王都マグメール内の平民地区。
その名の通り「平民」が多く生活する。
王都内でも特ににぎわう場所であり、大通り、広場、路地裏、宿、酒場、冒険者ギルド、奴隷市場、衛兵詰所などの様々な施設や商店が存在している。
多くの種族、身分の人間が往来する場所である。治安も比較的良い方である。
しかし、それが絶対というわけではない。
濡れ衣を着せられた平民や貴族、王族、囚われた捕虜などが広場で晒し者にされたり、下手に路地裏に入れば襲われることもある。
腐敗した衛兵や役人の罠にかけられることもあるかもしれない。
平民地区と言えど、いまや様々な危険が潜んでいる。
※平民地区の設定にあう範囲で、色々な場所、シチュエーションなどを考えてお遊びください。
なお、ご自身で考えられた施設などとして遊んでくださっても構いません。
参加者(0):ROM(1)
Time:13:12:56 更新
■カルヴァ > 少年は殺し屋だ
ただし人間を暗殺したことはない、対象は魔族――それも吸血鬼ばかりだ。 対魔族、対吸血鬼用の兵器として訓練をうけながら育てられた少年だが時間があまればこうして奉仕活動をしたり、必要なら組織の許可を得てアルバイトだってする
名目上は街の自然な調査、内偵だが、少年にとってはその実、組織のまだ幼い子たちに肉やお菓子など、美味しいものを与えられるからだ。
奉仕活動も、教会や自分たちの評判があがれば内密にでも活動しやすくなるからだ。 だから少年はとても献身的に働く
■カルヴァ > 住宅地の一部
小さな教会のそば、馬車が通るには少々せまそうなぐらいの街路を、少年は黙々と箒ではいている。
大きなゴミがあれば拾い腰の袋に入れ、伸びすぎて歩道の邪魔になってしまいそうな枝があれば切っておく
依頼された仕事、というわけではない。ただの奉仕活動だ。
少年はあまり神様を信じてはいない。 生まれも育ちもあまりよろしくない、もし――神様が居たらこんなことも自分も育てた存在も許されてるわけないのだから。
とはいえ、自分は教会の組織の一員として生きているし、教会の多くの信者と住宅地の住民には関係のない話
だとすればこうして掃除などの奉仕活動をして小さな教会のお手伝いをするのも罪深い子羊には必要なことなのだろう。
時々すれ違う老婆が「おやおや偉いねえ」と深い皺の刻まれた顔をくしゃりとさせ微笑んでくれる。
そんな老婆に会釈をして、少年は黙々と箒をうごかす
ご案内:「平民地区・教会の周囲の住宅地」にカルヴァさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」からラリーさんが去りました。
■ラリー > 平民地区内のその小さな古書店は、わりと地区の中心の近くにありながらほとんど目立たず、立ち寄る者もそう多くない。
また古書店という性質上、商品の劣化を避けるために出入り口の向きなど日差しが殆ど入らない設計になっていて、店内は薄暗い。
そんな店の奥、接客カウンターの向こうで椅子に座って文庫本を読んでいる店番らしき少年の姿があった。
この店は少年の実家が経営しているもので、書類上は別の人間を立てているが実質的な店長は少年が務めている。
それ故、この店は少年にとって学院の図書館以上に自由のきくテリトリーである。
獲物となる対象が訪れれば、ほぼ確実に術中に囚われる羽目になるだろう。
もっとも、客足の少なさから獲物の出現は図書館以上に運任せではあるが…その時はその時、が少年のスタイル。
ただ静かに、読書に没頭しながら客の訪れを待ち続ける。
なお主な客層は通常の書店では見つからないような商品を求めるマニアックな本好きか、
遠方の客との本のやり取りの依頼を受けた冒険者あたりとなる。
少年の修理の腕はそれなりに定評があるため、そうした依頼もぼちぼちやってくる。
「…ん」
そうしていれば来客を告げるドアベルの音が響いて、少年はゆっくり本から顔を上げ
珍しく現れた客の姿を視界に入れた。
さてその客は少年の獲物になりうるような者なのか、それともなんでもない一般客か…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」にラリーさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からジェナスさんが去りました。
■ジェナス > 平民地区の大通りを紙袋を抱えて歩く。
今日は極々普通に散歩をしているだけである。
今やっている実験に対して材料不足が確認できたので、作業を中断して気分転換をしている最中だ。
以前貧民地区のあるお店で取り寄せを依頼した素材が、
まさかこの段階で必要になるとは想定外で久々に心底凹んでいる。
口にくわえている血の高ぶりを抑える煙草に似たそれも、これで何と3本目…普段は1本で2~3日持つ筈なのだが、
苛立ちのせいで効きづらいようで、つい口にしてしまっている。
よれよれの白衣姿によろよろの元気のない足取り。
口にくわえた煙草のようを咥えて歩く姿はろくでもない人間に見えてしまうだろう。
――…これでも国の機関に属する教員なのだ。
こんな姿は生徒にも同僚にもあまり見られたくない。
けれども背筋をシャンッと伸ばせる程には気持ちは落ち着いてもいない。
ハァ……。
今日一日で何度目のため息か数えるのも面倒だ。
眼鏡の奥の瞳もどんよりとしている、これも自覚ありで。
仕方ない、こうしてもいても…と帰路につく。
目的地は研究室に、ラジエル学院の方へと……。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にジェナスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からレトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からメアリさんが去りました。
■レト > 「は、はい……ホントに……それだけで……心配してもらったのにすいません」
へこへこと繰り返し頭を下げ、ただ一心不乱に非礼を詫びる。
だが、返ってきた返答は己が想像している苛烈な非難とは程遠い、あっさりとしたものだった。
「……え……あ、あのえっと……。……はい。それは十分に……。
夜遅くに突然すいませんでした」
呼吸を整えながら、ゆっくり顔をあげるとメットを外して深く頭を下げた。
その後、メットを被り直してふぅ と一息つけば「お気をつけください」と一言告げて女が進んでいくのを見送った。
(…………むっちゃくちゃデカかった。……いいな……)
じっと後ろ姿を見送り続ける男の中では、チャンスだったかも と少しだけ勿体ない事をしたなと思ったが後で面倒事になるよりは と言い聞かせ、他の同僚たちはどこに行ったんだろう と途方に暮れて余分な仕事に嘆息する―――
でも、次があれば なんてやましい願望も密かに抱いたまま、ズボンの中の違和感を堪えつつ任務へと戻るのだった。
■メアリ > 「我慢できなくて……?」
脂汗をかきながら目の前で謝罪を繰り返す男の思わぬ言葉に一瞬ぽかんと呆気にとられる。
まさかそんな直接的な理由があるとは思うまい。
「勢いでって……あぁ、具合が悪いのかと心配して損しました。
その様子じゃあ大丈夫そうですね。」
呆れて小さくため息を零しながら手を離すと、目の前の男をじと、と見つめつつ外套を広げて身に着ける。
留め具を止めなおすと何度も謝り倒す男に「もう大丈夫ですよ」と声をかけて。
「やましい事をしているわけじゃないと理解していただけたのなら、もう行きますね。
衛兵様もお仕事頑張ってくださいね。」
まるで胸を触られたことを気にも留めていない様子で微笑みを向けると、メアリは衛兵を残しその場から立ち去って行った――
■レト > 間近で見せつけられた谷間に、思わず手が伸びてしまった男。
しかし、その手を掴まれればはっと我に返り、顔には大量の脂汗。
「ぇ、あ……ご、ごごごごめんなさい!違うんです、違うんですこれはっ!オレ、思わず……」
ぶんぶんと首を振って取り乱す。
ボディチェックと称したわいせつ行為はすっかり民や旅人の間では悪名が知れ渡っているのだろう。
しかし、男の真意はそんなつもりではなく。
「……え……っと。ボディチェックとかそういうのでもなくてですね……。
お姉さんが何かやましい事してる感じじゃないのはさっきので何となくわかったので……。
……その、マジですいません……!!!」
持ち物検査はさっきので充分だと告げ、深々と頭を下げる。
ひたすら謝るしか出来なかった男は、女の顔をじっと眺めた後に豊かな谷間に視線を吸われ
「……我慢……出来なくて……ホントに、マジで手が勝手に出ました。すいません、すいません」
ひたすら低身長でへこへこと謝る。まるで衛兵と女の立場が入れ替わっているようで情けなかった。
恐らく上層部に名指しで苦情を入れられても似たような行為の常習犯である上司からは叱責される程度で済むかもしれないのだが。
…………王侯貴族の告げ口でもない限り。
「そ、そんなとこに何か隠してるなんて思いませんよ!ただ……マジで目の前まで見えて……勢いで……」
■メアリ > 幸い薄暗いこの場所では男の顔が赤く染まっていることに気が付けず、メアリはまだ体調がすぐれない
のだろうと勘違いして心配そうに男の顔を覗き込んだ。
「……!ちょっと、衛兵様?
夜遅くとはいえこんな人目のありそうな場所でボディチェックとは、
レディに対して気の使い方がなってないのではないですか?」
谷間に伸ばされた手は一瞬その柔らかな乳房に触れるも、メアリの手によって掴まれ阻止されてしまう。
まさかただ単に谷間を触れようと暴挙に出たとは思うはずもなく、怪しいものを持っていないかボディチェックを
されそうになったのだと勘違いしていた。
「ボディチェックを行いたいのならば、もっと人目につかないような場所で行っていただけます?」
別に変な物は隠し持っていませんけれど、と、どこか不満げなのはボディチェックをされるほどに
不審人物だと疑われていると思い込んでいるからで。