2024/12/05 のログ
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グラスシエル > 「……おい、寒ぃからかえりてーんですが」

膝の上にのっかり座布団代わりにしてまるまる野良猫
首根っこをつまんで引っ張っても目を細めてゴロゴロと喉を鳴らして、しかし爪をばっちりズボンにひっかけて踏ん張ってるあたり降りたくない模様

「……くそが」

大きなため息一つ。 どうやら今日は猫の布団だけで野宿らしい

ご案内:「平民地区:小さな公園」からグラスシエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクラッドさんが現れました。
クラッド > 平民地区の冒険者ギルド。
朝早い時間から依頼を求めるギルド内も昼頃になれば人も少なくなり。
今は依頼達成をした、出遅れた冒険者の姿が見える以外が出入り商人や自分のように依頼を得損ねた暇人がいるぐらい。
自分が受けれるような依頼は勿論あるが、気が乗らない、割に合わないなどもあって受けていないだけでもあるが。

それが結構多いのでギルド職員に嫌味を言われる事もあるが慣れた様子で聞き流し。
受けてもいいものがあればと伝えては待ちスペースで時間をつぶし。

「実際のところな。俺が余ってる依頼を持ってくのも問題だろ」

それをやればギルド的には依頼がはけていいだろうが、新人が受けるような依頼も多いので結果的に新人が依頼あぶれになるだろうと受けていない理由もあり。

「まあ……手伝いとかなら問題ないんだけどな」

それならメインは引き受けた相手なので自分はあくまでサブ。
成功した報酬も評価もその人物になるので自分としても、お手伝い料金を貰ってで終わるのである意味よく。

そんな都合のいい新人なり、人手がいるような依頼を探す冒険者でもこないだろうかと。
そう考えては依頼の張られる掲示板やカウンターに時々視線を向ける。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクラッドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にサウロさんが現れました。
サウロ > (繁華街の一角は日暮れの頃から店がぽつぽつと開き始め、軒先の明かりが灯される。
 看板を立てて開店するのは夜の仕込みが終わった酒場がほとんど。
 近くの娼館からも客引きの娼婦や男娼たちが仕事を終えた労働者たちが訪れる度に声を掛け始める。
 冬場の日が落ちた後の外気は気温も下がっているというのに、露出の高い服を着ている彼ら彼女らは、
 さっさと温かい部屋に戻る為にいつにも増して積極的な様子だ。
 そうした誘いをすまなさそうに断りながら向かった先は、馴染みの酒場宿。
 王都であればどこにでもあるような変哲もない酒場で、小さな舞台では日替わりで見世物がある。
 吟遊詩人だったり踊り子だったり歌手見習いであったり音楽家の卵であったり。
 その酒場で働いている料理人の男性は同じ孤児院で育った知り合いだった。
 久々に教会で再会し、新作の料理を出すから食べに来いと誘われてやってきたのである。
 店が開いたばかりでまだ客足は少ない店内のカウンターへと腰を下ろした。)

「新商品を一つ。あとはエールと、麺麭とチーズを」

(給仕の女性に告げ、厨房で指示を出す知人の姿を見ながら、久々の余暇に一息吐く。
 今日の小舞台で行われる演目は何だったかと、店内の壁に貼られている広告の貼り紙を眺めて。)

サウロ > (出来立ての料理は冬に合うスープタイプで具沢山。
 ほんのりとスパイスが利いていて麺麭にもチーズにも合う上に、ワインまで呑みたくなる味だ。
 エールも悪くなくて、咀嚼する度に体が温まっていく。
 美味しく堪能し、小舞台で行われる男性シンガーの歌と弦楽器のハーモニーを聴いて、時間を過ごして──。)
 

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からサウロさんが去りました。