2023/06/25 のログ
ご案内:「平民地区 裏通り(過激描写注意)」にマツリカさんが現れました。
マツリカ > 今宵の少女は、平民地区の片隅――酒場通りの裏路地に居た。
知人の紹介で引き受けた臨時の給仕を勤め上げ、その帰路である。
店の裏口から外に出れば、建物を挟んで一本向かい、表通りの喧騒が聞こえる。
他方で、今少女が歩く裏路地はどこかひっそりと静かで、明かりも少なく仄暗い。

「……うぅ、やっぱり遅番は断れば良かった」

ポツリと呟く。本来であれば少女は夕方に帰る予定だったのだが、交代の者が急用とのことで。
結果的に、日が暮れてからも数時間、夜もとっぷり更けた頃合いでの退勤となったのだ。
給金はその分弾んでもらったが、その代償として目の前のどこか薄気味悪い通りを歩く羽目に。
ふるり。夏なのに背筋に薄っすらと寒気すら感じながら、ぽつぽつと灯った篝火を頼りに歩を進める。
どきり、どきり。胸の奥では心臓が跳ねて暴れており、少女はソワソワと余裕なく見えることだろう。

ご案内:「平民地区 裏通り(過激描写注意)」にネメシスさんが現れました。
ネメシス > 静まり返った路地裏に金属音を響かせた。
白銀の騎士が一人、供も連れずに歩き回っていた。
顔はどちらかというと整っているが、瞳の奥に怪しい光。
まるで餓えた獣のようにぎらついた双眸は今宵の餌を求めてるかのよう。

「おじょ~~さん♪
こんな夜中になにしてるのかな?」

その餓えた獣の視界に入った一人の少女。
健康的な褐色の肌に月明かりが反射し、とても美しい。

白銀の騎士は笑みを湛え乍ら少女へと近づいていく。
といっても、全身から危険な匂いを漂わせているのだが。

マツリカ > 予感というものは良い物程当たることなく、悪い物程当たるもの。
足早に路地を抜けようと進む少女の耳に、金属質の音が幾つも聞こえてくる。
金属同士の接触・衝突音。兵士の類でもやってくるのだろうかと警戒していると。

「こんばんは……私は給仕の仕事の帰りなので、お構いなく」

眼の前に現れたのは、見目麗しい騎士だった。白銀の鎧は篝火にも眩い。
その相貌は整っており、どこか野生を彷彿とさせる危険な雰囲気を纏っていて。
厄介は避けたいところだが、騎士に見つかって逃げたとなれば怪しいことこの上ない。
ほんの少しの逡巡の後、まずは少しばかり様子見することに決めて、じりと僅かに後ずさる。

ネメシス > 「へえ~~…。」

ネメシスの瞳が少女の表情をじっと眺める。
こちらを観察しつつ、逃げる隙や口実を探って居そうな様子。
口の端を僅かに吊り上げると、じりじりと距離を詰めていく。

「最近この辺りが物騒って話は聞いたことある?
特に夜中は一般市民に紛れて賊が出てくるようでね。
怪しい物とか持ち込んでないか検査させてもらえるかしら?」

騎士は首を傾げ、協力を求めるような姿勢を見せる。
だが、その実強制力を持たせているのは明らかだ。
そして、その気になれば手勢を呼び寄せることも容易いだろう。

マツリカ > 本来であれば、衛兵や騎士の求めには快く応じるべきなのだろう。
しかし、生憎とこの国の衛兵や騎士には、その権力を私欲のために行使する輩も居る。
そういった相手をよく知っているからこそ、彼女に対しても身構えてしまうのだ。
続く彼女の言葉を聞きながら思考を回す。検査というのが建前か否か。
ほんの少しの思考時間を経た結論は、彼女が一人の内に事を済ませてしまうべきという判断で。

「……なるほど、そう言う事ならどうぞ」

少女の持ち物と言えば、多少の金が入った財布と身嗜みを整える道具が幾つかのみ。
年頃の少女にしては質素、となるかもしれない。実際、それほど金銭的な余裕はない。
そうでなければ、わざわざ夜更けまで仕事に勤しんだりしないのだから。
ともあれ、そうと決まれば彼女の元へ歩み寄り、ひとまず身を委ねることだろう。

ネメシス > 「お名前も聞かせてもらってよろしいかしら。
ちなみに私はネメシスって言うの。

…う~~ん、今の所持ち物に不審な点はないわね。」

出された道具と財布を確認し、すぐに返すネメシス。
念のため魔術的な要素も見当たらず、いいがかりをつける隙も無い。
そう、出された荷物に限っては。

「自覚がなかったら悪いのだけど。
貴女の身体から凄い魔術の匂いがしてくるのよね。
具体的には魔族の使う術の感じ。
申し訳ないけど、服も脱いで貰えるかしら。」

双眸を細め、口ぶりは温和。
だが有無を言わせぬ空気はより強くなる。
ネメシスの予想が当たっていれば、彼女の身体には濃厚な魔力が複雑に絡み合っていることだろう。
これはもうじっくりと取り調べをする理由に十分だ。

マツリカ > 「……マツリカ。王立学院の学生です。
 ですよね。そんな物があればお金の足しにしてますし」

少女からすれば、先立つ物になるならば魔導具だろうが売り出すつもり。
少女が持っていて役に立つことなどなく、持ち腐れるだけなのだから。
そうして持ち物確認が終わると、続いた彼女の言葉には瞠目して。
それから更に悩んで、考えて、結果的には恭順を示すが。

「――あの、ここで脱ぐのは、勘弁して頂けませんか?
 隠す気はないので、捲くって確認、等にして頂けると助かるのですが」

仮にも屋外で自ら服を脱ぐ趣味は持ち合わせていない。
彼女に触れる自由を与える代わりに、脱衣の要求は拒否しようと試みる。

ネメシス > 「へ~~、学院の生徒さんなんだ。
勉強とか大変でしょう。」

少女が生活費に苦労していると知り、なにやら思いつく。
次に見かけた時に何か面白い事をできるかなとほくそえんでしまう。

次いで口にした言葉には驚きながらも従う様子。
どうやらこの街での処世術を心得ているようだ。
といっても、完全に従うわけではなさそうで。

「いいわよ、それじゃあ上から捲ってくれる?
その代わり下着までちゃんと脱ぐか捲るかしてもらうわね。」

魔術にも多少心得があるネメシスは、少女の提案に頷く。
少女が従えば、捲った箇所の裸体を両の手でしっかりと触れて確かめるだろう。
特に興味を示すことになるのは腹部周り。
卵巣を刺激する為であろう魔術の痕跡を見逃すはずがなかった。
なんならこの場で利用してやろうと、触れながら自らの魔力を流して刺激していく。

マツリカ > 「勉強は大変ですが、やりがいがあるので嫌いではないですね」

世間話程度にさらりと会話を続けながら、体に触れる彼女を眺める。
まずは上着を捲くると、ほんのりと汗ばんだ褐色の素肌が顕になった。
下腹部にはどことなく艶めかしい赤紫の刻印――魔術を刻んだ文様がある。
少女の魂に根付き、存在と同化した解けることのない術式が彼女の魔力で妖しく瞬く。
ずぐん。腹の奥、子宮の両翼が急激に熱を持つと、つぷ、と卵巣が卵を放る。
同時にその両脇に備えられた後天性の精巣すら蕩けて、体内で精液が量産される。
結果的に生じる急激な発情に、しかし少女は身を震わせるも堪えてみせた。
その頬だけが真っ赤に染まって、体温が著しく上昇して、吐息が熱を帯びて。

「っ……いえ、何でも、ないです。続けて、ください」

魔力を注げば起動する、あからさまな性奴隷・性玩具の証を彼女はどう見るだろうか。
詳しく見るならば、刻印の効果は少女自身にのみ悪辣なものが幾つも付与されており、他者への害はない。
そんな、少女を辱め、貶めることに特化した内容が詳らかになることだろう。

ネメシス > 「いいわね、学生らしい良い答え。」

世間話を続けつつ、両の手でじっくりと少女の身体を堪能する。
既にガントレットは外れており、ネメシスの白い指が少女の身体を愛撫めいた触診で確かめていた。
体中に巡らされた魔術の痕跡は触れるだけでネメシスの好奇心をそそり、下腹部に触れた際は
じっくりと魔力を注ぎ、術式を必要以上に活性化させていく。
後天的に精液すら作り出せるとは思っていなかったが、子宮や卵巣が刺激されたであろうことは
少女のあからさまな反応でよく分かる。

…この娘を孕ませたい。
ネメシスの中の欲望が燃え滾っていく。

「ねえ、さっきお金に困っているって言ってたわよね。
私の子を産んでくれたら暫く働かなくてもいいくらいのお金を渡してもいいわよ。」

胎の上を指でなぞり、割れ目に指先を擦り付け乍ら問いかける。
このまま取り調べの体で無理やり調べるよりも面白いことになりそうだと思ったからで。