2024/03/18 のログ
■影時 > 「取り敢えず――さっきのはこの位にしとけ? な?」
誘引してきた魔物を斃すことには不自由はしないが、彼らが万が一仕損じた場合が気に掛かる。
それを考えれば、街中以上にこの遺跡内で闊歩させるのはリスクが大きい。
喉の渇きを潤して、人心地ついた二匹が親分からの言葉に了承した、とばかりに耳を震わせて頷く。
その仕草を認め、水が僅かに残った手を振る。掌を羽織の裾で拭っていれば、小さな姿がとてて、と攀じ登ってくる。
シマリスが首に巻いた襟巻の中に身を突っ込み、モモンガが頭上に貼りつく。いつもの定位置だ。
「とはいえ、俺好みなのはもうちょっと深く潜らないといかねェがー……」
頭の重みと一緒に首を傾げつつ、事前に入手しておいたマップを取り出し、広げる。
明かりには困らない。この玄室は天井自体が奇妙に発光している。マップの書き込みの細い字体も識別できる程に。
遺跡の内部構造が不定期に変化するお陰でいつまでも有効ではないが、探索の指針を考えるには事足りる。
出没する魔物の傾向、タイプも時期によってはそれなりの値がつく情報でもある。単独で潜る冒険者には欠かせない事項だ。
歯応えがある敵とそれに見合う宝と思えば深く潜る必要があるが、浅い階層を闊歩する意味もある。
「……この辺りで力尽きてたり、危ない目に遭ってる奴らを救うと金になる、だったか?」
力尽きた冒険者の死体の回収や、初心者の手助けをすると、褒賞が貰えるという。
手間に見合うかどうかは兎も角として、善行の真似事でもすると、ギルドからの信用の面で有利には確かになる。
だが、どうせなら犯してもとも思う面は否定はし難い。恩を売って、というのは男ならば誰しも考えることか。
■影時 > 「欲を出しても、仕方がねェか。
誉れはあっても困らンとは云えど――過ぎると面倒になる」
そんな都合よく、描いた欲を満たす出来事が湧いてくるでもあるまい。
戯言を思い描くなら、その足で深層にさっさと潜る方がまだ良い。
稼ぎも欲しいが、満ち足りる程の鍛えが欲しい。座して錆びる心地を噛み締めるよりは、戦いが欲しい。
先程斬り殺したゴブリンの死骸を見る。
己も死ねばああなる。だが、今ではない。
更に強くなるのは難しくとも、今を繋ぐには鈍らせないように鍛錬を怠らないことが肝要だ。
そうと思えば、死骸より視線を離して玄室の先に向かう。下層への道がそこにある――。
ご案内:「無名遺跡」から影時さんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にE・T・D・Mさんが現れました。
■E・T・D・M > 『待機中となります』
ご案内:「無名遺跡」にセリノさんが現れました。
■セリノ > 肉!香辛料!香草!ソース!パン!肉!ワイン!新鮮な野菜!肉!
遺跡の中にも関わらず、眼の前を埋め尽くすほどに供されるごちそうの数々。しかも手に取った端から補充されていく。
生まれてはじめて美食の歓びに触れたセリノは、後先も考えられない暴食のトリコとなっていく。
恥も外聞もなく、ひっきりなしに何かしらを口に運んでは最低限の咀嚼で飲み込み、噎せそうになればワインで押し込んで。
……そして実際、彼女は恥も外聞もありはしない状況へと貶められていた。
テーブルクロスの下でローブが捲り上げられ、脚が露出する。食事に集中するあまり半開きの状態。
下着の紐が解かれ、うっすら濡れた秘部が外気に晒されれば、さすがのセリノも違和感を覚えるが……。
「……んっ、あ、あれ? なんかヒヤッと………ッ!? んひゃっ!? あっ、ん♥ んっ♥」
間をおかず、唇状の触手が乙女の下腹部に殺到する。思わず上ずった嬌声を響かせてしまう。
引き締まってるとはいえないお腹、太腿、お尻。そして精液ワインの効果ですでに充分すぎるほど潤っている女性器。
いずれもプリンのように柔らかく、唇が啄めばムニュッと震え、心地よい噛みごたえを返すだろう。
「な、なんですか、これっ!? や、やっぱり……罠だったんですか!? このごちそうは!?
………ん♥ んお゛♥ おっ♥ ら、らめっ♥ ちゅっちゅするのらめぇ♥」
腰に触手のベルトが回されているのにも今更気付くが、今や遅し。
それに、これまでの暴食が祟ったのか、身体全体が不自然に重たく感じる。
胃に数kgの重りが詰まってる感覚が、侵蝕するように四肢へと広がっていく。拘束がなくても立ち上がるのは困難だ。
力を振り絞って反射的に脚を閉じようとするものの、触手が攻め手であるなら無意味に等しい抵抗だろう。
「や、やだっ……! 放してっ! ご、ごめんなさいっ、謝ります、からっ……! っ、あ、あ♥」
焦りと、そして胃に取り込んだ大量の食事の影響で、セリノの体温は急激に上昇している。
全身から汗を滲ませ、ローブを湿らせてぺったりと肌に張り付かせる。むんむんと雌の色香が立ち上る。
触手に舐られている女性器はそれ以上にじっとりと湿潤し、媚粘膜は腫れるように膨らんでいる。
子宮口は早くも下りはじめ、少しでも膣口を拡げるならオナホめいた膨らみが撮影装置に露見することになる。
唇触手が味を認識できるなら、舌にこびりつくほどの濃厚な雌の味と匂いをそこに感じられるだろう。
温かな湯気と性欲をくすぐるフェロモン。今度はセリノが「ごちそう」になる番である……。
■E・T・D・M > 立て続けのご馳走のオンパレードは詰まる所相手を十分以上に育てる為、家畜の憐れな子羊は今こそ十分に成育を遂げた
…最初から既に育っていたと言えばそれもまた否定出来ない
口にされた供給物は驚くべき消化効率をもって胃壁に張り付き、単純な寄生生物とは異なり栄養を送り込む
脂肪やタンパク質、ビタミン、カルシウムその他諸々は摂食者の血肉となってそのままの重量として加算される
ぎしぎしと軋む椅子の悲鳴は寧ろ喜悦の悲鳴にも等しく、てろてろと舌腹と疑似的な唇は肉を食み回す
クリトリスの包皮をちゅるりと葡萄の果皮を剥き上げるようにして触手の舌先でこじ開き
女体を心得ているかのように肉の真珠を吸い上げた
ぴちゃ、ぬる、ちゅうっ、と、卑しい音が幾重幾奏にも響き渡ると共に
あたかも下拵えをしているローストチキンが如くその下腹周囲は塗り込んだ甘露と相手自身の蜜気によって、てらてらの光沢を放つ膜を張ってしまっている
ぎち、ぎち、と、相手が抵抗をするその都度に巻き付く触腕は強く絡み付き直した
ハムの梱包めいてぐるりとそれは間も無くして脹脛から太腿にかけて螺旋を描き
最初からはしたなく開き掛けていたその両足を、椅子の足の位置よりも、己自身の肩幅よりも広くがっぱりと開脚せしめようとしている
これから賞味する所を『視聴者』にへと見せつけるかのように水晶眼が濡れて潤った牝の秘肉にズームを深く定め…
ぐぷ……その悲痛な謝罪と拒みの言葉の後に続き、ついには十分以上の潤滑を得たその鎌首を擡げる肉の蛇は膣穴を割り開く音を立て始めた
咥え込ませる。緩慢と内なる隙間を埋め立てる異物感で道を満たし始める
潜り込む口吻付きの先っぽが、その降り始めている子宮孔に辿り着くまでにはさしたる時間も要さない
ついには下の口同士の出会いにおいて味見のようにその輪筋と周囲の粘膜にへとちゅっ、ちゅっ、と、異形の織り成す接吻が臍の裏側で営まれ出す始末
味わうが同時にじんわりと触手の奥底から香り立つ、既にワインの混入物によって味覚に馴染ませかけていた精の疼きを、本来の鼻孔の代わりに子宮にへと伝える。その『口』が開きやすいようにと
■セリノ > 「んきゅうっ♥ ………っは♥ あっ♥ あっあっあっ♥ だめ♥ そこ剥くのだめっ♥」
勃起によりすでにほぼ剥けかけだった陰核の包皮は、熟れたブドウにそうするように容易に剥けてしまう。
ぴんとそそり立つ恥ずかしい乙女突起はルビーのように紅く、小指の先ほどの大きさ。
しかし躊躇なく吸い立てて責め苛むならば、その宝玉は徐々に大きさと弾力を増していくだろう。
ひと噛みごとに粘膜からじゅわりと果汁が溢れ、ぞくりと腰がわななく。
だが拘束がひときわ強化された今、脚を閉じるどころか椅子を鳴らすことすら難しい。
「……っ、え!? な、なんですかその水晶玉……まさか、誰かに見られてるんですか!?
やだ、やだ、やだっ!! こんなとこ見ないでっ!! うあああああっ!!」
遅まきながらに、触手のいくつかに据え付けられた水晶玉のようなアイテムに気付く。
焦りつつも目配せすれば、卓上の食器のいくつかにも同様のものが。
これから行われる辱めを――否、これまで演じていた暴食っぷりまでもが、誰かに見られていた、もしくは撮られていたのだ。
この宴席が罠であると分かった以上、単に辱める以上の意図が裏にあることも容易に想像できて。
……まあそれは少女の絶望をさらに深くするだけで、なんらの救いにもならないのだが。
「やだやだやだぁ……見ないでっ……近づかないでっ……あっ、あっ、あっ、あ………んっ♥ っくう♥
……お゛♥ お゛ーー……っ♥ っお♥」
触手が膣口をこじあけ、胎内にまで侵入してくると、羞恥に当惑していたセリノが束の間、獣めいた低い嬌声を漏らす。
興奮に充血した膣壁を異物がかきわける感触。数センチも掘り進まずに突き当たる子宮口。
どちゅ、と内臓を押される感覚に、軽く絶頂を覚える。ぷしゅ、と霧吹きめいて尿道口から少量の潮が吹かれる。
侵入した触手がカメラ機能も持っているなら、新鮮なサーモンめいた鮮やかな桃色の粘膜塊が眼前に立ちふさがるだろう。
中央には針孔のような小さな口が開いているが、すでに興奮は充分高まり、弛緩を始めている。
くぽ、くぽ、とかすかな水音を伴って断続的に開閉し、そのたびに奥から白濁した本気汁が溢れて膣内へと伸びる。
少し力をこめて孔をこじ開けようとすれば、乙女の最奥のさらに奥まで侵入を果たせてしまうだろう。
「うっ♥ ううう……♥ やだぁ……恥ずかしいですっ……こんなこと……♥ お願いします、もう、やめて……♥」
うわごとめいて拒絶のセリフを吐くセリノだが、上ずった語尾はさらなる責めへの期待を否応なく感じさせる。
■E・T・D・M > ちゅぷ…と、粘りを孕んだ淫音を曇らせながらてかてかに研磨されるクリ豆から口吻たちが一旦引いた
純粋な水ではなく不純物をたっぷりと含んだ粘液の橋を一瞬渡らせ
しかしそれが相手を見逃したという訳ではない、代わりに触腕は良く見えるように残りの布地を持ち捲り上げつつある
その過程中に室内の温度設定は若干に低くなった
発汗の多湿によって蒸散している水蒸気がその温度差に接触してむわ…とローブの布が開けた隙間より白く濁る
相手の気付きをトリガーとして、最早隠すまでもなく彼処に潜んでいた水晶眼持ちの触腕がわが身を擡げご馳走や家具の隙間より這い出し、座する事を余儀無くされている相手を多角的に映し出した
鎖骨の上の辺りにまで生地を引き上げ、もしもブラなどを身に着けていたならば、それを毟り外すシーンまで丁寧に盛り込んでいる筈だ
映像内においてかりかりと、剥き出しの外気に晒す乳頭を、その感度も確かめるかのように刷毛めいた肉の粒のついた触手で浅く掠め引っ掻き回す
強制開脚の末に女陰を割った触腕型の陰茎が犯し貫いている様も著明なばかり
軽いストロークでとんっ、とんっ、と、行き着いた最奥から試すように肉叩きを繰り返し
互いの摩擦によって触手側からも過剰なまでに分泌される薄らと白濁した汁気が、その都度にぴゅっぴゅっと二回目の潮吹き宜しく飛沫を散らし、床を汚した
前述において映像が多角的に相手の撮影を始めた、と、描写したが
此処で相手を見つめている水晶眼にも変化が生じる
ぶぶ、と、乱れるその結晶の膜上に投影される景観の変化
常日頃においては恐らく疑似的な視覚に過ぎない淫魔の呪いの反映をより、鮮明に浮き立たせるかのように
そのたった今犯している膣内の様子を生中継するかのように相手の目の前にへと曝け出したのだ
即ちにおいて当然ながら開口しきっていない子宮口により近づき、肉薄し、吸い付き
ぎゅぽ…と、ついにはその穴を抉じ開けて内部にへと侵入して行く有様まで
子宮内でほどけるように繊毛めいて広がった幾筋もの細い触腕が、肉の秘宮の内壁の隅々を探るように動き始めている所まで
■セリノ > 「やだぁ……ローブめくらないでぇ……♥ 見ないで、撮らないでっ……♥」
四方から殺到するあまたの撮影触手。抵抗するすべもなくグイグイと捲りあげられるローブ。
胸を包むのはブラではなくサラシだが、ゆえに結び目を1つ解くだけでハラリと覆いが落ちてしまう。
丸く形のよい、年の頃と比較すれば大きめといえる2つの果実がぷるん♥と外気に晒される。
大きめの乳輪と、親指の先ほどもある主張の強い乳首。いずれも興奮で張り、色づいている。
低くなり始めた気温に、扇情的な湯気が色濃く漂う。もちろんそれは撮影を妨害するほどの濃さではない。
ごちそうの歓喜から一転、容赦ない凌辱地獄へと堕とされたセリノ。抵抗もままならず、慈悲を懇願する言葉を吐くことしかできない。
裏に『撮影者』がいる以上、このような媚びもまた相手の思う壺なのだろうが、我慢したり強気な言葉で繕うような機転はこの娘にはない。
「はーっ♥ はーっ♥ はふっ♥ う、んっ……♥ んぐっ……奥、ごりごりしない、で……♥
……っ、ぐ!? ぐぅ……ん、んんっ♥ んんんんおおおおお゛お゛お゛お゛!?♥♥」
どつ、どつ、と子宮口を小突かれるたび、詰まった悲鳴を漏らすセリノ。
食事の消化がいいため吐かずには済みそうだが、それ以上にありえない速度で体全体が重くなるのには恐怖を覚える。
そして、数回のノックによってあっけなくこじ開けられた禁断の扉に異形が殺到すれば。
乙女の面影からはありえないほどに野太い嬌声を絞り出し、のけぞる。
子宮内はサウナめいて暑く湿っており、鮮赤の内壁からは絶えずトロトロと白濁した本気汁が滲み出ている。
テンポの増していく喘ぎに合わせて、仔袋全体が切なく収縮し、2つの卵管口がくぱくぱと開閉して「奥の奥のさらに奥」の存在を主張する。
――その様をセリノは『呪い』の力で、自らの視界のごとく見れる(見てしまう)のだが。
眼前に魔術的な映像が投射され、自分の『子宮の目』とは違う画角で映されるの見てしまえば。
さあっと顔から血の気が引き、壊れたような、あるいはすべてを諦めたような笑みを浮かべてしまう。
「あ、あっ……あっ……♥ うつってる……みられてる……わたしの、いちばんはずかしいところ……♥
ひどいよ……ひどいです……♥ 女の子に、こんなことするなんて……う、ううううっ……♥」
存在するのか、声が届くのかさえ分からない『撮影者』を呪う言葉を紡ぎつつも。
……ぞくり。ひときわ大きく全身が震えると、子宮全体から絞り出すように分泌液が溢れ、魔術映像を束の間乱した。
撮られているという実感だけで、深いポルチオアクメを迎えてしまったのだ。その波は体内を幾度も反響し、なかなか引かない。
股間のカメラにもパシュパシュと断続的に潮が吹きかけられ、床の絨毯に盛大にシミを作っている。
これ以上、セリノはどう調理されるのか。如何様にされようともセリノには抵抗できず、もはやその気力も残っていない。
■E・T・D・M > 最早暴食の場はほぼ完全に色欲を満たすだけの場となっていた
放り捨てられた布切れはひらひらと宙に舞ったその後に、ずぶ濡れの卑猥な香気を立たせる水溜まりの中に沈む
相手の手に持たせていたナイフやフォークの代わりに
テーブルクロス上より伸びて来る触手の群はその手中にへと収まろうとし
柔らかな肉をつけた肢体にへとぬるぬるとわが身を擦り付け
あまつさえには先程までご馳走三昧に平らげていたその唇にまで奉仕を求めようとしている
匂い立つ性臭は完全に逆転したが、その根幹に残る美食の名残が、今迄相手が何を口にしていたのかを伝える事になるだろう
ちゅるるっ♡ぷちゅっ♡ちゅるるるるっ♡
相手のその声に応じる言葉の代わりに、過潤な分泌蜜を啜り立てる下品な音が、あたかも唇の刻印が鳴らしているかのように臍裏で響き始めた
味を気に入ったかのように柔らかな肉の毛が子宮内を舐り回し
頸部を越えて潜り込んだ内部で内粘膜の襞の一つ一つに沿って
その合間においてもごしごしと、開口せしめた子宮頸部を、一繋ぎの腸詰が絶頂を迎えたその直後にも擦り続けている
揺り籠のぬくもりを孕んだ胎内を一度二度とピストンが犯し貫く都度に内壁への走査は継続され
ついにはその空洞を晒している、卵巣にへと行き着く為の入り口まで見つかっている所まで見得ているし、見させてもいる
ぷつ、と、前後上下に胎内を味わうそれとは別行動をもって胎の中を泳ぐより細く分化した触手が、熱を孕んだ卵子の通り道に試すようにその末梢を突き刺したその頃合いに
内部からのその食味に従い、腹部において巻き付いていた有機のベルトと両脚の拘束に弛んだ
眼前には散々に食べ尽くした多くの皿に代り、新たな一皿が準備されつつある
相手の体の半分ぐらいの大きさは有りそうな1ホールのイチゴのショートケーキだ
但しそれが設けられているのはテーブル下の床面の上となる
大分食わせ続け最初の頃よりどれだけ重たくなったかも解らない
その駄目押しのデザートを食べさせる為にか、しゅるりと延びる肉の蔦はその背中の腰回りを抱え込むようにして
椅子から引きずり降ろして相手の這い蹲らせようと
曝け出されたその豊かな乳肉諸ともにケーキの上にへとダイブさせる為に
■セリノ > 「んお゛♥ お゛♥ ほ♥ やだ、やだやだやらぁ♥ その先行っちゃダメっ♥ ダメだからぁ♥」
執拗なまでに間断なく行われる、繊毛触手による女性器深層部への責め。
Gスポットを砕き、子宮頸部を蕩かし、子宮内壁をくすぐる、人間には決して不可能な多次元の責め。
普通の女の子でも程なく堕ちるであろう容赦ない凌辱に、もとより感度の高いクソザコのセリノが耐えられるはずはなく。
心身ともに屈服しきり、あらゆる弱点を触手トラップへとさらけ出してしまう。イカすも焦らすも触手の思いのままだ。
卵管にまで極細触手が入り込めば、ツンと針を刺すような刺激に一瞬顔をしかめるも、すぐに恍惚に蕩けてしまう。
表情と同期して卵管そのものも弛緩し、ぞわぞわと快楽に蠕動しながら異物をさらに奥へ奥へと導こうとする。
その隘路の行き詰まりでは、1対の卵巣がとくとくと心臓めいて脈打ち、排卵の準備を進めていた。
雄の性臭をたたえた触手が唇に触れれば、卵巣の熱はさらにぐんと熱く爛れたものとなる。
セリノの歪められた五感が、この触手が秘めている精液、ひいては先程ワインに混ぜて飲まされた白濁の正体を悟らせる。
――ただの精液ではない。人間のものもそうでないものも混ぜられたカクテルだ。そんなものが今、肚の奥に放たれたら……。
底知れない恐怖に目を見開くが、それ以上に被虐の歓びに口角が上がり、つい舌で触手に奉仕を施してしまう。
そんな風に、触手にされるがままの肉人形に堕していたセリノだったが。
唐突に腰の戒めが解かれ、ローブが取り去られ、生まれたままの姿で卓の下へと這いつくばらせられてしまう。
ずしり、と四肢に負荷がかかる。やはり全身が重くなっている。
脚を閉じることもままならず、八の字に開かれた脚の付け根では肛門までもが撮影水晶に晒されてしまう。
そして卓の下にて彼女の鼻先に突きつけられたのは……。
「……えっ、な、なにこれ……。や、やだっ……こんな状況で、こんなもの……っ♥
やだ、やだやだやだぁ!! た、食べたく、ないっ♥ せめてっ、えっちかケーキか、どっちか片方でぇ……♥」
見たこともないような特大ホールケーキ。思わず目を見張ってしまう。
王都の商店街のショーウィンドウで見たことはあるが、高いし味わえないからと無視していたごちそう中のごちそう。
しかもその大きさは今までみたどんなケーキよりも特大。
イヤイヤと必死にかぶりを振るものの、唇からは滝のように涎が溢れ、びちびちと絨毯に飛び散っている。
本心をいえば、今すぐにでもこのケーキを食べたい。全部は無理でも、一部分だけでも。
でもそれを、辱めを受けながら、撮影されながら行うというのがたまらなく恥ずかしく、怖い。
もっとも恐れることは、この仕打ちによって性的快楽と美食の歓びが自分の中で紐づけられてしまうこと。
そうなれば自分の人生はさらなる呪いによって穢れてしまうことになる。まともな人生からまた一つ遠のく。
それに今までの例からすれば、眼前のケーキがただのケーキであるはずもない。
……だが、拘束こそ緩んでいるものの結局、今のセリノは触手によって一挙手一投足を操られた肉人形。
最後の気力で踏みとどまってはいるものの、触手に押されればその顔や身体をケーキに預けてしまうだろう。
■E・T・D・M > ぐしゃ、と、あえもなく相手の抵抗を捻じ伏せる操りの糸は、そのまま生菓子の上にへとその体の上半身を引きずり込む
そして柔らかいスポンジと生クリームが今も奉仕を受けている触腕の手で下品に掬い上げられ、脱衣せしめたローブの代わりにその総身にへと塗りたくられ、或るいは拒絶の意思を示した口の中にへと押し込み始めた
もしも僅かでも舌の上に載せてしまえば甘すぎる程に砂糖を使った痺れるような甘味
そしてその予感の的中を物語る、そこに孕んでいる精臭が、これに精液が混在している事を教える事になる
摂取され、栄養に回り切らない己自身の分身は胎内ならぬ体内よりその身を犯し、消化器官である胃や腸の内壁を経由してぐりぐりと近しき子宮を捏ね始め
齎すマッサージは子宮に繋がるその周辺において既に兆し始めている排卵を促そうとしていた
その強引な給仕との同時進行において、ずこずこと犬のように這い蹲らせた柔らかい体の下半身を犯し続ける肉の触腕以上において、普通の性交ならば在り得ざる事が胎内で起きている
胎中を貫いたゼリーのようなやわく柔軟な触腕は、ぐ、と、出来るだけ窮屈な卵管内を傷つけないように内側にへと潜り込んだ
一対双方において辿り着くまでには易い、詰まる所は内臓の一部として接続されている卵巣の潜んでいる場所にまでは
外部においても相手の大事な所を苛めたそれらと同じような変化が内部を犯すその細い器官にも顕れ
生理周期がいかに巡っていようとも全く関係は無い
直接に卵を保管するその今も盛んに脈動し続けている器官にへと、疑似的な口がかぶりつく
これだけご馳走を振る舞っているのだから、出せ、とかくに要求するが如く
この時点で疑似的な淫魔の聴覚にノックを始める音は二種類存在する
じゅるっ♡ちゅうううっ♡ずるるるっ♡♡如何なるエグい口淫の音にも勝る卵巣をフェラする触手口吻の立てる淫音
そしてそこに接続しているが故に振動によって伝わって来るであろう水の流れる音だ
どくん、どくん、どくん、どくん、と、心音の拍動にも似た生きたポンプが汲み上げる精液の気配を最初は音で伝え
膣路を泳ぎ通り過ぎて行くその熱量で伝え、今も挿入されている子宮内において匂いで伝える
この以上な交接を続けるならば、次の瞬間にはその子宮内器官の尽くに目の前のショートケーキ宜しく『生クリーム』をぶっかけられる事を映像的にも感覚的にも相手に教える
■セリノ > 「はぶッ!? ん、んぐ、んむううううっ♥ や、やっぱりぃぃ♥ このケーキっ……おかし……いッ……♥」
四つん這いからつんのめり、上半身があえなくクリーム塊の上に倒れ込む。イチゴと乳首が触れ合い、コリッと鳴る。
口や上体にクリームが塗りたくられれば、その様相はさながら壁尻のよう。
悪い予感は的中するもので、クリームに見えたモノにはワインに混ぜられていたのと同様の『白濁』が含まれていた。
そしてセリノの呪われし味覚には、暴力的な砂糖の甘味も、濃厚な乳脂肪のコクも、ザーメンカクテルの滋味も等しく美味に感じる。
これまでの人生をまるごと否定するような莫大な味覚情報に舌が混乱し、ばちばちと脳に火花が散る。
とはいえ美味は美味。身体は勝手にケーキへと貪りつき、供される以上にクリームやスポンジを口に運んでは呑み込んでしまう。
「えぐっ、ぐっ、うぐっ……♥ お、おいひいよぉ……♥ 食べひゃいけにゃいのに♥ おいしいからっ♥ 食べひゃう♥
たしゅけて♥ もうかんべんしてぇ♥ 私の人生壊さないれぇ♥ んぐっ、あむっ、はぶっ……♥」
おいしい。あまい。しょっぱい。きもちいい。にがい。うまい。イク。ふるえる。のみこむ。酔う。イク。
しまる。ゆるむ。イク。あふれる。のみこむ。ひろがる。イク。くすぐったい。いたい。きもちいい。きもちいい。
全身が自分のものでないかのように乱雑に震えて弛緩し、脳髄が他人のモノになったかのように情報の奔流で粉砕される。
本能の赴くままにケーキを貪り食いながら、下腹部でも貪欲に触手を咥え込み、禁断の宝玉へと触手を導いていく。
ひときわ煌々と熱を放つ卵巣に触手の口がかぶり付けば、びく、と重くなった尻を跳ね上げ、コップを返したように大量の潮を吹く。
呪いによる疑似視覚・聴覚は自らの卵巣の惨状さえもつぶさに脳髄に送り込んでおり、目をそらすことはできない。
ケーキの上のイチゴのように、舐られ、齧られ、味わわれていく乙女の最重要器官。食べながら食べられる因果応報。
……ゆえに、もはやセリノの心は完全に砕かれてしまって。ケーキに顔を埋もれさせたまま、にへらと自虐的に微笑んで。
「……もういいです、いいですからぁ……♥ わたしのおまんこ、子宮、卵巣、食べちゃっていいですからぁ……♥
もっともっと食べさせて……ザーメンクリームのケーキぃ……♥ 口でも、お腹でもっ……♥
………っ、ふ♥ ふうっ♥ っ、う♥ んんんんんんんんんっ、う、んっ♥ んおおおおお゛お゛お゛お゛♥♥」
女性器を貫通する触手の中を何らかの質量が遡ってくるのを感じれば、本能か意図してか、媚びるようにお尻を振ってしまって。
それが子宮頸部を通過し、卵管口を通過し、卵巣に噛みついた触手先端までたどりつく経過をつぶさに感じ取って。
到達の刹那、ぷりゅん♥とザクロの粒が弾けるように、卵巣内で卵胞が割れた。排卵である。
口いっぱいに頬張っていた精液入り生クリームをごくりと嚥下すると、セリノはドキドキしながら次の大波に備える。
……卵巣内射精による特大の受精快楽に。
■E・T・D・M > ぴた、と、一瞬だけ触手群が停滞する
拒絶を吐き通していた相手の観念する許しを得た
その認識を得た瞬間こそが引き金を引くも同じ意味を持つ
散々に口腔経由で与え続けていた濃厚な旨味が胎内で破裂
どく、どびゅっ♡とびゅくるっ♡びゅるるるっ♡
本来ならば耳に鮮明には聞こえよう筈もないそれも呪いに苛まれた身体には耳元で囁かれているようなものだろう
音が弾ける、搾り機で吐き出されるクリームの如くに子宮内に、そしてその更なる奥にあるものにデコレートが施されて行く
子宮内壁のみならずその更なる秘められた深部に及ぶまで
ぴちぴちと適温で保管された新鮮な無数の混ぜられたミックス精子の群が無防備な卵子に殺到した、吸い付く、卵膜を突き破ろうとする、多種数多の味を教え込む
獣姦の更なる醜悪なパロディめいてテーブルそのものが獣となって這い蹲っている相手の上に覆い被さっているかのようにも見えるだろう
そこから生えている無数の触腕は甘味の法悦に相手を溺死させると同時に決して捕まえた被写体を逃すまいと
どくんどくんどくんっと注ぎ込まれる液体によって膨らむように出来ている子宮に繋がる下腹を抱え込むようにして振り媚びる臀部の肉を真上に吊りあげるような恰好だ
その構図すらも周囲に取り巻く多くの水晶眼が見つめている。瞬きをする都度にかしゃり、かしゃり、と、音が渡り
一瞬一瞬の映像が記録されているのが網膜のモニターに焼き付いているのが見えるだろう
その差し出された卵を外部から破り潜り込み、受精せしめるその瞬間すらも
■セリノ > 「――――――ッ!!!! ふうううぅぅぅ♥♥♥♥ っんおおおお゛お゛お゛お゛ほお゛お゛お゛お゛♥♥♥
いぐ♥ いぐ♥ いぐいぐイグイグイグイグイグイグイグぅぅぅ♥♥ 卵巣イグぅッッ♥♥」
卑猥な粘水音に卵巣の疑似聴覚が包まれる。疑似視覚が受精の瞬間をつぶさに捉える。
それは見知らぬ雄の遺伝子か、ふたなりか、犬か、豚か、オークか、ゴブリンか、ドラゴンか、魔族か、あるいは見も知らぬ魔物か……。
1つ2つ、そしてすぐに数え切れないほどに受精卵が作られていく。
おぞましいことに卵子までもが一時的に味覚を帯びてしまって。1つ1つ味の違う精蟲が身を潜らせ、その度に新感覚に雌の本能が震える。
外界や腹腔内から聞こえる無機質な音が、セリノの痴態を映像に収める無慈悲なる宣告音であることも悟っていて。
音が1つ響くたびに、拍手に応えるかのように全身をぞくりと震わせ、潮を撒き散らす。
いま、この宴席の卓下にあるのは乙女の肢体ではない。おぞましい味覚と受精快楽を同時に貪る、肥え太った雌獣の肉塊。
その醜態はハムめいて触手に絞め上げられ、絡め取られ、釣り上げられることで色濃くなる。ここから熟成工程に入るというわけだ。
だがセリノにはもはや抵抗の気概も体力も残されていない。ただ、口や胃、そして子宮内に残る美味の残滓に酔いしれるのみ。
「………っお…♥ …………おん♥ おぅ………っ、ん、ぐっ………お゛ぁ………♥」
その過程はどこまで撮影され続けるだろうか。ともあれ、性的倒錯者のお眼鏡に叶う映像になっていれば幸いである。
…………。
………。
人を害さぬE・T・D・Mの原則に従い、セリノもいつかは解放されることだろう。
増えた体重まではすぐに元に戻らず、歩くことすらままならないため、遺跡探検の続きどころではなかった。
ほうほうの体で地上まで戻り、十数日の野宿と遅い足取りの果てにようやく王都へと戻る。その間一食も要らなかったのは不幸中の幸いか。
その後のセリノの生活習慣にはひとつ大きな変化があった。
これまで外から見るだけに留めていたケーキショップに足を運ぶようになり、ケーキを買うようになったのだ。
当然それは食べるためではない。オナニーに使うためだ。
あの日ダンジョンで受けた凌辱の倒錯と恍惚を想起し、下品なクリームまみれになり、獣めいて四つん這いになってはしたなくイク。
味の感じられないイチゴを口の中で弄びながら、卵巣を好き放題に咀嚼されていた屈辱を思い出してまたイク。
セリノにとってケーキ屋は甘味処ではなく、アダルトグッズの店と同等の扱いとなってしまったのだ。
またひとつ、セリノの人生が「ふつう」から外れたのであった。可哀想に……。