2017/07/09 のログ
■アシュトン > いいや、そんな事はないぜ。
多少無防備に思う所もあるが、実際はかなり地に足がついている。
話していけばお互いに丁度いい取引に落とし込むことが出来る。
ちょっと大人びたような感じもあって、俺は好きだぜ?
(彼女が納得している内容で、おおよそと間違いはない。
もっとも、男としてはそれ以上に、と思う部分は幾らかと有る訳で。
ちょいとばかり効いてきたきたかもしれないクスリの効果と、一晩と続けるであろう行為と。
それによって彼女を快楽に堕として、今後も連れ込むきっかけにでもなればと、考えているようだ。
という訳で。
まるで感じるところを探るかのような指先が、お尻を何度も撫で上げて。
やがて下着に指を掛けると、腰を浮かせるようにちょいとお尻を突いてから、スルスルと下へとズラしてゆき)
なぁに、俺としちゃ可愛らしい子が乱れている姿で、十分と満足できるからな。
奉仕とかそんな事は気にする必要はないさ――小さなお口で咥えて貰うのも、良さそうではあるけれどもね。
お互い気持ちよくなれるのが、一番さ。
(柔らかなお尻を撫でる間に、聞こえてくるのは熱の籠り始めた声。
なるほど、大分と敏感な身体をしているらしい。
小さな体躯がすり寄って来れば、鼻をくすぐる少女の甘酸っぱい香り。
ソレを鼻孔に感じ取りながら、柔らかな唇に重ね、ちゅっと吸い付くように押し付け)
そうだな、俺の方が少し我慢も出来なくなってきたんでな。
一度ここでしてから、ベッドに移ろうか。
はは、凄く良い匂いがするし、今日はこのままでいいかも
(肌に触れれば、しっとりとした汗の感触と。
太股をプニプニと押してから、更にゆっくりと上へと撫で上げ。
お腹から、アバラ、胸元にへと指が流れて。
平らな膨らみに掌を添えれば、その柔らかさを頼むように、ゆっくりと円を描き撫でていく。
互いに触れた唇と、その感触が徐々に変わるのは彼女の技術、なのだろうか。
微かに焦らしながらも愛らしい仕草に、双眸を細め。
口づけが深くなった頃合いに己から舌を伸ばせば、彼女の咥内にへと潜り込ませる)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 商店通り」からエインセルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 商店通り」からアシュトンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にケラノスさんが現れました。
■ケラノス > どうやら、昨日から何やらこの王国恒例?のお祭り騒ぎが始まったらしい。
とはいえ、流れ者でこの国に滞在して1年も経過していない男には初めての事で。
平民地区の一角、人で賑わうあちこちをブラブラと当ても無く長刀を担いで歩く。
「…こりゃまた、無駄に賑わってやがるな…どうせお偉いさんが権威を示す為の一環なんだろーがよ…」
冷めた見方、と思われるがあながち間違いでもないだろう。この国は色々とアレだとは前から聞いていた。
さて、そんな事より現状、働き口が無いので金が無い。一応、山賊や盗賊を返り討ちにして巻き上げた金品などはそれなりに所持しているが。
「……換金すんの面倒くせーんだよな…このまま支払いとか出来りゃ楽なんだがよ」
金には人並みに執着するが、同時に刹那的でもある。執着しているようでしていない。
ただ、必要最低限あれば割と何とかなる、というのが男の見解で実体験済みでもある。
左右色違いの双眸でごった返す人の群れを見遣る。…ここまで多いと流石にうざったい。
■ケラノス > (何つーか、ここまでごった返してると蹴散らしたくなるわな…)
と、自然に物騒な事を考えるが流石に実行はしない。余計な面倒事にしかならないのは目に見えている。
人ごみを掻き分けて進むのも飽きたのか、道の端に移動して適当な店の軒先の壁に背中を預ける。
懐を漁れば、煙草のケースを取り出して一本口に咥える。お手軽に魔術で点火、とは行かない。
(…補助が無けりゃまともに魔術も使えねーとか、どうしようもねーなウチの一族ってのはよ…)
溜息と共に、懐から年季の入った燧石を取り出して。それをカチッと擦り合わせて煙草の先端に点火。
ゆっくりと紫煙を吐き出しながら雑多な往来を眺める。
■ケラノス > 「…あー…つっても、生き残り俺しかいねーし…剣の一族も風前の何とかだな…。」
あと、連動して過去の魔王との一騎打ちを思い出した。…あ、腹が立ってきやがった。
あの某魔王とはいずれ決着というか白黒付けないと気が済まない。
少なくとも、右目を潰された借りはいずれきっちり返す。受けた屈辱は忘れはしない。
…まぁ、それはそれだ。過去の事は一先ず置いておこう。そんな事よりこれからどうするか、だ。
「……大金とは言わねーが、やっぱ安定した金の供給は欲しい所だわな…どっか取り入るか?」
が、そんな腹芸とか駆け引きは正直苦手な分野だ。柄でも無い訳で。
煙草を吹かしながら、遠く見える王城の方をチラリ、と眺める。
(いっそ騎士団とか……うわぁ、それこそガラじゃねーわ…そもそも規則とか以前に入団試験とかあったら落選だろうな)
■ケラノス > 「…そもそも、魔族が入れるモンでもなさそーだしな。そういう隠蔽とかは得意じゃねーし…」
他の同族連中は無駄に器用な連中ばかりで羨ましい限りだ。真面目にそちらも学んでおくべきだったか…。
が、向いてないものは向いてないのだ。駆け引きとか言葉と謀略の世界は煩わしい。
(…ハッ、そんなだからあっさり一族郎党皆殺しにさせられたんだろーが”ケラウノス”…今更だって話さ)
少なくとも、魔族としてのどん底は一度嫌というほど経験した。それもまぁ糧にはなっている。
だが、働き口に繋がるかと言われたらどうにもこうにもイマイチだ。
■ケラノス > 「……待てよ?俺って実はすげぇ不器用なタイプなんじゃねーか?これ…。」
唐突に気付いた。だが数百年単位で遅い。自身の阿呆っぷりに憂鬱になった。
自覚したとしても、今更性格を変えられる訳でもないのだが…。
「…そういや、シュヴェールトの一族って脳筋ばかりだった気がするぜ……そりゃ滅ぼされるわな」
自業自得じゃねーか…と、こめかみを手で押さえて溜息。最悪だ、とことん腹芸に向いてない一族だ。
そして、自身もその一人なのだから…つまり利用”される”側の立ち位置になり易い。
(…あぁ、あぁいや今更だぜそれこそ。どうせ馬鹿なんだ。立ち塞がるのは全部ぶった斬ればいい。剣の一族ってのはそーいうもんだろ)
と、一先ず暫定的に己を納得させておく。何かドツボに嵌まりそうだから、これ以上考えたくない。
■ケラノス > 「…取りあえず、どっか換金場所探すか…」
金品そのものは持ち合わせがある。まずはそれを面倒だが換金して金を手に入れよう。
気だるそうに背を預けていた壁から身を離し、憂鬱で鬱陶しいがまた人ごみに紛れて独り歩き出す
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からケラノスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にピングさんが現れました。
■ピング > 祭りのお陰で人の通りが多くなったこともあり、常日頃よりは客の入りが良い昨今。
とは言え、売り上げが見込めるのは男性客で、けれども店主として求めているのは女性客。
その辺のギャップが、埋まらない。
「…くへぇ……もう男はえぇよぉ。あぁでもオナホがよぉ売れる……写真効果かのぅ」
客の選り好みという客商売としてはご法度な物言いではあるが。
道楽の店なんぞはこんなものだろう。
補充しようとカウンターの下から取り出した、とある女性から型取りをしたリアルなオナホールを何とはなしに、もにもに。
手のひらの中で弄び、その精巧さにうむうむと一人頷いていた。
結局は、平常運転。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」にレアさんが現れました。
■レア > いつも以上に人で溢れかえり、活気に満ちた商店街を一人の女性が歩いていく。
ヒールを石畳で叩きカツカツと音を鳴らす彼女の歩みはやがて一つの店の前、とある雑貨店の前で止まり
「……失礼しても大丈夫かしら?」
扉を開けた際視界に移った何かを弄ぶ店主に対し恐る恐る話しかけて。
■ピング > うにょん、とその柔らかな穴の具合を指で広げて確かめていると、来客の声。
んぉ?と顔を上げれば果たして其処には以前お店に来たお方。
「おー……あぁ、この前はよっくも…! あの後ぁ大変だったんだぞ、まったく」
しかして大歓迎、とは言えぬのは衛兵騒ぎがあった所為。
じっとりとした目で相手を見やり、ふすぅ、と鼻を鳴らした。
■レア > 「ああ、あの時はごめんなさいね…すこし取り乱してしまいまして…」
店内に足を踏み入れながら店主の大声に対して深々と頭を下げる。結果論とはいえ自分がこの店の物を盗んだうえで衛兵をよんだのは事実であって、そこにはいまだに負い目を感じていて。
「それで…あの白へ――ンンっ、あの便利屋さんは物を返しに来ていたかしら?」
頭を下げたときホルターネックのシェンヤン風ドレスの肩紐に絡んだ自らの髪を振りほどきながら件の記録媒体の所在について尋ねて。
■ピング > 「あぁ、まぁ謝ってくれたらえぇよぉ。
んで、あぁ、ノアちゃんのな。ちゃんと返してもらったよぉ」
と言うか、目の前で壊されたというか。
そも、件の相手の記録映像は当時はもう手元に残していなかった筈なので、多分何かの勘違いだったのだろう。
内容は此方は確認していないので真実はもう判らんが。
「ちゅうか、あの子と知り合いだったのな。やぁ、ぷんぷん怒ってて何が何やらだったが…」
■レア > 「あの子とじゃなんというか…仕事で一緒になる機会が何度かあってりましてね。いってしまえば腐れ縁、でしょうか?」
裏家業のことをぼかしながら便利屋との関係を伝える。話を聞く様子から店主は彼女との付き合いも深そうであるが彼女自身が裏の顔を明かしているかわからない以上無暗に明かさないほうが得策だろう。
「ほらあの子、いろいろ反応がいいからついからかいたくなってしまって。多分起こってたのはそれを渡す時に色々適当なことを言って楽しんだからでしょう」
■ピング > 「はぁん、成程。まぁオイラと似た様なもんかぁ。
あぁ、あの子はなんつーか、ちょろ可愛いよなぁ!確かに弄り甲斐はあらぁな」
本人の居ない所で、言いたい放題である。
普通に(?)平民をしている己としてはその辺の裏の事情なんて勿論知らんので呑気な物。
それから思い出したように手近な椅子を引き寄せると、持ち上げてカウンターの向こう側に設置。
まぁお座りなさい、と今更に。
「んで、今日の用事ってなぁそのことかい?」
頬杖をつくと視線は何となく相手のお胸に。
相変わらずの豊満さを確認すると、にへり、と隠すでもなく鼻の下が伸びた。
■レア > 「そうでしょう?こう適度に突っ掛かってくるのがかわいいというか…」
言葉尻だけとらえればさながら愛玩動物の評価のような会話。
しかし今日この店へと来店したのは彼女について語りこみに来たわけではない。
腰下まで深いスリットが入ったドレスを自ら踏んでしまわないように注意しながら用意された椅子に座る。なにやら店主の視線を感じるがここは“こういう店”なんだろうと内心を納得させて
「じつは今日は魔導具商としてではなく商品を求める客としての来店でして…解呪用のアイテムなどはそちらは取り揃えておりますか?」
同時になにやらきまずそうに自らの下腹部、服の下に刻まれた紋章がある部分にそっと手を置いて
■ピング > 戯れに視線に力を籠め、とろとろと伸びる魔力の指が乳房の表層をするりとなぞり。
本の僅かに胸先がへこむ程の力を籠めると、むふぅ、と一人満足げに悪戯を楽しむ。
が、続く言葉と手の動きにつられる様に視線が下腹部へと落ちて。
悪戯をしていた力は敢え無く霧散。
「…んん?なんぞ、最近は呪いの類が流行ってんのか……んー……ちぃっとそこまで専門性のあるアイテムはねぇなぁ。
変なもんにでも会っちまったんかい?」
■レア > 「んっ…えぇ、少々仕事でちょっとやっかいな魔族に目をつけられまして…」
下腹に刻まれた印の影響で敏感になった肉体は魔力による接触ですら反応し、小さく声を漏らしてしまい
「私も仕事で呪具や対呪いのタリスマンなんかは在庫があるのですが解呪となると貴重品ですしあまり数がですね…そうですか、そちらにもありませんか…」
すこしがっかりした様子で目を伏せたまま言葉を返して
■ピング > 「はぁん、本当にその辺におるもんなんだなぁ」
最近、魔王なるものにも出会ったが。
今を以って尚、そんなに近くに居る存在だとは自覚に薄い。
何処か話半分に聞きながら、相手の視線が逸れているのをいいことに改めて視線の力を相手に向けた。
今度は、服の内側に不定形の指が入り込み。
乳房を直接撫で、その先端をコリコリと柔らかくねちっこく、捏ね始め。
「力になれなくてすまんなぁ。ちなみに、どんな呪いなんだぇ。これも何かの縁だ、相談っちゅうか、愚痴ぐらいは聞けらぁよ」
相手を慮る様な台詞なれども、悪戯をする時間を稼いでいるだけと言うお話。
■レア > 「── っ、 んぁ…… んっ!そ、その魔族の話ですと成長式の呪いのようで、淫らな目にあえばあうほど呪いも強くなって…ッ、さ、さらに体を淫らに作り替えていく、っとのことでッ…」
呪いの話をしているからかそれとも発作のように呪いが起動したからか唐突にが熱を持ち,疼き始める。
乳首が服が擦れるような感触に見る見るうちに乳首は固さを増し、服の上からでも浮き上がるように勃ちあがって。
「せ、せめてこういう発作を抑えられるものでのあればよいのですが…」
■ピング > 「おぉ…!そいつぁ大変な呪いだ。てぇことは、こいつもその発作かの。
ははぁ…こりゃまた凄いビンビンだ。おいおい、もしかしてノーブラなのかぇ?」
軽く弄っただけではあるが、途端に反応を見せる乳首。
おぉ♡と声を弾ませると、食い入るように顔を寄せてその勃起の度合いを至近から観察。
その間にも視線の悪戯は続き、柔らかな力で包み込むように乳首を捉え、きゅぽきゅぽ、とまるで食むような刺激を断続的に与えていた。
「うちは発散させるのはあるんだがなぁ…うひひ。よっしゃ、ちょいと発散の手伝いしちゃろ。
このままじゃあ辛かろ?なぁに、遠慮なんていらんいらん」
マッチポンプここに極まると言った具合だが。
親切の押し売りの如く話を進めては、手を伸ばして布越しに乳首を直接摘み。
指の間で挟んだそれを、きゅ、きゅ、と左右に捻りながら会話を続けた。
■レア > 」
■レア > 「はあんっ、ああっ、の、呪いのせいでなぜか下着も――ひぃ……っ!」
乳房全体を緩くつかまれながら指で扱くような感覚に思わず体がビクリと痙攣する。ここまで来れば呪いでもおかしいと思うものだがすでに快感に流されつつある思考ではその答えに至ることができず。
「そ、そこまではしてもらわなくても――ひぃんっ、ひっぐっ!ああんっ!!」
椅子の上でもだえる体は徐々に足が開き、紫色の面積の小さな下着が前垂れの隙間から見え隠れする。
子供が玩具を弄るかのように乳房を遊ばれるうちにやがて子供の陰茎のように硬くなり布地と擦れて
■ピング > 「厄介だのぅ。それじゃあこうして悪戯され放題じゃあないかぇ。
流石にこんなに乳首勃起させてたら、誰だって弄りたくなっちまうぞ?」
指での刺激に硬くしこる乳首を握る様に手で包み。
そのままごしゅごしゅとペニスを扱くような手つきで布ごと擦る。
邪魔な布を取っ払う様に胸元を寛げると、椅子から立ち上がりカウンターを乗り越えて相手の隣へ。
露わになった乳房の先に揺れる乳首を、ぴちんっ、と指で弾き。
「まぁまぁ、えぇからえぇから。なんだぁ、こっちは下着つけてんだなぁ。
さぁさ、おまんこも弄ってあげっから、ほれ。椅子から立ってちぃっと足を広げておくれ」
乳首を真上に引っ張って、椅子から立ち上がるように指示。
伝える姿勢は所謂がに股のポーズとなり、此方としては弄りやすいが、相手にとっては羞恥を煽るポーズだろう。
その通りの姿勢を取ろうが取るまいが、もう片方の手は股間へと伸びて。
いきなり下着の中に潜り込ませると、指で直接、にちり、と粘膜を擦り上げ。
■レア > 「はぁ、はあっ……や、やめ…もういい、いいから……んひぃっ!!」
口では必死に否定の言葉を立て続けにつぶやくがその言葉も快感を与えられればすぐに塗りつぶされる。
乳首を吊り上げられるように立つことを促されれば開脚していたためかおのずと指定されたがに股たちに近い体勢となって
「や――んあ゛あ゛あ゛あっっ!!!!」
股間部に手を突っ込まれた瞬間。累積していた快感が脳内でショートする感覚を得る。服の上からわかるほど下腹部の文様は紫色に輝いて、音を立てて噴き出した体液が店主の指にべったりと掛かる。上体は大きくのけぞって痛々しく勃起した乳首からは妊娠してもいないのに乳白の液体が吹き出て。
■ピング > その後も発散と称した行為は続く。
面白いぐらいに良い反応を返す相手の体を楽しむように玩具と指を使って愛撫を繰り返し。
暫し、店内に相手の嬌声が響き続け―――終わった後に、また溜まったらこれを使うとえぇよ、と特製ディルドをプレゼントしたんだとか。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からピングさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/雑貨屋」からレアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカインさんが現れました。
■カイン > 平民地区の歓楽街。様々な店に面した広場に設えられたベンチの上に座り込み、
普段からは比べ物にならないほどに人のいない通りを楽しげに眺め見ながら、
手にしたコップを弄んでていた。
「普段祭の日ってなれば相当活気にあふれるもんだが、
その活気が王城の方に取られてたらこれか。中々新鮮なもんだな」
人っ子一人いないというのには程遠いが、やはりがらんとした街中は新鮮に見える様子で時折周囲を見回し。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイゾルデさんが現れました。
■イゾルデ >
「うむー、ぐむむむ……」
何やら聞こえてきた苦悩するような声
広場の片隅、王城のほうを背伸びするような格好で眺める少女
「お城のほーではお祭りデスか…。
とっても行きたいけどイゾルデちゃん程度では魔除けの結界が抜けられないデス…」
ぷつぷつと小声で不満げに呟く
薄紫の跳ねっ毛にに白基調の服装
年齢的にはいささかこの場にはそぐわない、
そんな少女…の姿が目に入るだろうか
■カイン > 「しっかしアレだな、人気のない所で飲む酒ってのは中々いいモンだ。
外じゃなく街の中ってのがまた乙なもんだねエ」
何となく支配欲が満たされると笑いながらダメなオヤジその物のセリフを口に出し、
コップの中身――果樹酒をグイッと煽れば時折行き交う人々の中でも、
一際異質な格好をした少女の姿が目に見えた。
訝し気な表情を浮かべつつも興が湧いたのか軽くコップを掲げ。
「よう、嬢ちゃん。こんな時間にどうしたんだ?悩み事か?」
■イゾルデ >
「むっ なんでもないデス─── ?」
振り向きざま、やや不機嫌そうな顔でそう言葉を向ける、直後
不思議そうに首を傾げててくてくと歩み寄ってゆく
近くにくれば余計その小ささが際立つ
じぃ、っと紅桃色の眼が見上げて、その小さな口が開く
「おじさんこそこんなトコで何してるデス?」
すんすん、と胸元に顔を近づけ、鼻を鳴らす
「──人じゃないにおいがするデス」
■カイン > 「何でもないという割には随分不機嫌そうじゃないか。
飴でも買ってやろうか?」
少女の不満顔とは裏腹に男の方は随分と出来上がった様子を見せ、
上機嫌のまま言い返す。近づいてきた小さな体の頭をポンポンと撫でて
除けようと手を伸ばしがてら、己を見てくる様子にきょとんとした表情を浮かべた直後。
「何って言われれりゃあそら、やることが無いから酒飲んでるのさ。
嬢ちゃんも大人になればこの良さがその内…うん?何だ、解るのかい。
そういうそっちもその手の様だけど」
言われた言葉に少し驚いた様子で相手を見返す。
否定する事もなく、少女を眺め見て顎に手を当て。
■イゾルデ >
「においで理解るデス。
はー、やるコトがないとお酒、ダメな大人って感じデスね…」
おとなしく撫でられたかと思えば妙に口が悪い
やれやれっといったジェスチャーを見せて
「イゾルデちゃんはちょっと魔族の国か遊びに来てみた淫魔デス。
お祭りやってるって聞ーたデスのに、お城には魔除けがされてて入れないくてつまんねーんデス」
再びむっすり
どうやらかなり下位の魔族であるらしい
「飴ちゃんなんて子供だましなモノはいらないデスしお酒も好きじゃないデス。
オッサンは名前なんてゆーんデス?随分人間の街に慣れてる気がするデス」
■カイン > 「実際ダメな大人だからな。でも仕事はちゃんとしてるんだぜ?」
声を上げて笑い飛ばしながらも口の悪い相手の様子も気にした風はなく、
手を引込めながらコップを煽り自分の正体をあっさり告げる相手に喉を鳴らし。
「なるほど?とはいえ、自力で突破できないとなるとちと面倒だろうな。
貧民窟のあたりに行けばそういうのを何とかできる道具とかも売ってるけどな。ンじゃあ何が好みなんだ?」
飴も酒もと言われれば、因間にとっては野暮かもしれない質問を投げつつもコップを一口煽り。
「ああ?俺はカイン、傭兵だ。よろしくなイゾルデ――でいいのか?
そりゃ、この街だけに居たわけじゃないが人間側の方で生活してかれこれ200年くらいになるからな」
気が付いたら慣れてたと言い返す。こなれるには十分な年月だ。
■イゾルデ >
相手が人間じゃないと理解れば明け透けなもの
特に遠慮する様子もなくベンチの隣ですとんっと腰掛ける
「ほへー、そんな便利な道具もあるかもしれないデスか。
さすが人間の国で200年も……よくバレなかったデスね?」
もしくは身バレしても生き延びてきたのか
のうのうとこんな場所で酒を飲めるくらいに実力のある魔族なのかもしれない
「イゾルデちゃんはイゾルデちゃんで合ってるデス。
サキュバスの好みなんて一つに決まってるじゃないデスか~」
あと実は飴ちゃんは間に合ってるデス、と言いつつどこからともなく取り出した乳白色のキャンディーをかぷっと頬張る
サキュバス専用、大人のミルクキャンディーなので子供だましではないらしい
■カイン > 丁度いい位置にある頭を何となしに遠慮なくグリグリと撫でる。グリグリと。
こっちもこっちで全く遠慮がない。手持ち無沙汰の暇つぶしというのも隠す気もない。
「ばれたし知ってるやつは知ってるさ。
ただ、放置されても問題がないと思われてるから放置されてるだけだな。
そういう奴は結構いるぜ?ま、根回しは必要だけどな」
うめえ、と漏らしながら酒を煽りつつもコップの中身が空になったのを見て取れば、
椅子の上に立ててから相手の方を改めて眺める。
飴を舐める様子を笑って眺めながら頬張った直後に頬を軽く小突き。
「そりゃ違いない、それで目当ての野郎は見つかったのかい?女かもしれんが」
■イゾルデ >
「ふぇー、根回しデスか、そーゆーのは面倒デスねー…」
頭をぐりぐりされながらほっぺの中でキャンディーをコロコロ
「そーれーをー見つけるためにお祭り行きたかったデスよーーー。
貴族のボンボンとかお嬢様とか絶対美味いもん食べてるし健康優良で美味しいじゃないデスかー。
この機を逃すのは実に実にーもったいないデス!」
ふんす、と息荒く主張する
「オッサン人間の国長いならなんか魔除け解除できるヤツとかのツテないデスか」
早速利用しにかかる淫魔であった
■カイン > 「根回しって言ってもそれほど大きなもんじゃないがな。
人の縁ってのは不思議なもんで適当にやってれば回り回って、
利益になったりするもんさ。人に関わる事を怖がらなきゃな」
沿う面倒な物でもないと笑い飛ばしながらも実に素直な主張に思わず軽く吹きだしてしまう。
なるほど確かにそういう発想になるのは無理なしだが。
「魔除けを解除ってそれ、国の王様とかいうレベルだろうが。
流石にそんなのは無理だぞ、この国の王は今空位だし…ただそうだな、
お前さんを通行できるようにする手段はないではない。カネはかかるぞ」
その代わりと言いながら相手を覗き込んで言い放ち。
■イゾルデ >
「はーん、魔族なのによくよくやってるんデスねー。
弱い魔族なんかは身バレしたら即捕まるみたいに聞いたデスけど」
男の、屈強な魔族だと事情も違うのだろう
「まぁデスよねー期待はしてなかったデス」
ちゅぱ、っとスティックだけになったキャンディーを口から出して放り捨てる、マナーが悪い
「…通れるデス?
むむい、オッサン、このイゾルデちゃんがカネなんか持ってるよーに見えるデスか?」
まだ街には初めて来たばかり、人間の国の通貨など全く持っていない
■カイン > 「強い弱いというよりは有用性とかまあ、そっちの方だな。
特に貧民地区の方は目こぼしされてる事が多い。賄賂とか流せばな」
ここでも出てくるカネの問題。地獄の沙汰はなんとやら、である。
大概この国の兵士もやらも腐敗してる部分があるので抱き込むこと自体は不可能ではない。
…そのための対価を得る方法があればであるが。
「魔除けの効果を受けないようにする道具とかってのはあるな。
作ってるやつも知ってるが…まあ、持ってないよなあ?」
相手を上から下までまじまじ見た後、当然そうであろうと思いがてら何を思ったのか、
相手の小さな体をひょいと抱え上げて膝の上に載せた挙句色々と眺めまわす。傍目に完全に事案である。
■イゾルデ >
「結局そこでも金デスか、せちがれーーーデス」
なんか膝に載せられた、傍から見たら親子…にはまぁ見えないだろう
「ないデス。
人間の街に来たのだって初めてなんデスし、
まー豚みたいな貴族のデブとかに媚び売ればお金もらえそーデスけどーーー」
ぱっと浮かんだお金稼ぎの方法はそんなもんだったらしい
■カイン > 「世の中そんなもんだ、特に人間の世界ではそういう風に回ってんだからな」
世知辛いのは諦めろと笑い飛ばして言いながらも、
案外そういうのは好みでないらしいと一目でわかる人物像に喉を鳴らし。
「子供に甘い奴は多いからそういうのに取り入るのもアリだろうがな。
そうだな、よし。一晩相手しな。それで立て替えてやろう」
別にぶっ壊れはせんだろうという品定めの結果を下す。大概酷い扱いだが、
そこら辺を相手に対して誤魔化す気はあまりないようだ。
■イゾルデ >
「魔族の国のほーがいくらか素朴で過ごしやすそうな気がするくらいデス」
あちらもあちらで色々あるのだけれど、
少なくとも貴族が幅を効かせ階級が違うとは言え同じ種を──
そんなものを見ているとそう思ってシます
「ヘンタイのロリコンも多そうデスしね。
──はっ、一晩?もしかしてオッサンもソッチのほーの気がッ」
淫魔なりに自分の見た目はちゃんと理解っているようであった、とはいえ…
「ふふー、それじゃそうしてもらうデスー♪
新しいせーへきに目覚めそうになっちゃうぐらいサービスするデスよ♡」
■カイン > 「素朴というかあっちは何というか野蛮だからな。
一部人間の国より余程ドロドロした権力闘争に興じてる連中もいるが」
そういう意味では大差はないし向こうの方が命は軽いが、
全体のエゲツなさで言えばこちらの方が上かもしれないとは認めつつ。
相手の言葉に顎に手を当てて言い返し。
「男ってのは定期的に抜いとかないとアレな生き物だからな。
お前さん相手だったら容赦する必要もないだろう」
理由がこの上なくぞんざいだった。そしてそれを隠そうともしない。
承諾されればひょいと肩に担ぎ上げてそのまま歩き出し。
「よし、それじゃ行くか。まあやって見せろよ?」
からかうように笑い飛ばして宣うのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイゾルデさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からカインさんが去りました。