2019/01/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカインさんが現れました。
カイン > 深夜の平民地区。繁華街から少し離れた場所を、ゆっくりと明日足取りで貧民地区の方向へと向かう男の姿があった。
夜も遅い時間帯だからだろうか、警邏の姿も見当たらず人の気配もない通りは昼間の活気が嘘のように静まり返り、
まるで廃墟のような風情すら感じられる。

「しかし此処まで本当に静かだと何というか落ち着かないな。
 それだけ治安が良いってことだろうが、貧民地区みたいな何かが潜んでる気配ってのがない」


何となしに視線を建物と建物の間にやってみるものの、
貧民地区ならばスリや追い剥ぎが潜むのに絶好の場所にも人気は感じられない。
肩をすくめて地区の違いを実感しながら軽く息を吐けば白い吐息が空に散り。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にダストさんが現れました。
ダスト > 夜も深まった深夜。
根城に帰ろうと静けさに包まれた道を歩きながら顔を冷たい風が撫でれば小さく吐息を零す。
冬の深夜は夏の時期と違った顔を見せてとても趣があって好きだな。
などとたわいもないことを考えながら歩いていれば見覚えのある顔を道の向こうに見つけ。
いたずらっ子のように歯を見せて笑みを浮かべれば足早に相手に近づいていき。

「や、カイン。この間あったぶりだね」

相手はわからないであろうことを前提に声をかけ。
反応を楽しむように顔を覗き込み。

カイン > 「うん?」

のんびりとした時間を一人過ごす間に感じた気配に応じて視線を向けてみると、
何処かで見たように感じる人影が見て取れる。
しかしながら直接的な面識はなさそうだとも思いながら不思議そうな表情で目を瞬かせ。

「はて、どこかであったかな。まあ似たような外見の知人が居ないわけじゃないが」

自分と顔を合わせたことがあるだろうかと不思議そうに問いを投げ。

ダスト > 「え~わかんないかなぁ」

やはり気付かない様子の相手。
まぁ、性別から異なるのだから一発で見抜く相手がいたらそいつが特別なのだろう。

「この間、僕そっくりの魔術師を孕ませなかった?
 血爪王、さん?」

最後は少し意味深に、問いかけるように聞きながらフードを外し。
顔をよく見えるようにして相手を見上げて。

カイン > 「……。ああ、なるほど?」

相手の物言いに暫くいぶかしそうな表情を浮かべていたものの、
顔を明かされればなるほどと得心言った様子でうなずいてみせる。
それと同時に苦笑いめいた表情が浮かぶのはどうしてもごまかせず。

「ダストか。久しぶりってほどではないな、
 なるほど。どっちが本来の姿かは知らないが、その辺りは自由が効くわけだ」

そういった術の使い手は困ったことに山程心当たりがある。
相手の様子を見て取ればあっさり納得してゆっくりとうなずき返し。

ダスト > 「正解!まぁ最近は僕もどっちが本来の性別か釈然としなくなってきたんだけどね」

変化魔法は使いすぎると自分を見失う危険性も大きい。
とはいえ、自身にとってはそれ自体些末な問題であり。
時間がかかったとは言え思い出してくれたことがうれしいように笑みを浮かべ。

「でもカインと話すならこっちの姿の方がいいかな?」

そういって再びフードをかぶって全身に魔力を流せば髪は伸び、顔は少し丸みを帯びてより中性的になっていく。
再びフードを外せば以前であった時の姿になる。
一つ違う点は、腹部にかすかな膨らみ。
ローブを羽織るため体の輪郭は隠されているもののそれでもよく見れば少し膨らんでいることがわかるだろうか。

「どう?そこそこ魔法に自身はあるって言ってたでしょ?」

カイン > 「淫魔なんかもそういうやつが居るらしいな。難儀なこった」

色んな意味でと少し笑って言い返しながらも軽くうなずいて笑って見せれば、
腕を組みながら切り替わっていく相手の体を見て改めてしげしげと相手をみやり。

「そうだな、一度体重ねた以上こっちのほうが見覚えがあるしな」

違いないと笑い飛ばして見せてから、
冗談めかすようにしつつも体を抱き寄せてしまおうと片手を伸ばし。

「おみそれしたよ、確かにそいつは誇っていい腕前だ」

ダスト > 「へへ、でしょ?
 それに魔法でカインの子供を少し成長させてみたんだ」

相手が腕を伸ばせばおとなしくその中に納まり。
自らも相手の腰に腕を伸ばし身体を寄せて。

「カインは今から帰るところだったの?」

腕の中に納まったせいでやや上目遣い気味に相手を見上げて問い。

カイン > 「ふうん?そりゃまた、どんな具合になったのかもきになるね。
 ああ、俺はこれから帰りだよ。特にやることもないんで適当に酒でも引っ掛けようと思ってたんだがな」

そっちは?と笑いながら問いかけて相手を見下ろしながら肩を揺らし。

ダスト > 「僕も仕事終わって帰るところだよ。
 実験に熱中してたら遅くなっちゃって」

普通であれば男の姿でもまだ子供の見た目。
警備に見つかれば怪しまれそうなところではあるがその辺は魔術師。
とりあえずは何とか出来てしまうのが魔法の楽なところでもある。
得るために失うものも多いが。

「じゃあさ、気になるならどこかで見てみる?」

そっと背を伸ばし、届きはしないが少しでも相手の顔に近づけば小声でささやく。

カイン > 「ふふ、体壊さない程度にしておけよ?」

無理はしないと思うがと上機嫌に笑って言い返しつつ、
喉を鳴らして言い返す。そのまま優しく背中をポンポンとゆるく叩き。

「ん。そうだな、それじゃあ折角だしどっかにしけこむか。
 当てはあるかい?なければ適当に宿か俺の隠れ家の一つにでもいくかな」

上機嫌な様子で言い返しながら、額と額を軽く押し当ててささやき返し。

ダスト > 「んん……そうだね、僕の家はここから少し遠いし。
 できれば連れてってほしいかな」

額を合わせればお互いの吐息がかかるほどの距離で。
口角を上げて笑みを浮かべながら囁き返し。

カイン > 「じゃ、この近くに一つ隠れ家がある。そこにしようか。
 本当にただの隠れ家だからあまり期待はしないでくれよ」

からかうように笑って告げながら、そっと肩を抱き寄せる。
そのまま、二人連れだってゆっくりと裏路地へと消えていゆくことになるのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からダストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカインさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にピングさんが現れました。
ピング > 年が明けた喧噪もお穏やかになりつつある今日この頃。
そんな流れに関係無く、相変わらず人入りの少ない雑貨屋は今日もマイペースに商いを営んでいる。

もう数日間出しっぱなしではあるものの、”本日、本が特価”という貼り紙が入り口にあった。

店内では相変わらず雑多な様子ではあるものの、奥まった部分にある棚に”お勧め”と言うポップが飾られており。
急ぎ本だけを固めたのだろうその棚は、内容は専門書から娯楽物まで順不同で並べられており。
けれども開いてみれば判るが、その本の3冊に1冊は官能本だった。
中身は文字だけのものから、挿絵の入ったものまでと様々で。
性質の悪いことに表紙と内容を入れ替えている物もあり、さながら本を探す客を陥れるトラップ。
或いは、人によっては宝の山と言えるかもしれないが。

既に何度か、恥ずかしそうに本を閉じる客や、逆に周囲を気にしながらも読み耽る客を見て楽しんでいたものだった。

「何だかんだ言いながら皆好きものってことだぁな。」

カウンターに頬杖をつき、その事を思い出しては悪戯が成功した時の様に笑いを零し。
今日も今日とて酷く適当に、店の運営は行われていた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクーラグさんが現れました。
クーラグ > 自然地帯の隠された自分の住居を抜けて街を歩く女。
特に何かをするわけでもなく、目的もなく出てきた。年が明けたのも気づいたのは
3日が経過した後であり、何かあるだろうかと降りてきたらとっくに町は普段の生活に戻っている
所であった。当然かとも思いつつポカンとしたまま、折角なので何かないかとうろついている

しかし、興味のある物が見つかるのにはさほど時間がかからなかった。
何屋なのかも分からない店を見つけ、【本の特価】と書かれているが、あまりにもついでというには
本以外の物品が多かった。

結局何を売りにする店なのかはピンと来なかった為、引き込まれるように店内に足を運ぶと
物珍しそうにあたりを見回していた

ピング > まぁ特価と書いた所で客入りが爆発的に増える訳でもなく。
結局は大半の時間を暇に過ごすのが毎度のことだ。
本を片手に――無論、艶本である――カウンターにてだらだらと店番を続けていると、本日通算5人目となる客が訪れた。

中々に、美人さんだ。

うんうん、とそれを見て機嫌よさそうに目を細めるとそのまま声をかけるでもなく視線でその動向を見守った。
本を見てどんな反応をするのかを楽しむのも良し。
スケベでマニアックな品々に気付いてしまった反応を見るのもまた良しだ。
尤も、それらに反応を示さない可能性もあるのだけれど。

何はともあれ美人さんを見れるだけでも目の保養。
にまにまと実に幸せそうに表情を緩める、スケベおやじの姿がそこにはあった。

クーラグ > 顔は良いが決して表情を変える事も無く、無表情で並んでいる棚を眺めている。
本棚を前に背表紙の並ぶ様を眺めていたが、女はついに本を手に取った
よりにもよって乳首姦と触手物の本である。眉一つ動かさずにパラパラと
偉くマニアックな本を眺めている。本の内容を分かっているのか怪しいぐらいである。
シルエットだけなら高尚な本を読んでいるかのようだった。

店の奥にいる店主にも気づいていないか気にも留めていないのか
ただ静かに立ってニッチな性癖が遺憾なく展開される艶本をたまに文章を読んでは
すぐに頁をめくり今度は挿絵をずっと眺めたりして過ごしている

ピング > さながら読書を楽しむ令嬢の様な佇まい。
それが羞恥に悶える様はさぞかし見ごたえがあるだろう。
ページを捲るその仕草がいつ崩れるのかと悪戯心に胸を躍らせて見守っていた、のだが。




……

………

「…………………うん?」

いやおかしい。
内容までは覚えていないが、あの背表紙は確かに中身を入れ替えたものであった筈だ。
何時まで経っても表情すら変えず、寧ろ深く読み込むように集中している相手を見て首を傾げ。
ごくり、と喉を鳴らすとなぜか緊迫した様子でそろりそろりと相手の背後へと忍び寄り。
肩越しに手元を覗き込めば果たして、其処には。

「上級者だなお前ぇさん………!?」

思わず驚愕の声が零れてしまったのは仕方がない事だと思いたい。

クーラグ > 声に反応するとパッと無表情が本から離れ、機械のように素早く振り向き店主を
変わらない眠たげな表情で見ている。

「上級者というのは、この本を表情を変えずに見ているからかしら?」

発せられる女の声は驚愕するほど良い声だった。鳥のさえずりのようだとは
また違った形容になる、吐息のようだが明瞭で朗々として聞こえる
とろけるような甘い声をしている。

「乳頭に男性器を挿入するというのは確かに普通じゃないわね、でも無名遺跡でもうろつけば
有り得ない話でもないわ。アナタも今度はコレを読みに来たのね」

ポンと艶本を閉じると、店主に向けて差し出すように本を持つ手が伸びる

ピング >  
「うおぅっ」

予備動作も無く機械的な振りむき動作に、小さく声が零れて仰け反った。
そのまま淡々と語られる、けれども甘やかな美しい声。
内容が内容でなければきっと聞き惚れていた事だろう。申し訳ないが色々台無し感がひどい。

「冒険者っちゅうのはやっぱ大変なんだのぅ。
 まぁ知り合いがそういう目に会ってるってぇのは想像するとちと興奮するものもあるが…。」

しかしてそれは妄想であれば捗るというもの。
差し出される本を受け取ると、パラパラとページを捲り中身と相手を交互に見やる。
艶本であるので内容はフィクションで、挿絵だって写実ではないので全然いける。

「嬢ちゃん…お嬢様?も、経験者かい。
 いや俺ぁここの店主だからよ、読みに来たって訳じゃあねんだが。」

クーラグ > 「つまりアナタは触手になるのが夢なのね。道のりは遠いかもしれないわ。どうやら悪い人ではなさそうだから」
何故そうなるのか、表情は全く変わっていないが口調は穏やかに
「似たサイズは経験した事があるわ、乳首には無いけど、一緒にいたダークエルフはダブルで差し込まれたわね
アレは戻るのかしら…」
…穏やかにひどい内容がどんどん口走られる。

全く透けてはいないがひどく薄手の黒い衣服からは異常に体の輪郭がくっきりと映っており
ひし形に開いた胸元からは胸に谷間が見えていた。
近くにいた時は分からないが、熟れた柔らかさを持つ肉体をしている。

「やはり店主なのね、店の奥で似たような本を読んでいたから、そうかなとも思ったけど」

ピング >  
「偉い風評被害が出たなおい!
 いやちょっと良くわからんのだが悪い人だったら道のりが近いのか?え?」

流石にそんな変身願望というか、転生願望なんぞはない。
つらつらと述べられる内容は、見方を変えれば過酷な仕事をこなしてきた冒険者、と言えなくも無いのだが。

「うぅむ、嬢ちゃんみたいな綺麗な子がそういうハードなプレイを…と思うと興奮もするもんだが。
 あんまり頑丈そうにゃ見えねぇけども、名うての冒険者さんか何かかぇ?」

ダークエルフさんのその後もちと気にはなるが、今は目の前にいる相手とお話し中。
女性らしさを確りと感じさせる肢体のラインに視線を走らせると、人は見かけに寄らんなぁ、と嘆息を零し。

「おうよ、白状すると嬢ちゃんの恥ずかしがる所でも見れたらラッキー!と思ってた店長だ。わぁっはは!
 カバーを変えてたのもちょっとした悪戯心ってぇやつだ。んで、何か入用かい。ウチは浅く広く取り揃えてんぜ。」

もう今更ではあるので思惑を告白し、からからと笑い。
店商売としては微妙にアピールにもならぬ品揃えを告げ、相手の目的を訪ねた。

クーラグ > 「私が今考えたの」
人間では知らない事でも、深い知識でもない、誕生から2秒の設定だった。
「大事にしてくれるならそれもいいわね、そうでないなら枯れるまで搾り取るわ」
次に口走られるのは冒険者という考察から魔物を思わせる発言だ。
視線を走らせるとグッと腕を伸ばし、ムニュっと大ぶりの乳房の谷間がひしゃげる

「そうだったの、古いカタログを見ようと思ったのに行き成り乳首が鉛筆立てみたいになってるから
王都での最新文房具かと思ったわ。人間の乳房ってペンケースになるのかしら、ポーチが要らなくなるわね」

ちょくちょく余計な事を呟く顔は良い女。
目的については特に理由もなく訪れた事を思い出すと、僅かに首を傾げた

「んー…本が特価らしいけど、術式用の素材とかはあるのかしら…生物資源が良いわ」
何度も言うが笑ってはいないものの、店主の笑い声に合わせて口調は楽しそうである

ピング >  
「それ安心して良いんだかそうじゃないんだか判らん発言だのぅ。
 うん?……うほほ♡」

実際されてしまうのかどうかも不安であるし、他所で口走られても困る類の発言だ。
誕生からの時間は非常に浅い物の、効果としてはとても深い。
続く発言に小首をかしげるも、湧いた疑問は素晴らしいお乳の変形具合に霧散して。
判りやすく鼻の下を伸ばし、声が弾むのは男なのだから仕方がない。

「はぁ、ここ最近見た中では一番の乳…!
 ぬはは、嬢ちゃんのおっぱいなら確かに物が入りそうなデカさではあるがなぁ。
 ジョークグッズとしてなら存外売れたりするかもしれんがぁの。」

目立つようにひしゃげている乳房のその先端へと、言葉と共に、ぷにゅ♡と指を押し付けるセクハラ行為。
おっと失敬、と白々しい謝罪を口にした後、おほん、と咳ばらいをしてお話の続き。

「嬢ちゃんはあれか、結局冒険者じゃなくて魔術師っちゅうやつか?
 生物資源ってぇと…あーん、本格的なもんは残念だがねぇなぁ多分。保存食代わりのトカゲの干物とかそんなもんはあるが。
 後はあれだな、洗体用のスライムちゃんとか。」

クーラグ > 「ぁっ………」

つつかれると透き通るような白い肌を持つ乳房が表面を大福のように奥はマシュマロのように柔らかい。
そして熱のこもった熱い吐息のような艶やか、とろけるあの甘い声で短く喘ぐとピクっと胸が震える。

「一番なのね、私は最近見た中では一番貴方は鼻が大きいわ」
褒めているのかもしれないが、人によってはとてもそうには聞こえないかもしれない。
咳ばらいをする店主を見ながらどこか満足げに目を細めた。

「そういう所ね、大抵は人に頼まれてのエンチャントになるわ…」
見せてもらうトカゲの干物を静かに覗き込む
「このトカゲ…産地は詳しく分かる?」

ピング > つつけば弾力と柔らかさを両立した素晴らしい感触が指先に伝わる。
大体ここで怒られたり恥じらわれたりするのが一連の流れではあるものの、そのままさらりと流される始末。
おやぁ?と首を傾げつつ、一拍の間を置いてから、ずにゅ♡と改めて一本立てた指を少し深めに押し込んだ。
尚、両手で同時に、左右の乳房を。

「んむ。張りがありながらももっちり柔らか。見た目だけではなく感触も素晴らしい、至高の一品であるといえよう。
 この通り、指の動きが止めたくても止まらんな!わはは、鼻も膨らむってぇもんよ。」

むにゅ、たぷん、と指をくにぐに折り曲げる度に柔らかく波打つ相手の乳房。
そのまま会話を続ける辺り、箍が外れてしまっている。
トカゲの話題に関しては、名残惜し気に片方の手を離すと、黒く干からびた様なそれの尻尾を摘まんで持ち上げ。

「残念だが産地は良く判らんなぁ。正直、ネタのつもりで仕入れたもんでな。
 おっぱい弄らせたくれた礼にこれっくらいならサービスしちゃるぞ?」

クーラグ > 「………っふ……」
表情は変わらないが真っ白だった頬が薄く桃色に染まる。真っ黒で奥の見えない瞳がゆっくりと
細まると小さくしら口から熱い吐息を吐きながら目を閉じそれを受けていた。
手が離れると表情はあっという間に最初の物に戻るが、初見よりもいくらか生気の色が現れた
ように見えるかもしれない。

産地は分からないとのこと、少し天井を見ながら細い指の腹が帝国風の薄い唇に乗り
僅かに考えている。

「沼地からであれば貰った仕事で作るエンチャントと相性が良かったけども…でも一応薬品処理を
した方が良いかもしれないわね…結局はトカゲは使うから………」
「あら…いいのかしら、何だか悪いわ…」

ピング > 薄いがまったく無反応、という訳でもなく。
薄く上気した頬に、淡く細まる双眸。何より漏れ聞こえる息遣いが矢鱈と興奮を催してくれる。
感じ入るポイントを探るよう、押し込んだ乳首をゆったりと穿る様に布越しに指を折り曲げ悪戯を成していた、のだが。

指を離せばスイッチでも切ったかのように表情が戻る様にまた小さく仰け反った。
幾分か生気の増した頬の色は、怒りによるものでなくて何よりだ。

尚、天井を仰ぎ考える仕草を取る最中に、またそろりと手が伸びてしゅりしゅり、と乳首の位置に検討を付けて指の腹で擦り上げる悪戯をするのは致し方なしなこと。

「悪ぃなぁ、専門的な事ぁ判らなくてよ。
 なぁになに、これっくらいお安いもんだ。あぁでも何ならもうちょいスケベぇな事させてくれたら納得が行くかぇ?」

一番はお代を頂けばそれで済むお話。
しかしてそれよりはセクハラやらエロを取るのがこの店主。
手をわきわきとさせにっかりと笑うと、大きいと評された鼻の穴がぷっくりと膨らんだ。正直不細工。

クーラグ > とにかく感じ方が独特な女は、乳首をまさぐられていると考えている間も
表情は変えないがピクッ、ピクッと身体が震え、肉付きのいい乳尻が揺れる。
何度も乳房を触ると分かるかもしれないが、この女下着を着けていない。
想像の膨らむ姿をしている。

再び機械的な素早さで店主の顔を見ると、ズィと顔が近づく。表情は無いが
女の顔は驚く程美しい物で、黒曜石のような瞳に店主の顔が映った。
店主と同じく女も店主に向けて手を伸ばすと鼻の下のちょび髭をつつく。

「バネみたいだわ」
黒い長手袋に包まれた繊細な指先がみょんみょんとひげを跳ねさせている。
「トカゲ、2包が欲しいわ…コレで足りるのかしら」
女が差し出したのは見た事が無いデザインの金貨が2枚

ピング >  
「ほほぉ…これはこれは…。」

相手が考え事をしている間、此方も乳を弄り、考え込むように顔を寄せ。
じぃっと布越しに乳房を見つめ、その薄布越しに存在する乳首の感触を確かめる様に指の腹でしゅりしゅりと。
乳首の陰影でも浮かび上がりはしないかといやに熱心に刺激を送り続ける阿呆がここにいた。

「うぉっとぉ。
 ぬぁっはは、ダンディじゃろう?」

自己評価が高すぎるにもほどがある。
無駄に艶のあるちょび髭は緩やかに弧を描き、引っ張っても一度丸まってから元のカーブを描いて戻り。
髭を突かれるに合わせ、ぴち、と乳首の位置を指を撓らせ弾いているのはご愛敬。
こういう悪戯は大好きだ。

「……んん!?いやいや、何処の硬貨か知らんが、そりゃあ幾ら何でも貰い過ぎだぞぅ!?
 普段どんなとこで買い物してんだよお前さん。いや、嬢ちゃんのおっぱいが安いってんじゃあ無いけどな!」

次いで差し出されたのは干物の料金としては余りにも多すぎる金貨が2枚。
金銭感覚の違いに目を見開きながら、けれどもおっぱいを交換条件に出しても居たので、其処はフォロー。

クーラグ > 撫でていると店主の思惑通り、乳房に見合うだけの女の乳首がじんわりと堅くなり
浮かび上がっている。表情と言動は変わらないが身体は普通に反応しているようであった

「普通の場所で買い物をするけど大抵は自分で作るわ、大丈夫よ、私は仕事で使っている物だから」
「でもそういうなら1枚にしておくわね」
一枚をコートの内側に収めると金貨を一枚差し出した。

「貨幣価値があるから使っているだけなの、本当はもっと別の用途で使うわ。」
「私の胸?…私の胸はそういえば売った事が無いわね。貨幣価値を見出したのは
今の所店主、アナタだけになるわ…面白い人ね、アナタ…下心があっても憎めない人は私は結構好きよ」

スケベ心は強いがどうにも愛嬌のある店主に好感を覚えて、動かなかった表情の口角が僅かに上がり
モノクロな色合いの女は店主に静かに微笑んでいる

ピング >  
「おぉぅ、可愛いぽっちりが♡」

浮き上がる乳首の形を確認すると、妙な達成感に弾んだ声が。
言動の変わらぬ相手の代わりに、乳首自体を褒める様、いいこいいこ、と指の間で淡く挟んでこしこし扱き。
ペットか何かを愛でるようなその行為は、少しばかり阿呆臭い、やも。

「いんやぁ、一枚でも多すぎるんだがの。
 もうちょい悪戯させてくれたらお代にゃ十分だから、しまっとけしまっとけ。
 しっかしお前さんは一々、面白い表現をするやっちゃのぅ。」

尚、もう触られたくないので金貨を押し付けに来ている、という可能性には目を瞑る。

「確かにこいつは金を払ってでも弄りたい代物ではあるがぁ…まぁ嬢ちゃんに正面切って「幾らだ?」と聞ける猛者は居ねぇだろうよ。
 うひょっひょ、オイラも嬢ちゃんみてぇに大らかな人は大好きだぁ。
 おぉ、笑った笑った。よっしゃ次の目標は、あんっ♡ってな具合の可愛い喘ぎ声を聞く事だぁな!」

口角のみが僅かに浮かぶ淡い笑顔を見るとこれまた謎の達成感。
次なる目標を馬鹿らしくも告げながら、ほい、と包んだトカゲの干物を2つ手渡した。

クーラグ > 「そう?自信がある出来だから良いかと思ったんだけど」
どうやら自分で鋳造した物のようだ。1枚の金貨も再びコートにしまい込んだ

「喘ぎ声、そうかそういうのもあったわね。私は大体あれで殆ど何時もの喘ぎ声だから」
「そういう声になると想像気持ちいいのね、ソレについて考えてみる事にするわ」

トカゲを受け取るとふいと振り返る、店主なら間違いなくコートが揺れた時に見える
尻を見てくれるだろうか予想通り、下も下着を着けていない。黒の布に包まれる
尻の輪郭がぷりんと揺れる。

「もしよければまた来るわ。面白かったから」

ピング >  
「いやいや、一平民にゃ手が余るわなぁ。
 それだったら今みたいに現物支給って方が気楽なもんだ。」

貴重な経験であるからして、金銭よりもある意味価値があると信じて疑わぬ阿呆が此処に。
まぁ金に困っていないからこそ出る余裕でもあるのだが。

「おうおう、作ったもんじゃあなく可愛いもん期待してんぜ。
 まぁた触らせてくれよぅ。」

やはりどこかずれた返答をする相手だが、それも幾ばくかは慣れた。
そして振り返る折、視線の先に映るは乳ばかりで気が向いていなかった、まぁるいお尻。

「……下も着けて無かったのかよぉぉぉ!!!
 あぁしくじった、そっちにも手を伸ばしておけば…!!
 くぅぅ、あぁまた来てくれよ。サービスしちゃるから宜しくな、っと。
 あぁお前さんお名前は?オイラぁピングってんだけど。どーぞまた、ご贔屓に。」

今更触れるにはタイミングが悪すぎる。
下着のラインの浮かばぬその尻の輪郭に、拳を握りしめて後悔を叫ぶ。
最早下心とも呼べぬスケベ心を露わにしつつも、思い出したように去っていく相手に自己紹介。
その後、相手を見送った。

―――本日は売上こそ無かったけれども、セクハラ経験としては大満足の一日であった。

クーラグ > 「そうよ、布で隠れてるから良いかと思って。」
しかし黒の衣服には深いスリットが刻まれている。静かにブーツに包まれていない太ももを撫でながら

「クーラグよ、もしあればまた来るわ」

再び微笑みかけるとそのまま店を出て、町の方へと消えて行った。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクーラグさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からピングさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にミゲルさんが現れました。
ミゲル > 平民地区の酒場の一つ。
日も暮れたそこは仕事を終えた労働者や冒険者などが集まり騒々しく。

それぞれの集まりでは仕事の鬱憤をぶちまけ、または打ち上げと騒ぐものが多く。
そうでない席は静かに飲むものや食事を楽しむものまでさまざま。

そんな店内で騒ぎから一つ離れたテーブル席で簡単な料理を酒を楽しむ。
時折に騒ぎに視線を向けては髪に隠した耳が動き、それを悟られぬようにと押さえ。

「……なくなった…」

舐めるように飲んでいた酒がやがてなくなればお代わりを注文。
他の客の騒ぎを酒の肴と言うように時折は眺めて一人の酒盛りを続ける。

ミゲル > そのまま一人の酒盛りを続け、ほろ酔いとなれば帰路にと付く…
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からミゲルさんが去りました。