王都マグメール内の平民地区。
その名の通り「平民」が多く生活する。
王都内でも特ににぎわう場所であり、大通り、広場、路地裏、宿、酒場、冒険者ギルド、奴隷市場、衛兵詰所などの様々な施設や商店が存在している。
多くの種族、身分の人間が往来する場所である。治安も比較的良い方である。
しかし、それが絶対というわけではない。
濡れ衣を着せられた平民や貴族、王族、囚われた捕虜などが広場で晒し者にされたり、下手に路地裏に入れば襲われることもある。
腐敗した衛兵や役人の罠にかけられることもあるかもしれない。
平民地区と言えど、いまや様々な危険が潜んでいる。

※平民地区の設定にあう範囲で、色々な場所、シチュエーションなどを考えてお遊びください。
 なお、ご自身で考えられた施設などとして遊んでくださっても構いません。

●フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
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参加者(0):ROM(1)
Time:21:45:48 更新


ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」からラリーさんが去りました。 (05/31-03:27:05)
ラリー > 平民地区内のその小さな古書店は、わりと地区の中心の近くにありながらほとんど目立たず、立ち寄る者もそう多くない。
また古書店という性質上、商品の劣化を避けるために出入り口の向きなど日差しが殆ど入らない設計になっていて、店内は薄暗い。
そんな店の奥、接客カウンターの向こうで椅子に座って文庫本を読んでいる店番らしき少年の姿があった。

この店は少年の実家が経営しているもので、書類上は別の人間を立てているが実質的な店長は少年が務めている。
それ故、この店は少年にとって学院の図書館以上に自由のきくテリトリーである。
獲物となる対象が訪れれば、ほぼ確実に術中に囚われる羽目になるだろう。
もっとも、客足の少なさから獲物の出現は図書館以上に運任せではあるが…その時はその時、が少年のスタイル。
ただ静かに、読書に没頭しながら客の訪れを待ち続ける。

なお主な客層は通常の書店では見つからないような商品を求めるマニアックな本好きか、
遠方の客との本のやり取りの依頼を受けた冒険者あたりとなる。
少年の修理の腕はそれなりに定評があるため、そうした依頼もぼちぼちやってくる。

「…ん」

そうしていれば来客を告げるドアベルの音が響いて、少年はゆっくり本から顔を上げ
珍しく現れた客の姿を視界に入れた。
さてその客は少年の獲物になりうるような者なのか、それともなんでもない一般客か…。
(05/31-00:53:29)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」にラリーさんが現れました。 (05/31-00:53:13)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアードルフさんが去りました。 (05/29-21:21:43)
アードルフ > ──カラン。

幾つかのカクテルを作っては飲んだ後。消える明かりと共にカウベルも室内へ。
(05/29-21:21:40)
アードルフ > 「偶には、カクテルの練習でも、と思うは思うんだが、どうにもなぁ。」

酒と他の素材の組み合わせは無限大。だからこそ面倒が先に立つ。
知識としてはあってもシェイカーやストレーナーを洗う事を考えるとそれだけでも滅入るという物。

「まぁやっぱ…、こういうのが丁度いいよな。」

そう、手にした琥珀色と、柑橘の果汁をグラスへ注ぐと軽くステアし、出来上がるのは典型的なレディーキラー。
飲み口は甘く軽いが度数は高い。酒よりも強い果実の香りに満足げな笑みを浮かべながら、ちびり、ちびりと中身を減らしてゆく。
(05/29-19:43:24)
アードルフ > ─カランコロン

今夜もまた酒場が開く。仕入れ帰りかカウンターには幾つかの酒瓶が並び、琥珀色の物や東方の出物。果実酒等様々なものが並ぶ。
どれもこれも埃を被っていた古い代物。一つ一つ丁寧にふき取りながら棚に並べ始める。

「こういうのは、どうしても自分で飲みたくなるのが難物だなぁ…。」

古く珍しい物なら尚の事。味見なんて言い訳をしても良いはいいのだが……。
口開けを喜ぶ層が一定数居る以上それも無下には出来ず。
全てをふき取り、汚れた作業台と布巾を片付けてから、カウンターの中。客席に背を向けて並べた瓶をまじまじと眺めた。

店の照明を受けて光る瓶は、やはり美しい。とどこか恍惚とした表情で。
(05/29-19:16:08)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアードルフさんが現れました。 (05/29-19:07:00)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 路地裏の酒場」からアードルフさんが去りました。 (05/28-17:03:54)
アードルフ > ──トトトト

注がれる酒の音。融けて転がる氷の音。
結局、夜までカウベルが鳴る事は無く、酔いつぶれてしまったか
或いはどこかへ飲みに出かけたか。いずれにせよカウベルはまた室内に。
(05/28-17:03:53)
アードルフ > 昼下がりの路地裏。この時間だけは浮浪者も、娼婦崩れのたちんぼも居ない。
後ろめたい者たちは皆陽を避けるかのよう。そんな路地裏の一角で開く酒場。
珍しい時間から開けているのは店主の気紛れ。
そう、ただ時間が空いたから。扉につるされたカウベルが乾いた音を立てる。

「今日もまた、暑くなる──か?」

表通りに比べれば建物に遮られ陽の光は及ばない。多少過ごしやすくはあるものの暑い物は暑い。
カウンターの中へと戻るとロックグラスに詰める氷。そして度数の高い琥珀色を注ぐと、
自分が休めるよう中にも設置してあるスツールへ腰を下ろし寛ぐ。

傾けるたびに涼し気に鳴る氷の音が心地よく響き、古ぼけたアンティーク調の時計が刻む音を肴に豪勢な時間の使い方を。
(05/28-14:46:54)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 路地裏の酒場」にアードルフさんが現れました。 (05/28-14:39:16)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からガリアさんが去りました。 (05/26-23:42:05)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアルジェントさんが去りました。 (05/26-23:41:54)
アルジェント > 「………咬みつかれたがってる様に聞こえるんだが?」

若干の困惑。まあいいか、とスツールから立ち上がる。
水の代金はすでに渡していたので会計でもたつくこともなかった。

幾度かは訪れたことのある街ではあるが──
そこに詳しいものの案内には耳を傾ける。
知らないことも知っていることも、ひとまずは面白がるように応答しつつ、連れ立って歩いてゆくのだろう。
(05/26-23:41:06)