2018/10/19 のログ
■チューベローズ > 蹄の音を聞きつけた狼の耳がぴくぴくと揺れ、餌の気配に尻尾を一瞬パタ付かせてから音を消し迷宮を進む。
自分を運ぶ魔狼が何かを捕らえたと知れば、少女はゆっくりと狼の背に座り直し進路を狼任せに。
そして、松明の揺らめく光に照らし出されたのはケンタウロス。
「こんばんは。」
此方を見る相手が固まっていれば、漆黒に染め上げられたシルクのレースで飾られた服を身に纏う少女。
相手の肉感的な体とは異なり薄いながらも柔らかくしなやかな体付き。
お尻の下の狼はちらりと少女を見上げれば、白い指先が灰色の魔狼の額を擽る様に撫でる。
言葉を交わさずとも、少女が未だ相手に敵意を向けなければ、
鼻をスピスピと鳴らしながら少女を背に乗せたまま相手に近づいていく。
「ケンタウロスでしたっけ…? 初めてお会いできましたわ。」
冒険者たちが命のやり取りをしている迷宮だというのに少女は何処までも穏やかに微笑みながら相手を見上げる。
■ジェネット > 「あ、ああ。こんばん……ッ!?」
おかしい。
魔狼の背に座って無事でいるというのも。
武器の一つも持たない軽装でこんなところにいるのも。
それでいて怯えの一つも見せずに優雅に挨拶をしてくる落ち着きぶりも。
魔狼を前に、忘れて久しい被食者としての本能的な直感が訴える。
ちゃり、と盾を構えて、
魔狼――よりも得体の知れない少女に警戒するように視線を合わせて、
それでいて刺激し過ぎぬようなるべく友好的に会話に応じる。
「なかなか、こちらは山がちなようだしな。草原の同胞には生きにくい土地ではあろうよ。
ま、私のような奇特者はそれでも構わないとやって来てみるものだが
……こちらからも一ついいか? こんなところで何をやっていた?
迷子なら保護しよう、これでも腕は立つつもりだ、一緒に出口を探そう」
■チューベローズ > 相手が待っしょうじきに答えようとしたところでハッとすれば、少女は魔狼の背の上でころころと涼やかに、楽しそうに笑う。
相手が盾を構えれば魔狼は警戒する様に小さく唸り声を上げ始めるも少女が狼の耳の付け根を撫でれば威嚇の唸り声は止まり、狼の主人が少女である事が伝わるであろう。
相手と重なる視線は外れる事は無く、銀の瞳が相手の瞳をまっすぐに見つめる。
「確かに、ここでケンタウロスさんを見かけるのは初めてですわ…窮屈でしょう?
えぇ、どうぞ?」
そして、迷子なら保護し、一緒に出口を探そうという言葉に少女は楽しそうに楽しそうに笑う。
「何って、この子とお散歩をしていましたの。」
少女は銀髪の瞳で相手を見詰めながらゆっくりと狼を更に近づけていくゆるりと細腕を伸ばし警戒する様に構えられた盾を指先で触れ撫でていく。
そして、手のひらをぺたりと充てると非力な力を籠めその盾を下ろしてほしいと手だけで先ずは相手に伝えようとする。
「優しいケンタウロスさんを食べるような子ではないので安心してくださいますか?」
■ジェネット > なるほど。
感想はその一言だ。
魔狼がおとなしいのも、この少女に感じる胸騒ぎも、魔狼を従える主人こそ少女であるというなら納得だ。
相当の使い手か、そも人間ではないのか。
どちらにせよ、今の少女からは敵意を感じない。
魔狼が少女の支配下であるなら襲われることはなかろうし、少女が敵に回れば多少抵抗したとて勝てる気はしない。
「そうだな、かなり窮屈で困る。地形はでこぼこするし、建物は狭いし。
その魔狼もそう思っていたりするんじゃないか?」
盾を下ろし、兜のバイザーを跳ね上げて少女に無抵抗の意思を示す。
視界がひらけてよりはっきりとわかったことだが、この少女は美しい。
それこそ只者であれば、人間のならず者から智慧なき魔物、
果ては魔族まで放っておかないであろう魔性の魅力のようなものを感じた。
「君の言葉を信じる他ないようだし、安心は……難しいが、警戒は解くよ。
私は草原の戦士コーサー氏族の妾子ジェネット。一族を離れ、武で立身出世する為、
我が背を預ける騎士を見つけるためやって来た。
君……と、その狼の名前を聞いても良かろうか?」
■チューベローズ > 「えぇ、そうでしょう。 ふふ。この子は大丈夫。ここはお家のようなものだから。」
相手が不満を隠すことなく告げれば、
ころころと笑いながら魔狼の首元を柔らかく撫でる。
そして、盾とバイザーを跳ね上げればようやく見えた相手の顔に少女は穏やかな笑みを向ける。
「えぇ そうして頂けると嬉しいですわ。
コーサー氏族のジュネット。
私はチューベローズ=ベーネミュンデと申します。
この子はグラウ。
以後よしなに。」
相手が丁寧に名を名乗れば少女は相手の瞳から視線を逸らすことなく凛としながらも涼やかな声で自分の名前を相手に告げる。
基本的には無礼には無礼を、丁寧には丁寧を返すのはある意味で少女の信条である。
それは迷宮でも街でも変わらない。
「立身出世ですか? ジュネットさんは十分強そうですのに…。
それに、…騎士と貴女が強くても、一般の方はジュネットの様な強いケンタウロスを操る騎士の方に目が行ってしまいそうな気もしますが…。
背に乗せ、武を誇るのであれば騎士よりも姫の方が良いのでは?」
くすりと少女は愉しそうに笑い、どちらかというと自分が相手に乗ってみたいというのをほんのりと告げながら悪戯っぽい笑みを相手に向けながら、馬の体に手を滑らせようと手を伸ばす。
相手が逃げなければ、上機嫌にあどけない表情で微笑みながら細い指で馬の毛並みにそい柔らかく撫で擽っていくだろう。
その動きは何処か愛撫を想起させるような艶めかしいものであった。
「ジュネットはとても綺麗な毛並みね…。」
■ジェネット > 「此処に棲んでいる魔物か……それにしては君に良く懐いているし、訓練も行き届いているようだ。
まさか、君も此処に棲んでいるとかな」
それはないか、と乾いた笑いでごまかしながら、それとなく探りを入れる。
魔狼を撫でる手付きは慣れたものだし、魔狼も嫌がる素振りはない。
とても懐いているようだが、犬やましてただの狼ではなく魔狼をこうまで懐かせることが果たしてできるだろうか。
「承知した、ベーネミュンデ氏族のチューベローズ、それとグラウ。
今日の出会いを祝して一杯、と言いたいがここではな」
槍と盾を背負って、頭を下げて礼。
人間であれば膝を折ってみたり、スカートをつまんでみたりするのだろうが、あいにく下半身は馬なのでそうはいかない。
気を悪くしなければいいが、と心配したが杞憂だったようでほっと安堵。
「そこらのへぼ騎士に負けるつもりはないがね、この体では王国でやっていくには色々不都合がある。
並以上の武勲を立てねば正規の騎士団にも入れぬし、それに……」
笑わないでほしいんだが、と念押しし、頬をわずかに染めて夢見る少女のような顔で
「昔から夢なんだ。強くて格好のいい騎士を乗せて戦場を駆けるのが。
いや、姫君を乗せるのもきっと素敵なのだろうけどな?
……君を乗せるとグラウ殿にやきもちを焼かれはすまいか」
ちら、と並走する狼に視線を向け、それから少女に視線を移す。
彼女は興味深そうに馬体に手を伸ばしていたので、グラウ殿に体当たりしない程度に距離を詰めて触りやすくしてやる。
短く柔らかな雌馬の体毛を漉くように細い指が触れれば、心地よさげに目を細め。
「毛並みを褒められるのははじめてかも知れないな……思いの外嬉しいものだ。
チューベローズは上手なのだな、グラウ殿が惚れ込むのもわかる……」
撫でられていくうちに、内心の警戒も溶かされていくようで
■チューベローズ > 「ふふ。まさか。ここはただの遊び場ですわ?グロウ達と私の遊び場─。」
別段隠す事でもごまかす事でもないと、少女はさらりとそんな言葉を紡ぎ。
そう。遊び故に少女は命を奪うこともするし、逆に離す事もする。
ただ、遊ぶ。それ故の無形。
「ふふ。王都で有れば、お茶の一杯でもお出しするところですが…。」
続く相手の言葉、少女は柔らかい笑みのまま相手の夢を楽しそうに嬉しそうに聞いている。
「夢でしたら仕方がありませんわね。私にできる事はそんなにありませんが応援していますし、貴方が強くてカッコいい騎士様を背に戦場を駆けるのを見て見たいわ?」
素敵な夢をかたられれば、少女はそんな言葉を返し、やきもちをという言葉にくすくすと笑う。
「ふふふ。グラウは大丈夫ですわ? 私を守るのに全力を持って当たれるのですから。」
相手が距離を詰めてくれれば柔らかく撫で、愛撫していく。
馬のたくましくしなやかな足の筋肉を撫でたかと思えば、足の付け根を解す様に撫で。
「ありがとうございます。ジュネット様。もちろんジュネット様は馬の体だけではなく人の部分もとても綺麗よ?
その鎧の下の体も鍛えられてとても美しいのでしょうね。」
いくら魔狼の背に乗っているとはいえ、相手の顔に触れる事は出来ない。
が、鎧に手を触れると愛おしむ様に指をつつっと滑らせていく。
目を細めながら、鎧の下は鍛えられた体なのだろうか思いながら、鎧の腹の部分を撫で、わき腹を撫で、胸のあたりへと手を滑らせていく。
「鍛え抜かれた美しい女性の体はとっても素敵だわ。」
それは少女の甘い甘いおねだり。相手の瞳を下から見上げながら少女は妖艶な笑みを浮かべ、甘く言葉を紡ぐ。
■ジェネット > 「遊び場……」
こんな強力な魔物が遊ぶとなれば、木の枝を投げて取ってこい、なんて生易しいものではないだろう。
果たしてここで何が行われているのか、背筋に嫌な震えが走る。
「そ、そうか。王都には中々行く勇気が無くてな、もしいつかあちらで会えたら、その時はお茶をしよう」
この悪寒は気のせいだ、この可憐な少女が一瞬でもおぞましく見えたなど。
気のせいに決まっている。でなければ今にも逃げ出してしまいそうだ。
「その時は騎士殿と一緒に君を守ってもいいな。いや、それこそグラウ殿に邪魔だと叱られるか?」
ふふ、と微笑んで。少女が笑えば、緊張感も嘘のように霧散する。
すっかりこの少女に魅入られ、その一喜一憂に心を動かされながら、その指先に身体までも囚われていく。
「そうかな……人間は君のように華奢か、柔らかい脂肪の多い身体を好むと聞くが……」
だから、こんな筋肉の付いた身体は今ひとつ一般受けはすまい、良くて荒くれの戦士くらいではないかな、好むのは。
と自嘲しながらはにかむ。
鎧のあちこちを滑る少女の指は、肌に触れていないのになんだか心地よくて。
耳に染み込む鈴の音のような声でのおねだりは、不思議と叶えてあげたくなる響きを孕んでいる。
じっと目を合わせていたが、頬に朱を差しながらふいと視線を伏せて
「流石にここでは、恥ずかしいじゃないか。人がいつ通るかわからないしな……
二人きりなら、見てもいいけれど。でも面白いものでは無いと思う、ぞ?」
■チューベローズ > 相手が自身に感じる恐怖を、違和感を、いろいろな感情がないまぜになる悪寒に背筋を震わせる相手を感じ、つい心の中にさざ波が立つ。
「あら、こう見えても私貴族ですから…私の名前を出していただければ大丈夫ですわ?」
くすくすと楽しそうに微笑みながら少女は頷き、すりすりと柔らかく馬の体を撫でる。
少女の白魚の様な指が踊り、短い毛を撫でつける。
「華奢で柔らかいから…戦える力を持つ方が愛しいのですわ。
それにここは地下迷宮ですし、この子の部下たちが人払いをしてくれますから…。」
頬に種をさしながら視線をそらしてしまった相手に甘く囁きかける。
「今ここにいるのは私と貴女だけ…
もっと、ジュネット様を感じて、触れたいの…」
ふふっと、微笑みながら少女は相手の手を取り、その指先に細く小さな指を絡め、自身の柔らかい頬に触れさせるように導いていく。
幼く柔らかくも温かい体温が相手の指先に伝わるだろう…。
穏やかな笑みを浮かべながら少女は甘く愛を囁く。
■ジェネット > 「そう、なのか……」
貴族ならなおさらなぜこんなところに独りで居るのか。
魔物と共に在るのか。
正常な精神であれば真っ先に疑い、警戒し、ともすれば先手必勝で槍を叩き込むべき異常に思考がたどり着かない。
少女の手が心地良い。繊細な指が無骨な馬の身体を触る感覚が心地良い。
草原に居た頃には、母や妹達がよく毛づくろいをしてくれたが、こちらに来てからはそれもめっきりだ。
汚くはないように清潔には気を使っていたが、誰かに撫でられる感覚はそういったものとは別の暖かさを感じる。
「そ、そう……なのか? ならば問題は……ない、のか」
グラウ殿に横目で視線を向け、本当に大丈夫なのかと最後に残った理性が助けを求める。
捕食者に被食者が助けを求めるなど、本当ならありえないこと。
だけれど、この少女を前にしては、そんなことに思い至ることすら出来ず、ただ飲まれるばかりで。
「わ、わかっ、た……きみがそう望むのなら、我が身に触れてくれ……」
槍を握り、ごつごつと戦士の手になってしまった指に少女の細指が絡みつく。
頬のなんて柔らかく温かいことか。絹のような肌を指が滑っていくのが心地良い。
心地いい、心地いい。この少女に身を委ねたら、もっと心地よくなれるのではないか。
軍馬として功を得ることよりも、今はただこの令嬢のための馬でありたいと心がそう望んでいる。
かちゃり、と鎧の金具にいつの間にか指を掛け――
薄暗い迷宮の中で、重騎兵はただの雌馬としてその身を曝け出した。
■チューベローズ > 「えぇ。 王都でもお待ちしておりますわ。」
少女は柔らかく馬体を撫でる。
そして時にマッサージをするように揉み、愛情たっぷりに相手を撫でていく。
「えぇ。大丈夫よ ジュネット様。」
混乱し魅了されたように誘導される相手を少女はただ優しく見つめ頷く。
視線を向けられても魔狼は相手に然程興味がないのか主人のしたい様に邪魔をすることもない。
ごつごつした指を頬に触れさせ、滑らせていく。
ごとり、ごとりと落ちていく相手の武装。
「あぁ。ジュネット様、やっぱりあなたはとても綺麗だわ…。」
一糸まとわぬ相手の体。
直に少女の柔らかい指が触れ肌を滑る。
割れた腹筋の溝に手を滑らせたかと思えば腰のあたりを撫で、そのままわき腹へと。
馬体と人の体の境を滑れば目につくのは女陰。
その場所を指で撫でながら、さらに身を寄せお腹に少女の柔らかい唇を押し付け、ちろりと割れた腹筋の上に舌を滑らせる。
「ジュネット…私を乗せて…?愛しいお馬さん…」
そして、今までは様と呼んでいたのにここで相手の名前を何も付けずに甘く囁く。
腹筋に口をつけたまま少女は甘く囁くと、小さな体相手へと腕を伸ばす。
■ジェネット > 「う、ん…………」
嬉しい。
この子に褒められるのが嬉しい。
まるで思春期のように胸を弾ませて、筋肉や性器に沿って這い回る指に息を呑む。
女性器を愛撫しながら腹筋にキスを落とす少女の、柔らかな髪を撫でて愛おしみ、胸の中の愛情と性愛を高められていく。
「ああ……私の背に、君を乗せてあげよう。
チューベローズ、いまは君が私の主だから……」
呼び捨てられれば、うっとりとその表情を蕩かせて。
騎士ではない姫君を主と仰ぎ、伸ばされた腕を引いて抱き上げ、背に跨がらせる。
武装した騎士を乗せるつもりで鍛えた馬体に、その身体は羽のように軽い。
それでもたしかに感じる重みが、嬉しい。
幸せだ。馬として、誰かを背に乗せる幸せ。
ふるる、と馬体を軽く震わせて、その幸福感に沈んでいく。
■チューベローズ > 髪を撫でられれば穏やかに微笑みながら腹筋にキスを落し、少女は甘く唇で啄む。
その度に小さく響くキスの音。
人の形をした女性器を指で撫でたりしながら、頭を撫でたその手を引き寄せ、指先に柔らかい唇を触れさせていく。
そして、相手が自身を乗せる気になれば抱き上げられ手伝ってもらいながら背に跨ると、靴に手を伸ばし地面へと落とす。
そして、少女の薄い胸を相手の背中に押し付けながら後ろから相手の首に細い腕を回し、肩に、項にキスを落していく。
「ジュネット…今度は草原でいっぱい走りましょう?
重い鎧も、夢も全部おいて、私と貴女だけで。
とっても素敵だと思わない?」
相手の首に抱き付き、体を支えながらふるるっと震える馬の耳に唇を寄せ甘く囁きかける、
それは相手の嗜好を僅かに歪める様な甘い毒の様に、耳を擽る。
そして、片手でジュネットの幸福感にとろんとした顔を撫で
指でジュネットの唇を滑らせていくだけではなく、もう片手は下ろし柔らかい胸を揉み、
相手にゆっくりと歩く事を促す様に少女の足の裏で馬体のお腹のあたりをするりと撫でる。
■ジェネット > 「あっ、ぁぁ……」
後ろから抱きしめられ、少女の華奢な身体が背中に押し付けられる。
薄暗く寒々しい地下迷宮で、裸の背にその体温が心地良い。
首筋から肩へ、急所へのキスが全てを少女に委ねているようで、屈服の歓びを感じてしまう。
戦士として持ってはいけない、忠誠ならぬ屈服の心に背徳を覚えながら、それすら少女に屈服する歓びに変えて。
「とても……すてきだ
君と、ふたりだけで……どこまでも続くあの草原を駆けられたら、きっと幸せ……」
夢心地で遠くを見据える。
迷宮の昏い道の先に、懐かしい草原の光と風、匂いを感じて。
背後から抱きすくめられ、顔を撫でられ胸を触られて、その手付きに陶酔し、命じられるままにこつこつと蹄を鳴らして歩みだす。
■チューベローズ > 「ん…ちゅ…」
少女にとっても、大きい相手の背中は心地よく、その熱を楽しむ。
ゆっくり、ゆっくりと少女と言う甘い毒で相手の心を犯していく。
「えぇ、疲れたら、休んで草原でお茶を飲むの。
そのまま夜になって…今の時期は寒いからくっついて眠るの。
ふふ。まるで夢の様ね…」
くすくすと微笑みながら蹄を鳴らしながら歩き始める相手の頬に地震の頬を触れさせ鷹と思えばキスを落し、唇を相手の唇へと滑らせ、甘く吸い上げる。
少女は囁き甘い夢を見せる。
唇を離せば少女はストンと腰を下ろし、今度は相手のお腹のあたりに腕を回し女陰を指でくちゅくちゅとかき混ぜながら
時折戯れる様に黒髪のポニーテールを唇で食み背中にキスを落す。
「ジュネットとても気持ちいいわ…。
鐙も鞍も準備しないといけないわね…。
さぁ─、もう少し二人だけで迷宮をお散歩を続けましょう?」
迷宮の闇の中に蹄の音を響かせながら二人と魔狼は飲み込まれていく。
■ジェネット > 「ん、はぁ……っ」
吐息が熱を帯びる。
背に負った少女の体温が、心に染み込んでいく。
「それはとても素敵だ……君と草原で、二人きりで……」
譫言のように呟き、後ろからのキスに応じて。
甘い、甘い夢にずぶずぶと沈み、幸福と性器を愛される快楽に理性を溶かされながらふらふらと迷宮を奥へ奥へと進んでゆく。
「君のための鞍だけを身に着けて……君のために駆ける……
なんて幸せなんだろう。ああ、君が望むだけ一緒に歩こう。満足するまで散歩に付き合うよ……」
二頭と一人の影は、迷宮の闇に飲まれて消えてゆく――
ご案内:「◆地下迷宮(過激描写注意)」からジェネットさんが去りました。
ご案内:「◆地下迷宮(過激描写注意)」からチューベローズさんが去りました。