2024/05/24 のログ
セリノ > 「ひいッ!?」

眼前の蜂型魔物、鋭い鋏角の間から現れるのは、長く伸びる口吻。涎めいて体液を滴らせている。
普段何を口にして生きているのかも分からない魔物の内臓が、直接乙女の唇に触れ、こじあけ、押し入って来る。
首を振って抵抗することもできようが、ヘタな抵抗を見せたらすぐさま鋏角が頭を噛み砕きそうな位置取り。
恐怖と麻痺毒でガクガクと震えながらも、されるがままに口吻を喉の奥まで受け入れてしまう。
生臭く青臭い匂いと味が口いっぱいに広がるが、麻痺性の体液が食道に染み込めば嘔吐反射すらままならなくなる。

「……んく……ぅえ…ッ……♥ っは、はあっ、はひっ、ひっ……んかッ……あぐ………ぅ♥」

舌までは麻痺しないようだが、咥えこんだ口吻により言葉を紡ぐことは容易でなく。わずかな隙に酸素を取り入れることにしか注意が行かない。
とく、とく……と蟲の生成した体液を胃の中に招き入れてしまう。吸収され、蟲汁が己の一部になっていくのを否応なく感じ取る。

そして、威嚇とは違うクリック音を鳴らす下の個体が身じろぎをするならば。
露出した虫の男性器、その威容を直接セリノは目にできないはずなのに、びくん、と儚い抵抗の反応を見せる。

「や、やらっ♥ なにそえ♥ おっ……お……おひんぽ!? 虫のっ!?
 やらぁ、やらやらやだやだやだ!! なにする気!? やめへっ♥ やだやだやだぁ♥」

セリノの呪われた子宮が、ショーツの覆いを取られた膣道越しに、股間からの視野をもたらす。疑似視覚ゆえ目を閉じることも叶わない。
下半身を抑える虫の腹部から現れたのは、肉感のある凶悪な棒。どうみても毒針ではない、生殖のための交接器。
卵を植え付けられるのか自らの卵子を凌辱されるのかは知らないが、虫がそれをどう使うつもりなのかは明白。
麻痺毒がすっかり浸透しきった四肢をわずかに震わせて抵抗の意思を見せても、虫の巨体を揺らすことすら叶わず。

「虫やだっ!!虫の卵やだぁ!!虫のおちんぽやだぁっ!!離して、離してっ……っひ♥
 ひいいいっ♥ ………ぉぉぉぉおおおおおおお♥♥♥♥」

おぞましく生暖かい異形の肉棒が少女の潤った膣肉をかき分け、ずっぷりと貫く。
刹那、セリノは喉の奥から絞り出すような低い嬌声を轟かせ、挿し込まれた口吻をぴりぴりと震わせる。
交接器の先端はほどなくして、丸っこいシコリめいた子宮口へと突き当たるだろう。
しかしその最奥の細孔は、同年代の人間の雌と比較しても柔らかい。こじ開けることは充分可能だ。
そして、それを求めるかのように、ひくひくと切なく戦慄いては子宮内壁分泌液を排出する。
口で奏でる悲鳴、脳を蝕む嫌悪感とは裏腹に、身体の反応は正直にすぎる。

レディ・キラー > 雌の年齢によって存在するかもわからない卵子を狙うことを、蜂魔物はしない
それよりもその温かい体内に卵を植え付けたほうが楽だからだ
酸素を奪わず、抵抗力だけ奪い取れば…少女いくら懇願しても虫が止まることはない
口吻を押し込んでいた蜂は一度それを引き抜き…少女の上半身の動きを抑え続けることに注力し始める
この獲物の体力を見て、どこまで体内を苗床とするのが一番いいかを確認するためでもある

一方、せっかちにも男性器を曝け出した蜂は…
少女の子宮が呪われていることも理解せず、ただ無遠慮に
拒絶の言葉を発する少女の胎内にらせん状の男性器が差し込む
柔らかな膣肉を掻き、その先端を最奥へと届かせるも
少女の膣内と蜂の交接器では長さが違うことだろう
普段なら、奥まで突き当たった時点で蜂は動きを止めて産卵の姿勢に入るが

この《苗床》は、まだまだ奥にいけることを感触で理解する
そうなれば奥を目指すのは必然だ
身体の奥であるほど万が一の外敵から少女自身の体が守りやすくなる

当然ながら、戦慄く子宮口に圧す力が籠められ
普通は赤子しか入ってはいけない聖域へ、肉の棒が侵入し始める
柔らかい子宮口を押し広げ、らせんの段が一段、また一段と子宮口を擦りながら先端を子宮底部へ押し付け始めて

そのまま、ぴたりと蟲魔物は動きを止める
脈動こそしているものの、激しいピストン運動は無い
それもそのはずである…蜂魔物は、快感を得るために交尾をしているのではないのだから

しばらく、時が止まったように何も動かない時間が続くが…やがて
蜂魔物の腹部がどく、どく、と蠢き始め
その腹部から生殖器の内部を通って…何か小さなものが少女の膣内を上り始める

それは、少女が半狂乱で口にした通りの…蜂魔物の卵である
通常の蜂よりも大きいため、らせん状の交接器の内側を広げながらどんどん先端へ向かっていき…

らせんの先端がぐぱぁ…と開いたかと思えば…少女なら聞こえるだろう
むりゅ、と音を立ててその先端から卵が直接少女の子宮内へ落とされ
わずかに粘液のついた卵たちが次々と少女の聖域に根付いていく音が、姿が

外から見れば気持ちよさそうにも見える体の震えを蜂魔物は見せながら…
両手の指の数を超えても尚、産みつけられ続ける
少女の腹が膨れ始めたとしても…蜂魔物が抱えた卵…二十以上にも及ぶそれが生み終えるまで
少女の視界や聴覚には…自分の体に起こっていることがありありと伝え続けられることになる

セリノ > 「はひっ、はひっ、はひっ、ひいっ、ひいっ♥ ひいっ♥」

口吻が少女の口から引き抜かれても、口内に残った虫汁の味、胃から昇ってくる臭気はとどまることを知らず。
か細くいななく小動物めいた喘ぎ声を繰り返しながら、己を見下ろす複眼を恐怖に染まった瞳で見つめ返す。
意思疎通不可能、思考の断片さえ読み解けない異形の相手。自分のどんな行動がどんな反応を招くかまったく予想できない。
殺してと懇願はしたが苦痛の中で死ぬのは嫌。本能的に従順になってしまい、わずかな抵抗すらも落ち着いていく。

「………ッ!? や、そ、それ以上はらめっ……ん、ぎぃ……ぃ……っひいいいいいいい♥♥」

だが、虫の螺旋交接器が子宮口すらもこじ開け、乙女の密室に割り入ってくると。
さすがにセリノも首をいやいやと振りながら嫌悪感をあらたに示す。もちろん一切の抵抗は意味をなさないが。
ぬ゛りゅん、と小気味よい弾力感とともに、長い肉棒の先端を咥え込んでしまった。
ここまで入ってしまえば、次に来るのは当然……。

「……あっ。あっ、あっ、あっ、あっ、やめ、やめてっ…それ、だけは。あっ、あっ、あっ。あっ♥
 あっ、あうっ、あっ、あっ、あっあっあっあっあっあっあああああああ♥ あーーーーーーーー……♥♥」

きゅっと螺旋ちんぽを締め付ける膣で、異物が肉棒内を昇ってくる感触をつぶさに感じ取る。
呆然としたような、単調な喘ぎ声で声帯を震わせるセリノ。異物が子宮に近づくごとに、トーンも高まっていって。
子宮口の隘路を通り抜けたときに悲鳴はもっとも甲高くなり……艶めいたものとなる。
最も恐れていたもの。蟲の……まったく生態の異なる怪物の卵が、己の神聖なる仔袋へと産み落とされたのだ。
がくん、と全身が麻痺を貫通して大きく跳ね、すぐにぐったりと地面にしおれる。

「………あっ、う♥ たまご、蟲さんのたまごがぁ……私の、子宮にっ……♥ こんなこと……あっていいわけ、ない……♥
 ……んく!? ……も、もう、次が……あっ、あっ、あっあっあっあっあっあっ♥ あっ♥ あぅ♥」

もちろん1粒で終わるはずもなく、ただひたすらにセリノを培養器として使い潰すための、単調にしておぞましい産卵が続く。
その度にセリノは恍惚とした喘ぎ声を森に響かせる。呼吸確保のため口を閉じることもできず、蟲汁に濡れた舌が切なく揺れる。
女体を味わい辱めるようなピストン運動すらもない、異形の責め。
そんなものにさえ浅ましく快楽を覚えてしまっている己の身体に、自己嫌悪と絶望と多幸感が同時に脳内で渦巻く。
単調な喘ぎ声とは裏腹に、脳内ではパチパチと激しく火花が散り、セリノの正気と常識を粉微塵に破壊し続けている。

やがて、20を越える卵をすべて肚の内へと飲み込んでしまったセリノ。お腹はいびつな形に膨らんでいる。
ヒトの卵子とも鶏卵とも明らかに違う、おぞましい色の卵がぎちぎちに子宮内を満たし、いくつかは既に内壁への癒着を始めている。
凌辱されきった子宮内部の光景から目を背けることはできず、セリノはうっとりしたように目を細める。大粒の涙がこぼれる。

「……ごめん、なさいっ……1匹、ころしてしまって……ごめんなさいっ……!!
 つぐないはしますからぁ……つぐないますからぁ………♥ ゆるしてっ、ゆるしてぇ………♥」

言葉の通じない虫になおも憐れみを乞う言葉を紡ぎ続けるセリノ。しかしその口角は笑うように釣り上がっている。
正気が失われつつある。

レディ・キラー > 誰もすぐに助けになど来ない森に、乙女の喉からあふれ出た悲鳴混じりの嬌声が響く
けれどその懇願も、拒絶も…そもそも意思疎通が出来ない虫には意味が無い
彼らにあるのは、仲間を仕留められた恨みでも欲情でもなく…もっと単純な繁殖本能であるから

少女の嬌声を背景に産み落とされた卵を全て飲み込ませれば
後はその卵に孵化のきっかけを与えるのみ
それも当然、雌本来の機能を使うわけではなく…虫だけで完結してしまう

全ての卵を一時的に出し切ったはずの交接器はまだ少女の内側にあり
これ以上吐き出す卵も無いのに何をするかと言えば…受精させるのである
腹部にたっぷりと蓄えられたもう一つのもの…安全な場所で孵化させるための起爆剤となる精液が次に交接器の内側を流れ始める

締め付けてくる膣の動きをも利用するように、またもらせん状の交接器の一部が膨れ
また何かが少女の内側を上ってくるのがわかることだろう

跳ねる体も、自由に空を掻けたのはほんの末端
完全に捕らえられた少女は、ただその脳内を快楽で弾けさせた状態であろう
そんな状態の少女に向けて、酷くゆっくりと…まるで何が迫っているか理解させるかのように精液が交接器の末端へ向かい…

どぐ……どぐ…、どぐ……どぐ…っ

泥が流れるような、濁った水音が少女の奥底で響く
おぞましい産卵を受け入れて正気を失いかけている少女にとどめを刺すような穢れた粘液の放出
それらは卵で満たされた子宮内に直接注がれ…卵というイメージからは少し離れた柔らかな卵の膜の内に侵入し
少女の腹を借りて、受精していく
魔法薬の力を借りなければ除去できないほど強靭な生命力を持った卵たちが、悦ぶように僅かに震えるのを…呪いを受けた少女なら感じることができるだろうか

そして、虫たちに知性があれば少女の言葉をあざ笑っていたことだろう

――償いなら、今からじっくりしてもらう、と


射精というにも悍ましい受精劇は、長く長く続く
二十全ての卵に確実に精を届けるため…少女の子宮が隙間なく満たされ、結合部からあふれ出すまで…



一連の交尾が終われば、少女の体は…二匹の蜂に丁寧に持ち上がられ、森の奥へと連れ去られてしまう
受精したとしても卵がその体の中で生まれるには時間がかかる
この蜂の小規模な群れは、今まさに巣を作っている途中の群れであった

その出来かけの土ドームの中に少女は閉じ込められ…時折、その毒液によって水分と毒を継ぎ足されながら
麻痺毒で動けぬまま、その胎で虫を育てることになるだろう



当然、ギルドでも…少女を探す依頼が出されるだろうが
助けが来て…再び少女が陽の光を浴びれるかは虫には関係がなかった

セリノ > 産み付けられたのは未受精卵。当然、精子にあたる対が必要なわけで。
それを別個体が運んでくるのではなく、同一個体の別の分泌腺から噴射されることは……。
モンスター知識のなかったセリノであっても、再び膨れ始める蟲ちんぽの震えから否応なく理解させられて。

「…………あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ♥ あっ♥ あっ♥ おっ♥ おっ……ほぉぉぉぉぉぉ……♥」

多分に理性が蒸留された、獣めいた嬌声とともに、蟲の射精を受け入れてしまう。
快楽を貪る様子のない、どころか受容する神経すら持たない蟲の、とにかく世代をつなぐことだけを意図した射精。
それなのにセリノの雌の身体は雌としてそれを味わってしまう。恍惚を覚えてしまう。幸福に感じてしまう。
極限の恐怖が昇華して脳内麻薬を分泌した結果の多幸感ではあるが、背徳感を拭いさることはできない。
自分が虫以下の低俗な生き物になったように錯覚し、頭がぐちゃぐちゃになる。
いっそこのまま一切の思考を放棄して、生き物であることもやめ、ただの苗床になれたなら……。

「……あっ、は♥ たまご、じゅせい、してぅ……♥ してますっ♥ ハチさんの、こども……つくられ、はじめ……♥」

……だが、一度分泌され始めた脳内麻薬は堰を切ったようにドバドバと溢れ続けて。
虫の子を孕むという極限の体験と、雌としての幸福が強制的に紐づけられ、思考を止めることができない。
子宮内の疑似視覚は、嫌悪感を拭い去れない形状の卵に汚汁めいた精液が浴びせかかる様をつぶさに見てしまって。
ヒトのそれと似て非なる精虫が蠕動し、卵膜に浸透し、命の種へと変わる様をも鮮明な解像度で受け入れてしまう。
反応するように、子宮内壁ではモゾモゾと胎盤が形成され始め、受精した卵を取り込んでいく。
自らの遺伝子が全く混ざっていない異形の卵であろうと、愛し、育もうと、セリノの『雌』が反応してしまったのだ。
結果、虫の卵は1つまた1つと、一時的にだがセリノの身体の一部になっていく。

この段階に至っては、もはや先ほど口にした『償い』などという意識は早くも消え去ってしまって。
虫の命を育む歓び、子宮内で育ちゆく卵鞘の中の鼓動に意識が全て持っていかれていた。
蜂2匹によって巣にまでお持ち帰りされても、臭く湿った土くれの中に押し込められても、もはや抵抗の素振りさえ見せず。
疲労によって意識を飛ばす瞬間こそあったが、それ以外の時間はずっと、子宮内で繰り広げられる異形の発生劇をぼんやり眺めていた。
卵膜内で幼虫が芋虫状の形を形成し、蠢き始めれば、その度に鋭敏に身体をひくひくと揺すって喘ぐ。
その数が10を越えれば、異種ゆえ臍帯すら繋がっていないにも関わらず、豊満な乳の先が張り始めて。
………やがて、産み落とすだろう。あらたな虫を。女性の敵を。

ご案内:「◆メグメール喜びヶ原(過激描写注意)」からレディ・キラーさんが去りました。
セリノ > ……。

次にセリノが王都に顔を見せたのは、1ヶ月後のこと。
長くギルドや学院に顔を出さなかった理由について、語ることはなく、聞いてくるような間柄の親友もおらず。
セリノもまた、何事もなかったかのように日常へと戻っていく。

……だが。
討伐対象であったはずの『女性の敵』を何匹も、何十匹も、自らの肚で産み落としたという事実は変わらず。
罪悪感と背徳感を誰に打ち明けることもできず、己のうちにしまったままで。

そして。そのときの喩えようのない幸福感、充足感もまた、根強く彼女の魂を穢していた。
セリノはまた、この森へと脚を運ぶことだろう。

ご案内:「◆メグメール喜びヶ原(過激描写注意)」からセリノさんが去りました。
ご案内:「富裕地区(過激描写注意)」にラグナレビアさんが現れました。
ラグナレビア > 【約束ロルの待機中です】
ご案内:「富裕地区(過激描写注意)」にタピオカさんが現れました。
ラグナレビア > (多くの生徒が夕食を終えただろう、けれども人の出入りはほぼ絶えた夜の学院女子寮エントランス。今は常夜灯のみが灯された薄暗いそこには、ぼんやりと光を放つが如き銀の長髪と純白肌の長駆と、その足元に蹲る褐色肌の小躯が佇んでいた。)

「――――ふふふ♡ お似合いでしてよ、タピオカ♡」

(堪えきれずにしゃがみ込み、美貌の頬ずりと軽やかな口付け、そして豊満な乳房に小さな頭部を埋もれさせるかのハグで、儚げなまでの柔らかさと一面の花畑を幻視させる品良く甘やかな芳香で少女を包み込んだのは、ラグナレビアと名乗る学院の最上級生。対して呼び出しを受けたエントランスでの脱衣を命ぜられ、代わりに与えられた可愛らしくも卑猥な衣装で小躯を飾っているのはタピオカという名の遊牧民。白色ファーのふわもこ感もコケティッシュな着ぐるみで肘先と腿下を覆った姿は、手の平、足裏にピンク色の肉球まで取り付けられ、銀髪の頭頂と可愛らしいお尻には犬耳・犬尾も装着済。そこだけを目にしたならば、老若男女を問うことなく10人が10人『かわいいっ!』と歓喜の声音を漏らすだろう愛らしさ。しかし、躍動感溢れる褐色の小躯を包む衣装は、そのロンググローブとニーハイソックスがほぼ全て。性の未成熟を示す淡乳は興奮にピンと尖った乳首まで一切が隠れておらず、恥毛の一本すら見当たらぬ幼すじの秘所もまた全てが赤裸々。少女の感情に合わせて揺れる犬尾の根は、臀裂の底に位置する不浄の窄まりに潜り込んでいて、目に見えぬその先、大小連なる淫連珠は念入りに洗浄の施された腸管の奥の奥にまで入り込んでいた。愛らしくピクつく犬耳さえもクリトリスレベルの性感帯となっていて、他者の指先でくにくにと弄ばれれば溢れる甘声は堪えきれる物ではあるまい。華奢な首筋に巻かれているピンクの色彩も可愛らしいチョーカーはペット用の革製で、そこから下がるハート型のチャームに繋げられたリードの先はラグナレビアの繊手に握られている。美女と愛犬の夜のお散歩――――なんて言葉には収まりきらぬ倒錯と淫靡は、少女の股間をしとどに濡らしているだろう体液と、そこから漂う濃厚な雌の発情臭に集約されよう。)

タピオカ > 「わんっ♡
わんわんわんっ……♡
えへへ、僕すっかりお姉様のわんこなのっ……!
こんなに装ってくれて、ありがとお姉様♡」

(どんな実質剛健な王でも陥落してしまうであろう。そんな蠱惑なお姉様の口づけを受け取る幸せに預かるのは、褐色肌の雌犬。柔らかい繊毛が肘先を覆うと、すでにそれは動物の手。お尻から伸びる犬尻尾は、剥き出しの生尻を少し動くだけでふわりとなびき、尻穴深くまで連なった珠が揺れて人間で居た事を忘れさせてしまう。エントランスで脱衣を命じられ、お姉様の手にある雌犬衣装を見た時からどれほど心踊ったか。心音が興奮と、何よりお姉様の雌犬になる喜びのままとくんとくん、リズミカルに弾んでいる。ご機嫌そうに犬耳を揺らして浮かべる笑顔と共に、ぷるり、小さな褐色の乳房も跳ねていた。首に柔く縛り、締め付けるピンクのチョーカーは服従のしるし。引っ張られるほど心地良い。ハート形のチャームは小首が動くと同時に動き、尖らせた乳首の中央で気ままに踊っている。わんわん、わん。裸で感じる夜の空気が心地よく、声は勝手に雌犬になる。ハグで包まれる細い腕の中、ふにゃぁぁ……♡幼子のように目元が蕩け。は、は、は、はっ……。嬉しそうに鼻息をくぐもらせ。はたたたっ、はたっ……!尻尾を元気よく振り乱す小尻のその腰元からは、つ……♡つぅ……♡ご馳走を前にした飼い犬の口元のよだれのように、愛液を糸引かせていた)

ラグナレビア > (普通の娘であれば恥辱に震え、泣き出したとておかしくない状況。だというのに褐色肌の遊牧民は、命ぜられるもなく発する機嫌良さげな犬鳴きで、散歩を目前にした本物の犬めいてぱたぱたと尾を振りたくる。女悪魔が思わず毒気を抜かれ、可愛い可愛いとその小躯を撫で回してしまう気持ちは大勢からの共感を得られよう。それでいて、細足の合間から溢れ伝う透明蜜は、少女の喜びが無邪気なばかりの物ではないと示していた。そんな少女の被虐的な本質に紅色の双眸を笑み細めた麗人は)

「――――さあ、それでは仕上げを致しますわ。ワンちゃん、そこに寝転がりなさい。ちんちんのポーズよ♡」

(銀の前髪を撫で上げ露出させた額に愛情たっぷりのリップノイズを響かせた後に命じた。上位者に媚びへつらう服従のポーズ。繊指の示した背もたれ無しのベンチソファに寝転がり、M字に折りたたんだ両脚と顔横に媚び曲げた両腕も愛らしい姿勢の強要。少女が大人しくそれに従うのであれば、紅瞳にて視姦しながら寄せた鼻先で溢れる蜜もはしたない姫華の匂いを吸い込んで、剥き出しの腹部を優しく数度撫で回した後―――――ぶづりっ。電撃を直接脊髄に流されたかの鮮烈な痛みは、白指で包皮を剥きあげたクリトリスを貫通する太針による物。破瓜めいた鮮血の溢れ伝う患部に手際良くプラチナのリングピアスを取り付けた後はにゅるにゅるぴちゃぴちゃ。飼い主様自らが銀髪の美貌を少女の股間に埋めてのクンニリングス。がちがちに膨れ尖った肉芽に塗りたくられ患部に染み込む美女の唾液が媚毒めいてじくじくと、苛烈な痛みを甘く蕩ける快楽へと置き換えていく。そうして幾度かの肉芽絶頂を味わった頃にはもう傷口はすっかりふさがって、大ぶりのルビーの煌めくプラチナリングは随分以前からそこに合ったかの様に褐色ワンコの股間を飾ることとなるだろう。)

タピオカ > (目はきらきら、常夜灯のみ照らされるエントランスに青緑の瞳の星がふたつ。犬耳の下で瞬いている。お姉様と慕う人の、犬となってお散歩する。夢見心地で小さなベロすらはみ出させ、楽しげに先端が見え隠れする。包み隠すものがない乳首と恥丘を明らかにするのも厭わなかった。もちろんひどく恥ずかしい。けれど、その感情の上に大きく快楽が鎮座して。愛おしそうに飼い主たる紅色の瞳が細む麗人を見つめていて)

「わーい!ちんちんっ♡
僕おちんちんするぅっ♡
わんこみたいにおちんちんするよぉっ♡
お姉様、見てみて……、――わんっ♡」

(装いも女の子としての尊厳を置き去りにするもの。そして命じられる事も、いよいよ人ではなく愛玩動物へ送られるものとなる。それが嬉しくて、もらったばかりのファー付きの前足をぱふ♡床を踏みながらお返事。既に長らく2足歩行で暮らしていたかのような、そんな俊敏さでひょいとベンチソファに仰向け。そして、――ぱかっ♡腿を大きく左右に開く。柔らかい褐色肌の身体、両膝は身体とほぼ水平になるまで広げられ。その真ん中には、雌犬の愛液垂らす割れ目がぬるりと光っている。大股開きにも関わらず、無毛でぽってりと丸い恥丘は幼気に閉じ合わさって。どこか柑橘系を思わせる甘酸っぱい香をたたえた雌犬の匂いをお姉様の鼻腔に振りまいて。足と同じく開いた腕が、お腹を撫でられて心地よさそうに揺れて)

「きゃぅ……!ひぁッ!ぁ……、ぁぁぁぁ……!
ッ痛い……っ!痛いよぉおっ、お姉様ぁ……!
あぁっ、ぁっ、……はあっ、はぁっ……!
ぅ、……くうぅぅっ……!
っんっ、……はぁ、はぁ、はぁっ、……!
痛いの、痛い、痛いの、……痛いの、……
はぁぁぁ……っ、
痛いの、気持ちいい……、
お姉様に痛くされて、……気持ちいいのぉっ……、
はぁ……、はぁ……、お姉様ぁ……♡
あっ♡ぁっ♡あーーーっ♡」

(大きく瞳を見開いて、涙が滲む。
食いしばった白い歯、吹きこぼれる苦悶の呼吸。体中がこわばり、犬耳が毛羽立つ。震え声で全身をこわばらせ、切なげに息をする。初夜を迎えた生娘がそうするような。股座に流れる一筋の血。雌の敏感機関に孔が開く試練の後は、お姉様の甘い舌使い。それに酔いしれてお尻の裏で尻尾が左右にゆっくりと動き。犬耳がゆっくりと左右に垂れていくけれど。痛みが愉悦に懐柔される途中で、絶頂の波を避ける事はできなかった。お姉様に肉芽を舐めてもらえる快楽。ピアスを躾けられた股座をねぎらうような優しさ。そして、お姉様が自分の股間に顔を埋めているという状況。痛覚は一気に跳ね、びくっ!びくう♡充血帯びる肉芽が伸び上がって絶頂し。つけてもらったルビーの煌めくプラチナリングにお姉様の唾液と自らの愛液という煌めきを加えながら。褐色わんこは股座を輝かせてしまう)

ラグナレビア > (思わず苦笑が浮いてしまう。じぃっとこちらを見上げる童顔は無邪気そのもの。その精神性は本当に犬なのではないか? なんて益体のない考えさえ湧いてくる。既に蜜に塗れている恥部を堂々と露出する《ちんちん》への忌避感も無く、むしろ芸を覚えたばかりのペットが自慢げにそれを披露するかの有様。それら全てがラグナレビアに対する信頼と思慕によるものなのだから、はしたないと叱る事も出来なくなる。しかし、その所作と言動こそ屈託なく可愛らしくも、成熟にはもう数年を要するだろう小躯の晒す痴態はオスの興奮を煽るに十分な媚を有していた。大股の開閉にも釣られる事なくぴたりと閉じ合わさった幼溝が、卑猥なぬめりから香らせるのは紛れもないメスの淫臭。子を孕む事の叶う胎の匂い。そんな無邪気を決定的なまでの淫靡に塗り替えたのは、大きく膨れ尖った肉豆を貫通したアクセサリの輝き。前戯というには熱の籠もった紅唇と濡舌による肉芽の慰撫を終え、ねっとりと液糸を引きながら離れた美貌が見下ろすのは、貫通するリングに押さえつけられた包皮がズル剥け状態を保つ肉真珠のぱんぱんに張り詰めた様子と、大きめなリングの下方を重々しく飾るルビーの紅。こんな物をどろどろに濡れそぼった股間に煌めかせていては、どれほど愛らしく振る舞おうとも少女への評価は露出プレイ好きの変態ペットとなるだろう。その仕上がりを満足気に見下ろして、紅目を柔和な糸目に変えて)

「――――ほら、行きますわよタピオカ。お行儀よくついてらっしゃい♡」

(くいっと引くリードでペットをいざなう寮の外。たおやかな膂力で行われた物なれど、細い首をぐいっと外力で引かれる衝撃は、ペットという己の立場を強く認識させようか。そうして開いた玄関扉の先、さぁぁ…っと新緑の梢を揺らす春の夜風が撫でるのは、犬娘の剥き出しの身体。愛液のぬめりに外灯を反射させる秘所などは、特に心許ない肌寒さを感じさせよう。四つ足ゆえの低い視点。こう見えて魔道具らしき着ぐるみのおかげで痛みもない手の平と膝頭。そして、それら日常とは異なる感覚を気にする余地すら奪う肉芽と排泄穴の違和感。痛々しいまでに勃起した肉真珠は、夜風のそよぎにさえぞくりとした性感を走らせる。四つ足の歩みを進めるたびにごりゅ、ごりゅんっと腸壁を抉る淫数珠は変態的な行為への自覚を強める事だろう。媚薬の投与などは行われていないはずなのに、露出散歩の背徳と倒錯が際限なく小躯の体温を上げていく。)

タピオカ > 「わんわんっ♡お姉様ぁっ♡」

(喉が苦しくなった。それは幸せだった。リードを引っ張られ、ピンク色のチョーカーが気道に沈む。ぶるっと身体が震える。嬉しくて、おしっこが漏れてしまいそうになる。犬が嬉しょんをしてしまうのはきっとこんな時だと脳裏で閃きを覚えながら、四つ足で踏み出していく。お行儀よく、手のひらと膝頭を交互に動かしながら。飼い主たるお姉様より前には出ない。開かれた玄関先が、通い慣れた学院の夜が、未知なる世界に見えてきて。お姉様の横で瞳を細め)

「わんっ……♡
わんっっ……♡
お外っ♡お外だよぉっ♡
お散歩お散歩っ♡お姉様っ、お姉様と夜のお散歩楽しいっ♡」

(お股が、すうすうする。夜風が直にさらっていく股座が、開放感を伝えてくる。犬耳犬しっぽ、手足のファー。ピアス。生まれ変われたみたいで、吠える声も堂に入るもの。お行儀よくと言われたばかりなのに、それも抑えきれない気分。元気のいい子犬に少々手をやく飼い主にも似た、犬がリードをやや引いては戻って来るを繰り返すよな。そんな感触をお姉様の指先に伝える。手足を動かし前進するたび、尻穴の奥で蠢く淫数珠が直腸と子宮を撫で回す。その心地が楽しくて、心のままにご機嫌のままに生尻を大きく腰ごと振り立てて。自ずから雌犬になりかわっていく。時々お姉様のすぐ横にやってきて、お座りをする。つけてもらったばかりのピアスを、そのピアスをつけてくれた当人に自慢するように見せつけ。は、は、は、舌をはみ出させて荒い息遣い。瞳を細めて笑みを、股座と共に見せ。はしたなく、先よりも多くなった愛液がぱた、ぱたっ……。地面に足跡として続いていく)

ラグナレビア > (ぽつぽつと間隔を開けて灯る外灯が、良く手入れされた植樹を幻想的にライトアップさせる学院中庭。離れた位置、未だ明かりの灯る学舎の部屋に佇む人影に見られる事はあったかも知れないけれど、誰かとすれ違う事は無いまま至る学院門。ただの幸運か、それとも門衛の巡回スケジュールを把握しての事なのか、ひと気の無い大門の脇にある通用口を涼しい顔であっさり開き、麗人の夜の散歩は学院の外へと至る。)

「ふふふ、そうね♡ はぁ……♡ もう、なんて可愛らしいワンコかしら♡ この愛らしさ、わたくしだけが独占するなんて許されない事ですわ♡」

(言葉以上に喜びを体現する犬尾の荒ぶり。高みから見下ろす小躯は四肢の先以外は獣毛に覆われている訳でもなく、健康的な褐色の滑らかな柔肌にて構成された少女のそれ。しかし、羞恥や被虐の倒錯よりも純粋無垢な幸せばかりを伝えてくる様子は、本物の犬――――人懐っこい愛犬との散歩を女悪魔にも誤認させた。)

「ふふ♡ 甘えん坊さんね、タピオカワンコは♡ 素敵なアクセサリ、いじってほしいの?♡」

(学院大門の先。外灯に照らされたその場所でちょことんとお尻を落とした愛犬の眼前、こちらもにっこり笑って膝を折る麗人。撫で撫でと優しく銀頭を撫でる繊手がさり気なく敏感な犬耳を畳み擽る。しゅにしゅにと淡い力加減が施された指先で犬耳を弄ぶ麗人のもう一方の腕が無造作に少女の股間に伸び――――くいっ♡ クリピに通した指を引く。突如生じる甘噛みめいた快楽電流が少女の背筋を駆け上がる。そんなじゃれ合いの後にちゅむっとバードキスを施し立ち上がり、改め引いたリードの示す行き先は富裕地区。)

タピオカ > (何度となく見たはずのライトアップ。夜に浮かぶ幻想的な明かりは雌犬の視線だと別のものに見える。単に視線の低さに起因するものではなく、犬としての装いで人の世界のモニュメントに隔離感を覚えているのだ。これも新鮮な感覚だった。照らされた植樹の足元に愛液を滴らせて四本脚で歩く事も、そう体験できない事だった。お姉様の機転か、まだ他人との直接の邂逅は無い。学院の夜を2人占め、いや1人と一匹で占めるひととき)

「はっ……♡はっ……♡はっ……♡」

(お尻を振って突き出す舌。そっと小首を傾ぎながら瞳を細める仕草。ハートのチャームの縁が光る。息遣いを犬のものにしながら、お姉様のお御足にすりすり、裸体を擦り付ける)

「わぅ♡わぅ……♡
――んきゃぅ♡きゃんっ♡
はっ♡はっ♡」

(犬耳を通じて、乳輪を指先でなぞられる。あるいは、縦筋に指をあてがわれる。撫でられて愉悦が走った。ふるふるぶるっ、剥き出しの小さな肩が震えて、あまえんぼな鳴き声。――クリピが引くと、肉芽に快楽電流が走った。弱々しくも気持ちよさそうな喘ぎ吠えをすると、ふりふりふりり♡尻たぶを揺さぶって喜び示し。柔い口づけを受け、ぽゎ……♡ほっぺに丸紅が浮かぶ。――そして首輪で引かれる行き先を察すると、はっはっ♡はっはっはっはっ♡興奮で上ずる息遣い。夜とはいえ、街。人の世界に雌犬と化した自分を、お姉様の握るリードによって明らかにされてしまう。いっそう揺らす尻尾、その根本の下、肉芽に下がるクリピから四足歩行のたびに蜜液を垂らす)

ラグナレビア > (綺羅星を散りばめた翠瞳の童顔を傾げる所作や、舌を伸ばした半開きの唇が漏らす断続的な吐息は犬そのもの。けれども細脚に温かな肢体を擦り付ける様子に思わず浮かぶ『キスしたい』という欲求は、物好きな女悪魔とて普通であれば抱かぬ物。犬を装ってはいても、ラグナレビアが好む思春期娘なればこその欲情。そんな情動のままに交わす甘い口付けと、プラチナアクセサリの貫通する肉真珠への軽めの指戯。それに拘泥する事なく立ち上がり再び歩き始めたのは、愛犬との思い出をより良く彩るため。)

「ほら、こっちよ。いらっしゃい♡」
「ふふ、川の流れが綺麗ね♡」
「駄目よ、こっち。なあに? お仕置きしてほしいのかしら?♡ 悪い子ね♡」

(街人が一日の労働を終え、めいめいにそれを労う夜の盛り。とは言え、麗人が選ぶルートがこの時間には往来の殆ど無い落ち着いた細道を主として選んでいたおかげで、美少女と愛犬の散歩は何事もなく、しっとりと優しげな一時となっていた。もちろんニアミスが一度も無かったというわけではない。一度などは大通りを横切る際、伯爵家の紋章を掲げた馬車が眼前を通過するなんて事もあった。それでも大過なく、常と変わらず上品で悠然とした所作を崩すことの無い麗人との散歩は、少女に犬としての、ペットとしての、人ならざる喜びを与えもしただろう。乳首を尖らせた薄い双丘も滴る程の愛液に濡れた秘所も露出したまま、悩み多き人ではなく頭空っぽの犬として、大好きな御主人様とそぞろ歩く夜の王都。それは現状の淫猥さにも関わらず、少女にある種の癒やしすら与えたのではなかろうか。そんな一時の終焉は、いかんともしがたい生理的欲求によって訪れる。少し前から生じ始めた膀胱の圧迫は、クリピアスとアナルパールによる発情が溢れる愛液をじくじくと浸潤させた結果だろうか。御主人様とのお散歩の楽しさにかまけて意識から外していたそれが、いよいよ無視出来ない物として膨れ上がる。堪えがたい排尿欲求。紅色の血色も艷やかな麗人の意味深な微笑みは、愛犬のそんな変化すら理解しての物なのか。)

「―――― お し っ こ ♡ したくなったのでしょう?♡ ふふっ♡ わかっていましてよ♡ 貴女、先程からおまたスリスリして、ばればれでしてよ?♡ ほら、丁度良さそうな外灯もありますし、構いませんわ?♡ しなさいな♡ 見ていてあげますわ♡」

タピオカ > (人の気配がするたび、リードごしに伝わる雌犬の緊張。けれどそれはひどく心地良いものだと、股座より流れる愛液の量が如実に示していた。この通りの向こうには人目。そう思わせるシチュエーションなのに、お姉様がその艶やかな唇からささやくのは愛玩ペットへの優しい言葉遣い。その差異が下腹部に熱と奔流と倒錯感をもたらして)

「はっはっ♡はっ♡ゎうんっ♡」
「んーっ、わんっっ♡」
「わぅっ♡わんっ♡はっはっ♡はっ♡」

(愛犬はよく尻尾を振り。犬耳を伸ばし。ピアスを揺らし。チョーカーのハートをご機嫌そうに振って、褐色の小尻を揺らしながら飼い主のそばで憩う。どの表情も仕草も幸福感でいっぱいで、例えるなら、飼い主と共にお引越ししたばかり。これから過ごす街に初めてのお散歩に繰り出した、そんな子犬。無意識の中に生きる犬になって、頬をお姉様の腿に擦り付け。リードを引かれるまま付き従い、何気ない川の流れに沿って歩く子犬となり。物珍しい匂いがする方向へ小鼻をひくつかせながら進行方向とは逆に向かってしまったり。慌てて引き返しながら、反省したようにおでこを飼い主の靴にくひっつける。馬車が目の前に現れた時など、思わず硬直して。しゃがみこんで両手を胸の前にまで持ち上げるおちんちんポーズをしてしまうが。それが去った後は、だらぁ……♡はしたないほど愛液を綻ばせて顔赤らめる、雌犬の姿があったりもした。……そんな飼い主とのひとときも、悩ましい生理欲求によって少しずつ落ち着きのないものへとなっていく。のだけれど)

「……ッッ♡
……、ぉねえさま……♡
バレてたなんて、……恥ずかしいよう……。
でも……♡
でも……♡
はぁはぁはぁ……♡
はぁはぁっ……♡
おしっこ、おしっこがまんできないの……♡
わぅ♡わぅ♡わんっっ……♡
お姉様ぁ……♡
タピオカは、おしっこしますぅっ……♡
わんこみたいに、外灯におしっこしますぅうっ……♡
見て……♡見て……♡おねえさまぁっ……♡
片足あげて、マーキングしてるタピオカのこと、お姉様に見られたいの……っ♡
ぁ……♡ぁ……♡
はずかしいおしっこしちゃうの……っ♡
わんわんマーキングしちゃう……っっ♡
わん……♡
わんっ……♡
わんっっ……♡
ぁ、……ぁ……、~~~~~……っ♡」

(クリピアスとアナルパールに挟まれた小袋は、雌犬として扱われる喜びの嬉しょん気分も相まって媚薬の甘い痺れが渦巻いている。気取られぬようにとの振る舞いも、腿を内股に擦り付ける頻度の高さに変わってしまっていた。言い当てられて息を飲むも、促されて頬を赤らめ。興奮にはやる息遣いになる。衣装から犬となり、犬しかしない動物的な行為をしてさらにもう一歩雌犬へ向かう。慎みも理性も捨てる許可を得ると、その一線を踏み越える愉悦に我慢できなくなり。ふるるるるっ♡ふるるるるるっ♡激しく尻尾を揺さぶった。さらに悩ましくなる排泄欲求のまま、外灯に向かって腰を持ち上げ。片足を高く伸ばした。艶やかに光るクリピも、ぬれそぼる縦筋も、犬尻尾食い占める尻穴をもお姉様に晒し。――ぴゅりゅぅう♡るぅうううう♡るぅぅぅぅぅぅぅ♡恥ずかしい水流が奏でられる。縦筋の上部から琥珀色の放物線が描かれ、外灯の根本を濡らしていく。禁忌のペットプレイ。恍惚の表情で口元を半開きに蕩けさせながら。雌犬になった顔が幸せそうにマーキング行為に酔いしれて。――ぴぴっ♡ぴくくんっ♡ほのかに絶頂まで迎えてしまう)