※当部屋利用時の際は、部屋名の末尾に(過激描写注意)と必ず入れるようにしてください。
部屋一覧から、フリールームで設定した部屋名が見えるように設定したためです。
過激描写を行っている最中であるということを示すことをお願いします。
ここは設定自由部屋(過激描写注意)です。
基本的な使い方は設定自由部屋とほとんど同じです。
ここではグロテスク表現、スカトロ、リョナなど、苦手とする人が多いと思われるような、
過激な表現を含むロールを行うための部屋になります。
使用については任意ですが、他者への配慮のため、そのようなロールを行う際にはこの場所を使っていただければと思います。
なお、この部屋においてもサイトルールは適用されています。
不必要な殺人行為や虐殺行為などはご遠慮ください。NPCなどに対しても同様です。
●この部屋には固定パスワードが設定されています。
参加者(0):ROM(1)
Time:04:56:43 更新
ご案内:「アイスクリーム・ショップ(過激描写注意)」からエマ・リチャードソンさんが去りました。
ご案内:「アイスクリーム・ショップ(過激描写注意)」からクレイドルさんが去りました。
■クレイドル > 【相談。移動です】
■エマ・リチャードソン > 無防備な少女は魔物がいるとも知らずに気温が高くて半額で売っているというだけで危険なアイス屋さんに入ってしまい……
【移動します】
ご案内:「アイスクリーム・ショップ(過激描写注意)」にエマ・リチャードソンさんが現れました。
■クレイドル > 「辛い時は人魚の涙を一滴…♪楽しい気持ちが欲しい時は一粒の角砂糖…♪悲喜こもごもは皆内なる場所から沸き立つもの…♪感情の源泉を彩るアイスクリームは如何…♪」
塩と氷の詰まった金属製のローラーの表面に潰される果実に砂糖生クリーム卵も時々少々、そこに散らされる無数の危険なハーブ達。
味付けされた添加物は底抜けの奈落にも、天上を越えるハイにまで人心と脳を導いてくれる。
くるくる回る回転に合わせて張り付いたアイスウォールをナイフで削り、滑らかな極彩のラインパターンを複雑に描いたジェラートをぱりぱりに焼いたコーンカップに乗せ上げた。
アイスだけで足りないならば巻煙草や酒も此処では提供される、そこかしこでパーティー気分で原始の獣に還って励んでいる面々まで認められる始末。
狂気と狂喜に駆られた客人たちに、脳内麻薬の噴水の後押しをする冷たい菓子を、さあいかが。
■クレイドル > 薄いベニヤ板を張り合わせた看板に雑然と描かれた色取り取りのアイスクリームのグラフィック。
共に彩る七色の文字が物語る店名はアイスクリーム・ショップ。
どう見ても氷菓子を販売している店にしか見えないが、その実は違う。
サイケな極彩色の原色をごりごりに押し出した内装の店内には色ガラスを透過させた派手なカラーリングの照明の数々が飾り付けられていた。
窓の一切を閉ざし切った店の中には、夏場とは思えない様な冷気が蔓延している。
フロアに面しているキッチンサイドには硝子のショーケースが並び立ち、その中には魔導の力によって氷点下を維持された氷菓子が埋まっていた。
フロアの席々でコーンつきや、カップに盛られたアイスクリームを堪能しているのは子供よりも圧倒的に成人達が多い。
「アイスクリームですわ~♪レモン…♪チョコレート♪バナナにストロベリー…♪多種のフレーバーに溢れていましてよ…♪」
聞き取れる名前は全て耳に覚えのあるような果物や菓子であったが、しかしその多くが麻薬を意味する隠語であると知る者はどれ程居ようか。
この店の経営サイドとして一部携わるシスターはディッシャーで山盛りにシングルダブルにトリプル、更に倍の倍。
本日50%セールの販売で、数多のフレーバーを客たちにへと提供して回っている。
一心不乱にアイスを舐める御仁たちの顔はその大半が平常ではなくキメキメの様相だ。
アッパーな饒舌にキマって瀑布の如き議論に励むグループもあれば、完全なるダウナーに石や貝の如くにソファーに沈み込んでいる一団も見受けられる。
ご案内:「アイスクリーム・ショップ(過激描写注意)」にクレイドルさんが現れました。
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)2」からマハシャさんが去りました。
■マハシャ > <研究員 ログ回収中……>
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)2」にマハシャさんが現れました。
ご案内:「◆マグメール王城地下(過激描写注意)2」からマハシャさんが去りました。
■マハシャ > 「……おや?」
暫く後、思案に耽っていたマハシャはふと顔を上げた。その視界に映るのは魔力の貯蓄停止を示す表示と、力なく項垂れピクリとも動かなくなったミレー族の誰か。暫くぱちくりとした表情でそれを見つめるとああ、と思い出す。
「そうでした。実験の途中でした。
やはり検体の方向性を考えなくてはいけませんね。
これらでは少々脆すぎる。
何度か戦闘経験がある様な、体力や回復力の高い者であれば可能性はあるかもしれません。」
今回はテロ組織に関わっていて多少戦闘経験がありそうという事でこの検体を使ったが思っていたよりも脆かったためあまり成果とは言えない。多少吸引したところで問題なさそうな魔力量を持つ者、より魔力捜査に精通したもの、そして抵抗力を持つ可能性が高い者等が検体として欲しい。
「やはり採集ツアーにでも行くべきかもしれませんね。
何処かにサキュバスとか戦士とか落ちていないかしら。
この前検体として拾ったサキュバスは面白かったなぁ……。
また暗殺しに来てくれないかしら。」
余程有効活用して見せるのになぁと呟きながら魔導機械の拘束具を解き、よいしょ、と機械から力尽きた体を持ち上げる。機械を埋め込まれ、今は力なくぽっかりと空いた二穴からごぼりと鈍い音を立ててどろりとした液体が零れ落ち、床を汚す。汗と愛液、そして組織液の香りがより充満し始めた部屋を横切って死体を部屋の端、回収用スペースにおろすと近くの椅子に座り、足を組みながら思案に耽る。
「出来れば王族の魔法使いや魔族、屈強な戦士が望ましいですが……
そういえば実験対象に居ましたね。
ダンタリオ家の傑女とヴァエルフィードの次女でしたか。
良いなぁ欲しいなぁ。殺す位なら私にくれないかしら。」
こんな場所に引きこもっていても暗殺を試みられる。表で色々な意味で目立っている対象の事は色々と耳にしている。こちらまで話が回ってくるなんて、さぞ狙いたい者達が多いのだろう。まぁ暗殺者などに頼らざるを得ない奴儕などそのうち始末させてもらうが……それはさておき淘汰圧は必要なものでもある。精々争って貰おう。愛すべき王国と先王の意志の為に。
「ああ、本当に獣の聲が煩わしい。
役に立たない畜生風情がキャンキャンと……」
思案の中、耳に届いた僅かな嬌声にマハシャはやれやれと眉を顰める。もう少し静かに身を捧げられないものだろうか。騒いだところで何も変わりはしない。そう、泣き叫んでも何も変わりはしない。変えるのはいつだって強い力だ。
「ふふ、敬愛する陛下の為、私励ませていただきますわ」
王城の地下、凄惨な闇の積もる場所で狂人と囁かれる王女は力による支配を掲げたある日の君主を思い出し、花開くような透明な笑みを浮かべた。
■マハシャ > 「おっと」
伸ばした指のすぐ横で、がちんと牙が鳴る音がした。涙を湛えた目を真っ赤に充血させ、怒りに我を忘れたかのように暴れるミレーの女の頭上の魔方陣がその牙をむき出し、怒りのままに罵声を吐き出すその顔を照らし出す。
「あらあら」
それでも半ば機械に埋め込まれ、体内にまで機械に貫かれたミレーに出来るのはそれだけだった。我を忘れたかのように猛り狂うその様子をにこやかに眺めていたマハシャはふと表情を曇らせる。
「……ふむ、やはりというところですか。
もしやと期待をしていたのですが、そう上手くはいかないものですね」
吐き出される呪詛を聞き流し、貯蓄されている魔力量とそのグラフの推移へと目を凝らして。
そこでようやくミレーは自らの魔力が強制的に吸い上げられている事に気が付いた。
その引き攣ったような悲鳴を聞きながら小首をかしげ、僅かに眉を寄せた女研究者はぶつぶつと呟きながら思案に耽る。
「意識の空白を作れば魔力の吸収が効率よく作れるというのは確かですが、
怒りではあまり効果が無いようですね。
しばしば少年誌等では怒りのパワーで不思議な事が起こったりといったご都合主義が描かれますが実際に怒りによっていつも以上の出力が出るというのは確認されている事項ですし……。
あわよくばその力も併せて吸収できないか等と考えましたが空白の時間が短すぎますし優位な変動も見られない。
これは意味が無いどころか有害ともいえる要素ですね。
ある程度数をこなす必要がありますがこの方向のアプローチはあまり良くないかもしれません。」
急速に体の力と瞳の色を失っていく検体を前にしながら小さくため息をつく。既にその興味は他へと向けられ、目の前の検体には向けられていない。そのことに気が付き止まらない機械に己が運命を悟ったミレーの瞳に絶望が宿る。この女は自分に話しかけてすらいない。最早、自らは利用価値すら失われてしまったのだと理解してしまって。
『し に た く な い』
吐き出されたそんな小さな声は誰にも届かない。
■マハシャ > 拘束された獣人の体が総毛立つ。ミレー由来の鋭い聴覚にもこの部屋に居た他の囚人の呼吸や鼓動の音が聞こえなくなっていた。目の前で笑う研究員の言葉が嘘ではなく、何度も寝屋を共にした仲間が息絶えたという事実の余りにも現実感の無さに放心したその頬を撫でる様に細く白い指が伸びる。
「既に実用に足る状態ではありませんでしたし、一思いに、というやつです。
無為な存在が王国の力になる礎になる、と考えたならまあ悪くない最期ではないでしょうか。
最も?貴方方の信条からするとそれすらも冒涜的な要素なのかもしれませんがそれは私にとっては興味がありません。
検体の信条で結果が変わるというなら別ですけれどね?」
放心した相手に子供に言い聞かせるように、そして聞き逃さないようにゆっくりと。到底受け入れられないであろう状況をけれど否応なく理解し始めた獲物の瞳を覗き込んで、天使のような笑みを浮かべながらマハシャは目の前の獣人に告げる。
「残念ながら救世主様は間に合わなかったようです。
嗚呼、貴方の救世主とやらは闇の者とやらにずっこんばっこんされているんでしたっけ。
プレイ中に守るべきものを忘れ去ってしまっているのだから余程ヨかったのでしょう。
よかったですねぇ。貴方も似たような境遇になれて。嬉しいでしょう?」
ヒュッと息を吸う音が部屋に響いた。