私書箱開設
【外見】
短い白髪に四本の角、端正ながら獣を思わせる顔立ち 金剛力士を思わせるかの如き、引き締まった精悍な肉体 黒の腰巻に、藍染めの肩羽織を纏い、常に酒入りの大瓢箪を腰に下げて居る 夏であろうが冬であろうが上半身は裸。 肉体の生じさせる熱量が凄まじく、体温も高い為 冬場に動けば、湯気が立ち上る事も在る程
【性格】
気分屋で剛胆豪放、一見すれば快活な語り口調だが その実は自らのみを尊び、酒と女に目が無い欲の権化 倫理観は破綻しており、社会規範にも縛られず 己が欲と気の向く儘にのみ行動する、歩く災害 王国のみならず、他国からも須らく討伐対象とされて居るが 金と酒と女さえ積み、ついでに気に入られれば、望みを叶える事も在る為 一部、協力者とも言うべき存在が居ると言われる
【種族】
鬼 其の中でも、額とこめかみに二本ずつの角を生やした、鬼神に近き鬼 かつては酒を浴びるが如くに人を喰らい、数多の被害を生んだが 200年の昔、”飽きた”と言う理由で、人を食うのを止めたと言う 其の為、紛う事無き鬼神であった当時よりも、力は落ちて居る
落ちて居て尚、怪力乱神であるが
異常なまでの密度を誇る筋繊維と、人間とは根本から異なる骨格を持ち 魔術妖術の類を使わぬ代わり、ただ、其の暴力のみで全てを捻じ伏せる怪物 一度は鬼神の域へ至ったが故に、魔術を含む異能への抵抗も高い 唯一、酒に酔い過ぎると最終的には寝てしまう、が ……そもそも普段から酔いどれな上に、蟒蛇の様に酒に強く 余程の酒豪でも無ければ、酒席に付き合う事すら難しいだろうが
無尽蔵に等しき性豪、急所が急所足り得ぬ程に頑強で在り、鋼の如し 数多の人間の雌を手籠めとして来たが、強過ぎる子種が卵を食い壊して仕舞う為か 受精こそ適えど、其の先に至らず、孕ませ産ませた事は無い 当人は、子を為せぬ自らを、種が貧弱なのだと笑い話にして居る
【通名】
羅獄童子
かつて人食いの鬼神として、災害其の物で在った頃の忌み名 同族の鬼すらも恐れて避ける、と言う意味合いで 鬼避(おによけ)と呼ばれた事も在るが 実際に鬼に避けられて居たと言う確証は無く 其の呼称が王国側にまで伝わって居るかは怪しい所
【その他】 設定適宜追加
#F5F5F5 188cm/160kg/四本角、黒の腰巻、藍染めの肩羽織、大瓢箪
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