2019/06/07 のログ
ご案内:「◆平民地区ルリアの隠れ家(過激描写注意)」にルリアさんが現れました。
ご案内:「◆平民地区ルリアの隠れ家(過激描写注意)」にインファさんが現れました。
■インファ > 扉を抜けてその向こうへ。一瞬すら無駄にしない様、開けると同時に滑り込む。
――が、眼前にあるのは堅牢な石壁。急制動など出来るはずもなく。
「あぐぅっ!?――い、ぁ、ぁあっ……!」
扉向こうに仲間がいることを想定し、肩から飛び込んだのが拙かった。
強烈な体当たりがそのままの衝撃を少女に返し、ごきりと鈍い音が一つ。
走る激痛に思わず左肩を抑えるも、そこから垂れ下がる腕はだらんと力無い。
どうやら関節が外れてしまったらしく、嵌め直そうにも痛みで動くこともままならない。
そうこうしている間に、陵辱者は近づいてくる。その手には、大きな注射器の様な何か。
「ぐ、うっ……随分と、趣味が悪いのね……!
罰ゲームは、構わないけど、捕まえられる訳?」
強がりはするものの、その足取りは先よりも頼りない。
壁に衝突したダメージが足にも少なからず影響を与えているのだろう。
ただ迫り来るならば逃げ続けるが、それでも彼女の手に落ちるのは、時間の問題。
二度の全力疾走に加え、強烈な自傷の一撃――流石に、抗いきれない。
■ルリア > 「あらあら痛そう。
降参してくれると楽なんだけど、痛くされたいなら仕方ないわね♪」
思い切りの良さが災いしたのか、左腕は暫く使い物にならないようだ。
だがまだ少女が諦める様子はない。
予想以上の生きの良さにルリアも上機嫌だ。
ただ捕まえるだけなら精神干渉を続けて自由を奪ってしまえば済む事。
しかし折角なので、なるべく正気のまま辱めてやりたい。
「あんまりこういうのは好きじゃないけど、うふふ♪」
好きじゃないと言いながら嬉しそう。
相変わらず浣腸器を構えたまま、自分の影を操り少女へと向かわせる。
先程捕縛に使った時は大きく包み込むように動かしたが、今度の影は鋭く細長い。
ルリアからすると腕の延長のように操る事が出来る。
それも一本や二本ではない。
とりあえず五本、影の触腕を向かわせ四本で四肢の拘束を狙う。
一本は打撃狙いだ。
これで殴ったところで人間の拳で殴った以上の威力はない。
しかし捕縛する影から逃げつつこれを捌き切るのは困難であろう。
ルリア自身は大して消耗もしない。
少女からの反撃もルリアには向ける事は出来ないので、もうほぼ詰んだようなもの。
なので、すぐには捕まえずギリギリかわせそうな、耐えられそうな捕縛と打撃をじわりじわりと加えていく。
「降参したくなったらいつでも言っていいのよぉ?
そうしたら浣腸が待ってるから♪」
影を操り続けるルリアの声に緊迫感などはない。
ただこの状況を楽しんで、いたぶっているだけだ。
■インファ > 戦況を冷静に分析すればする程、八方塞がりであることが理解できる。
彼女を物理的に排除することが不可能で、脱出も彼女の気分次第。
そして、本当の扉以外は全てが石壁――地下だから壁の向こうに空洞を望むことも出来ない。
どうしたものか、と考える。今この状況でも、少女は頭を垂れるという選択をしない。
そんな少女の態度こそ、彼女が求めるものなのだろう。
しかし、喜ばせると理解していても、性根は変えられない。
「っ……いよいよ、やばい感じ、ね……!」
久しぶりに感じる、強烈な危機感と焦燥感。
焦れば鈍る。鈍れば負ける。負ければ――その先は陵辱だ。
迫り来る五本の触手。左腕さえ健在ならば、どうにかすることも出来ただろう。
しかし、万全とはかけ離れた状態では捌き切ることなど不可能。鈍い音が幾度か響く。
「ぐっ――い、ぎっ!?……んぶっ!?」
無理やり触手を回避しようと身を捩った矢先、別の場所を狙ったはずの一本が腹に突き刺さる。
人間の拳で殴った程度、とは言うものの、少女の矮躯にとってはそれでも十二分の威力だ。
呼吸を保てなくなり、意志とは裏腹に膝ががくりと崩折れる。
続け様に一度、二度、少女に苦悶の声を挙げさせるための殴打が腹を抉る。
同時に、ゆっくりと一本ずつ、態と時間を掛けるようにして、影の触手が四肢を戒めて。
「ぇ――げふっ……く、そっ、降参なんて、する訳、無いでしょ……?」
最早少女の自由になる箇所は頭くらい。
しかしそれでも悪態だけは吐き通す。――或いは虚勢なのかもしれない。
こうして、ついに少女は彼女の魔の手に落ちる。初めて、心の奥底に小さな恐怖が芽生えた。
■ルリア > 「んふふ、いいわよぉその態度♪
万全の状態で正々堂々戦ってたら、あなたの勝ち目もかな~りあったかもねぇ?
でもぉ、こうなったら誰がどう見てもあなたの負けよねぇ?
誰もギャラリーがいないのは残念だわぁ」
ここまで追い詰めてもまだまだ折れない少女。
本当に生きのいい獲物だ。
影で捕縛して強制的に立たせたまま、改めてそんな彼女に浣腸器をちらつかせながら迫る。
「まあ浣腸刑はもう決めた事だから。
でも私って優しいから、自分で服を脱いでお尻を晒すなら優しく挿れてあげる♪
もしくは無理やりぶち込まれたいっていうならそうしてあげるわぁ。
どっちがいい?」
当然逃がすという選択肢などはない。
自ら裸体を晒すか、抵抗を示して無理やりやられるか。
その二択をにやにやと、いやらしい笑みで迫るのであった。
■インファ > 「卑怯な真似しないと、私に勝てないくせに……!
ぐ、ぅっ――本当に、趣味が悪い女ね、貴女」
引き上げられるようにして立ち上がる。
左腕の痛みが蘇り、自然と苦悶の声が漏れる。
足は既に萎えており、触手が支えなければ崩れ落ちる状態。
しかしそれでも、少女の目だけは剣呑な光を帯びていて。
「――あっそ、それなら、好きに、すれば?」
自分から脱ぐ、などという選択肢はない。
それはすなわち彼女への恭順を意味するから。
もしかしたら彼女の計算なのかもしれないが、しかしそれでも。
遠縁で、且つ没落したと言えども、元皇族の気位は、折れることを許してくれなかった。