2025/03/02 のログ
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エスト > 「ほんと?それは嬉しいかな」

エールの代金が置かれると、早速にお代わりを注文。
隣の席に陣取られたのは気にせず、届いたエールに口をつけて。

「薬草に毒草?あ、あれかな。
あんなのって、一度場所を覚えると採取は簡単だからね」

他の依頼のついでに場所を覚えていたと返し。
群生地さえ覚えれば簡単だと笑って見せ。

「興味っていうより、そういう依頼の方が受けやすいのはあるからかも。
それは助かるけどいいの?」

優先的に回されるなら依頼に困らないので助かる。
しかし毎回受けれるわけではないので、ため息交じりの男にそれでもいいのかと問うて。

グスタフ > 「だいたい薬草・毒草が大量に必要になるときってのは……。
 きな臭い話が起こる前触れさ。物資が入用になるから依頼料も悪くない。
 ただ納期が短いことが多くなっちゃってね。焦るんだよ」

依頼する側の苦労を語りながら肩を落として。
こちらはこちらで少し強めのエールをごくりと飲んで。

「というわけで非常に助かる。急ぎの時はお願いしに行くよ。
 そういうわけで、今後もよろしくなエストちゃん」

最後はヘラっと優男のように笑う。堅苦しい話よりは楽しく飲みたいようで。
軽く、グラス同士を触れ合わせて、チンっと景気よく鳴らした。

エスト > 「薬草は兎も角、毒草がたくさんいるってだけで不通に何か起きるって思いますよ。
使い道まではこっちも詮索はしないしね。
私だと集めるのは早いからね」

変わったものや変なものほど集めるには時間がかかる。
毒草もそういった分類なので普通より早く用意する自分は、助かったのだろうとわかり。

「そう言う事なら受けれるときは受けさせてもらいますね。
こちらこそです」

偶然とはいえ大口になりそうな依頼人を得ることができ、大満足。
グラスを軽く合わせては美味しそうにエールを飲み干して。

グスタフ > 「しっかし、ここいつもこんな混んでるのか?」

全然減る気配のない客に、どこかで騒動が起こってわぁわぁ騒いでいる。
こっちは楽しく飲んでいるのにと、愚痴りながら。
目の前のエールを飲み終わるのを待って。彼女を誘って席を立つ。

「さて、よければ飲みなおすか。送るよ。
 こんな夜だ。一人で帰るよりいいだろ」

代金を置いて手を差し出しながら、騒ぎになっている酒場を指さして。

エスト > 「今日は特別かも、この天気で」

先ほどまで騒ぎに加わって頂けに愚痴が聞こえれば多少目が泳ぎ。
きっと他の店も混雑しているのだろうと。
そして何杯目かのエールを飲み干し、そろそろというところで。

「あー、そろそろ帰ることにしますよ。
宿は近いのでそこは大丈夫ですね、気持ちだけ貰っておきます。
次の依頼があるときは頼みますね」

差し出された手を見て首を振り、そこなので大丈夫と告げては代金を置いて。
そう言っては入り口に足を向けて。

グスタフ > 「おう、それじゃ気を付けて。またね」

外套を巻きながら、手を振り、店の外へ。
一人で飲みなおすかと、また通りの奥へ消えていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」にミルラさんが現れました。
ミルラ > (麗らかな晴天の午後。
 休暇を貰って仲間たちに付き合って買い物を済ませたが、私物の購入で長引きそうな彼女たちとは後で合流することになり近場の広場へと足を運んだ。
 春の近さを感じさせる穏やかな日差しと厚着をして丁度いい風に金糸の短い髪を揺らし、ベンチへと腰を掛ける。
 人の気配も多くあって、甘味や飲み物、軽食などを売っている屋台も見受けられる。
 噴水に陽光が反射して、点在する緑の木々の木陰に入ると眩しさも遮られた。
 家族連れや恋人、老夫婦と行き交う平和な広場の様子を眺めながら、ベンチに座ったまま本を開く。
 読んでいるのは魔術書だ。手記のように手書きで書かれた小難しいそれに目を通しては、気持ちのいい日差しに眠気も誘われて口元に手を当て、あくびを一つ零す。)

「…………ん」

(流石にこんな場所でうたた寝は出来ないけれど、時折かくりと小さな頭が揺れる。
 その度に覚醒しては、軽く首を振って、また睫毛がとろりと落ちそうになる。
 仲間が戻ってくれば頭を叩かれて𠮟られるような姿だろう。
 夢現、少女の意識は浅い微睡と覚醒の合間にあって。)

ミルラ > (やがて合流してきた仲間たちに叱られながら起こされてびっくりしながら、平和な午後の広場を後にした────。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区/広場」からミルラさんが去りました。