2018/03/11 のログ
カイン > 「それか後は遺跡と防衛線の依頼でも受けるか。
 国境勤めはいつでも仕事はあるはあるんだがなあ」

割に合うかどうかは別の問題だと漏らしながら、
追加の酒を注文て一口舐めるように飲む。
強い酒のしびれるような感覚に大きく息を吐いて、
頬杖を突き騒がしい方に視線をやって肩をすくめ。

「ま、そうそう景気のいい話は転がってないよな」」

カイン > 「仕方ない、明日はいい仕事がでてることを祈って寝るとするか。
 マスター。勘定頼む」

店主に向かって言いながら立ち上がり、
支払いを終えればそのまま踵を返して店内から去ってゆくのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2/酒場」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にメンシスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からメンシスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にメンシスさんが現れました。
メンシス > 「…あ~暇だ」

平民地区にある通り。
そのベンチに逆さに座って周囲を見渡す。
気だるげに声を出し、奇異な行動が出来るのも深夜という人が居ない時間帯だからだろう

ギルドでの大きな依頼が終わり、しばらく衣食住には困らなくなったはいいものの
日々の喧騒から解放され、休みを分配されるといざという時に何をすればいいか分からなくなる。

ここは一つ、女でもナンパしようか、娼館でも行こうか?
つってもこの時間に出歩いてる女とかいねーし、娼館もよく分かんねぇし
どうしようか…

メンシス > 「ん~…」

ベンチからシュタッとジャンプするように立ち上がれば
身体を大きく伸ばす。
その途端風が吹けば体を震わせて大きな身体が縮こまる。

春に入っても可笑しくねぇのにこの寒さ。控えめに言って死ねる。
ともかく、ここで立ち止まるのは時間の使い方的にも身体的にもいい影響がないと思う。

という訳で兎も角歩こう。
道中で誰かいればナンパすりゃいいし、娼館あったら入ればいいし
何なら酒場で一杯っつーのも悪かねぇ

メンシス > と街を取り合えず歩いたが誰も居ない。
溜息を吐きつつ酒場で一杯しゃれ込むためにドアを押し、店内へと入っていった

数時間後、太陽が昇る時。
店から千鳥足で出てくる男が一人。
完全に寒さを忘れてそのまま家へ帰っていくのであった…

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からメンシスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にノーガルトさんが現れました。
ノーガルト > (いい時間に帰宅することになった。
耕夫や警備員、果てはどこかの冒険者まで多数の人間が行きかっている商店街の一角。
酒場や飲食店が立ち並んでいる場所に、その男の姿はあった。

黒い外套を寒風になびかせて、背中には2本の魔剣。
冒険というよりも、仕事を終えて帰宅する途中―――なのだが。)

「……たまには、羽を伸ばしてきてといわれてもな…。」
『ここのところ、一人で飯を食うこともなかったもんな、ノル。』

(背中の剣の片割れ、ディンに苦笑交じりに言われた言葉。
家で一緒に暮らしている者から、たまにはゆっくりと羽を伸ばしてきた
らといわれて。
仕事の帰りに、久しぶりにと繁華街―――それも飲食店が立ち並んでいる一角へとやってきたノーガルト。

だが、まっすぐ帰ることが日常になっている彼にとって、今一人で食事をすることはなかなかに難しかった。
食べたいものはある、しかしそこは一人では…。
かといって、この男は人づきあいはそこまで得意というわけではない。
というわけで、空かした腹を抱えてしばらく、この繁華街をさまよっているというわけだ。)

ノーガルト > 『前は一人でも平気で朝まで飲んでるときもあったのにな。』
「外でそんなことした覚えはないぞ、ディン…。」

(酒も好きだし、飯の量もそれなりに多い。
まだ宿を借りていた時に、酒を持ち込んで朝まで飲み明かしたことも数えきれないくらいある。

以前はそんなこと、平気でしていたのに今はできる気がしない。
年を取ったと自分を嘆くか、それとも環境がそうさせたのか。
少なくとも、今のノーガルトには「一人で飯を食って帰る」というのは、なかなかに難しい。

だが、彼とて人間。空腹という欲求にはどうしても勝てるはずもなく。
結局、手短にカウンター席しかない、こじんまりとした酒場に入った。
冒険者も時折やってくるような店なのだろう、店主(と思わしき男)は彼を一瞥した後、すぐにメニューを見せてくれた。)

「……とりあえず、酒と腹にたまるものをくれ。」

(非常に簡素な注文だけして、ノーガルトは席に座る。
羽を伸ばすというのが、この男の場合酒を飲むか鍛錬をするかの二択。
ギャンブルをするような柄じゃないし、この時間は教会も門を閉めている。
特に見物したいものもあるわけでもない。)

『………つまらん男だな。』

(もう一本の魔剣、ダインの突っ込みが冷ややかに刺さった。)

ノーガルト > (酒場での食事は簡素なものだった。
エールいっぱいと、それのつまみ程度の食事。
そんな食事ではやはり、ノーガルトの空腹は満たされることはなく。
やっぱり家でしっかりと食べるほうがどうしてもいい。

代金を支払い、今度こそノーガルトは家へと帰っていった。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からノーガルトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/商店通り」に紅花さんが現れました。
紅花 > 平民地区にある商店の建ち並ぶ通り。
古今東西と言っても過言ではない様々な物が並ぶ店先は、彼女にとってはとても魅力的だった。
先日街まで案内してもらって以来、結構な頻度で店先を見て回っている。
最初こそ冷やかしかと冷たく見られたものの、あまりにも幸せそうな顔で見ていたせいか今では大体の店で声をかけられる程度には顔は知られてきた。
今日も通り掛かる住人や店の人間と軽く会話をしたりしながら、ぶらぶらとウィンドウショッピングを楽しんでいる。

紅花 > 「すごいですねぇ……こんな綺麗なの、どうやって作ってるんでしょう」

何度めか足を止めたのは、アクセサリー屋の前だった。
庶民的な値段の品々が、ガラス越しに見えるようにディスプレイされている。
一つ一つをじっくりと、ガラスにおでこを押し付けるくらいにつぶさに見つめていく。
店主はと言えばその光景をすでに見慣れたのか、またやってるよと言う顔でそれを見てから読んでいた新聞に顔を落としていた。

紅花 > 「…あっ。いけない、宿には決まった戻り時間があるんでした…」

あまり時間に縛られることのない生活をしていた彼女には、定刻があるということはいささか窮屈ではあった。
それでも街には自分が居た場所とは違うものがまだまだ溢れているので、当分離れるつもりはないようだ。
最後にもう一度飾られたアクセサリーを子供のように眺めると、足取り軽く宿へと向かっていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/商店通り」から紅花さんが去りました。