設定自由部屋です。サイトの世界観に合う範囲で、自由に場所などを設定してお遊びいただけます。
ご自身で考えられた施設や都市、村やダンジョンなどを考えて頂いてももちろん問題ありません。
王国外、つまり外国なども舞台にして構いませんが、あくまでこのサイトのメインの舞台は王国内になります。
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参加者(0):ROM(1)
Time:15:22:23 更新


ご案内:「冒険者ギルド 訓練場」からエレイさんが去りました。 (05/12-03:17:01)
エレイ > まだ日の高い時間帯。
冒険者ギルド裏手の訓練場へと、男は足を進めていた。
戦闘術の指導をしてほしい、という依頼を受けてのことで、手の空いていた男が引き受ける流れになったわけなのだが──

「さて、どんなヤツが出てくるかねぇ……」

どこか楽しげなつぶやきが口から漏れる。
男はまだ、その依頼者の顔も名前も、男か女かも知らない状態であった。
伝えられなかったわけではなく、『知らないほうが面白い』と男が敢えて聞かなかったのだ。
どのみち人となりは直接会わねばわからないのだから、自分の目で
見定めたほうが早い──それが男の理屈である。
依頼の内容にもよるが、この男は時にそういう雑なノリで依頼を受けることがしばしばあった。

「まあああっちの態度次第では即刻お帰り願うが……そんな案件でないことを祈るばかりだな。
──およ、時すでに先に来ていたようだったな。感心感心」

そうして訓練場に足を踏み入れれば、先客の後ろ姿が見えた。おそらくあれが今回の依頼者だろう。
ちゃんと先に来て待っている姿勢にまず感心しながら、ざしざしとそちらに近寄っていって。
(05/12-00:45:07)
ご案内:「冒険者ギルド 訓練場」にエレイさんが現れました。 (05/12-00:43:45)
ご案内:「森林地帯」からトーラスさんが去りました。 (05/02-22:10:37)
トーラス > 王都の北部に広がる喜びヶ原との異名を持つ広大な平野。
樹々が折り重なる森林地帯にて野営を行なう冒険者一行が存在した。
ギルドで同じ依頼を受けた彼らは全員がパーティに属している訳でもなく、
共通の目的の為に一時的な協力関係にある、レイドを組んでいた。

そのため、火熾しを終えて歩哨の順番を決めた後は気儘に思い思いの時間を過ごしている。
同じパーティの者達は薬品や荷物を融通し合い、道中で気が合った若い男女は木陰にしけ込み、
そうでない者達は自身の天幕で食事を摂ったり、装備の点検をしたり、早めに休んでいる事だろう。
冒険者は個人事業主で、得てして個人主義だ。個人が何をしようが無関係な他人が口を挟む事はない。
そんな仲間と呼べるかも怪しい同業者達を横目に中年冒険者が焚き火の前で革袋の酒を呷っていた。

「オークの討伐、か……。
 キング級やジェネラル級の変異種が発生していないと良いんだが」

彼らが受けた依頼は近隣の村々を襲い、略奪や時には娘の誘拐に至るオークの討伐。
彼含めて討伐経験者は多いが、連携も取れない状況では全員が無事に帰れる保証は何処にもなく。
何事も起こらなければ良い、と熟練冒険者にあるまじき枯れた思考を抱きつつ酒に口を付けた。
(05/02-21:48:28)
ご案内:「森林地帯」にトーラスさんが現れました。 (05/02-21:48:20)
ご案内:「無名遺跡」からE・T・D・Mさんが去りました。 (04/22-00:23:33)
E・T・D・M > 「…来訪者よ。どうか助けを。貴方の力が必要なのです…」

陰々と響き渡る音声出力の出所は他の誰でもないこのダンジョンの支配者からとなる
試行錯誤を幾ら繰り返しても人間の肉声には何処か及ばず、如何にも独特な合成音声の堅さが出てしまう
それを誤魔化す為に声を震わせ、エコーをかける創意工夫
男性のものよりも女性の方が油断を誘いやすい為に柔和で年若い、20代から30代までの間ぐらいの透き通った声質だ
そのようにして迷宮に立ち入る者にへとアナウンスを広げ、道筋をこの部屋にへと誘導しようと繰り返している

「…暗黒の魔竜が奈落の底より蘇ったのです。精霊と神々の加護を賜りしその剣を、貴方の力をお貸しください…」

録音したものを繰り返すばかりの誘導にもしも誰かがしたがってきたならば、先程の描写通りの景観と共に部屋の中の最奥の祭壇
ゴージャスな赤い天鵞絨の布の上に横向きに置かれている長剣を目にする事になるだろう
白銀仕立てに宝石を幾つか埋め込んだ豪華な鞘に雪のように白い両刃、駄目押しに魔術をかけていかにも魔法の品物、という自己主張に淡い燐光を絶えず放っている
詰まる所はそのような物語仕立てのロマンで誰かを釣り上げようという手を込ませた罠であるのだ
(04/21-23:22:54)
E・T・D・M > ダンジョンが居る
ダンジョンが在る

辺りには神聖な空気が立ち込めていた
街レベルの教会などで良く用いられるお香が焚かれている為に、そのような印象を持たせようとしており
壁際には神聖なる神々、ヤルダバオートだけではのみならず、他数多くの有名な精霊達を模した像が建てられている
雑然なばかりに聖具が所狭しと自暴自棄気味に配置され、びっしりと壁面には司祭達の唱える聖句が走っていた
神聖な雰囲気には違いないが、如何なる層を目的としているかは判然とはしていない
そして此処は冒頭で明言した通りにダンジョンであり、洞窟内であり、陽射しの差さぬ地下に松明の明かりが灯り照らしている閉所の空間であった
(04/21-23:14:51)
ご案内:「無名遺跡」にE・T・D・Mさんが現れました。 (04/21-23:08:19)
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」からエレイさんが去りました。 (04/20-03:28:49)
エレイ > やがてカーテンが開き、客が現れれば男は笑顔で迎え入れ── (04/20-03:28:43)
エレイ > ──温泉旅籠内の、主に宿泊客向けに用意されたサービスの一つが、このマッサージ室である。

その施術室はいくつかの個室に分かれており、客は専用のカウンターで受付を済ませた後、各個室で待機しているスタッフと
一対一でマッサージを受けることになる。

なお、客にどのような施術を行うかは、スタッフの判断にすべて委ねる、というあたりはこの旅籠らしいといった所。
ついでに、各個室内には客に安心感を与え、施術への抵抗感を知らず知らずのうちに薄れさせてゆく効果を持った、
ほのかな香りのアロマが炊かれていたりもする。効果がどれほど出るかはその客次第なのだが。

「──さーて、今日もブブイーンと張り切ってやりますか、ねぇッ……と」

その中の一室に腕をグリングリンと回しながらやってきたのは作務衣姿の金髪の男。
知り合いからの依頼という形で臨時のマッサージ師としてやってきている冒険者、という立場は今も変わらないのだが、
もうすっかりここの一員として馴染んでしまっていた。
そんな自分に時折疑問を持たないでもないが、男自身としてもなんやかんやこの仕事は
気に入っているのでまあいいか、とあまり深く考えないことにしたのだった。

「今日はどんなお客が来るかねぇ……」

ともかく、男は施術台の傍のスツールに腰掛け、腕組みしながら客待ちを始める。
出入り口のカーテンが開かれ客が現れるか、あるいは魔導機械の通信機を通して客室への
出張依頼が来るか。
いずれかの訪れが、今日の男の仕事の開始の合図となるのだろう。
もしかしたら、受付を経ずに紛れ込んで来てしまうような珍客が現れる、なんてこともあるかもしれないが。
(04/19-23:36:57)
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」にエレイさんが現れました。 (04/19-23:36:38)
ご案内:「自然地帯 とある洞窟区」からルシータ・ヴァルケスさんが去りました。 (04/19-02:13:43)