2025/02/20 のログ
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ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリーさんが現れました。
リー > 昼に差し掛かろうという時間帯の冒険者ギルド。
職員や依頼人、冒険者で混雑するギルドに勢いよく扉を開けて入る人影。
扉が勢いよく開く音に視線が集まるが、入ってきた人影を見ればなれたように気にされなくなり。
その人影は真っ直ぐにカウンターにと向かって。

「これ、さっき受けた依頼の分。確認頼むよ」

そう言っては受付嬢に袋を渡して、中の薬草の確認をお願いし。
今回はそれほど大量採取の依頼では無かったので直ぐに確認は終わり報酬を受け取れ。

「いい依頼があればよろしく!」

そして報酬を確認すれば、自分で受けれそうな依頼を有ればお願いと受付に声をかけ。
カウンターから離れては依頼掲示板の見えるベンチに腰を下ろし。

ここで待っていれば声をかけてもらえる時はかけてもらえ、新しい依頼が出れば直ぐに確認でき、運が良ければ他の冒険者と共同で依頼を受けれるときもある。

そのどれかを期待しながらベンチに座れば、すっかりと愛用武器となっらソードメイスの手入れを始める。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカルラさんが現れました。
カルラ > 「今日は特にないか」

普段からマメにギルドに足を運んで賞金首の情報を探すが早々あるものではなく。
偶にあったとしても多少報酬に色のついた魔獣やうまく逃げている窃盗犯程度。
それはそれで一応は賞金首といえばそうなので文句はない。
だがどうしても不服はあり。

「私は冒険者じゃなくて賞金稼ぎなんだよな」

そう口にするが賞金稼ぎとして仕事ができないなら冒険者の依頼を受けるしかなく。
近くの村に害獣の駆除に向かうか、顔見知りになりつつある店で用心棒でもするか。
そのあたりで依頼を考えて依頼の張り紙を眺める。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からカルラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にジーゴさんが現れました。
ジーゴ > 「んーーー」
小さな声を漏らしているのは市場の片隅
夕方の人通りが多い市場の中で往来の邪魔にならないように
立ち尽くしている少年だ。

市場の中でも屋台並ぶあたり。
特に甘いものの店が軒を連ねているあたりだ。
ミルクをふんだんに使ったジェラート、果物の生搾りジュース、まだ彼が名前を知らないようなお菓子もたくさんある。
少年はポケットの中に突っ込んだ手の中で何回かの硬貨を弄んでいるばかりで、屋台に近寄ろうともしない。
ただ距離をとって眺めているだけだ。