2017/08/20 のログ
イスカ・レナイト > 少女の頭を、玩具として揺さぶり続ける。
喉の奥を押し広げ、食道へ直に淫魔の体液を落とす交わりは、飽くことなく続けられる。
そして少女が始めた倒錯的な自慰行為。
地下の調教部屋の空気は、いよいよ淫らに歪んで、獣の情欲を更に煽り立てる。

「ははっ、迷わずそっちにしたかっ……ああ、知ってるよ、好きなんだろう……?
 何度も犯されて、その姿を撮られて、ばら撒かれて……それが好きになったんだろう?」

その言葉は断定的であったが、不思議と、嘲りや侮りの色は無かった。
寧ろ、少女がそうであることを喜ぶような、陽性の感情がにじみ出た声だ。
少女の喉を犯しながら、少女が自らの排泄孔を犯すのを見ながら、喜色に満ちた声は囁く。

「――どうして撮られるのを嫌がるんだい、〝クロエちゃんを気持ちよくしてくれるもの〟なのに」

それは、軽い暗示術のようなもの。淫魔の、心に踏み込む性質を、言葉に乗せたものだった。
普通の精神状態の相手になら、多少口が上手いなと思われる程度の、薄い舌毒。
しかし少女には――度重なる陵辱に晒されたクロエ・フォン・シュトロハイムには、どうだろう。

「思い出してごらん。あの映像三つ、どれもクロエちゃんは気持ちよさそうだったじゃないか。
 ねえ、楽しくはなかった? たくさんの欲望を受けて、たくさんの人に愛されて、嬉しくはなかったかい?
 それは全部、クロエちゃんの姿が記録されて、たくさんの人に見てもらえたからなんだよ?」

もはや理論として成り立ってもいない、無茶苦茶な論。
その論と共に、女は、少女の口内から肉竿を引き抜き、眼前で盛大に精液を放った。
コップの水をぶちまけたような量の白濁が少女の顔を汚し、顎や胸へ伝い落ちる。
熱と、雄の臭いと、淫魔の魔力と、それらが渾然一体となったものに身体を染められる少女へ、女の声が唆し続ける。

「もっと見てもらいたくはない? もっと、気持ちよくなりたくないかい?」

精を放って尚、いや寧ろ女の肉幹は肥大化し、少女が自慰に用いている金属棒より更に太く肥大化していく。
表面に血管を浮かせた熱い肉塊は、支配すべき穴を待ち侘びて、少女の唾液と自身の精に濡れた幹を脈打たせている。

クロエ > 激しい前後運動に、頭の中を揺さぶられる。
じゅぶ、じゅぶ、と水音を響かせた行為はより激しさを増す一方で。
金属棒を使った拙い自慰も、その激しさだけは増していく。
金属棒をかき回すように大きく動かすと、腸奥の肉ボタンを強く押し潰す。
ぐちゅぅ、と肉を打つ音がするとともに、鮮烈すぎるしびれに目の前が真っ白になる。
彼女の言葉を否定したいが、今は頭を横に振る余裕もない。
ただくぐもった喘ぎをこぼしながら、自身の肉穴を穿り返すだけで。

「んふっ、んぐっ♪んぅううっ♪ん、ふっ、んぁ――ぁ、ぅぁっ……」

隙だらけの少女は、彼女の言葉に反応し、とろんと蕩けた様な瞳を向ける。
それは軽い暗示にどっぷりとつかってしまった事を示す、自意識を蕩かされたような酩酊の視線。
彼女の竿を喉奥まで飲み込みながら腰をくねらせて、尻穴を大きく抉って。
ぼたぼたと蜜をこぼしながら、凌辱によって尊厳と理性を汚された少女は、彼女の精を受け入れる。
それは多量に吐き出され、顔を、胸を、喉を汚し、下腹部にすら飛沫を零す。
噎せ返るほどの熱と臭いと魔力に充てられ、少女の理性は一部すら塗りつぶされて。

「……はひっ、ぁぅ……ボク、は、撮られるの、が、気持ちよ、くて……?」

理性が警鐘を鳴らしているのに、それすら本能に塗りつぶされる。
目の前の熱の塊を受け入れろと、彼女に敗北しろと、本能が訴えかけてくるのだ。
ゆえに少女は、金属棒を咥え込んだまま、蕩けきった視線で。

「……気持ち、よくなりたい、です。惨めに、ボロボロにされて……雌にされたい、です」

遂に、心の奥底に秘められていた無意識の隷属願望すら吐露してしまって。
映像に残されるならば、より惨めに嬲られたい。そんな願いを口にしながら、彼女の竿に顔をよせ、そっと頬をすり合わせた。

イスカ・レナイト > 蕩けた目で見上げられ、従属の言葉を捧げられる。
その幸福感だけでも達してしまいそうな程の興奮を、理性で捻じ伏せ、欲望で押さえ込む。
まだ足りない、もっと嬲らねば気が済まない。
映像で見た、自分がどれ程に痛めつけようが受け止められるだろう雌が此処にいるのだ。

「良く言えました……可愛いよ、クロエちゃん。ご褒美をたくさんあげる」

肉竿に頬を寄せた少女の、白濁に染まった髪を撫で、喉を指で擽った。
そして女は、撮影機の電源を入れ、その向きを、部屋のとある箇所で固定した。
天井から鎖が伸び、その先に枷が付けられた、拘束の為のスペース。
少女をそこへ運んだ女は、彼女の両手首と右膝を枷につなぎ、鎖を引いた。
両手を高く掲げ、右膝は胸の高さまで持ち上げられた、片足立ちの不安定な姿勢。
秘所も尻穴も全て撮影機に晒してしまう、淫らな姿勢だ。

「そら、こっちもだ!」

続けざまに秘所を襲う、分厚い衝撃。
部屋に置いてあったディルドを、女が、少女の秘所へ押し込んだのだ。
もともとが巨大で、少女の子宮口を押し上げながら、膣内をぎちぎちと押し広げるそれは、底にベルトが着いている。
ベルトを腰にまわすことで、激しく身体を動かしても自然には抜け落ちないようにした上で――

ディルドが膨らみ始める。
元より大ぶりの、なれていない女では飲み込めないくらいの太さはあった。
それが更に、少女の肉筒の直径を、そして奥行きを押し広げようと膨れ上がるのだ。
無機物でなく、魔物を加工した生きた玩具――ローパーなどの生物に近いだろうか。
生暖かい液体を表面へ染み出させながら、ディルドは少女の膣を拡張する。

「はぁ、はっ……さ、次だ、次――まだ、まだ足りない、もっと――
 もっともっと、壊させてくれ、犯させてくれ、滅茶苦茶に狂っておくれ――!」

無残な光景だ、その内少女の腹に、ディルドの形が浮かび上がることだろう。
しかし女はそれを待たず、少女自身が金属棒で解した後孔へ、自らの切っ先を押し当てた。
自慰の為の冷たい道具は取り除かれ、肉の質量が少女の尻穴を押し広げ、腸壁を擦り立てながら奥へ。
淫魔の体液を鋭敏な性感帯の腸壁へ塗りつけながら、少女の身体を揺らすピストンが始まる。

クロエ > 彼女に屈して、玩具として扱われる。
そんな後ろ暗い喜びに浸る少女は、壊されることすら望んでしまう。
彼女が興奮を理性で押さえつけたのとは逆に、少女は軽く達しながら待っていた。
騎士としての鍛錬を経た肉体は頑丈で、彼女の欲求を受け止めても体力的に問題はない。
また、肉穴も調教を経て無茶を繰り返した分、責め苦に慣れてしまっている。
詰まる所、少女は彼女の加虐性癖を受け止めるこれ以上ない器なのである。

「……ん、ごほ、うび……♪ボクが泣いて謝るまで、君の好きに、して?」

淫蕩なおねだりも、理性が吹き飛んだ証拠。
髪を撫で、擽られる動きに身を委ね、拘束すらも素直に受けいれる。
両腕を吊り上げられ、右足を持ち上げる不安定な片足立ち。
それは最初こそ十全だが、徐々に膝が笑い始め、全体重を支える左足が震え始める無茶な姿勢で。

「んぃっ、にゃに、これっ、おっきいの、ぉおぉぉおっ♪
 おにゃか、奥まで入ってっ――へひっ、ぃ、ぁ、ぁあっ♪」

子宮を撃ち抜かれるような衝撃とともに、秘所に何かをはめ込まれる。
肉色の何かに黒色のベルトがついたそれは、腰回りにしっかりと巻き付けられると鍵がはまる。
彼女の持つ部屋の鍵と同等のものでしか外れないそれは、中に入ると早速みっちりと膨れ始めて、少女の中を広げ始める。
生暖かい粘液も、唯のローションというよりは先走りのようなもので、どこか生臭さを伴って滴り落ちて。

「くひっ、おにゃか、ひろがってっ、んぃっ、ぁ、ぁああっ♪
 くる、ひっ――へひっ、お、おしりも、おかされっ――はいんにゃい、からっ♪
 や、ぁ、ぁ、ぁあぁあっ――んぃぃいいっ♪お、ひりっ、こわれ、りゅっ、熱いの、ぉぉおおおっ♪」

ごちゅん、と奥まで抉られれば、一瞬で目の前が真っ白に染まって。
ばちゅ、ばちゅ、と肉を叩くような音を響かせながらの交わりは、少女を徹底的に淫らに堕落させていく。
片足を懸命に震わせながら法悦の喘ぎを零す雌は、凛々しい騎士の面影など全くないほどに、淫猥に崩れていた。

ご案内:「九頭竜の水浴び場 樒の間(過激描写注意)」からイスカ・レナイトさんが去りました。
ご案内:「九頭竜の水浴び場 樒の間(過激描写注意)」からクロエさんが去りました。
ご案内:「九頭竜の水浴び場 樒の間(過激描写注意)」にクロエさんが現れました。
ご案内:「九頭竜の水浴び場 樒の間(過激描写注意)」にイスカ・レナイトさんが現れました。
イスカ・レナイト > もはや少女に、凛とした騎士の面影は無い――それが愉快で溜まらない。
淫らな懇願、狂気さえ感じられる快楽への没頭。
映像で見たのと同じ、いやそれ以上の、絶頂を重ねて尚も求める欲の深さ。
全てが全て、女の嗜虐性を加速させるには十分すぎた。

「入んない……? ははっ、嘘だろう、そりゃあ嘘だ!
 こんな凄い身体を持ってて、この程度が入らないなんてことは無いさ!
 ほら、ほらっ、音をあげるんじゃないよ! まだ壊し足りないんだから……!」

腰を打ち付ける――もはや、腰で少女の尻を殴打するような激しさの挿入が繰り返される。
子供の腕ほどもあろうかという肉幹は、交わりの為に作られていない孔を押し広げる。
腸奥から内臓を、或いは子宮を突き上げ、膣内で膨れ上がる肉ディルドとぶつかり合う度、薄壁はその間で擦り立てられる。
既に快楽の度合いも苦痛の程も、常人なら発狂の縁に追い上げられるまでに至っているが――

「……そうだ、クロエちゃん。人間の限界って、どれくらいなんだろうね?」

ふと思いついたように、背後から少女の尻穴を穿ちながら、女が言った。
そして女の手が、少女の股の間へ這うや、肉ディルドが不気味に蠢いた。
筒状になった肉の塊から、多量の触手が這い出し、それが少女の淫肉を内側から撫でまわしているのだ。
それはまるで、胎内に無数の蛇が現れ、鼻面で肉壁を押し広げようとしているかのよう。

「ねえ、どこまで耐えられるんだい? どれだけのことができるようにされたんだい?
 その身体で教えておくれよ、お願いだから……!」

乞い願うような言葉とは裏腹に、腰を叩きつけ、腹を歪に変形させて。
肉ディルドは触手を伸ばし、その体積を増して、少女の膣道を拡張しようとする。
女の残酷な欲望は、常識的な線をやすやすと踏み越えて、猟奇の粋に踏み込み始めた。

クロエ > 少女の体は、既に半分ほどが淫魔。
浸食された体には、一度二度の絶頂では到底足りない。
映像の中身よりもなお、芳醇で鮮烈な雌――それが彼女の前にいるこの娘だ。

「んぃっ、ひ、ぁ、ぁあっ♪ん、ぅううっ♪めりめりって、おにゃか、ぁおぉおおっ♪
 おひりっ、ぐぼぐぼ、してっ、穿るの、やらぁ、ぁああっ――♪い、ぐぅっ、いくのぉぉぉおっ♪」

尻肉を殴打されるような挿入に、打擲の音が響いて徐々に肌が赤く色づく。
少女の尻穴は徹底的に調教を施された結果、本来は規格外なはずの彼女の肉棒すら受け入れて、ねっとり締め付けて精液を望んでしまう。
子宮口の代わりを果たすかのように結腸口が吸い付いて、腹に刻まれた刻印による甘い香りの腸液蜜がしとどに零れ落ちていく。
それは苦痛も快楽も本来ならば発狂するほどの領域。しかし、この程度ではもはや足りない。
当に少女の貪欲さは、人間の領域をはるかに超えてしまっていて。

「くひっ、ぃぁ、ぁあぁあっ!?おにゃかっ、なか、にゃにこれっ!?へひっ、ぃぃぃっ♪ 
 ぐねぐねっ、うねってっ――にゃめてるっ、やめ、え、ぉぉぉおっ♪し、きゅうっ、くちゅくちゅ、やら、ぁ、ぁあっ♪」

少女の右足はピンとつま先を伸ばし、絶頂の様子を寡聞に伝えて。
度重なる圧迫で尿道からは潮を零し、石床を色濃く濡らしていく。
両穴を徹底的に拡張されながら、少女の腸はその襞すらも伸ばされそうな程の突き込みを受けて。
こひゅっ、と咳き込んだ少女は、舌を突き出して圧迫感に悶えて揺れた。
このまま腹を潰せば少女は胃の中身を戻すだろうし、注いだ後で嬲れば、腹の奥に秘めた物をその穴から漏らすだろう。
彼女の猟奇を受け入れるしかない少女は、どのような壊され方をするのだろうか。

イスカ・レナイト > 腹中からの拡張は止まない、止まらない。
寧ろ女の欲を察したかのように、少女を嬲る力を強めるのだ。
少女の腹を内側から、妊婦の如く押し上げる触手塊。
最大直径は既に、拳や腕どころの話ではない。

「やめないよ、やめてやらない。それより、ほら、忘れちゃ駄目さ。
 今、クロエちゃんは撮られてるんだよ! 尻に私のが入って行くのも、お腹が膨れ上がってるのも!
 折角誰かに見てもらえるんだ、お客さんを楽しませることも忘れないようにっ……!」

ずん――と、肉樹が少女の奥を押し上げた。
これまでのピストンよりもう少し奥へ、尻肉を押し潰し、臓腑の底へ届くように。
突き出した舌に手を伸ばし、指先で摘み、口の外へ引きずりだしながら、杭打ちの如き抽挿を繰り返す。
身体の内側から腸と胃袋を押し上げられる、常軌を逸した責め苦。
それでも少女の身体を苛むのは、淫魔の因子が生む快楽。

腸壁を削ぐ肉の往復がいよいよ勢いを増し、少女の左足までが床から幾度も浮く。
背に押し当てられる女の豊かな胸からは、嗜虐の悦びが、早鐘の如き鼓動を伝えて来る。
そして耳元に、吐息と共に吹きかけられる言葉――

「中に出してあげる。意識、飛ばないようにね」

快楽に濡れた声がそう囁くや、少女の腸内に、粘つく熱が吐き出された。
一度目の吐精など比較にならない、桶をひっくり返したような量の精は、腸壁の襞に染み渡りながら注ぎ込まれる。
それはたちまち少女の腹を埋め、液体の圧で膨れ上がらせるだろう。
膣内の肉ディルドと、腸内の多量の精液とが、二重に腹を膨らませる快楽拷問。
少女の身体を背後から抱きしめ、女は暫し身を震わせ――だが肉竿はまだ飽き足らぬと、衰えもせずに脈打っている。

クロエ > 体内の触手は、なおも肥大化を続けていた。
ぎちぎちと腹部を押し広げ、男の腕もかくやという程にまで膨れ上がる。
しかしこれ以上となると流石に厳しいらしく、秘所はぎちぎちと締め付けて。

「あぉ、ぉぉおおおっ♪お、にゃかっ、くるひっ……ふぐぅうっ♪
 く、くりょえの、おにゃかっ、いっぱいになってっ――へひぃっ♪
 広げちゃ、やだっ、ぁ、ぁ、あぁああぁあっ――♪」

みちみち、ぎちり、限界に達したからか、触手が蠢いても腹の膨れが広がらなくなる。
妊娠中期の妊婦、と言われて納得できるような腹部は、完全なポテ腹で。
舌を指先で摘み出されながらの交わりは、玩具にされている様な錯覚が酷く退廃的で心地よい。
徐々に左足の浮く回数が増えて、少女の全体重が彼女との結合だけで支えられるようになって。
そして、止めとでも言うかのように奥へと一撃見舞われると。

「へひっ、ぃ、ぁ、ぉぉぉおっ♪おにゃかっ、むりっ、むりぃっ♪ 
 やぶけりゅっ、破裂、す、りゅぅぅっ♪んぃ、あ、ぉぉぉおぉっ♪
 う、ぷっ、ぇ、げふっ……ひゃ、めっ、これいじょ、は、げぶって、で、ちゃ――♪」

多量の精液で、限界まで膨らまされていく腹。
精液によって追加された膨張で、少女の腹部は臨月の妊婦ほどまでになる。
その半分が触手の肉で、もう半分が精液で、とでも言える孕み腹の状態で、少女は気を失えずに悶え続ける。
ただ一つだけ自由になる尿道からは小水が零れて、少しでも腹圧を下げようと床に水たまりを作っていた。

イスカ・レナイト > 内側からの圧力で苦しめられる少女の姿――無残だ。だから良い。
少なくともこの女は、苦しみ悶える少女の顔が、この上なく美しいものに見えていた。
惨めだからこそ美しい。哀れだからこそ美しい。
だからこそ女は、この美しい少女を、更に魅力的な姿にしようと――

「破裂……ああ、させたいな。治せる力が有ったら、絶対にそうしてた。
 けど、それはできないんだ。ごめんね、そこまでできたらきっと、クロエちゃんは天国に届くくらい気持ちいいんだろうに」

――少女の手首の、枷を解く。
両腕の拘束がいっぺんに解かれ、がくんと身体が落ちるように前のめりになるだろう。
それに続けて女は、少女の右ひざの枷も外した。
身体を天井から吊るす、全ての拘束が解かれ、少女の身体は傾いて行き――

「――んっ!」

合わせて女が腰を引きながら、ディルドを固定するベルトを外した。
腸壁を巨大な肉棒が、少女が倒れるよりも大きな速度で引き抜かれて行く。
膣内に閉じ込められていた触手生物が、蠢きながら外へ這い出そうとする。
異なる二つの衝撃が、少女の腹を圧迫感から解放しようとする。無論それは、辱めの終わりではなく。

「……クロエちゃん。撮られるの、好き?」

決定的な瞬間を映像に収めながら、彼女自身の口からもまた、決定的な言葉を奪い取ろうと。
哀れな少女を見下ろして、女は、やけに無邪気に問うた。

クロエ > 少女の体は如何に丈夫だとは言え、魔族の様な再生能力を持っているわけではない。
当然、破裂すればそこまでで、その先には取り返しのつかない死が待っている。
しかしその際で、淵で、強烈な快楽を味わい続けるのは、少女にとっても好ましい。
いつかは踏み外してしまいそうな綱渡りが、理性と本能の反転した少女にはたまらなく心地よかった。

「ふ、ぐぅっ、それしたら、死んじゃう、からっ――んぎぃいいいっ♪
 くひっ、ぐる、しっ、えふ、ぇ、うぇえっ――げぶって、でちゃい、そ、だからっ……♪」

鍵の鳴る音とともに失われる張力。
両腕が落ちて、少女はぐらりと前へと倒れて、傾くと同時に今度は膝が、腰のベルトが外される。
同時、秘所の中を限界まで拡張していた触手が、引き絞られた弓から放たれる矢のように飛び出した。
ずりゅん、と粘液まみれで湯気立ちそうなほどの肉塊が吐き出され、秘所にぽっかり穴が開く。
その刺激には少女も溜まらずのけ反り、白目を剥きそうなほどに震えて、トロ顔を見せつけて。

「へひゅぅうぅっ♪れ、りゅぅっ、しょくしゅ、でひゃ、ぁおっ、ぉおおぉっ♪
 しゅき、れひゅっ、撮られるの、しゅきぃいいっ――♪」

決定的な言葉を、確かに口にしてしまいながらの絶頂。
それは、破滅的なほどに気持ちよくて、少女の脳髄が一部分、焼け飛んでしまったかのようだった。

イスカ・レナイト > 床に潰れて這う、哀れな少女。
半ば強制されて――しかし呆けた脳がそれを望み、ついに映されることが喜びだと宣言する。
ぽっかりと開いて、拳など容易に飲みこそうな秘所より、心こそが酷く変わり果てた有様。
だが――少女は悦んでいる。だから女は、より一層残酷に笑って。

「出ちゃいそう……ふうん」

少女の背中に、足を乗せた。
軽く足の裏を触れさせたその仕草は予告である。処刑の宣告であり、快楽の訪れを告げる先触れだ。
覚悟を決める間などは与えない。触れるだけだった足に、次第に体重が乗り始める。

「なら、全部出しちゃえばいい。きっと皆、手を叩いて笑ってみてくれるよ。
 クロエちゃんが汚いものまで吐き出す、その瞬間をさぁ……!」

ぐん! と、女は、少女の背を踏みつけた。
精液で丸々と膨れ上がった少女の腹は、床に押し付けられ、酷くひしゃげることだろう。
その内圧の出口は二箇所――つまり、上か下か。
耐えさせる意思や余裕など与えない。その瞬間を収めようと、撮影機は無常に動き続ける。

クロエ > 床に崩れ落ちた少女は、淫蕩な笑みで震えてひくついて。
強制的に誘導されながらも、かつて淫魔に汚された魂は欲望のままに答えてしまう。
ぐずぐずに腐りつつある心と、それを押し隠そうとする器。
それこそが今の少女の本性――淫魔の本能と騎士の理性の体現だ。

「あぐっ、ぁ、ぅ……あ、足で、踏むの?踏んじゃう、の?
 ……それ、ボク、多分、ひっどいことになるから……あ、ぁ、ぁああっ♪」

徐々にかかる力が強くなる。踏み抜かれる。その確信が脳裏をよぎる。
覚悟を決める暇はなく、問いかけの少しののち、ぐり、と腹部を思いきり、彼女の足が押しつぶす。

「ふぎっ、ぃ、ぁ、ぁあぁあっ♪んぶっ、ん、げ、ぶ――おぼ、ぇ、げぶぅっ……」

まず吐き出されたのはクリーム色の吐瀉物だった。
夕食に食べたであろう物の残骸が口からこぼれて、少女の顔の横に広がる。
次いで、少女の緩んだ窄まりが膨れ上がって、湿っぽい水音とともに茶褐色に汚れた精液が零れ落ちていく。
踏みにじればその分だけ吐き出されて、上からは徐々に液状になったものが。
下からは徐々に液体からペースト状になった少女の宿便が、絵の具のチューブを押しつぶしたかのように断続的に吐き出されて。
健啖家な少女からは多量の吐瀉と排泄が行われて、見るも無残な姿が映像にしっかりと記憶されることとなる。

イスカ・レナイト > もはや愛撫でさえない、踏みつけ、踏みにじるという行為にさえ、それを望むような声が返る。
魔族とて、純粋な淫魔とて、こうまで淫らに狂った雌は少ないだろう――稀有な存在だと。
そんなものに出会えた事を思えば、感謝の念さえが湧き出してしまうほどだ。

「は、ははっ、はははっ、あはははははっ! おやおや、こりゃあ大変なことになった!
 酷いねえ、こんな可愛い子の身体の中に、こんな汚いものが納まってるなんて!
 これだけ吐き出せば体重も随分軽くなったんじゃないか? いや、面白い見世物だ!」

手を打ち鳴らし、高らかに笑って、大げさに鼻を摘んでも見せる。
事実、少女の姿は、その手の趣味の薄い女からすれば、率先して触れたくはならないような悲惨な状態だ。
だが、この少女がこんな無残を晒したのだと思えば、それは面白い、愉快でならない。

女は、床に倒れ付す少女の腕を掴み、荷物を扱うように引き上げる。
汚れた床を脚が摺らないように持ち上げて、向かう先は部屋に設置された水場だ。
冷たい水を、水圧の差を利用して、有る程度の量は噴出させることができるようになったカラクリの仕掛けは、
何かを水で責め立てるにも、何かを洗うにも、いずれにせよ有用な構造である。

それで女は、少女の顔を洗い、後孔を洗い流す。
後孔に対しては、ホースを押し込んで中へ水を溜めさせ、引き抜いて吐き出させるという工程を幾度も繰り返してだ。
もう吐きだせるものは何も無くなるまで、女は少女の身体を清めて――

「クロエちゃん。まだ終わりだなんて、思ってないよねぇ?」

期待に満ちた声で、そう問うのだ。