2020/08/14 のログ
■シルフィエッタ > 「む、りっ、だからっ――しんじゃ、うっ♡おにゃ、が、あ、あぁあっ♡」
みぢみぢみぢ。限界を超えて拡張される。それでも擦り切れたりはしない。
腹に浮き出たシルエットが動き回る度、少女は苦悶と愉悦の混ざった声を漏らす。
ごりゅぐり、ごちゅ、どちゅ。湿った肉を打つ音。腸液が腕に絡みついて潤滑を生む。
放り出せ。そんな命令に腹部の刻印が反応し、少女は歯を食いしばって息み始める。
彼の腕を排泄物に見立てた、長大すぎる剛直の疑似排泄。むりゅ、みりみり。粘膜が音を吐き出す。
「んぃっ、ん、いぃぃぃぃいいいっ――ひぐっ、んぅぅぅううっ♡
で、にゃひっ♡うん、ぢっ、でにゃ、いぃぃいっ――んぃぃぃぃいぃいいっ♡」
腸壁を掴まれる。絶望的な疑似排泄は、ただひたすらに空回りする。
時折腕と腸壁の間から空気が漏れ出て、放屁に似たはしたない破裂音が響く。
それでもなお、腕はびくとも動かず、息みに負けた腸粘膜が、僅かに外に露出して。
腕を引き抜けば、尻穴を拡げきった雌だけが咲かせられる薔薇が見られそうな赤が、穴から僅かにはみ出していた。
■シルフィエッタ > 【後日継続】
ご案内:「◆貧民地区 公園跡(過激描写注意)」からシルフィエッタさんが去りました。
ご案内:「◆貧民地区 公園跡(過激描写注意)」からクライシュさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場(過激描写注意)」にブラッドドレスさんが現れました。
■ブラッドドレス > ダイラス、アケローン闘技場。
コロッセオの中程で、筋肉質の若い男が革鎧を身に纏い、対戦相手の登場を待っている。
右手には大きめの棍棒、左手には革を重ねて作った頑丈な盾。
手持ち無沙汰にそれらをぐるぐると振り回したり打ち合わせたりしている。
今宵ここで行われる闘技は、基本的なルールに基づいた試合である。
すなわち「戦意喪失した側が負け」というシンプルな1原則。
気絶や死はもちろん、武器を落としたり足の裏以外の箇所を地について3秒以上経過した場合も負け扱いとなる。
ただそれ以外に、今回は以下の特別な制約が出場者に課される。
・防具は闘技場から支給された物を着用すること
支給される防具はローブから全身用の革鎧程度まで。ガチガチの金属鎧を纏うことはできない。
だが、革鎧レベルまでであれば種類・サイズともに十分揃えられている。
出場者に過度に不便な思いをさせることはないようにという運営側の配慮である。
……ただ、その配慮は試合開始のゴングが鳴るまでの話である。
実のところ、この貸し出される鎧に罠が仕掛けられているのである。
挑戦者が着せられる鎧は実は、《ブラッドドレス》と呼ばれる異形生物が鎧の形をとったものなのである。
ゴングが鳴ると同時にブラッドドレスは覚醒し、触手服(触手鎧と言うべきか)としての本性を発揮する算段なのだ。
もちろんこの『触手服で戦わせられる』というハンデは挑戦者には知らされない。
闘技場関係者、いまアリーナで相手を待ち受ける闘技場付きの闘士、そして幾ばくかの常連客が知るのみである
活動を開始する前の触手服は完全な仮死状態であり、事前にその正体を見破ることも極めて難しいだろう。
さて。
今宵この闘技場にて名乗りをあげる挑戦者は現れるだろうか。
ご案内:「港湾都市ダイラス アケローン闘技場(過激描写注意)」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > 暑い夏季の避暑地として港湾都市を選んでしばらく。
冒険者ギルドでの依頼がひととおり落ち着いたところで、自分の剣術を磨く最も良い鍛錬を始める事にした。
実戦である。
闘技場の何やら含みのある目つきをする係員に戦士としてのエントリーを済ませ。控室で貸し出された鎧に着替えた。
小柄な自分がうまく着こなせる鎧は防具屋ではあまり見かけず、普段は着こなせない革鎧を身に着けて気持ちは高揚する。剣戟や打撃から身を守るために身体にフィットしながらも、動きを邪魔しない。求められる造成技術は高い。故に自分の小柄さではなかなか合うサイズのものは見つからなかったのだけれど、奇妙なほど。奇妙なほど、この渡された鎧は自分の身体にしっくりとくる。――まるで乗り心地の良い馬のように。まるで生き物のように。
血潮と汗と、命乞いの脂汗。唾液に涙、緩んだ身体から漏れ出した小水。様々な体液をすすって染み付くコロッセオの地面は戦場の匂いと似てる。聴衆に向かって片手を上げながら中央近くへ進み、筋肉質の若い男の人を見据えた。
棍棒と盾。シンプルながら、スキのない装備だ。
相手にとって不足は無い。
対戦相手から大股で7歩分の距離をとった。
その位置で特に構えも見せず、ただ腰に愛用の曲刀を下げたまま。笑みを浮かべながら敵を見上げている。
ゴングを待つ。
1対1の人間相手なら誰にでも勝てる自信はあった。
けれども、今待つ試合開始の合図と共にまとった触手鎧が眠りから覚めるとはもちろん、知らない。
■ブラッドドレス > アリーナに現れるは、小柄でうら若き少女。当然観客たちは沸き立つ。
その盛況の理由の半分以上が、少女がこれから受ける陵辱に対しての期待によるものと、タピオカは分かるだろうか?
『……ほう、お前さんが相手かい………こりゃあ、ずいぶんとチビな剣士だなぁ!』
アリーナにて待ち構えていた男性闘士は、観客たちほどには発奮せず、油断のない視線をタピオカに向ける。
タピオカがこの闘技場に過去に出入りをしていたかどうかは、この闘士は知らない。
だが、支給された鎧をしっかりと着こなし、身の丈に合った曲刀を佩くその出で立ちから、油断ならぬ相手であると悟る。
ただの素人でないことはすぐ察せられる。しかしそれ以上の実力のほどは立ち合ってみないことにはわからない。
――もっとも、マトモな立ち合いにはならないはずだが。
『よぉし。せっかくだからハンデをくれてやろう。
お前さんが1回でも俺に武器を当てられるまで、俺からは攻撃しない。どうだ?
レディファーストってやつだ、お前のようなおチビさんにはちょうどいいハンデだろ? ハハハ』
口ではそうナメたセリフを吐き、卑下するような笑みを向けたりもするが。
盾をしっかりと相手に向けて中腰に構える姿勢は決して、少女をナメきった態度ではない。
そうやって互いに戦闘態勢がとれたのを確認すると、レフェリーが距離を取りながら合図し、カーン!とゴングが鳴る。
宣言したとおり、闘士は盾を構えたままその場から動く様子を見せない。
試合開始のゴングが鳴り響いても、タピオカの革鎧に化けているブラッドドレスはまだ活動を開始しない。
……だが、もしタピオカが相手選手の3m程度にまで近づいたならば、その途端。
おぞましき触手生物は仮死状態を解き、触手服としての活動を開始するだろう。
革鎧のインナーから、無数の細く短い触手が姿をあらわす。その数は数千本に至り、まるでブラシのよう。
いずれもグニュグニュとしたゴム質の肉と粘膜めいてネバつく表面からなり、刃物を用いずに千切るのはまず不可能。
それらが少女の皮膚の上、下着を急速に溶かしながら、両の乳首、そして女性器へと殺到してくるのだ。
いくつもの性感帯を同時に、あらゆる方向から刺激する。絡み、コスリ、扱き、突き、つまむ。
同時にその粘性の表皮をべったりと少女の皮膚に貼り付け、脱いだり引き剥がしたりといった抵抗すらも困難にする。
■タピオカ > 沸き立つ聴衆の声を受ける体験も今まであまりない。
きっと、彼らが連想する挑戦者という風体が自分とかけ離れているからだろう。そう思って、ひとまず小さく手を揺らすのみに留めた。単純に少し気恥ずかしかった。もちろん、盛況の実態を知る由もない。
「うん。よろしくね!……お兄さんの実力が、見掛け倒しじゃないことに期待してるよ」
変わらずにこやかな表情で胸の前で片手の手のひらに、もう片手の握りこぶしを胸の前でつきあわせる挨拶をする。
投げかけられた言葉に対して、同じ量の挑発を混じらせて声音を返す。闘技場には何度か出入りした事があるが、おそらく名は通っていないはずだ。彼からすれば無名の新人だろう。ゴングを待ちながら、先と同じ構え無しで佇み。
「へえ?……あはは!
それじゃ戦にならないよ。でも、良いよ!
その売られた喧嘩はちゃんと買わせてもらうね。
僕が当てるまでお兄さんから攻撃無し」
闘技場の戦士はこんな割にあわないハンデをつけたがるのだろうか。ぱちぱち睫毛を弾ませてから笑い声をたてた。
冒険者としての戦いでもないし、軍人としての戦いにもあてはまらないスキの見せ方は御前試合以外なら致命的だろう。
もちろん、このコロッセオでの戦いでも。
そうであっても情けをかけるなら、それは売られた喧嘩だ。
買わなければ失礼だろう。そんな理解のもと、ルールに頷いた。……何かがおかしいとここでも気づく事は無かった。ゴングが鳴った後でも。
――音と共に、相手との距離7歩分を3歩で駆け抜ける。
最後の1歩を踏み込もうとしたその瞬間に、ここまですべての彼らの思惑の罠に嵌る事になった。
「わっ!?……ひっ!?……ゃっ、あ、……あぁああっ……!
な、何……、こ、……れ、……ぁっっ!やっ!だめ、……うっ、……ぅううううっ……ッ……!」
軸足で踏み込んで、構える盾より低い位置の足を狙って放とうとする居合が不発。不発どころか、その場で無防備に立ち止まってしまう。
ぴったりとよく身体に合い、動きやすい鎧の内側から何かが伸び、下着が溶かされる気味の悪い粘り気。
それだけに留まらず、敏感な乳首やぷくりと膨らむ太短い縦筋に卑猥な触手が押し寄せ、刺激から逃げる事もできない。
必死に鎧を引き剥がそうと無駄あがきに両手で自分の肩を掴む間も、無理やり快楽を掘り起こされ、鎧の中でむくりと乳首を立ち上がらせてしまう。なすすべもなく、触手に甘噛みされる肉芽が持ち上がり。
■ブラッドドレス > いまタピオカの身を護り、そして陵辱しているのは触手服生物ブラッドドレス。
さして複雑でもない経緯を経て今、この闘技場に『飼われている』個体だ。
とはいえ未だ未知の側面も多い古代生物である。手懐けてはいても、とてもじゃないが『コントロールしてる』とは言い難い。
ブラッドドレスが仕事をしなかったときに備え、闘士はタピオカの初撃に対応すべく盾を構えていたが……。
『…………おう? どうしたァ!? 俺の喧嘩を買ったんじゃなかったのか、オイ!?』
意外に敏捷な居合を見せようとしたタピオカが、突然その足をもつれ気味に止めてしまう。
その様子をみて、想定通りに触手服が起動したことを察した闘士は、盾を少し下げて挑発の言葉を投げかける。
彼の顔には下卑た笑みが浮かんでいる。
五体満足の闘士であれば油断は見せられないが、一度触手服が動き始めればもはや相手に為すすべがないことは知っている。
『その剣は飾りかぁ? お母さんに買ってもらって、まだ使ったことがないとか言うなよなァ?
オラ! もう一度かかってこいや!』
初期位置から一歩も動かず、タピオカに再起を促す闘士。だがもはやその構えに緊張はない。
そして、タピオカに対し異形の責めを開始したブラッドドレス。
鎧の内側で触手の表面積を増し、性感帯のみならずタピオカの褐色の皮膚に広くその身を貼り付けてしまう。
温かく湿り、肌全体におぞましい粘性を与えてくる数万本の触手群は、もはや力で引き剥がすことは叶うまい。
そして、愛撫しやすい突起が触手の群れの中で充血し、さらにその主張を増していくのを感じれば。
繊毛めいた触手群はさらに執拗にそこへと絡みつき、ぎゅうぎゅうと締め上げるようにしてさらに引き延ばそうとする。
薄い胸から飛び出した両の乳首も、湿潤とともに包皮から飛び出すクリトリスも。
無秩序なリズムで断続的に3点を責め立て、容赦のない快感を少女の肉体に刷り込んでいく。
鎧に覆われた部位すべてに、おぞましく波打つ触手繊毛が張り付いてくすぐってくる。
当然それは重点的に攻める部位以外……アナルや膣孔といった部位にもゾワゾワ、グチュグチュと淡い刺激をもたらす。
だが現状それ以上に激しい責めに移行する様子はない。
それはまるで、女体を本気で喰らう前に『味見』でもしているような……。
■タピオカ > 「く、ぅぅっ……!はぁっ、はぁ……っ、……違う、……これは、――あっ!……ぁ、あ、……ァああああんっ……!」
突然宿主に反旗を翻す防具への驚きと、雌を苛む文字通りに無数の触手に性的快楽を一方的に注がれる粘つきまみれの裸体。
いたぶられて、潤み始める瞳を釣り上げて睨むも力なく。
性感帯のみならず、くぼむ脇に背筋、尻たぶ。神経の集まる場所をあますことなく撫でられてたまらずに苦しそうな呼吸の内からはっきりとした嬌声が浮き出てしまい。
「ぁ、あぁぁっ……!僕の剣は飾りじゃない……っ……!戦う前から負けるなんて、……有り得ない……ぃっ……!
――ぐっ……!ううぅっ……、剣が……、剣が……っ……!」
今にも崩れそうな膝ではギリギリと食いしばる奥歯の底から怒気をこもらせたところで格好が付かない。
挑発されて強引に力をこめるが、剣を抜こうとする手からその曲刀がすっぽ抜け。抜刀状態のそれがカラカラと乾いた砂を滑って運悪く、相手の足元に転がってしまう。
「ぅ、うぅううっ……!やだ、……あっ、あーーーっ!
はっ、……はっはっ……、ぁあああんっ、来ないで、そんなに来ないでよぉっ、……やめて、……あぁああっ!わぁあああんっ!
……あぅ、……はぅ、……はぅ、……は、……んんっ、……うぅっ、……ぁ、……ぁあう、……ぅっ、……ぅぅうううっ……!」
鎧の中で薄桃色の乳頭を際立たせながら、背を反らして喘ぐ。とうとう膝をついて。生きた鎧を振り払うように無様にお尻を左右にブルブル振りながら、四つん這い。
そのまま屈辱に涙目になりながら、片手で這う情けない格好。相手の足元、自分の曲刀を取り戻そうと膝をこすりながら進んでいく。
膣穴は発達が遅れ、子供のように柔らかい丸み。剥いたばかりの桃のような触れ心地が触手に伝い。その上部で勃起する薄桃色の肉芽は花の種のよう。色素の薄いアナルは中央に向かって恥ずかしそうに細い皺が揃い、触られるとぎゅぅと強く結んで身震いをする。
■ブラッドドレス > 『んー? 何が違うってんだァ? ゴングが鳴った途端に怖気づいたとかか?
ナメた口聞いてんじゃねーぞガキ! 痛い目見る覚悟もナシに闘技場に来んなや!』
触手服に陵辱されているタピオカの恥辱を、相手闘士は知りつつも知らないフリをしている。
一太刀も交わすことなく戦意喪失の気配を見せる少女剣士に、容赦のない罵声を浴びせる。
――この男、精神的に弱者をいたぶるのが大好きなのだ。己の性欲を直接満たすよりも、無様な弱者を眺めることに興奮する。
喘ぎ、身悶え、そして剣すらも取り落してしまうタピオカ。
当初タピオカが伝え聞いたルールでは、武器を落として3秒の間に拾えなければ敗北とされるはずである。
……だが、剣が相手闘士の足元まで転がって止まり、しばらく経っても。
それどころかタピオカが無様に四つん這いになってからも、レフェリーはカウントを始めない。
ただアリーナの端っこで遠巻きに成り行きを見守っている。ニマニマと悪辣な笑みを浮かべながら。
観客たちのどよめきも収まらない。『がんばれ!』『どうした!』といった応援の声とブーイングが入り交じる。
……そんな周囲の喧騒を尻目に、ブラッドドレスは淡々と女体を責め続ける。
『オラッ! 這いつくばってねーで立てや! せめて持ってきた武器ぐらい自分で持てや!』
盾すらも下ろし、構えを解いてタピオカの痴態を眺めていた闘士。
タピオカをなおも急き立てると、足元の曲刀を蹴り、わざわざタピオカの方へと転がした。
それと同時に、タピオカにまとわりつく触手服の動きに変化が生じる。
脚全体を守っていたズボン状の革防具がきゅっと圧を増し、タピオカの細い脚を締め上げた。
腕も同様に締め上げ、その身を地面から跳ね上げさせる。四つん這いのタピオカを強制的に立たせる動き。
次いで、そのズボン鎧の股間の部分がくぱぁ……と裂ける。
裂け目からは鮮やかな桃色をした触手繊毛が無数に蠢いているのが見える。タピオカからも見ようとすれば見えるだろう。
同時に、ひんやりとした夜の風が濡れた陰唇に吹きかかる。恥ずかしい部位が衆目に露出していることを悟れるだろう。
ズボンの股間の裂け目から、やや太めの触手がずるりとまろび出て、転がされたシャムシールへと伸び、掴む。
軽い作りの曲刀をぐっと引き寄せると、タピオカの露出した女性器に柄の側を向け、突き刺してくる。
十分に愛撫され濡れそぼった膣口に、剣の柄がずっぽりと刺さってしまうことだろう。そのまま触手群が剣を保持する。
そんな感じで、強制的にまた起立させられ、愛刀を股間から生やした状態を取らされるタピオカ。
その様子を見て、相手闘士も観客も大いに沸き立つ。無様な少女を笑う声がアリーナに満ちる。
『ハッ!! それがその剣のホントの構え方だったかよ!! 笑える、これは笑えるぜーっ!!
………おら! まだ戦えるだろ、かかってこい!』
■タピオカ > 生きた鎧に直肌ごと身を奪われ、四つん這い。
言葉であらん限りの嘲笑を誘う煽り文句をも浴びながら弱々しく進んでも、3秒以内に得物を拾い戻す事は敵わない。
敗北感に全身が重くなる気がした。
それと同時に、この苛烈な責めから開放される安堵も実は覚えていた。今日は運が良くなかった……。悔しさの中に身を任せながらも、審判の「それまで」という声を待ち。
待ち続けても試合が続いている事に気づけば、絶望に顔を歪ませ。
「どう、して……!?
ルールは、この試合の決まりごとは……!?
僕はもう戦えない!こんなにされちゃ戦えないのに……!
ぅあぁああんっ!ぁ、はぁあああっ……!あぁあっ、ぁぁっ……!」
膝も手もついた弱者の格好のまま、コロッセオ全体を見上げて青ざめる顔。止まらない罵声に囲まれて、生きた鎧に陵辱されて、ただその真っ只中で身体をくねらせることしかできず。望まない快楽ばかり与えられた雌の身体、その足の付け根から否応がなく生理反応の愛液を滴らせて喘ぐも。
それだけに留まる事は無かった。
「ぁあーーーっ!はっ……!はっっ……!あぁああ、恥ずかしいぃよぉっ、僕の、……うぅぅぅ、……僕の大事なところ、皆にみせちゃやだぁぁっ……!
はぁっ、はぁっ……、ぃっ!?きゃぁあああああっ!
やめて、……あぁぁぁ、……こんなこと、……もう、……もう許して、もう許して、……お願い、……もうやだぁ……っ……!」
夜の部屋にふたりきり、大事な人にだけ。
そんな秘密の、雌の慎み深い場所を対戦相手にも審判にも、コロッセオの観客にも肉鎧によってお披露目されてしまい。外骨格じみて起立させられながら、顔じゅうを真っ赤に茹で上がらせ。
あろうことか、そこに自らの得物の柄を収められてしまう羞恥行為。
生死を共にどこでも手のうちに握って過ごしてきた愛用の曲刀をはしたなく、股間に生やす格好にさせられる。
恥辱のあまりに瞳の端に大粒の涙をふくらませる。
イヤイヤ、と内股で腰を振って嫌がるも、対戦相手に向かって不器用にぶらぶらと切っ先を左右に揺らす卑猥な見世物になってしまう笑い者。
■ブラッドドレス > 『ナニ言ってんだァ? お前は剣を構え直しただろ? 俺に向けただろ? ならまだ戦える!
ほら、その剣で戦え!! 一発もらうまでは俺からは攻撃しない約束だものなぁ!!』
敗北や降参すらも許されず、這いつくばることすらも認められず、触手服によって無様な構えを取らされる少女剣士。
哀願の悲鳴は観衆の喧騒に呑まれ、ガチ泣きを始めても闘士もレフェリーもその下卑た笑みを絶やさない。
いまここに集いしは皆が皆、ひとりの少女の絶望と恥辱を味わいにここにいるのだ。
悔しさに泣き噎び、同時に性感帯を襲う抗えぬ快感に喘ぎ散らす哀れな少女。
イヤイヤをするように身悶えれば、まるで巨大なペニスのように股間から生える曲刀がゆらゆらと扇情的に揺れる。
その様子にまた、観客は大きな笑い声を上げ、タピオカの泣き言をかき消していく。
更に追い打ちをかけるように、剣の鍔に絡みついたブラッドドレスの触手に力がこもる。
ずぷ、ずぷ……と緩めのリズム、しかし長いストロークで、剣の柄をタピオカの膣にピストンし始めたのだ。
抜ける寸前まで引き抜き、そして根元までまた打ち込む。その繰り返し。
決して留めおけぬ腰のくねりとピストンが同調して、曲刀の切っ先はタピオカの眼下で艶かしくゆらめいている。
そして、1つピストンを繰り返すごとに、タピオカの愛刀の柄には拭えぬ雌の発情臭が染み込んでいくことだろう。
にじみ出る愛液が刀身を伝い、アリーナの白砂に飛沫となって散っていく。
その様子は魔道具による中継映像となって、アリーナのモニターに大写しになっている。
そんな木偶人形と化した対戦相手をひたすら嘲笑・挑発していた相手の闘士。
ふと、何かを思い出したような仕草を見せ、またタピオカを指差して声高に放つ。
『あー、思い出したぜぇ? そのチンポみたいに曲がった剣、確か辺境のほうの民族が使う剣だったっけなぁ?
武器としても使うけど、ダンスのときにも得物として使うんだったっけなー。
お前がその民族かどうかは知らねぇけどよ……戦う気がねぇならせめてその剣でなにか踊ってみせろ!』
未だタピオカを許す声は誰からも発せられない。だがここは興行の場、観衆を満足させればそれで用を為したといえよう。
闘士はやや冷めた素振りを見せつつ、タピオカがこの場から逃れ得る道を諭してくる。