王都マグメール内の平民地区。
その名の通り「平民」が多く生活する。
王都内でも特ににぎわう場所であり、大通り、広場、路地裏、宿、酒場、冒険者ギルド、奴隷市場、衛兵詰所などの様々な施設や商店が存在している。
多くの種族、身分の人間が往来する場所である。治安も比較的良い方である。
しかし、それが絶対というわけではない。
濡れ衣を着せられた平民や貴族、王族、囚われた捕虜などが広場で晒し者にされたり、下手に路地裏に入れば襲われることもある。
腐敗した衛兵や役人の罠にかけられることもあるかもしれない。
平民地区と言えど、いまや様々な危険が潜んでいる。

※平民地区の設定にあう範囲で、色々な場所、シチュエーションなどを考えてお遊びください。
 なお、ご自身で考えられた施設などとして遊んでくださっても構いません。

●フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
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参加者(0):ROM(1)
Time:13:52:58 更新


ご案内:「平民地区 白昼の訓練所」からティカさんが去りました。 (05/16-23:45:35)
ティカ > 【部屋移動します】 (05/16-23:45:30)
ご案内:「平民地区 白昼の訓練所」からホウセンさんが去りました。 (05/16-23:44:50)
ホウセン > 持ち合わせた財力を見せびらかすなんて、どこに悪意があるか分からぬ王国では迂闊も迂闊。
それを知らぬ妖仙でもないが、撒き餌としては十分な効果を発揮したらしい。
突発的な事柄で慌てれば、多少のことは思考から弾き出されてしまおうという目論見どおりに。

「えぇい、強ぅ引っ張るでない…」

抗議の声のようなものを漏らしつつ、然し柔らかそうな唇は弧を描いて――
(05/16-23:44:44)
ティカ > 黒髪黒目と黄色がかった柔肌。
その身に付けるはこの辺りでは見かける事の無い異国の着衣。
けれどもその布地は素人目にもきちんとした物に見えるし、そもそも癖のない黒髪の艶や指先に至るまで柔らかそうな肌からして苦労知らず。大商人か貴族の子といった風情。
珍妙で大仰な口調も付け焼き刃とは思えず、見れば見るほど近所の鼻タレとは違うのだと理解させられてしまう。
とはいえ、デコに一発くらった際の反応は子供そのもので大変に愛らしい。思わずチビの口元も綻ぼうというもの。

「―――――どわぁっ!? お、おいおいこんなトコでそんな金見せびらかしてんじゃねぇ! ちょっとこっちこい!」

ともあれ、ただの悪戯とも思えなくなり、少し真面目に聞いてみようかと思った矢先、その懐から取り出される巾着袋。
たっぷりの貨幣が詰まっている事を精緻な刺繍の膨らみに見せつける様子には猫目も大いに開かれた。
ただでさえむっちむちの汗だくチビと、珍妙な格好のぼんぼんという人目を惹く組み合わせ。幸いにしてギャラリーの多くは大慌てでそれを少年の懐に突っ込み直したチビのたわわの揺動や少年とも少女とも付かぬ童子の愛らしく整った顔立ちに目を向けていたため、膨らんだ金袋を目にして良からぬ思いを抱いた者は出なかった……と思いたい。
小麦の手は彼の手首をむんずと掴み、とりあえずは人目の無い隅の方―――荷物置き場とシャワールームのある辺りに連れ込もうとする。
(05/16-23:33:43)
ホウセン > 兎角、冒険者達の事情というものに詳しくは無いのだが。
あちらこちらで飛び交っている視線の存在と、含まれた情動の色は拾い上げられる。
汗に濡れて肌が透けるような娘が居るのだ、さもありなんといった所だろうと。
もしかしたら、王国の小童とは文字通り毛色の違う美少年に、色欲を抱いた視線も混じっていたかもしれないけれど。
少女から視線を向けられ、漸く認知されたと悟って、細っこい両手両足は大人しく。

「悪戯で、冒険者に依頼を持ち込む方が危険じゃとは承知しておるつもりでな。
言質を取られて、ケツの毛までむしられてしもうては叶わぬじゃろう…しっ!?」

少女からの忠告にも、ふふんっと踏ん反り返り気味。
表面上の振る舞いからすると、良い所のボンボン風ではある。
ケツの毛どころか下の毛も生えているのか怪しい年頃なのに、態度だけは物怖じした風もない。
伸びる指先には、敢えて避ける素振りを見せず、甘んじて受けて――カクンと大仰に首を仰け反らせ。
何をしてくれると言いたげに、黒い瞳を半目にして、じとぉ…と。
ご丁寧に額を抑える仕草まで付けて、愛嬌のようなものを滲ませ。

「ギルドを通しても良いのじゃが、手数料分を引かれるのが業腹という事もあろう。
それに、手続きをしておる間に、お主の手が埋まってしもうては本末転倒も甚だしかろう。
手付けなら――」

気を取り直してというか、めげないというか。
口から先に生まれてきたというようにまくしたて、オマケに袂へ手を引っ込めて中身を探るように。
不用意なまでに堂々と引っ張り出した巾着は、普段使いの割にはやけに刺繡が細かく施されており。
外身からでも漏れる金銭の匂いを裏付けるように、ずっしりと重たげに揺れて。
この頓珍漢で性急なオファー。
本当に割の良い儲け話なら、他の冒険者たちに見聞きされながらするのは、要らぬトラブルを招きかねない。
少女が世事に慣れているなら、人目を憚って雇用主(仮)をどこかに引っ張っていく位はするかもしれぬ。
そんな迂遠な仕掛けを施すのは、人ならざる者の目を通すと、少女の肉体に色々と”面白そうなもの”が視えたから。
(05/16-23:14:26)
ティカ > スラムの少年めいて粗雑な言動とちんちくりんな背の低さは、稚気も色濃い童顔と相まって性経験とは縁遠い思春期前の童女の風情。
しかし、訓練場にいる男の多くは、このチビが既に経験を済ませている―――どころか、かなりの頻度でヤりまくっている事を知っていた。
実際にむっちりとして食いでのあるコンパクトな体躯を抱いた者も少なくはない。
多くは新米女冒険者が金欠時に行う娼婦仕事で、中には無力なチビを力付くで押さえつけての強姦で。
それでも逞しく冒険者を続けてじわじわと実力を付け、舐めて掛かってくる同年代相手に勝利を収める事も増えて来た少女は、額の汗を拭う手を止め勝ち気な表情をふと曇らせた。

「――――にしても………あいつとのセックスでは普通に孕むん、だよな……? つーか、むしろ危険日レベルでがっつり排卵するっつってたし、そんな状態で毎度毎度中にどっぷり出されて……………これ、大丈夫か……?」

いや、どう考えても大丈夫ではあるまい。
危険日の生中出しを、出会うたび、飽きもせず、凹んだお腹が膨らむほどに繰り返されているのだ。普通に考えればとっくに孕んでいてもおかしくない。

「だ、だとすると、月のモンが来ねぇのも…………んあ?」

不穏な考えに童顔を青ざめさせたチビだったが、その眼前、普段の訓練場ならば紅瞳の向かう事のない下方からの声掛けに猫目が瞬く。
小柄なティカより更に低い小躯。つややかな黒髪も愛らしい少女――――いや少年だろうか。そんな童子からの直接依頼に

「―――――おいガキ。いたずらなら他所でやっとけ。ここで下手な事してっとマジでぶっ飛ばされたりすっからな」

苦笑と共に伸ばした腕が汗濡れていやらしくぬめる無毛のぷに腋を晒しながらぺちんっと少年のデコを指先で弾こうとする。
(05/16-22:51:32)
ホウセン > 白昼の訓練場。
どうにも汗臭く、筋肉の軋む音や肉同士がぶつかり合う音に事欠かぬイメージのある場。
そんな所に、ひょっこりと顔を出した、荒事とは欠片も縁のなさそうなちんまいシルエット。

現れたのはたまたまで、またぞろ自身の隊商に付ける護衛を探して、目ぼしい冒険者はいないかと見て歩いてたからだ。

「ふむ、腕前は悪ぅなさそうじゃな…っと。
早ぅ声を掛けねば、誰彼かに雇われてしまうやもしれぬ。」

立ち合いを具に観察した結果、妖仙の眼鏡に適ったらしい。
見物人の合間を、ひょひょいっとすり抜けて、少女の目前に登場。

「お主、荷運びの護衛の仕事に興味はありゃせんかのぅ?
手当は並より色を付けるつもりなのじゃが。」

その声は、変声期前の高い響き。
目をやれば、きっとぴょんぴょんと跳ねて存在をアピールしているやもしれぬ。
子供にしか見えぬ発言者に興味を持つか、与太話に付き合っていられぬと追い払われるかは分からぬ所だが。
(05/16-22:41:30)
ご案内:「平民地区 白昼の訓練所」にホウセンさんが現れました。 (05/16-22:33:32)
ティカ > 「へっへっへ、悪ぃけどあたしの勝ちだな♪」

相手の心臓と首筋にピタリと模擬剣を突き付けて、猫を思わせる紅目をにんまり細めて勝利を宣言する。
白昼の訓練場。
ギャラリーの中には上位冒険者の目もある状況での、言い訳のしようもない敗北。
酷く悔しそうに歯ぎしりしつつも、対戦者である駆け出し冒険者は無様に足掻く事はせず、せめてもの負け惜しみと共に賭け金を叩きつけて去っていった。

「はー、月のモンに煩わされねぇってのはほんっと爽快だぜ♪ これについてはあいつに感謝してやってもいいな、うん」

双剣を収め、新米からせしめた金貨を拾い上げたのは、むちむちといやらしい肉付きとは裏腹に子供めいて小柄な背丈の少女である。
チューブトップにてDカップを包み込み、赤いショートパンツにむっちりとした太腿を食い込ませた軽装は、こんがりと焼けた肌を珠汗で光らせる健康美――――のみならず、白布が濡れ透けさせた豊乳先端のピンク色と腋下や乳谷から溢れる若い娘のフェロモン臭の醸すエロスを纏っていた。
(05/16-22:20:54)
ご案内:「平民地区 白昼の訓練所」にティカさんが現れました。 (05/16-22:20:37)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」からラリーさんが去りました。 (05/14-00:46:18)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」にラリーさんが現れました。 (05/14-00:45:08)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」にラリーさんが現れました。 (05/14-00:45:01)
ラリー > 平民地区内のその小さな古書店は、わりと地区の中心の近くにありながらほとんど目立たず、立ち寄る者もそう多くない。
また古書店という性質上、商品の劣化を避けるため出入り口の向きなど日差しが殆ど入らない設計になっていて、店内は薄暗い。
そんな店の奥、接客カウンターの向こうで椅子に座って文庫本を読んでいる店番らしき少年の姿があった。

この店は少年の実家が経営しているもので、書類上は別の人間を立てているが実質的な店長は少年が務めている。
それ故、この店は少年にとって学院の図書館以上に自由のきくテリトリーである。
獲物となる対象が訪れれば、ほぼ確実に術中に囚われる羽目になるだろう。
もっとも、客足の少なさから獲物の出現は図書館以上に運任せではあるが…その時はその時、が少年のスタイル。
ただ静かに、読書に没頭しながら客の訪れを待ち続ける。

なお主な客層は通常の書店では見つからないような商品を求めるマニアックな本好きか、
遠方の客との本のやり取りの依頼を受けた冒険者あたりとなる。

「…ん」

そうしていれば来客を告げるドアベルの音が響いて、少年はゆっくり本から顔を上げ
珍しく現れた客の姿を視界に入れた。
さてその客は少年の獲物になりうるような者なのか、それともなんでもない一般客か…。
(05/13-23:49:53)