2018/07/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にベートさんが現れました。
■ベート > 奴隷市場へ続く、裏路地は人気が無く薄暗い。
その一角で、長駆の男が頭陀袋を担ぎ上げた。
その足元にはボロ服を身に着けたガリガリの少年が二人、うずくまっている。
こわごわと、男を見上げると怯えたように頭を石畳に擦り付けた。
「…?。ああ、お前達は好きにしろ」
漸く気づいた、という風情で男は興味無さげに言った。
低い、錆びついた声は男らしかったが何処か人間味が薄い。
それを聞いた少年達は慌てて立ち上がった。
奴隷の証の一つである足枷と鎖をそのままに、互いに繋がれたまま、逃げるように立ち去る。
じゃら、じゃら、と鎖が石畳を擦る音が遠ざかっていく。
既に路地を折れ、姿は見えぬのを追うかのように何処か茫洋と男は視線を向けていた。
肩の上の頭陀袋が時折、震えるようにもぞ、と動いた。
■ベート > 僅かな間、そうしていたが我に返ったように眼を瞬く。
一つ、息を吐くと肩の頭陀袋を無造作に担ぎ直した。
「殺しはしない。ながらく、死ねないだけだ」
頭陀袋から漏れ聞こえる声に囁くように答える。
そのまま足早に歩き出すと奴隷市場とは反対へ姿を消した。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からベートさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」にレシュノルティアさんが現れました。
■レシュノルティア > 「第七師団、撤退……将軍、戦死……あらあら」
広場にある噴水。
その周りにあるベンチに座り、とある記事を読んでいる。
「何かと王宮が騒がしかったのは、そういう事なのね。
だめね、もうちょっとこういう事に気を使わないと」
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」にネルソンさんが現れました。
■ネルソン > 「まさか将軍が戦死するなんてなぁ……こうなると再編の問題や責任問題で色々と揉めそうだ……あれ?あそこにいるのは……」
(広報記事を読み、またぞろ騒がしくなり忙しくなるとげんなりとする。小さくため息を零しながら広場を歩いていると、ベンチに座っている青い髪の女性に気付いて)
「こんにちわ、ティア。あの後、誰にも見つからずに無事に帰れたか?」
(ベンチへ座る女性に近づいていき、挨拶は普通の声で、後半の台詞は少し悪戯っぽく小さな声で話しかける)
■レシュノルティア > 自ら前線に出ることはもうない。
竜を酷使することをしたくないのと、そもそも体がついてこない、という情けない事情もあるが。
「報復、なんて受けなければいいのだけれど……あら」
そんなことをつぶやいていれば、かけられた声に振り向く。
「ネルソン、こんにちは。
ふふっ、早起きの騎士たちにばれそうになったけれどなんとか帰れたわ。
多分……ばれてないとはおもうけれど」
恥ずかしそうにはいいつつも、しかし嬉しそうな顔をする。
■ネルソン > 「早番の騎士か……危なかった、のかな。まぁ、でも、見つからずに済んだんだったら何よりかな。ばれたら大変なことになりかねないし……今度はばれないように街の宿屋で逢引するっていうのもいいかな。庭園で誰かに見つかるんじゃないかって思いながらも刺激だけど。あ、隣座っていいか?」
(まだ、少し相手に対する口調が定まっておらず敬語のような砕けたようなの口調が混ざってしまって。恥ずかしそうながらも嬉しそうな顔に、ほっとしたようにこちらも嬉しそうな顔になり、隣に座っていいか尋ねて)
■レシュノルティア > 「そうねぇ、ばれちゃうと大変だからどこか別の場所で……。
でも、たまにはああいうところでするのもドキドキして、少しわるくないかな、なんて」
そんな、いたずらをしたときのような笑み。
安全な場所、というのも悪くないが、気質的にドキドキする方が好きなのだろう。
「ええ、もちろん。お隣に座ってくださいな。
短い間しか居れませんけれど、またお話しましょ」
そういって、隣の場所をポンポンと叩く。
■ネルソン > 「ふふっ、ティアって意外と大胆なんだな?見つかったら大変だって言う場所でドキドキしながらするのも悪くない、なんて。なら、また庭園で……な?」
(悪戯のような笑みを浮かべて大胆発言をする相手に一瞬、きょとんとするものの小さく噴きだす。思ってたよりも大胆だと笑いながら、またああいうところでもしようと頷く)
「それじゃあ、失礼して……お話、か……そうだなぁ。それじゃあ、ティアの好きな色とか花とか教えて欲しい、かな」
(隣へ腰掛けて、そっとベンチをぽんぽんと叩いていた手を握ろうとする。それから、話をしましょうと言われて何を話そうかと考え、相手の好きな物を聞いてみる)
■レシュノルティア > 「そういうネルソンだって、嫌ではないのでしょう?
お互い様だわ」
軽口をたたきつつも、しかしその誘いには少し潤んだ目で、期待した目で頷き返す。
「好きな色、ですか。
青色は好きですね。
澄んだ空の色なんか大好きで、竜に乗って走っていた頃は、晴れていないと空が見れなくて不機嫌になっていたこともあったわ」
だから怖がられていた、とか、子供っぽいでしょ?、とか。
笑いを誘うように、過去を話し。
「でも、好きな花はあまりないかしら……。
ネルソンは、そういうのはあるの?」
■ネルソン > 「もちろん、ティアと肌を重ねるならどんな場所でも大歓迎だし……そういう背徳的な興奮を楽しむのは嫌じゃないよ。寧ろ好きな方かな?……そんな目をされたら、今から行かないかって誘いたくなるだろ?」
(潤んだ、期待した目をしている相手に悪戯っぽく笑みを浮かべるとそっと相手の唇を指先でちょん、と撫でようとする)
「青色かぁ、ティアの髪も綺麗な青色だよな。へぇ、晴れてないから不機嫌になって怖がられてたのか。確かに子供っぽいな……そういうところ可愛いって俺は思うよ。俺の好きな色はそうだなぁ、緑色かな。森とか緑のあるところだと落ち着くし。花は……うーん、直ぐには想いつかないかな」
(笑いながら自分は?と尋ねられると色については直ぐに応えられるものの、花と言われると思いつかずに首を傾げる)
■レシュノルティア > 「んっ……。
それじゃあ……って、いいたいのだけれど。
ごめんなさい、今日はちょっとやることがあるから……」
唇に当てられた手を取り、嬉しそうに微笑んだ、かと思えば。
残念そうに。
とても残念そうに顔を伏せ謝る。
「緑色もいいですよね。
綺麗な森は心が安らぎますし、草原は風が気持ちよくて私も好きです。
もしよかったら、今度一緒にピクニックでもいきませんか?
私、お料理作りますので」
■ネルソン > 「ああ、残念だけど分かった。ただ、我慢した分だけティアのことを激しく求めるかも知れないから、覚悟しろよ?また今度、な?だから謝らないでくれよ、ティア。そうやって凄く残念そうにしてくれてるの、嬉しいからさ」
(手を取られ、その相手の手を優しく握り返す。嬉しそうな微笑みを浮かべながらも残念そうに、とても残念そうに顔を伏せる相手に謝らないでと言うように首を振る)
「空気が綺麗だし走る風に草が揺れてるのを見ると心が安らぐし……ピクニック?もちろん、一緒に行く。ティアの手料理か……楽しみだなぁ……ああ、でもそんな手間を取らせていいのかな?俺の為にさ」
(一緒に行くと嬉しそうに頷いて、料理を作ると言う相手にますます嬉しそうに無邪気に笑うも、自分の為に作って貰うのは少し申し訳ないかもと相手を見つめる)
■レシュノルティア > 「ふふっ、ありがとうございますネルソン。
――その時はまた、激しくしてくださるのを楽しみにしてます。
たくさん、おなかの中に下さい……ねっ?」
お礼を言った後、そっと顔を近づけ囁く。
周りの目も憚らずに、ほんの一瞬だけ頬にキスをしつつ、すぐ離れ。
「ええ、勿論。
むしろさせてくださいな。
料理は得意なんですよ?昔も旦那には褒められ――あっ」
同時に、広場の鐘が鳴る。
しまった、という顔をしてから
「ごめんなさい、そろそろ戻らないと」
■ネルソン > 「どういたしまして、って言うんもおかしいかも知れないけど……どういたしまして、だよ。ああ、そのときはティアが泣いて許してって言っても許さないくらい激しくするよ……たくさんティアがもうお腹いっぱいって言うくらい出すから」
(近づく顔、囁きに嬉しそうな顔で頷いて。頬にキスを受ければ周りに人の多い広場での大胆な行動に驚くも、嬉しそうに笑う)
「本当に、ティアは大胆だな。それじゃあ、ティアとのピクニックと手料理、楽しみにしてる。おっと、それなら送っていくよ。行こう?」
(鐘がなり、しまったという顔をする相手にベンチから立ち上がりそっと手を差し出す。途中で別れることになるとしてもそこまで送ると。そして別れ際、自分が寝泊まりしている宿舎の場所を教えて、連絡を取るときはここに手紙を出して欲しいと伝え、今度はこちらから一瞬だけ頬にキスをして上機嫌で職場へと戻っていく)
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」からレシュノルティアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」からネルソンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にキュリオさんが現れました。
■キュリオ > 大通りの一角にあるとある花屋。
色とりどりの花に満ちた其処は、爽やかな香りと可愛い看板娘が人気の店だった。
しかし今は、その爽やかな香りも、光景も、異質なものに塗り替えられている。
「…ふむ。こんなものか。
どうだ、中々のものだろう?これで店の雰囲気がぐっと引き締まったぞ。ぐははっ!」
店のカウンターの横、いつもならば娘が愛想よく応対しているその場所に。
椅子に括りつけられ、足は顔の高さに持ち上げられて拘束された娘の姿が。
既に犯された痕も生々しい、膣と尻穴には店の中にある花が幾つか見繕われ、活けられていた。
もう一本、と尻穴へと太い茎を持つ黄色い艶やかな花をつぷりと突き刺すと、ひっ♥ と涎と舌の垂れる口から声が零れ。
■キュリオ > 例の如く、税が足りぬと言いがかりをつけて訪れた花屋。
その店の夫婦はどうにか考え直してくれと懇願するも、それを簡単に受け入れる貴族ではない。
散々考え込んだ振りをした挙句、ならばと店の収入UPの為に娘を使えと提言して、今に至る。
渋る夫婦に、覚悟を決めてその身を差し出した娘の涙ぐましいやり取りは、大変笑いを誘った。
その娘を店の奥でたっぷりと犯した後、店の飾り付けの一環とでも言うように、器に見立ててカウンターの横に晒した次第。
何処か望洋とした娘の顔は、紅潮し、蕩けて。
口の端から垂れる涎とだらしなく伸びた舌が、いつもの健康的な可憐さとのギャップを生み出している。
常ならば爽やかな甘い香りの漂う店の中は、淫靡な匂いが混じり込み。
追加で下の穴に花を活ける度、ひっ♥ ひぃっ♥ と拘束された体を捩り、活けた花を無様に揺らしていた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にラヴゥチンさんが現れました。
■ラヴゥチン > ガチャガチャと鎧を鳴らしながら高身長の女性が歩いている。瓶底眼鏡に隠れているが、整った顔立ちはなんとなくわかるだろう。
久しぶりに簡単ではあったが体を思いっきり動かせた、更に少量ではあるが『気持ち』をいただけた。貧民地区に戻る前にお土産として何かを買おうと考えていたのだが考えに考えた末に鼻を買っていくことに決めたらしい。
「しつれいし……何をやっているんですか!?」
お店に入るなり何かおかしな香りが拡がっている花の香りではないどこか甘い香り。
更には花屋にはまったくふさわしくない調度品と化している女性の姿。
何度かこの花屋に花を買いに来たことがある身としては混乱を極める光景である。
「大丈夫ですか!?」
すぐにでも助けようと突進と言える勢いで女性の方向へ走る。
■キュリオ > 膣と尻穴の締め付けに連動するよう、上下に揺れ動く豊かな花々。
美しく空間を彩る筈のその花の群れは、しかして今は淫靡な彩にしかなりはしない。
娘自体もその刺激に、腰をへこへこと無様に揺らしており、男が見ればまるで誘っているかのような動きとなって。
動きの無い花の飾りよりは上等であろうと、上機嫌になりながら更に花を活け。
その度に、腰が跳ね、甘い声が鳴り響く。
「ひっひひ。
そら、もう2~3本はいけるだろう――――ん?」
既に幾つもの茎を捩じり込んだ両穴は、肉棒で貫かれるのと変わらぬ程に広がりきっている。
更なる追加の声に、絶望とも、仄暗い情欲を感じているとも取れる色に瞳が揺れ。
そんな折に、背後から聞こえた声に、視線を向けた。
「なんだ、客か?
騒々しい輩だ。この店は客の質も悪いのか?ん?」
被害者――正しくその通りではあるが――を助けんとするかのようなその声と、勢い良く迫る相手の行動に、嘆息。
まるで悪い事等何もしていないとばかりの態度で、店主夫婦へと向けて嫌味ったらしい言葉を向ける。
水を向けられた店主はと言えば、おろおろとどういった態度を取ったものかと、顔を青くしていた。
■ラヴゥチン > 近づいていくは良いもののどうすればいいかわからない。被害を受けているであろう女性の顔はどこか蕩けて喜んでいるようにも見えるが、店主さんたちは明らかに困惑していることがわかる。
決めあぐね困ったので女性とよほど裕福な暮らしをしているのであろう男の間に立ち盾を構えることにする。
盾には教会のホーリーシンボルが彫られているのだ。これで自分の身分ははっきりするだろう。
「私はこんななりをしていますが貧民地区でシスターをしているラヴゥチンと言います。あなたの美的センスは貧民地区と平民地区ではなかなか受けるものではないと思いますので……ここは引いていただけるとありがたいのですが」
なるべく言葉を選びながら一気にまくしたてる。匂いで赤面しそうなのである。少女の声や肉体を見てしまうと更に顔の紅潮がすすんでしまう。なるべく見ないようにしながら貴族らしい男に一度礼をする。
「………もしも引いていただけないのであれば。ご主人、その女性にその、刺さっているお花すべて頂きます」
花がなければ悪さもできないだろう。最悪、出世払いでもいいから今ある花を全て買い占めようと心に決める。
■キュリオ > 膣と尻穴の締め付けに連動するよう、上下に揺れ動く豊かな花々。
美しく空間を彩る筈のその花の群れは、しかして今は淫靡な彩にしかなりはしない。
娘自体もその刺激に、腰をへこへこと無様に揺らしており、男が見ればまるで誘っているかのような動きとなって。
動きの無い花の飾りよりは上等であろうと、上機嫌になりながら更に花を活け。
その度に、腰が跳ね、甘い声が鳴り響く。
「ひっひひ。
そら、もう2~3本はいけるだろう――――ん?」
既に幾つもの茎を捩じり込んだ両穴は、肉棒で貫かれるのと変わらぬ程に広がりきっている。
更なる追加の声に、絶望とも、仄暗い情欲を感じているとも取れる色に瞳が揺れ。
そんな折に、背後から聞こえた声に、視線を向けた。
「なんだ、客か?
騒々しい輩だ。この店は客の質も悪いのか?ん?」
被害者――正しくその通りではあるが――を助けんとするかのようなその声と、勢い良く迫る相手の行動に、嘆息。
まるで悪い事等何もしていないとばかりの態度で、店主夫婦へと向けて嫌味ったらしい言葉を向ける。
水を向けられた店主はと言えば、おろおろとどういった態度を取ったものかと、顔を青くしていた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からキュリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からラヴゥチンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」に影時さんが現れました。
■影時 > 俄かに――否、いよいよ以てキナ臭くなってきたか。
タナール砦と王都を往復する傭兵や冒険者達で構成する義勇軍に混じり、支援や諜報に勤しむ中で入ってきた報に思う。
その中で最たる知らせは己を食客として抱える貴族もまた、震撼するものであった。
此れを軍や賛同した他の貴族の攻撃材料とするか、それとも更なる己が保身の材料とするか。
小賢しく立ち回ろうとする癖に、姑息さが拭えぬ雇い主の有様に呆れ、外に出る。
幾つかの商店を巡って、生活物資の流通具合や街で行き交う噂話を拾いつつ、ふと思いついて出店で買うものがある。
「……――」
紙に包まれた串焼き肉と小さな掌サイズのボトルに入った蒸留酒である。
それ等を手に、ふと見かけた背の高い商家の天井を間借りして、封を開けぬボトルを掲げよう。
噂話程度でしか知らぬけれども、様々な人物をこうも走らせる程となれば、敬意を表する。
その後に遅めの軽い夕餉と洒落込む。色々と考えることがある。思うものがある。
■影時 > 「……いよいよ、潮時かねェ。
あのジジィめ。時世が見えている眼には思えんぞ」
三食昼寝付き、とは言わないけれども、苦しい財布事情とやらで己を手先として扱ってきた貴族の老いた顔を思う。
性根としては貴族としては在り来たり、一言で言うならば凡庸という評価が似合うだろう。
時世に応じて立ち回っていると気取るも、裏目に出て財貨を喰い潰す様だ。
事情通として振舞うために己を方々に遣り、情報収集をさせるもここ最近の流れは余計に裏目に出た感がある。
砦の向こうにも行ける人材を、戦線へと宛がって補給線の維持の手伝いをさせる様等、最適解とは思えない。
「次の雇い主の目途も無ぇからなァ。
根無し草に立ち戻るのは慣れてるとは言え、参った参った」
嘆息と共にに嘯きつつ、屋根の上に胡坐をかいて串焼き肉に齧り付く。
最悪、野宿生活に立ち戻るのも慣れてはいるものの、適度に屋根と壁のある部屋の中で寝たいという欲はある。
野趣に富んだ生活ばかりが全てではない。
何事もバランスだ。夜の街を見下ろして、暑気を帯びた風に吹かれながら食事を進める。