2025/01/16 のログ
ご案内:「無名遺跡(過激描写注意)2」に宿儺さんが現れました。
■宿儺 >
九頭龍山の洞穴奥から続いた、古の遺跡。
地下に広がる空洞を、身体を引き摺りながら移動する満身創痍の女鬼の姿が合った。
「───ぐ…、我ながら情けない姿よの…」
普段申し訳程度に身を隠している襤褸布すらも引き剥がされ、その股座からは凌辱の証である白濁が歩みと共に溢れ落ち、床を汚す。
剥き出しの浅黒い肌には多くの打撃痕が刻まれ、女鬼がなんらかの敗北を喫したのは明らか。
その足取りも重く、未だ出口の見えぬ暗闇の中を壁に寄りかかりながら、歩く。
「…く……っ!」
その"匂い"に寄せられてか、小鬼にすら襲いかかられる始末。
さすがに満身創痍とて、小鬼1匹に遅れは取らぬと、思い切り腕を振り放ち、飛びかかってきたそれを迎撃し、壁へと叩きつける。
「ええい…、まだこの程度しか回復しておらんか……」
普段なら一撃で壁の染みとなっただろうそれは原型を留め、気絶させたに過ぎない。
大勢で襲いかかれれば──想像もしたくはない。
かと言って、その場にじっとして回復などを待とうものなら、雌の匂いに集った魔物にあっという間に囲まれることは目に見えている。
已む無く、満足に動かぬ身体を無理にでも、前へと進めるしかない。
ご案内:「無名遺跡(過激描写注意)2」に羅獄さんが現れました。
■羅獄 > ひた、ひた、と足音が往く
何かを探す様に、迷う事無く
揺れる瓢箪は、中に詰まった酒精を波打たせ、時折、ちゃぽんと水音を鳴らす。
小鬼の群れの巣、ともいえる場所で、気配を隠すでも無い其れを
小鬼はと言えば、まるで避ける様にして息を顰め、追い立てられるように移動する。
其れが、余計に雌鬼の進路を阻み、小鬼の群れを食いつかせる結果となって居るのだろう
――当人に、そんな意図は特段無いのだが。
「やれ、何処まで行ったか…。
わしとした事が、うっかり寝入ってしもたからのう。」
響かせるは、のんびりとした声音。
足取りは決して急ぎでは無い、が、往く手を阻むものも無い。
何より、先刻から何かを探しているようでいて
其の向かうべき先に迷う様子は、全く無いのだ
――道には、跡が残って居る。
其れは、叩き臥された小鬼であったり、床を穢す白濁であったり、だ。
其れが教えてくれる。 何処に向かったのか、を。
そして、其の先に居るであろう雌鬼が、どんな様で在るのか、を。