2021/04/18 のログ
ルリア > 何でも無いなどという事はないだろう。
この有様である。
しかし強がるというのであれば、こちらも暫くは素知らぬ顔で付き合うとしよう。

「あらそれはようございました。
では改めてこちらへ……。」

薄く微笑みながらヴァレリアに頭を下げると、廊下を通り厨房へと向かう。
魔族の兵といえども生物である以上食事や補給は必須だ。
末端の士気が下がれば部隊はたやすく崩壊してしまうところは人間の軍と変わりない。
そのため、厨房にはそれなりの人員が割かれていて。
次の作戦に備えて兵達が食事の真っ最中となっていた。
そんな中へ、ルリアが姿を現すと場が緊張に支配される。
お世辞にも慕われる上司というタイプではない事は重々承知しているので、その反応自体は別に良い。
だが今日は、厨房係と食事中の兵達の視線を浴びるのはルリアだけではない。
気まぐれで恐ろしい上司であるルリア以上に、魔王たるヴァレリアに向ける畏敬の視線。
際どく肌を晒した姿ではあるが、それを淫らな目で見る兵卒は流石にいなかった。
食事中に魔王が現れればその緊張はある意味では戦闘中以上のものといえた。
大勢の視線が、ヴァレリアの各所へ注がれている。

「んふふ、注目の的ですわねぇ。さすが魔王様の御威光。
さ、ヴァレリア様。兵達を鼓舞してあげて下さいな。
魔王様直々にお声をかければ、否応なしに士気も上がるというものですわぁ。」

喧騒が一瞬で静まり返った食堂で、ルリアは一歩引きヴァレリアの後ろへと控えた。
別に、ここで何か特別な事をするつもりはない。
しかし、中途半端に性欲を刺激された今のヴァレリアを、こうして大勢の前に立たせればどうなるのかは見ものである。

ヴァレリア >  
「ッ、───」

小さくキリ、と歯噛みする
そう、素知らぬ顔をされることも知っていた
もうわかっている
このルリアという魔族はとってもとっても、意地悪なのだ
そしてそんな彼女に存分に虐められたい…と思ってしまうものだから

程なくして辿り着いた厨房
そんなことを考えながら歩いているものだから、一度落ち着いた男根も再び固く鎌首をもたげてしまっていた
起立するそれを隠すこともなく、促されるままに食事中の魔族の兵士達の前へと立たされる──

「っ………♡」

卑猥な姿、起立しびくびくと震える男根に視線が注がれる
ゾクゾクと背徳的な感覚に震えながら、小さな唇が開かれ…

「…こ、このヴァレリアが自ら激励してあげる…っ♡
 存分に♡糧を貪り、此処を攻める人間を血に鎮めてやるのよ…っ♡」

乱れた呼吸、上擦った声に潤んだ瞳
如何に魔王の威光にオク下魔族であろうとその異常さには気づくのだろうか──

ルリア > 激励の終わったヴァレリアに一礼すると、ルリアは厨房に背を向ける。

「有難うございましたヴァレリア様。
では、慰問を続けましょうか。」

ヴァレリアの様子を不審に思う者は当然いたが、それをこの場で口にする命知らずは誰もいなかった。
それに短い激励ではあったが、末端の兵には過ぎたる名誉だ。
大多数は、滅多に無い魔王直々の激励に興奮を示していた。
その歓声に押されるようにして、ルリアとヴァレリアはその場を離れる。
しかし、今度は人の流れに逆らうように。
砦の中でも重要度が低く人員の配置されてない区画へと向かっていった。

「んふふ、激励お疲れ様でしたヴァレリア様。
ところで差し出がましいのですが、一つ私にも褒美を頂けたらと存じまして……。」

誰もいない、物置の一室。
そこでヴァレリアと二人きりになると、一旦思わせぶりに言葉を区切り。

「ヴァレリア様のおちんぽに、フェラチオで奉仕する栄誉を頂ければと……。」

と、舌なめずりをしながらねっとりとした視線をヴァレリアのスカートの裾へと向ける。
今は勃起を封じられ、性欲が高ぶるだけ高ぶっている状態のヴァレリア。
この誘惑に、果たしてどう対応するか。
想像するだけでも楽しい気分になってくる。
今までの対応から、当然簡単に快感を与えてくれるとは思わないはずだが。
ずっとお預け状態で我慢をしているのだ。
罠を警戒しながらも承諾するか、他の選択をするか。

ヴァレリア >  
──周りから人影が消え去り、二人きりになる
抑え込んでいた欲望が漏れ出しそうになる
否、もう抑えなくてもいいのではないかと頬が紅潮し
乱れた呼吸はさらに荒く、浅くなって…

「──え、っ…」

被虐心渦巻く瞳を丸くする
投げかけられた言葉が、それほど意外だったのか──

「っ…!♡ い、いいわ、奉仕しなさい…!♡
 わ、私が満足するまで、止めることをを許さないわ」

言葉を食い気味に、発情を抑えきれない様子で
舌舐めずりをする艶めかしいルリアの表情に、思わず息すらものみ
びくん♡と期待に大きくふたなりのペニスが跳ねる

罠を警戒、どころか──罠であっても構わないといったように

ルリア > 「ありがとうございます。
魔王様にこうしてご奉仕するなんて、滅多に出来る事ではございませんわぁ」

言いながら、跪くと淫紋を操作。
勃起の抑制のみを解除する。
すると、すぐにスカートを押しのけてヴァレリアの肉棒が顕となった。

「んっふぅ……。それでは、失礼いたしますわぁ」

うっとりとため息をつくと、早速その亀頭を口に頬張る。
粘膜を通して、熱い体温が混じり合った。
そしてそのまま、じゅるじゅると下品に音を立てながら首を前後させる。
強烈に口をすぼめ、歯を軽くエラに引っ掛けるようにしながら惜しみなくフェラテクを披露。
気まぐれで残虐な女主人がこのように顔を歪めながら全力でフェラチオをするのは、早々見られる光景ではない。
しかし、それは純粋な奉仕とは程遠く。
勃起はさせているものの、未だに射精は封じたままで。
焦らしていたところへ、また容赦のないフェラチオで襲っているのだ。
跪き、顔を歪めて肉棒をしゃぶるルリアだが。
この場の主導権はルリアが握ったままである。
無論、このまま素直に射精させるつもりは全くない。
ただ快感で追い詰め、無様を晒すヴァレリアを見たいだけだ。
そのための努力は惜しまないのである。

ヴァレリア >  
「んっふ、ぅ…!!♡」

先端を温かい口腔に包まれて
鼻から抜けるような甘い声が漏れる

「ぁッ♡ぁ、あ……♡ルリアのフェラ、気持ち、いい…ッ…♡♡」

身体をくの字に折るようにしてぶるぶると震え、快感に震える
艶かしく揺れる睾丸の中から、すぐにでも熱い滾るようなソレが──

「んッ♡は…っ♡イっちゃ……イ…っ…───!?」

イけない
今にも昂ぶる熱を放ってその顔を、口内を汚したいという想いは果たせず
すぐにその異常がルリアの仕業である、ということに考えは向かう

「や♡あッ♡ル、リアッ♡
 イけないッ!♡イきたいのにっっ♡♡イかせて──ッ♡」

興奮しきった表情で切なげに、自身の男根を口に含むルリアを見つめ、哀願しはじめてしまう

ルリア > ずるりと、一旦口の中の肉棒を吐き出す。
そして顔を上げて。

「あら、ヴァレリア様ったら……。
んちゅっ……、魔王様がそんな、軽々しく下手に出るものではございませんわぁ。
もっと、ちゅるっ……、んぅ、威厳を持ってご命令下さいな」

喋りながらも、舌先でちろちろと亀頭を舐めていて。
興奮の炎が途切れないように奉仕は続く。
そして、喋り終わればまた大きく口を開き。
射精出来ない事を分かっていながらの搾精フェラが再開するのであった。

ヴァレリア >  
「だ、だって、ぇ……ッ♡」

はじめのうちは、楽しげに快楽に興じていたヴァレリアも
絶頂寸前のまま敏感な男根を舐られ、吸われ、
刺激され続けるのは少しずつ、悩ましげな表情へと変わってゆく

「くひ、っいっ♡い、いい、でしょおッ!!♡
 誰も、見てないんだから、ぁッッ♡♡」

雷に撃たれたように派手に腰を痙攣させ、必死な色を帯びた声
しかし魔族の女、ルリアは…彼女が望む通りの言葉を向けなければ、きっと───

「ッ♡♡出させて、ッ♡、出したいの、はやく♡♡
 イかせて、せーし、出させ、なさいっ!♡♡め、命令、よ…っ…!♡」

声も切れ切れに
威厳など在るよしもない、非れもない言葉を吐きつける
爛れた快楽に浸りきってきたヴァレリアにとって、
絶頂を我慢させられることなど余りにも、耐え難かったのだろう

ルリア > 威厳なく命じるヴァレリアだが、肉棒を咥えたままのルリアは何も言葉を返さない。
それどころか反応すら示さず、射精させないままフェラチオを続けるだけである。
要するに、命令するならもっと堂々と、という事だが。
絶え間なく搾精が続く中で、どんどん余裕を失っていくヴァレリアに果たしてそれが出来るであろうか。
何にせよ、射精したい一心で無様を晒すヴァレリアを目の前で見ていられるのは気分が良かった。
搾精フェラに、また熱が入る。

ヴァレリア >  
「んぎっ♡ひっ♡なん、っで、ぇ♡♡♡」

既に何度も絶頂に導かれているだろうくらいの、快楽の波
その全てが解放の直前で打ち消され、そのカタルシスを味わうことができない

性的快楽に抗うことなく過ごしていた女、ヴァレリアにとっては文字通りの拷問に等しく──

程なくして揺れる膝は崩れ、やがて膝立ちになり
その背を大きく弓なりに撓らせて、恍惚と苦悶の狭間の表情で、掠れきった喘ぎ声をあげ続けていた

「ッ♡ っは、ひっ♡ も♡ りゃ、め♡
 おが、しく…な、ぅ…ッ♡ ♡
 も゛、ぉ…ッ♡ イ、イカ、せ… お、ぉね、が…ひ…ッ♡…♡♡」

全身を飽和させる絶頂直前の性的快感は乳首をこり立たせ、睾丸をぷるぷると震わせて
気分良く、搾精口淫を続けるルリアの眼の前で、そんな無様な姿を存分に晒していた

ルリア > 威厳の消え失せたヴァレリアの前で、ルリアは肉棒を吐き出し。
軽く口元を拭うとにっこりと微笑みを作り。

「堪能させて頂きましたわぁ。
ありがとうございます、ヴァレリア様。
んふふ、ご命令がなかったようですので、射精まではさせませんでしたが、大丈夫ですよねぇ?」

あのような情けないお願いでは、命令とは程遠い。
なので当然射精はずっと封じたままであった。
射精の予兆に打ち震え続ける陰嚢を握ると、手の中で睾丸を軽く弄び。

「こちらもパンパンで、こんな状態で射精を我慢し続けるなんて、さすがですわぁ」

のんきとも言える口調で、更にヴァレリアを挑発する。
簡単に壊れない玩具は追い込みがいがあって楽しいものだ。
これでもまだ、ちゃんと命令が出来ないようであればどのような趣向を凝らそうか思いを巡らせていた。

ヴァレリア >  
「らい、じょう、ぶ、じゃ…にゃ……っ♡♡」

肉棒を解放されるとその場に情けなく崩折れ、
大股を広げた姿勢のままびくびくと激しく腰を跳ねさせる

違う、我慢なんてしたくない
イきたくてイきたくて堪らないのに
彼女は、ルリアはそれを許してはくれなかった

おそらくしっかりと威厳のある命令を下せば、それに応えてくれるのだろう
しかしこんな卑猥な姿で、こんな状態で、腰も満足に立たないような状態にされたまま
口から漏れるのは命令とは程遠い哀、願と嗚咽の声でしかない

「お゛ッ…♡お、願、い゛っ♡イか、せて……ッイき、たいの…ぉッ♡♡
 っぎ♡ひッ♡ごわれ、るぅッ♡♡おがしく、なっちゃ、う♡♡」

ぱんぱんに熱を溜め込んだ陰嚢をやわやわとその手で揉まれ、その哀願は更に激しくなっていた

ルリア > 【中断】
ご案内:「タナール砦(過激描写注意)」からルリアさんが去りました。
ご案内:「タナール砦(過激描写注意)」からヴァレリアさんが去りました。
ご案内:「バフートの一角(過激描写注意)」にレムリアさんが現れました。
レムリア > 艶やかな黒のドレス姿で悠然と玉座に腰掛け頬杖をつく姿は魔王然としている。
その細い首筋に嵌まる黒革の首輪が。玉座が据え置かれている調教部屋めいた室内の風景が、ここが魔王の居城では無くバフートの施設であると無言で物語っている。

「別に暴れたりはせぬのだが……これも雰囲気作りか」

眼差しを伏せて呟く視線の先は己の手首に嵌められた首輪と同じデザイン系統の黒革の手枷。拘束と封印の術式が施されたそれは首輪と揃いのそれは己の力を多少なりとも封じている。
ここは、バフートにいくつもある調教部屋のひとつであり。娼館が過激なプレイなどに使う部屋のひとつ。
プレイとして、魔王を討伐する勇者というシチュエーションで客が入り。人類の敵である魔王役の魔族奴隷と遊ぶための部屋。その魔王役に本物の魔王を投入するというのはどうだろうかと、我が事ながら首を傾げる。
ある意味、究極の贅沢ではあるなと他人事のように考えながら『勇者』の入室を悠然と待つ。