2025/02/21 のログ
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ジーゴ > 今日は、屋台に立ち寄ることを諦めたようで、ふとした瞬間に少年は市場から去っていった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からジーゴさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 冒険者ギルド」にレトさんが現れました。
レト > 仕事を求めて老若男女さまざまな冒険者や無所属勢力が立ち寄る冒険者ギルド。
民間の雑事から、王国が直々に公募しているものまで様々。
プレートアーマーと安っぽいハンドスピア、ショートソードを携えた若い男性はこの近辺を巡回する衛兵。

(実績ある冒険者だと結構稼げるもんだな)

求人を出す側としてやってきた男は、壁に張り出された依頼をちらと眺める。
一定の実績を残した者でなければ受けられない求人は軍からも公募があり、危険度は高いが報酬がなかなか。
だが、自分が今日持ち込んできた求人は初級冒険者たちから歓迎という旨のもの。

「すいません、例のやつです。また人手足りてないんで、最低限の戦いが出来る人なら案内してあげてください」

受付へ求人の相談を行う男。
貴族たちの催事に人手が駆り出されて巡回の人員が減っているので、とりあえず人が欲しい。
巡回と言っても安全な場所の時間労働や、単価が高めだが治安の悪い貧民地区や王都のはずれの巡回など、冒険者の力量次第では実入りのいい依頼もある。

レト > せっかくなので自分も冒険者の依頼にどんなものがあるのか眺めてみる。
あわよくば休日に軽い副業で稼ぐチャンスがあるかもしれない。

「薬草採取、魔物退治、ペットの捜索……ならずものの捕縛……ね。
 あとは店番、清掃……。……マジで何でも屋みてーだな」

武器の修繕費を賄うのも厳しそうな安い報酬の依頼……冒険者でなくても構わないようなアルバイトまで。
人手が足りてないのは民間も同じなのだろう。

何なら冒険者ギルド職員自体の募集すら見かけるほど。