2023/09/08 のログ
ご案内:「欲望の街「ナグアル」第三区の小屋(過激描写注意)2」にグロウゼルさんが現れました。
ご案内:「欲望の街「ナグアル」第三区の小屋(過激描写注意)2」にブレイドさんが現れました。
グロウゼル > ナグアル・第三区の小屋…
仮設増設を繰り返しもはや小屋なのかちょっと怪しくなりつつあるが、
その居間においてグロウゼルは、家の主…ブレイドの帰りを待っていた。

「面倒ごとに巻き込まれておかねば良いが。」

タグもあるし一応の配慮はされる、とはいえ
出会う相手次第でどうにでもなる可能性はあるだろうか。

命までは奪われたりしない、と思われるため
そこまで心配しているわけではないが。

ブレイド > 外から見るとだいぶ大きくなった小屋。
屋敷と言うには外装が素朴なので小屋ではあるだろうが…。
外から見るとやはり大きいと感じる扉の前に、荷物を抱えて歩み寄る。
足で横着して開けるにも一苦労なので、素直にノックをする。

グロウゼルはいるだろうか?

「ただいまぁ…」

ただいま、でいいのだろうか?
とりあえずただいま。
タグのおかげか、何もされることなく買い物は終わったが
なれない市場での買い物ということもあって疲れた様子で。

グロウゼル > 「お帰り。」

魔法でちょいと扉を開けてやる。
外見には特に何事もなく、荷物も無事に抱えているようだ。

「その様子、面倒は無しか。
慣れぬ疲れは在りよう。然し幼子にも非ず。」

少しだけ、口の端を上げて
ねぎらうかのように声をかけた。

ブレイド > 律儀にお帰りと返してることがちょっと意外だったので、驚いた顔。
しかし、それと同時になんだか嬉しくもあり、すぐに表情を和らげた。

「ああ、ありがと」

買ってきたのは衣類やら日用品やらで、あまり重たいものではない。
その分、買うものの量が多かったため、持ち運ぶには少しかさばってしまっていたのだ。
それらを少し高いテーブルにおいて、大きくため息。

「おかげさんで。
まぁ、買い物くらいはできるようにならねぇとな。
一応メモどおりに買ったはずだけど」

自分用の日用品とか着替えとか…。
あとはグロウゼルが使うタオルとかなんとか。
買い忘れはないだろうか?

グロウゼル > 「妙な顔をする。」

ころころかわった相手の表情に感想を述べて。
驚いたり表情を緩めたり、
現状に多少は慣れた、ということかと思いつつ。


「大した内容ではないが、汝の要るものを列記はしたか。
近く住む以上、身の回り程度は同程度に揃えてもらう。
少し見よう。」

テーブルに置くのを支えるように手伝いがてら、
中身を適当につまみ出してみる…。何が出てくるだろうか。

ブレイド > 「そんな変な顔してたか?」

グロウゼルもやや微笑んでいたようだが
妙な顔と言われると、自分はどんな顔をしていたのか…少し気になる。
いろいろあって、慣れてきた…というのもあるのはたしか。

この家の家具は通常よりもだいぶ大きい。
なので、テーブルに置くのも一苦労なのだがグロウゼルが手伝ってくれた。
なんだかんだで、割と気が回る。

「えーと、歯ブラシとか替えの下着とか…」

マグカップ、タオル、ちり紙、石鹸、食器などなど
生活に必要なものをいくつか。
あとはグロウゼルに頼まれたもの。
…ついでに気になったドライフルーツとか。
そんなものが袋からは出てきた。

グロウゼル > 「驚嘆、後、微笑。妙な百面相よ。」

問われれば答える。自身の笑みとも呼べない笑みには自覚はない。
慣れあい過ぎるのも良くないと思うが、不思議と悪い気もしない。

部屋そのものの広さはグロウゼルにも合わせて、大きめではあるだろうか。
ネクロマリア用の必要もあるため、すべてが巨人サイズ、というわけでもないし…
グロウゼルの使う家具もそこまで派手に違いがあるわけでもないだろうが。
比較的高いテーブルに置こうとしたのを手伝って。

替えの下着、という言葉に合わせたかのように、荷物の中から下着類を一枚、大きな岩の指先でつまみあげる。

「成程、下着。」

まじまじとその作りを見ながら。

グロウゼルの分は適当なくず魔石あたりを頼んだが、さほど重要でもなく。
一応の最近のミレーの必要な品の例として、それらの日用品を観察していた。

ブレイド > 「おかえりっていわれたもんだから…
すこしおどろいた」

とはいえ、こちらも悪い気など当然なく、グロウゼルの思惑以上に距離は近いのかもしれない。
色々あったし、あのような姿をみてしまったのだから…。
一度交わった相手だからといって、簡単に心を許すのもどうかとは思うが。

ひとつひとつ買ったものを取り出していく。
頼まれたものももちろん買ってきた。
何に使うかはしらないが。

「な、なんだよ…替えの下着くらいいいだろ」

広げると灰色の男性用下着。
トランクスタイプである。
買ってきたばかりなので、履き古したものではないが…まじまじと見られるとなんだか気恥ずかしい。

グロウゼル > 「此の小屋は汝の城、帰参を労うは当然。」

あくまでこの家の主人はブレイドだと。
だからと言って何かを譲るような立場ではないが、用途含めそういうものである、という認識の上にある。
ならばこそ、迎える返事を返さないほうがおかしいと考え。

「確かに、汚すことも多い布地故。
先日のように替えもなくては困る。」

灰色の下着をテーブルの上に置くようにそっと戻す。
ほかの日用品もざっと確かめるが、普通のものが多いだろうか。

王国の冒険者らしい、と呼べそうなものを探しながら
ふと相手の様子に気づいて…

「恥じらいか。」
と、問いかけた。

ブレイド > 「むこうじゃ廃屋か宿ぐらしだったからなぁ」

このようなまともな一軒家で暮らすなどということはなかった。
誰かに迎えられるということも稀…
そして、通常時はそのような機微に疎いと思われたグロウゼルに言われた言葉なのだから
驚いてしまうのも仕方のないことかもしれない。

「…まぁ、そうだけどよ。
なんつーか…」

返す言葉もない。
先日という言葉を聞けば、色々思い出してしまってすこし頬を染めて。
あのときはやはりグロウゼルはなにかおかしかったのだろうか?
そんな事を考えていると、グロウゼルから問いを投げかけられる。
恥じらいか…と。

「悪いかよ!
グロウゼルはそういうのねーみたいだけど…」

他に袋から出てくるのは、部屋着、砥石、洗濯道具…

グロウゼル > 「廃屋?成程、王国の現状。
ミレーの扱いも変化した。」

かつての加護もあり特に王国については詳しいとも言えないが
断片的な知識から、少し意外そうな様子を見せる。

グロウゼルの語る先日は、風呂場でお互い濡れた時のことで。
少し怪訝そうな声色で

「言いかねるか?発情しているようにも見えよう。」

「魔族としては珍しくもある。
身だしなみの意味はあるが。…手入れ用具。武器は気に入ったものは無きか。」

もちろん恥じらうものもいるが、恥じらわないような服装のものもそこそこいるために。
出てくる日用品を見ながら答えを返す。