公式イベント「ティルヒア動乱」に関する設定自由部屋です。
基本的な使い方は設定自由部屋と同じです。
しかし、「公式イベントのための設定自由部屋」になります。
公式イベントにかかわらない場合は普通の設定自由部屋をお使いください。
また、通常の設定自由部屋でも公式イベントに関係するロールを行うことも可能ですので、そちらもご活用ください。

イベント期間限定の部屋のため、イベント終了後には削除します。
ログの保管などはお忘れなく。

主に、「オリアーブ島」周辺の都市や戦場として、自由に設定してお使いいただけます。
運営が用意した地図に載っていない都市や砦などの作成もご自由に。
ただし、「オリアーブ島」で「女王ティルヒア」を凌ぐ権力などを持つキャラクターや、それ以上の勢力を持つ都市の登録などはご遠慮ください。

●フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
ルーム名
部屋説明
背景色 テキスト色





●この部屋には固定パスワードが設定されています。
参加者(0):ROM(1)
Time:23:38:15 更新


ご案内:「ティルヒア城最上部」から魔王アスタルテさんが去りました。 (12/22-02:09:54)
ご案内:「ティルヒア城最上部」からヴェルムさんが去りました。 (12/22-02:07:57)
ヴェルム > 「どんな覚悟が必要になるかわからないけど、それはその時考えることにするよ。
でも、ありがとう。」

黒幕について恐らくよく知るが故に忠告をしているのだろう。
ただそういったことに前向きなヴェルムにとってそれは障害になるかどうか。
天に飛んでいくアスタルテを見送るその表情は明るかった。

「まぁ、王子の命令なら逆らえないなぁ。」

一応はティルヒア軍も王国軍の一部、その王子が言うのであれば否応なしに引きずりこまれていくだろう。
一休みできそうだが、その後しばらくは事後処理に追われる日々が続く。
それはまた別の話。
(12/22-02:06:48)
ご案内:「ティルヒア城最上部」からナルラさんが去りました。 (12/22-01:59:49)
魔王アスタルテ > (ティルヒアが逆族として名を残さない。
 かつての宿敵が、人間達に汚名を被せられる事もなく安らかに眠っていく事に、
 アスタルテも嬉しく思う)

「そっか。ヴェルムは改めてこの戦争の“真相”を自分の眼で確かめるんだね。
 だけど、その“真相”を知るには強い覚悟を決める必要があるよ」
(“黒幕”の正体を知るという事は、このマグメール王国に隠された重大な“真実”を知るという事でもある。
 なにせ、マグメールが神聖としているのはヤルダバオートであり、
 そして禍々しき黒き龍もまた、そのヤルダバオートの化身なのだから。

 アスタルテにしてみれば、通常の人間の寿命などあまりに短い。
 故に人間というのは、結構若々しいのだ)


(そして、ナルラとヴェルムの言葉を聞き、
 アスタルテにとって大切な存在になった二人に、最後に優しく微笑む。
 次に会う時、敵ではない事を心から祈りつつ、
 実際に敵として出会う事はないだろうと、アスタルテは予感していた。

 そしてアスタルテは二人に手を振った後、天へと舞い、消えていった)
(12/22-01:50:42)
ナルラ > 「まあ、今後やることが山積みだ、残された人間でやるべきことは人間で済ませておく
まあ、ご期待に添えるかどうかは、これからの私の成長次第かな?」

そう言えば、目を細めてアスタルテを見送る。
できれば次も、敵ではないことを祈りながら。

「まあ、そんな顔をするな、多少は手伝うとは言っているんだ
大船に乗ったつもりで、判らないところは頼ってくれ」

一休みの件に関しては軽く頷き

「まあ、一休みするには同意するが、ティルヒア姫と臣下の人たちを安全な場所に運ぶのが先だ、ココは崩れてもおかしくない。
便利な道具を出すから、しばらく待て」

そう言って、城の安全な場所にティルヒア姫をはじめとする、この国の最後の官僚たちの遺体を運んでいく。

ティルヒア動乱はここでひとまず集結する。

ここからは、やることは山積みで残っている、その話はまた別の機会でもされるだろう。
(12/22-01:40:28)
ヴェルム > 演説が終わればナルラに拍手を送る。
ハッピーエンドではなかったが、バットエンドではなかった。
ティルヒアの名は逆賊として歴史に名を残すことは無いだろう。

「えぇ!?政治の話をするために名乗ったわけじゃないのに…。」
戦うのが仕事で政治のことなんて考えたこともない。
やっと落ち着ける、と思っていたのにナルラの言葉で肩を落とす。
最高司令官を名乗った以上、しばらく落ち着くことはなさそうだ。

「地位が高くならなくても黒幕のことは調べるよ、
また同じことが起きないとも限らないし、ティルヒア様の分仕返ししたいし。
まぁ…ここで生き残った以上見て見ぬふりはできないかな。」

知名度のことなど考えてもいないだろう。
だがヴェルムにとってここで終わりにするつもりはなく、
復讐ともまた違った、やるべき事を見つけたらしい。
アスタルテに笑って答えた。

「目立つのはあんまり得意じゃないから…元々密偵だし。
…男の子…あぁ、うん。」

魔族と人間じゃ寿命が違う。男の子といわれて納得したが、
逆を言えばこの世から消滅させられてしまうだろうか。
少なくとも女の子の前で年齢の話はしないほうがいい。
ヴェルムは自己完結した。

「僕も笑っているほうが好きだね。
だからアスタルテ、また会うときは戦いの場でないことを祈るよ。」
翼を広げるアスタルテに素直な気持ちでそう伝えた。

「王子、とりあえず今は一休みできるかな…。」
これから忙しくなるとはいえ、今は一時でも休みたいと。
(12/22-01:32:29)
魔王アスタルテ > (聖剣を鞘に収めるヴェルムは、やはり多くを知らないのだろう)
「君は、一時的にとは言え最後にはティルヒア軍の最高司令官を宣言して名乗りを上げたわけわけだよ。
 偉い地位と言うなら、もしかすればいずれ君もそうなっちゃうかもだね」
(今回の戦争におけるヴェルムの功績は大きいだろう。
 そして、あれだけ大胆に大演説をかますヴェルムとナルラの知名度が嫌でも上がる事は想像に難くない)

「大胆な大演説をかましたわりには謙虚だね、ヴェルム。
 そう言えるのもまた、君も立派な男の子だね」
(遥かに年下に見えるアスタルテは、ヴェルムを男の子と称して少し茶かす。
 こんな大胆な事をしたのは、この戦乱においてヴェルムとナルラの両名だけだ)

(続くヴェルムの言葉に、文字通りアスタルテは笑みを浮かべる。
「あははー、あたしも笑顔でいる事は好きだよ。
 ヴェルムにそう言ってもらえるのは、嬉しいね。
 まあ魔族と言っても、人間と同じようにこの世界で生きていて、それぞれ個性があるものだからね」
(魔族にもまた様々な者がいる。
 人間を憎む者も知っている。あまり人間に手を出さない者も知っている。
 そして、人間に対して友好的に接しようとする者も知っている)


(ナルラの問いに、アスタルテは答える)
「あたしは、自分が正当と思う評価をしているに過ぎないよ。
 故に、あたしが君達を勇者と称した事で、君達が加護を授かるならば、それもまた正当なものだとあたしは考えるよ」
(一度認定した事を簡単には取り消さない。
 加護が与えられれば、それもまたアスタルテにとっては正当なものだ。
 それだけの敬意を称して、二人を“勇者”と呼んだのだから。

「カルネテル王家の闇もまた、深いからね」
(ナルラの言葉に、アスタルテはそんな言葉を残した)

「そうだね。あたしも君と次に会う時は、ゆったりと平和に寛ぎながら過ごせたらいいなって、そう思うよ。
 だけどね──」
(アスタルテは、ほんの少しだけ邪悪がこもった笑みを浮かべる)

「──あたしの玉座に訪れた“勇者”を絶望に突き落とすのもまた、魔王にとって至高の喜びの一つだと心得ているよ」

(すぐに、その邪悪は消えて元の笑顔に戻る)
「それはさておき、戦後処理などこの後の事は白き龍も言ってたように君達人間の役目だよ。
 あたしが白き龍と君達人間を見届けるのは、ここまでだね」
(アスタルテは飛び立つ準備をするかのように、翼を広げる)
(12/22-01:04:13)
ナルラ > 演説が終われば、軽く息を吐き、今後の予定を考える
停戦調停、国葬、戦争追悼式典、手配するものは色々必要だ

ティルヒアは運よく遺体は残ってくれている、彼女はヤス湖の辺りに
慰霊塔と墓を用意しよう。

「偉いと敵も多いからな……私はこれからある意味戦争だよ。
それと最高司令官殿、貴方もこれからやることは山積みだぞ
停戦調停に、戦後処理の手続き、一応フォローはするが、ある程度は自分でこなしてくれよ」

今回の件もあり、政争は激しくもなり、彼自身も敵が多く増えることは予測できる
だが通すべきことは通さなければならない。

「いいのか? 魔王が“勇者”と認定すると、それなりの加護が私達二人に与えられるぞ?」

文献であった、魔王の天敵である勇者、力のある魔王が勇者と認めたのなら
勇者もまた、その魔王の願いに見合った力を得るともある。

それが真実かどうかは、眉唾ものではあるが。

「まあ、あの力はまだ私の中に残っている、私の血筋、そして名前
其れがあるかぎり私は逃れることはできないからな」
つまり、またヤルダバオートの手駒にされる可能性は、残っている
それに対抗するには、アイオーンの加護を強めるしかないのだが
方法は見当がつかないでいる。

「アスタルテ姫、できれば次は戦場ではお会いしたくはないな
可能であれば、一緒に茶でも飲んでゆっくりできれば良いのだが
だが、その時が来たらお互い全力を尽くそう、それが勇者としての使命なのだろうから」
(12/22-00:42:58)
ヴェルム > 「やっぱり、偉い地位にいるといろいろ詳しくなるみたいだね。
正直関わりたくないぐらい厄介そうだ…。」

聖剣をただの長剣に戻し、鞘に収める。
王族のナルラと魔王のアスタルテ、二人のいろいろ知っている振る舞いに気が重くなる…知らないほうがよかったと思えることが身近に起こるとは。
恐らく各地にある文献を紐解いていけば、今回の黒幕についての知識を得る事はできるだろう。自分に向いているかどうかは別として。

「勇者かぁ、改めて言われると気恥ずかしいものがあるけど、
女の子に無事を祈って貰えたのは役得かなー。」

勇者な要素がどこにもなく、状況に流されただけであったが、少なくとも同じ事をする者はティルヒア軍にいなかった。
それがティルヒアにとって少しでも救いになったのなら嬉しい。
そして魔王とはいえ女の子に心配されるのも嬉しい。

きっとあの光で彼女の仲間も多くが消えただろう。
だがどうでもいいから笑っているようには見えない。
きちんと覚悟を持っているから笑えるのだろうか。

「魔族が敵とか味方とか、短絡的だと思うな、
少なくとも僕はアスタルテの敵にはならないよ
笑い合えるならそれでよしってね。」

大雑把だが自然な答え、魔族という大別で敵味方を判断するより、
個々の意思を持って判断するのがわかりやすい。
魔族戦に長けたヴェルムだが、問答無用で魔族を斬ることはしないと。

「王子のことは信頼してる、だから偽りを混ぜてでも王子に任せることにするよ。
…噛まないようにね?」

演説を始めようとするナルラを改めて信頼し、その言葉に託す。
最後に軽口を言ったのはその信頼の現われ。
そして彼の演説を最後まで黙って聞く。
ようやく、この戦争が終わった…。
だけどまだ闇は消えない。
(12/22-00:28:57)
魔王アスタルテ > (しばらくティルヒアの前で瞑想した後、
 再び二人に振り向く)
「ナルラもまた、あの黒き龍の力を持ちし者だからね。
 最も、今ではそれだけじゃないけどね」
(そこまで話すが、アスタルテはその立場から真相を人間に語る事はない。
 結局のところ、後は人間の問題という事なのだ。
 神代の魔王が、人に深い真実まで語るべき事ではない)

「城の最上部に続く唯一の廊下を通ったのは三人。
 ティルヒアの強力な結界を破り、そして危険を顧みずその奥に突き進んだ者は二人。
 そんな勇敢な君達こそ、あたしは“勇者”だと思うよ。
 “魔王”が“勇者”を応援するなんて変な話だけどね。
 この戦乱を終えた後で尚、君達が無事で本当によかったよ」
(アスタルテは二人に、にこりと笑ってみせる。
 二人があの廊下を通りぬけた後、ティルヒアを見届けながら、アスタルテはずっと勇敢なる二人の無事を祈っていた。
 それだけにナルラとヴェルムの演説を聞いた時は、実際ほっとしたのも確かだ。

 黒幕を倒したような気がしないというヴェルムに、それぐらいなら話していいかなとアスタルテは口を開く。
 最も、黒幕の正体たるヤルダバオートの事までは話さない。
 アスタルテの口から、人間達にそれを言ってはならない)
「ヴェルムが予感する通り、この件の“黒幕”はまだ消滅していない。
 “あいつ”の影響は、まだ強く残している。
 だけど、“あいつ”の力の一部は確かに白き龍によって滅ぼされたよ。
 この場においては、君達の勝利と言って差し支えないんじゃないかな」
(ヤルダバオート……君はまた、何かよからぬ事を企むのかな?
 さっきまで熾烈な戦いを繰り広げていた上空を仰ぎ、誰もいない空間に口に出さずにそう問いかける。
 もちろん、返ってくる答えなどない。

 そして、神に消されかけたという話でヴェルムとアスタルテは苦笑し合う。
 まあ、生きていたのだから笑い話で済ませられるというものだが。
 あの光で、同胞たる魔族の多くが消滅したのもまた事実)


(魔族は人間の敵なのか味方なのか、という言葉にアスタルテは悪戯気に笑う。
 その笑顔は、どこか爽やか)
「さて、どっちだろうね」
(そして、ナルラの疑問にアスタルテはまともに答える事はなかった)

「そっかぁ。
 王国にもまだ、“あの時代”を知ろうとする者も少ないけれどいるんだね」
(もう王国ではほとんど忘れ去られたと思っていた神話だけに、アスタルテは素直に感心する)

「あたしは君が演説でどう偽ろうと、無論、口出しは一切しないよ。
 ティルヒアが君の演説で偽られても、あたしが何もしなかったようにね。
 マグメール王国システムは、君達人間の問題だからね」
(その後、アスタルテはナルラの演説をその場で聞く事になる。


 そしてアスタルテは、ナルラの演説を最後まで黙って聞く。
 演説が終われば、魔王は軽く手を叩いてみせる)
「これでやっと、多くの犠牲をはらった戦争が集結したね」
(そして、国民達を導くナルラにカリスマ性を感じながら、そんな一言を零した)
(12/21-23:59:35)
ナルラ > 「根深いのは確かだ……」

ヴェルムの言葉に軽く頷く、ナルラに関して言えば何年も昔から
彼を傀儡として育てようとしたのだから、
彼が猫(ミレー)嫌いになった件もまた、ヤルダバオートの化身によるものだろうから

「古の文献から魔族は人を助けたりする場面も色々ある
まったく、魔族は人間の敵なのか味方なのかよくわからんよ」

アスタルテの言葉に頷き
「私も、完全ではないがだいたいは理解している、城に残っていた
地下迷宮化した図書館等から、様々な文献を読んだものだからな……」

ふむと頭のなかで考えをまとめ
「次の演説も、少しは偽りを混ぜる……だが、ティルヒア姫の名誉を傷つけるものではない、
マグメールという王国のシステムも守らねばならん、その点はご了承願いたい」

そう言って、ナルラはマウスピース状の念話機を歯にかぶせ、噛みしめる

『聞こえるか、この国に残るものよ
生きているか? 兵士たちよ、そして民たちよ
私ははマグメールはカルネテル王家、ナルラ・ホーティ・カルネテルである。

まず最初に私は皆に詫びなければならぬ、先ほどの演説に偽りの箇所があったことを
多くの者達が気づいているように、あの白き龍こそティルヒア姫である

彼女はあの黒き混沌にその精神を惑わされ、多くの混乱を引き起こしたのである

そして私もまた、あの黒き混沌に精神を蝕まれ、先ほどの演説であの白き龍を敵だと宣言した

まずここにティルヒアの民、そしてマグメールの兵士たちに詫びよう。

だがティルヒア姫は、最後の力を振り絞り、神を一時的にこの世に呼び戻し
オリアーブ島の闇を払った、そしてティルヒア姫の呪縛、そして私の呪縛
そして死した兵たちを、混沌から解放したのである。

彼女は我が恩人である、そして最期には貴方達の知る優しい姫として


……先ほど、先ほどお亡くなりになられた

此度の戦乱の元凶はあの黒き闇の化身である
よって、ティルヒア姫に責はないことを、ここに
マグメール王家の者として宣言しよう!

そして、ティルヒアの兵達よ、諸君らは忠義に厚い兵だということは
剣を交わした者であるからこそよく判っている。

マグメールの兵たちよ、今後ティルヒアの兵を愚弄し、差別することは私が許さん
彼らこそ、忠臣と呼ぶに相応しいものたちである!

今ここにすべての戦闘の集結を宣言する、
これから復興の為に尽力を尽くそう。

恐らく、あらたなる指導者がマグメールより選出され、この地の復興を導くであろう
私はできるだけ、優しき善良なる者が、新たなる領主となるようにかけあおう

だからこそ、オリアーブ島に残る者達よ、その指導者に協力してくれ

それこそ、ティルヒア姫の望むことだろうから

ティルヒア姫の葬儀は国葬にて行う。

できるだけ多くのものが、彼女を弔ってもらえることを、
私は望んでいる……』

演説が終わればマウスピースを外し、一息をつく
さて、これからまだ仕事は残っている、この地方のある程度の自由を確保するために、
国に戻り色々裏から手を回さなければならない

一応この戦争の功労者としては上位に入る、褒章のついでだ
その辺りの事をゴリ押しでもして通さなければならない。
(12/21-23:44:14)
ヴェルム > 「言わされた…なるほど、それで光に当てられていたのか、
それでさっきと今で様子が違ってみえるのか。」

ナルラにあったのは、恐らくはティルヒアを操っていたものと同じようなものだろうか。
だとしたらこの異変はずいぶん根の深いところにあるようだ。

次いでナルラが疑問したアスタルテとの関係については、彼女の説明と変わらない。

「アスタルテは応援してくれた…ような感じかな。」

割と好意的にアスタルテのことを見ているらしい。


「かろうじての勝利なのかどうかわからないけど、また同じようなことが起きるんじゃないかな…、結局今回の黒幕を倒したような気がしない…。」

黒い龍は倒れ、神も現れたが全てが終わったように思えない。
また何かが起こるのではないかと。

「そ、それは大変だったね…無事でなにより…。」

神に消されかけたというアスタルテにはさすがに苦笑してしまう。
神はやはり融通は利かないらしい。
当然、また強大な危機が訪れたとき、助けてくれるかどうかも。
(12/21-23:13:59)
魔王アスタルテ > 「ティルヒアの民と都市が全滅しなかったのは、ヴェルムのお陰でもあるよ。
 なにせ、あのまま王国軍とティルヒア軍に蟠りが出来たままだったなら、神が現れる前に黒き龍が生み出した化物や死者達により壊滅させられていた可能性もあったからね」

(そして神に助けられたと聞くと、アスタルテの方は苦笑する)
「あたしはその神に、禍々しき存在として消されかけちゃったんだけどね」
(ヴェルムからお礼を言われれば、魔王は少し照れたように頬をかく仕草をした後、ヴェルムから僅かに顔を背ける)
「あたしは、何もしてないよ。
 君達人間が心を合して、頑張ったんだよ」


「そうだね、ナルラ。
 勇敢なる君の口からも、ティルヒアの汚名を晴らしてあげてよ」
(そう言ってアスタルテは、ナルラに微笑んでみせた)

「二人という事で構わないよ。
 ヴェルムがティルヒア城の最上部に向かう時に、廊下で邂逅したという仲かな」

「鋭いね、ナルラ。
 “あの時代”は、王国では既に忘れ去られているはずだったけどね。
 そうだね、そこにいるヴェルムもまたティルヒアに忠義を尽くす立派な武人だよ。
 あたしはそんなティルヒアには、敵ながらも尊敬するよ」
(だから、その死を弔わせてね……ティルヒア。
 アスタルテは、ティルヒアの前で立ち止まる。
 そして手を合わせて、ゆっくりと瞳を閉じる。

 おそらくは、先程の光の影響だろう。
 混沌なるヤルダバオートを宿していたナルラは、今や相反するアイオーンの力も宿していた。
 彼の中には今、光と闇の両方が存在するのだ)
(12/21-23:00:04)
ご案内:「ティルヒア城最上部」に魔王アスタルテさんが現れました。 (12/21-22:55:25)