険しい山々が連なる九頭龍山脈。
その麓には「山賊街道」と呼ばれる街道が走っている。
その名の通り、山賊などがよく出る場所であり、山の近くや山中を歩く際は注意が必要である。
山賊のアジトなども山中に数多く存在している。
財宝が眠るという洞窟やダンジョンも数多い。
その一方、温泉がよく出る場所でもある。
そのため、温泉宿なども点在し、湯治に訪れる兵士なども少なくない、

※山賊街道や山の中など、そのようなシチュエーションなどでお楽しみください。

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参加者(0):ROM(1)
Time:15:58:33 更新


ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からエレイさんが去りました。 (05/16-02:33:23)
エレイ > 「──ほいほい、ほいっと……」

山奥の、とある山賊のアジト。
その中で現在、薄汚れたなりをした屈強そうな男が、金髪の男に組み伏せられて縄で縛り付けられているところだった。

縛られている男は山賊の頭領。すでに気絶させられているようで、白目をむいて力なく開いた口から涎さえ垂らし、
縛り上げられている最中も無抵抗でピクリとも──否、時折ピクリと身じろぎはしている。
そしてその頭領を捕縛した金髪の男は、山賊たちの生け捕りの依頼を受けた冒険者。
すでに他の山賊たちの捕縛は済ませ、今縛っている頭領を残すだけだった。

「ふぅ。これに懲りたらもう悪いことは改心するべきだろうなまああ聞こえちゃいないだろうが」

などと眉下げて笑いながら、捕縛を終えた男はウエストバッグから何かしらの紙を取り出すと、ベシっと雑に頭領の身体に押し付ける。
するとその紙に書かれているもの──魔法陣が光を放ち、そこに刻まれた魔術が発動。
紙が消滅するとともに陣が頭領の下の床に広がり、彼の姿をそこから光とともに消し去ってしまう。
転送魔術により然るべき場所へと送られたのだ。
他の山賊たちも同様に送られているため、今やアジトの中は男を除いて無人──のはずだ。
転送を見届けると、男はのそりと立ち上がり。

「依頼完了っと……すぁて、軽く中を見回ってから帰るとするかねぇ」

ひと仕事終えてぐーっと両腕上げて背筋を伸ばしてからそう独りごちると、男は
アジト内を見物すべく悠然と歩き回り始め。
(05/15-23:11:29)
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にエレイさんが現れました。 (05/15-23:10:35)
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/洞窟」からアキアスさんが去りました。 (05/13-23:09:26)
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/洞窟」からロシェルさんが去りました。 (05/13-23:08:50)
ロシェル > いざ採取を、と思った矢先、背後から声をかけられ思わず肩が跳ねる。
咎められたと思って――ではなく、まさか声をかけられると思っていなくて、の驚き。
小型のピッケルは手に持った儘、緩い動きで振り返り。

「――ああ、アキアスさん。 そうなんです、とても珍しい魔鉱石を見つけまして!」

ぱ、と華やぐ表情だけでなく、返す声も些か跳ねた調子。
壁近くでしゃがみ込む体を少しばかりずらせば、相手にも己の言う”珍しい鉱石”が見えるだろう。

そんな、穏やかな雰囲気が続くのはいつまでか。
瞬く間にか、はたまた――――。
(05/13-23:08:01)
アキアス > 山賊退治の臨時冒険者パーティーでの依頼中。
魔物との遭遇戦なども危なげなくこなせる同行者達に安堵しながら。

休憩にと立ち寄った洞窟。
道中で目を付けていた聖職者の女が一人、洞窟の奥へと進むのを見つけて。

特に気配を隠したりはせず、背後から近づいていく。

「良いモンでも見っけたかい、シスターさんよ」

背後からでも解る肉付き良い腰元を無遠慮に眺めながら声をかける。
ピッケルを取り出す彼女には文字通り掘り出し物を独り占めしていると咎めるようにも聞こえるだろうか。
(05/13-22:53:23)
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/洞窟」にアキアスさんが現れました。 (05/13-22:40:46)
ロシェル > 山賊討伐の依頼をギルドから請け、数名のPTを組んで訪れた九頭龍山脈の麓。
目的地である、山賊達が根城にしている”らしい”小屋まではまだ距離があるとの事で、
小休止がてら洞窟の浅層――入口にほど近い場所で魔物除けの香を焚きいて陣を取っていた。

己はと言えば、そこから少しばかり離れ、洞窟の中を進む。

「……こんな場所でこれにお目にかかれるとは――僥倖でしょうか。」

とは言っても、仲間たちのいる場所からはそう離れてはいない、大声を出せば問題なく届くだろう距離。
珍しい魔鉱石に釣られてしまいはしたものの、流石に我を忘れることもない。
採掘用の小型のピッケルをマジックバッグから取り出し。
(05/13-21:51:47)
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/洞窟」にロシェルさんが現れました。 (05/13-21:38:31)
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」からエストさんが去りました。 (05/11-23:10:05)
エスト > 「これで全部っと」

九頭龍山脈の山中、とある山賊のアジトで最後の一人に短剣を突き立てる。
念のためと脈が無い事を確認すれば、これで討伐完了と息を吐き。

「最近それなりな山賊って聞いてたけど…こんなもんよね」

ギルドで討伐依頼が出る程度には名が売れていたが、眠り薬を使用した不意打ちで駆除。
急に名前が売れると警戒心が足りないのだろうか、そんな事を考えては短剣を抜き。
血払いを行い鞘にしまえば,向かうはアジトの奥。

運が良ければため込んだお宝が残っている可能性があり、それはギルドに報告義務はあるが一部を懐に入れても問題はなく。
そういうのがあれば臨時収入にもなるので、あるかなと少しの期待を胸に、アジト内を探索して。
(05/11-22:32:12)
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/山中」にエストさんが現れました。 (05/11-22:27:19)
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道/アジト?」からサイエーガ・テンタクルさんが去りました。 (05/04-22:44:45)
サイエーガ・テンタクル > 街道より離れた山中のどこか。
点在する洞窟の一つを根城にしている山賊のアジトがあった。

彼らの戦利品は全てそのアジトに収められ、その幾つかは金銀へと変えられ、その"幾つか"は彼らの肉欲を満たすがために使われる。
悲哀も、悲嘆も、悲劇も、何度も繰り返されたその山賊たちのアジトは今はもうすっかりと様変わりをしてしまっていた。

誰が持ち込んだか。或いは持ち込まれたか。
その日も意気揚々と戦利品を持ち帰った山賊であった男の一人が"戦利品"へとのし掛かったその際に、胸元から"芽"が生え、"花"開いてしまったのが契機となり――他の男達もまた同様の顛末へと至ることとなる。

"花"開いた者達は、"花"開かなかった男達を間引き、
"戦利品"たち、また溜め込まれた"財貨"へと手を伸す。

山賊達の浅ましい欲望に晒されてきた女性達は、"花"開いた者達の繁殖欲に基づいた肉欲へと晒されることとなったことに気付くのは――膨らんだ胎から産まれ堕ちた異形のそれを見たときだろう。

その時にはまともな思考や理性を保てている者がいるだろうか。
人の形をした牡に混じるように、獣型の魔物や産まれ堕ちた触手の異形が牝胎を求める小さな淫獄の園へと変わり果てていた。

――というのが、約半月前にその地獄から逃げ出すことに成功した被害者から齎された情報である。
(05/04-22:17:58)