港湾都市ダイラスの船着き場。
国内外からの多くの船舶が碇を降ろす場所であり、毎日多くの人、奴隷、物資が運び込まれ、積まれていく。
そのため、倉庫街なども軒を連ねている。
さらには奴隷市場も併設されている。
海の男たちは荒くれ者が多く、柄はあまりよくない。
酒場が近いために酒に酔った男などもおり、下手にふらふら歩いていると絡まれることもあるだろう。

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参加者(0):ROM(1)
Time:07:04:19 更新


ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からライラさんが去りました。 (05/30-23:19:31)
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からエズラさんが去りました。 (05/30-23:19:03)
エズラ > 【部屋移動】 (05/30-23:19:01)
ライラ > 飛び乗れば当然ボートは揺れるがそれほど大きな揺れではなく。
安定感に多少の問題は有るかもしれないが、乗るには十分な大きさ。

出航するという言葉と共に綱を解いた男もボートに飛び乗り。
ボートは更に揺れるがその勢いもあったのか岸を離れ始め。
急に剣を取り出す様子に警戒をするが、後方へ行くのを眺め。

「面白い仕掛け?」

剣を抜くのを見ては何がと興味を持ち、最後尾に何故か設置されている台座。
そこに剣を差し込むのを不思議そうに見るが、それで船が動き出すことに驚き。

「そんなに立派な船なんだ。驚いたよ」

まさかの魔導仕掛け、絶対に高いのにと思えば男は稼いでいるのだとみてしまい。
操縦席に男が移動し、ボートが動き出せば海を眺めるようにして。
(05/30-23:14:52)
エズラ > 彼女が飛び乗ったボートは、その衝撃でゆら、ゆら、と数度、左右に揺れ。
個人所有の小型ボートゆえの安定感の悪さだが、男の荷物を加味しても、乗船スペースはまず十分。

「決まりだな――そんなら善は急げだ、出航するぜ」

綱を解いて男もボートに飛び移る。
先ほどよりも更に揺れるが、船がゆるゆると岸を離れていく。
そうしておもむろに荷物の中から剣を取り出すと、片手に提げたままボート後方へ。

「こいつはな、ちっと面白い仕掛けがあるのさ――」

鞘を払って刀身を露わにするや、ボート最後部に設置されていた台座に、半分ほどその剣を“鍵”のように差し込む。
すると、ボートが微動し――船が進み始めたではないか。

「“魔導”ボートだ。オレの剣は魔術触媒にもなっててな――」

どうやら台座内部に何らかの魔導機械装置が組み込まれているらしい。
操縦席に移動して器用に舵を切れば、ボートは緩やかな足取りで街へと走り始めた――
(05/30-23:08:40)
ライラ > 「いきなり宿を取ると高くなるから、出来たら船を探したいんだよね」

お陰で困ってるとあまり困っていない様子で答え。
それで船を回っていると説明すれば、ボートを指す男。

「いいの?助かるけどさ。対して払えないよ?」

綱を解いて提案をする男にいいの?と聞き返し。
駄目なら聞かないよねと考えれば、少し助走をつけて船に飛び乗っていく。
(05/30-22:57:54)
エズラ > 「なんだ、そういうことかよ」

事情を聞いて、彼女がうろうろと所在なさげにしていた理由が判明。
それなら、と己の粗末なボートを指して。

「乗り心地は保証しねぇが、船酔い覚悟で乗っていくか?」

もやい綱を解きながらそう提案する。
彼女がどのような選択をするにせよ、その決断を聞き次第出発するつもりの様子で。
(05/30-22:53:47)
ライラ > 「それは覚ええるよ。楽な仕事だったのに疲れる事したし」

男が上がってくれば一歩下がって場所を開け。
本当に久しぶりと緩い笑みを向けて、その身軽な姿を眺め。

「偶然だね。僕も依頼でこっちに来たんだよ。配達は楽でいいね」

ボートを示され、立派だろうと指されると小さいがいい船に見え、そうだねと頷き。
新しい古い、綺麗ぼろぼろは気にせず、使うにはちょうどよさそうなサイズに思え。
借りているのか所有しているのか、どちらにしてもこういうのを使えるのはすごいとみて。

「こっち?依頼先のせいで帰りのチケットがなかったからね。船を探してるんだよね」

困ったように肩をすくめ、あっちの船に聞きに行くところと先の中型船に目を向けて。
(05/30-22:47:00)
エズラ > 「覚えててくれて嬉しいぜ――」

木の軋む音を響かせながら、岸に上がる。
身軽な様子で、どうやら荷物をボートに積み終えたというところらしい。

「仕事でここらに用があってな――これから戻るとこなんだ」

どうだ、立派なもんだろう、とボートを指す。
そこら中が傷だらけ、型式も最新とは程遠いが――
個人所有するにはそれなりの稼ぎが条件となる。

「そっちはどうした。街に戻る客船ならあっちだぜ」

ちょうど、彼女が歩いてきた方へ視線を向けて。
(05/30-22:41:48)
ライラ > 「……はえ?」

次はあの船はどうだろうか?そう考えて中型船に足を向ければかけられる声。
何処からかと声が聞こえたほうへと視線を巡らせるとロープが見え。
その先には先ほどから回っている船とは違う小型といえるボート。
そこに前日に同じ仕事を受けた男の姿を見つけ。

「あれ?お久しぶり。エズラであってるよね?」

変な場所で会う事に少し驚き、操縦席から顔を出す男が乗る船に近づいて。
(05/30-22:35:41)
エズラ > 「よう、また会ったな――」

途方に暮れて船を巡る女に声がかかる。
船着き場の係留から伸びるロープの先、ボートの上からである。
そこらに浮かぶ巨大な客船や貨物船とは比較にならないほど小さいが――
その作りは十分に外洋へ出られる構造をしていた。

「覚えてるぜ――確かライラ、だったな」

操縦席から顔を出したのは、いつか彼女と“剣”ならぬ――“棒”を交えた男だった。
(05/30-22:30:40)
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にエズラさんが現れました。 (05/30-22:24:35)
ライラ > 「あー…もう、ついてない」

港湾都市にまで依頼で出向いたが、運悪く帰りの船のチケットが取れないという事態に。
予定では帰りの船のチケットは依頼先が用意をしてくれるはずであったが、きちんと話が出来ていなかったのかチケットではなく船代を渡されてしまう。
そしていざ港に向かってもチケットを買えるはずもなく、早くて翌朝という話。
それを聞いては思わず文句を口にしてしまうのも仕方なく。

「他に乗れそうな船があればいいんだけど……ないなら宿探しかな」

宿は宿で飛び入りは高くつくので嫌なのだが背に腹は代えられず。
だが今は乗れる船がないか、貨物船でも漁船でもいいのであれば御の字。
そう考えて港に停泊する船を回って歩く。
(05/30-21:27:06)
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にライラさんが現れました。 (05/30-21:23:32)
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からライラさんが去りました。 (05/30-21:22:45)