、入り込んでしまう。
「あ、あったかい……」
もしここに、性器を突っ込んだら気持ちいいんだろうな、そんなことを考えてしまう。
おしりのぬくもりと、目の前で繰り広げられる淫靡なダンスに、失ってしまったはずの雄としての欲望が、少しずつ戻っていくのを感じる。
忌避感こそないが、このまま続けていると、文字通り深みから抜け出せなくなってしまうのではないか。
そんな漠然としたおそれを抱く。
「こ、これ、何」
排泄物ではないとはわかる。さっき見せられた玩具と似たようなものだろうか?
興味本位で、それをつまんで引っ張ったり押し込んだりしてしまう。
やっていることへの感覚がだんだん麻痺している。
■フレイヤ >
「ぅ♡ぐ♡ぉっ♡♡ご♡♡」
がっぽりと、肛門に拳が丸ごと入ってしまう。
流石に苦しそうな声を漏らすが、彼女からすればまだ余裕で奥まで入りそうに思えているだろう。
肛門と腕の隙間からローションが卑猥な音を立てながら漏れ出し、彼女の腕に纏わりつく。
「んぐ♡ぉ♡ そ♡れぇ♡♡だめ♡♡ぇっ♡♡」
中の物を前後させられ、流石に声が出た。
がくがくと明らかにダメな感じで体が跳ね、ぶるんぶるんとペニスが揺れる。
軽い絶頂を覚え、振り回されるペニスから精液がびゅるびゅると吐き出された。
彼女の顔にかかってしまうかもしれないが、どうしようもない。
「それぇ♡っ♡ すらいむ♡♡ おなか♡♡ きれいにする♡♡ すらいむだからぁっ♡♡」
それの正体は腸内を綺麗に保つためのスライムだ。
彼女に掴まれて引き出されては押し込まれることで、スライム自身も暴れている。
その証拠に自身の腹がぼこりぼこりと変形しているのがわかるだろう。
■サラ > 「うわっっ」
劇的な反応に目を見開く。
顔や衣服に、濃い白濁が飛び散った。
不思議とそれがイヤじゃない。
最初はただ恐ろしかったが、少し中で手を動かした程度で無様に暴れる様子が
むしろかわいらしく見けてしまう。
「っ、はあっ、何がダメだよ、今更そんなっ。
男のくせに、こんないやらしく、よがってっ、このっ」
がさつな言葉で罵る。
無体を働かれた仕返しとばかりに、尻の中で手を暴れさせ、スライムにもさらに好き勝手させる。
露出したサラのショーツに、ないはずだったものが現れて、みちみちと淫靡に盛り上がり出す。
オスとしての欲望を刺激されたからなのか。
部分的に、彼女にかかっていた呪いが解けていた……
■フレイヤ >
「んぐ♡ぉ♡っ♡♡ほ♡♡お♡♡ほぉ♡♡っ♡♡」
腸内をゴリゴリ抉られる。
スライムはさらに勢い良く暴れ、腹はぼこぼこと歪む。
きもちいいやら吐きそうやら、脳みそがぐちゃぐちゃにされるような感覚。
ペニスからはびゅるびゅると白濁液が吐き出され、彼女の顔を汚していって。
「も♡♡だめ♡♡ぇ♡♡♡ しんじゃ♡♡っぎぃ♡♡♡ぁ♡♡♡」
とうとう逃げるように腰を浮かせる。
がぽん、と彼女の手が肛門から引き抜かれ、ついでにスライムもぼりゅぼりゅぼりゅ♡と音を立ててひり出された。
ボウル一杯分ぐらいの量のそれは彼女の腹にどしゃりと広がり、ぶるぶると身震いするように震えて。
「ぁ♡♡が♡♡ っひぃ♡♡♡♡」
ペニスから一際勢いよく精子を吐き出し、後ろ向きに倒れる。
脚を大きく広げ、開き切った肛門を彼女に見せつける様な恰好で仰向けになって、荒い息を吐きながらびくんびくんと小さく跳ねている。
肛門は呼吸するように伸縮を繰り返し、ぬめるローションをごぷごぷと吐き出していた。
まるで、彼女の股間から生えたそれを待ち焦がれるかのように。
■サラ > 「っぷ、はあ」
顔にかかった白いゼリーを、舌で舐めて飲む。
不快なはずの精子の味が、今のサラにはどうしてか媚薬のように働いて、高揚を高めさせる。
「っへへ……お前、すっごく、出すじゃん……」
上ずった声を出しながら、自分の上で排泄する姿を見つめている。
こんなにきれいな子が、自分の手で狂って、無様でみだらなショーを見せつけてくれている。
もう限界だった。
「おらっ、お望み通りっ、ぐちゃぐちゃにしてやるよっ!
お、お前が言ったんだからなっ!」
気がへんになっているから、自分の身体がつかの間、少しだけ男に戻っていることを、深くは考えられない。
ひっくり返った彼を、逆に押し倒して組み伏せて、ショーツをずりおろし、立派に反り返ったそれをあてがうと、ひと思いに、ずちゅ、とローションまみれの孔に突き入れる。
お腹の間に挟んだ相手の剛直を、ぐりぐりと体重で押しつぶしながら、犯していく。
■フレイヤ >
「ぉ♡♡ぉぉ♡♡ほ♡♡」
焦点の合っていない目をちかちかさせながら潰れたカエルのような恰好で喘ぐ。
ペニスは壊れた蛇口の様にどぷどぷと精液を垂れ流している。
彼女が自身の上にのしかかったことでようやく僅かに意識を取り戻し、
「っぎ♡♡ぁ♡♡♡んお♡♡ぉ♡♡♡♡♡」
また飛ばされた。
自分のそれほどではないが、自身のメスの部分を悦ばせるには充分な大きさのペニスが肛門へ入り込んできた。
身体を、肛門を、ペニスを押しつぶされながら、欲望のままに犯される。
「ぎ♡♡してっ♡♡♡ぐちゃぐちゃにしてっ♡♡♡♡ わたしのけつまんこ♡♡♡♡ こわしてぇ♡♡♡♡♡っ♡♡♡♡」
目にハートマークを浮かべながら、涎を垂れ流しながらよがる。
一突きごとに前立腺をごりごり抉られ、ペニスから大量の精液を垂れ流しながら。
脚を彼女の腰に絡め、腕は彼女の首に巻き付けて、身体を密着させて彼女の――彼の欲望を受け入れる。
■サラ > 「男のくせにっ……こんなにっ……いやらしい身体しやがって……っ」
夢想した通りに、彼の中はぬくく、挿れただけで射精してしまいそうになり、ぶるぶると震える。
深く大きな孔の内側を、ごりごりと削ぐように乱暴にかき回す。
狂ったようによがる彼の唇を何度も奪い、舐め、吸う。
甘い唾液と、飛散した精液の混じり合った味。
女性制服のお腹も胸も、精液でべちゃべちゃに汚れ、重たくなっていく。
胸にまで達する亀頭を、パイズリと呼ぶにはささやか過ぎる膨らみでにちにちと抱きしめる。
男の子のものに負けている屈辱と、それでも相手を屈服させられている征服の喜びが混ざり合う。
女の子の姿で男の子を犯しているという倒錯が、欲情を余計に昂ぶらせ。
「っ、このっ、この、このおぉ……ッ♡」
甲高い、切羽詰まった声。
身体を浮かせては叩きつけ、自分を沈み込ませる。
ひときわ強く身体を痙攣させると、彼の中に、自分の欲望を、びゅく……と染み込ませていった。
■フレイヤ >
「んぁ♡♡む♡♡ちゅ♡ぶ♡♡んむぅ♡♡♡」
こちらの唇に重ねられた彼女の唇。
首に回した腕に力を入れ、より強く密着しながら舌を絡める。
唾液に混じった自身の精液の味に脳を焼かれながら腰を振る。
ごりごりと腸壁越しに背中を内側から抉られながら、ペニスを腹と胸でしごかれて。
何度も何度も精液をだらしなく二人の間にぶちまける。
それがお互いの服を汚し、自身のペニスに纏わりついてさらに刺激を強くしていく。
「ぅぉ♡♡♡だし♡♡だして♡♡♡ わたしの♡♡なか♡♡あなたのざーめん♡♡♡ぶちまけ♡♡ぇぅ♡♡♡ぃ♡ぎ♡♡♡」
彼女の様子から限界が近いとわかる。
肛門に力を入れ、自分の中を埋めるペニスを締め付ける。
さっきがばがばになっていたとは思えない締まりをそのペニスに与え、下から動きに合わせて腰を跳ね上げる。
「ぉ♡♡♡♡♡ほ♡♡♡♡ぉぉお♡♡♡おぉお♡♡♡ぉ♡♡♡♡♡ぅ♡♡♡♡♡♡」
そして腹の中にじんわりと広がる熱と、腸内に感じるどろっとした感覚。
どぷどぷと絞り出すように射精しながら、同時にメスイキに達した。
自身を犯す彼女にぎゅう、と抱き付き、やがてずるずると両手足が投げ出されていく。
涎と涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、絶頂の余韻に浸る。
■サラ > 「~~~っ、うう……っ」
強姦しているのか、玩弄されているのか。
伸縮自在とばかりに、絶妙なきつさになる孔に、搾り取られるような形で、多量の精を吐き出し、ローションと混ぜ合わせる。
自分の体の下で、美しい人形のような彼が壊れたように達するのを見下ろす。
「ぶふっ……」
マグマのように吹き出す彼の精液が飛び散って、服や肌、顔を上塗りする。
きれいな長い亜麻色の髪も、すっかりべとついてしまった。
名前すら知らない、出会ったばかりの、幼いこどもに誘われるままに、欲望を叩きつけてしまった。
一抹の背徳感と、それにまさる高揚感。
「……っ、おまえのせいだからなぁ♡
この……へんたい……♡」
一度出しても、狂ったような興奮は解けず。
大きすぎる彼の肉柱をちいさな手のひらで撫でて、ぴちゃぴちゃと舌を出して精を舐め、おいしそうに頬張る。
雄茎を相手に突き刺したまま、再び、へこへこと身体を動かして、濡れた肌と肌をぶつけ合い始める。
この歪な二人の遊びは、もうしばし、続くのかもしれない……
ご案内:「王都マグメール 平民地区/公園」からサラさんが去りました。
■フレイヤ >
「は♡ はーっ♡♡ はぁーっ♡♡」
自身の吐き出した精液で顔をべとべとにしながら、嬉しそうに荒い息を吐く。
舌で舐め取り、手で拭って身体中に塗り広げながら、蕩けきった顔を彼女へ向けて。
「んふ♡ おとこのこに♡ おちんぽぶちこんで♡ へこへこ腰ふって♡ あなたもじゅうぶん♡ へんたいじゃない♡♡」
再び彼女の首に腕を回し、唇を重ねて。
お互いの顔に塗りたくられた精液を、お互いに舐め取って口移しする。
次も、その次も、暗くなるまで身体を重ね。
きっとお互いの身体から生臭い匂いが取れなくなるまで精を吐き出し合っただろう――
ご案内:「王都マグメール 平民地区/公園」からフレイヤさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 冒険者ギルド」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 冒険者ギルドの中に併設された酒場。
陽が落ちかけ、西日が差し込むそこは、いつもの様に盛況だ。
その酒場の中で、男が一人、別の冒険者たちと話をしていた。
「ああ、いや。ダイラスも、あんまり変わらないよ。
ああ、でも最近、定期的に採取を依頼してくれたあそこの家が……」
そうやって、適当に情報交換しては、別れてまた別の冒険者に話しかける。
顔つなぎと情報収集をしつつ、合間合間に酒を飲むのが、王都の冒険者ギルドに行った時の過ごし方だ。
ダイラスで冒険者ギルドに行くときは、もう少しゆっくりするのだが……何分、王都に居られる時間も限られている。
それまでの間、少しでも有意義に過ごそうと、男は冒険者たちに話しかけている。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 冒険者ギルド」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 宿屋」にグライドさんが現れました。
■グライド > (遠征から戻って来た後にする事は、骨休めと、買い物だ
傷だらけとなった装備の修繕を武具屋に預け、己は消耗した品を補充する為に
薬屋や魔法具店辺りを行脚するのが、通常の流れ
戦闘に必要な物、其の時に己が目に留めた物
例え其れが、どんなものでも、己が一見の価値アリと思えば、買い集めて来る事もしばしば
恐らくは、元来収集家としての癖も在るのだろう
そんな買い物を終えて、今は住み込んでいる宿の広間で軽食だ
簡単な飯で在れば、此処で提供してくれるのが有難い
味も決して悪くは無い、無論、通りに建てられた専門店と比べるのは酷だが
これはこれで、懐かしみを覚えて嫌いでは無かった。)
「家庭料理の良さってぇのは、中々でかい料理屋じゃ出せねぇよな。」
(そんな事を食べながら呟けば、受付で座って居た店主が、じろりと睨んで来た
料理を作って居るのは、如何やら店主の奥さんらしい。 手を出すんじゃねぇぞと言う事か
気付けば、よせやい、と片手を振って、そんな気は無い事伝える
幾ら己の守備範囲が広めでも、イイ女には目が無いと言う自覚こそ在れど
流石に生きていれば母親位の見目の相手は対象外だし
何より、世話になって居る分際で、夫婦仲良好な人様の相方に手を出すほど、阿呆でも無い)。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 宿屋」にグライドさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 宿屋」にグライドさんが現れました。
■グライド > (食事を終えた後、荷物を部屋へと運び終えてから、再び広間に戻る
この先、暫くは王都へ滞在する予定だ、部屋を借りるにしても、宿の事は相談せねばなるまい
或る程度、長期で借りられるように話は付けているが
何せこのご時世だ、突然仕事で居なくなる、何て事も在り得るだろう
詰り、或る程度先んじて、前金は払って置かねばならぬ。)
「取り敢えず10日分の前払い、其の後はまぁ、其の時だ。
俺様がしょっ引かれたら、其の時は別に他の連中に貸しちまえば良い
どのみち、荷物は置いて行かないからよ。」
(王都滞在中は、部屋に荷物を預けておくが
いざ依頼や戦地へ向かうとなれば、基本的には全て抱えて行く事になる
逆に言えば、荷物として面倒になる物は、元から持ち合わせていないと言う事だ
この辺りは、己でなくとも傭兵ならば、大抵の連中が同じ筈
宿の主も、其処は勝手知ったる形で頷き、己が差し出した金袋を受け取った
世の中、金が全てとまではいわずとも、金が信用に直結はする物だ)。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 宿屋」にグライドさんが現れました。
■グライド > 「後は…そうだな、盗人にだけ気を付けてくれりゃあ、言う事は無い。」
(盗人だけではない、偶に居るのだ、客の持ち物に手を出す従業員が。
無論、店主が信用出来るからこそ、この宿を選んで居る訳だ
あくまで戯言交じりでは在るが、一応念は押そう
そうして一度また、部屋へと戻る
日が落ちたころ、また街へと繰り出す為に、精々荷物整理だ
宿の主に手を振れば、廊下の向こうへ、すたすたと歩き去って行き――)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 宿屋」からグライドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」に黒須さんが現れました。
■黒須 > (明るい日差しが照らす平民地区。
そこは薄暗く無法地帯と化した貧民地区とは違い、町中が清潔で心地よく、法によって守られた町である。)
「……じゃがいもとにんじん、あと…その干し肉もくれ。」
(町を歩く人の中に紛れる長身の男、黒須。
全身黒く、被る帽子も黒で統一している男はどこか機嫌よく買い物をしていた。
紙袋いっぱいに詰まった食材を抱え、干し肉を頬張りながら次の買い出し先へと歩く。
少しの問題、ちょっとの幸運でもあればそれなりな一日で終われそうだと思い、明るい町を歩き続ける)
■黒須 > 「……買いすぎたな」
(しばらく出かけなくても済みそうなぐらいの大量の食料を買い込んでしまった。
だが、多すぎて前が見えにくいぐらいでああるが、ちょうどいいかと思い、そのまま、平民地区にあるもうひとつの家へと帰るのであった。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」から黒須さんが去りました。