2016/08/01 のログ
■シャロン > 「――どう、あっても、知らないですから、ね……本当、ですよ……?」
祭壇の上、ぎし、ときしむ縄の音が、抵抗の無為を伝えてくる。
飛び降りた女性はそのまま周囲の松明に火をつけて、こちらの体を明るく照らした。
低く鳴動する腹部はようやく浄化が始まったらしく、体内の汚濁と媚薬を同時に浄化していく。
とはいえ、浄化をしたところで量が減るわけではなく、変質してゼリー状になった泥濘が腹部に貯まって増えていく。
毒を閉じ込める、という形で浄化が成される為、体内の薬液は透き通った桃色の、一本の長大なゼリー塊へとゆっくりと変質していくのだった。
焦熱と膨張感に打ち震えながら、苦鳴を漏らし、汗をこぼす。
少女の肢体は今や、僅かに花の香りのする多量の汗に包まれており、髪はべっとりと肌に張り付いて、全身が桜色に上気していた。
冷えた夜気にはわずかに、湯気の様にして火照りが見えていた。
「ふ、ぐっ――うぁっ……そんな、の、答える訳、がぁっ――いぁ、ぁ、ひっ、ぁあぁああっ!?」
ぐりゅ、と尻穴に押し当てられる硬質な感覚。
それは容赦なく少女の体内に差し込まれていく。
がちん、と体内で硬質な音が何度か響いて、二本刺しのように歪に広げられた尻穴がぎちぎちと、締めつける。
それでもなお受け入れてしまえるのは、神聖騎士団の頃に"聖女"であるために受けた苛めの成果だろう。
二本の尻尾を生やした少女は、鮮烈な快楽と痛みに目を白黒させながら、動かせる限界まで身をそらした。
日本の金属棒の隙間からは、いまだ固まりきっていない媚薬が噴き出て、甘ったるい匂いを漂わせながら、しかしはしたなく漏れ堕ちていく。
「あ、ぐっ――んぃ、ぎっ、ぃひっ……ぁ、ぐっ――お、にゃか、ぁっ、やぶ、け、りゅっ――んぃ、ぃいいぃいっ♪」
幸か不幸か、少女にとって最大の性感帯だった尻穴は、苦痛と同時に快楽をも伝えてくる。
二本の金属棒が擦れ合い、子宮を裏側から殴打し、液体を押し上げる。
ぽこん、とより膨れた腹を抱えたまま、少女は一度激しく身を震わせた。
それが、苦痛と快楽による絶頂だったと理解できるのは、観衆の中でも性に長けた存在――それこそ、攻め手の彼女くらいだった。
■セリオン > 「どうあっても、と来ましたか。……ふふ、生憎と、そういう言葉には慣れておりまして。
死にかけたことも、犯されたこともありますが、今、こうして元気に生きている。
私は天に選ばれた者ですからね」
真に天を信じるならば、因果応報、善行と悪行の行く末をも想うのであろうが、
この狂人は自分こそが善であり真実と考える。故に、因果の正常を知る言葉は届きもしなかった。
そして女は、祭壇の上に帰って来た。
少女の口から、自分の望むような答えが返ってこなかったことに、少なからぬ〝喜悦の色〟を見せた。
「いけませんね、自分の望みに従わないのは。人の信なる姿は、欲であり、望むことです。
快楽に身を委ね、その求める侭に生きることこそ人の道であると言うのに……貴女は、建て前にしがみ付いている」
祭壇の上、絶頂に身を反らす少女の腹は、未だに大きく膨らんでいるが――
少女の体の上に、女は、少女に背を向けるように跨ると――その腹の上に女は、無造作に腰を降ろした。
数十キロの重量が、ぱんぱんに膨らんだ腹の上に、突如圧し掛かったのだ。
それと同時に女は、少女の尻穴を貫く二本のメイスを、鋏の持ち手のように押し広げた。
これまでは二本の金属棒と、尻穴自体の筋力で締め付けられていたそこが、梃子の原理で大きく口を開ける。
一瞬、腹の内側に、夜風の涼しささえ感じる程の拡張行為の後は――せき止められていた圧が、一気に弾けることとなろう。
腹を膨らます圧からの解放感、排泄の快楽、尻穴を広げられる苦痛混じりの快感、そんなものが一斉に、少女の体に殺到する――
■シャロン > 「だって、本、当に、知らないん、だからっ……言いよう、が、ない――う、ぁああっ、は、ぐぅっ♪」
ぎち、ぎち、と縄がきしみ、手首が、足首が、擦れて傷ついていく。
事実として少女の中に、売れる神聖騎士の情報は存在しない。
何せ他の騎士とは扱われ方が違い、半ば使い捨ての様に投げ込まれては戦場をひっくり返してきたのだ。
他の騎士たちは少女の活躍を恨みこそすれ、褒めることなどなかったのである。
そして妬みの対象たる少女には弱みなども見せたくないが故、自身が体を売っているなどという、そんな話にはなり得なかった。
知らない、そういってもなお終わることのない拷問じみた責め苦。
彼女の表情に浮かんだ喜悦は、初めて少女にわずかな恐怖を与える。
「ち、がうっ……しら、ないから、言えない、のにっ――な、ぁっ……それ、は、や、だっ――やめ、てっ、乗っかるの、はっ!?」
膨れ切った腹部の上、跨った彼女が笑みを浮かべる。
想像は容易につくが、実際にやられると覚悟など一瞬で消し飛んで。
膨れ切った腹部が数十キロの加圧になど耐えられるわけもなく、メイスで左右に強引に、こじ開けられてしまえば我慢も何もない。
窄まりが膨れ、開いて綻び、その最中にこじ開けられて、女性の腕なら入りそうなほどに穴が開くと、奥からぶりゅんっ、ぶぶ、ぶぷっ、む、りゅぅっ、とどこか粘着質な水音を含む排泄音とともに、甘ったるい匂いのゼリー塊をひりだし始める。
体内の汚濁も浄化されたが故に、媚薬の効果を濃縮したゼリーだけが大蛇の様に少女の腹の中からひりだされ続ける。
それはそのまま祭壇の下にとぐろを巻く形で溜まり、途切れることなく腹がへこむまで腸壁をこすり続けた。
「おぐっ、お、ごぉおおっ♪あ、ぉぁ、ぁ、ぁああっ、あひっ♪ひひゃ、ぁ、ぃ、ぐっー―いっひゃ、ぁ、ぁあぁあっ――はひっ、ぃぅううっ♪れ、てりゅっ、おにゃか、の、にゃかっ、うん、ちぃっ♪むりゅ、ってっ、れ、りゅぅうっ♪」
過日の潜入捜査などで教え込まれた隠語が不意を突いてあふれ出る。
実際は排泄物ではなくゼリーを吐き出しているのだが、少女からすれば何をひりだしていても粗相には変わらない。
やがてすべて吐き出し終えると、ぼっかり開いた穴から腸液の塊をこぼし、腸壁をわずかにはみ出させて、ようやく長い排泄が終わる。
下腹部の龍の紋章は、もはやうっすらではなく、桜色の肌に白抜きで見えていて。
彼女に知識があるならば、紋章の形などから少女の正体は暴かれてしまうことになるだろう。
■セリオン > 「くく、ふ……ぷっ。あはっ、あはははっ、これは面白い、酷い声!
貴女、自分が今、何を言っていたのか分かりますか!?
媚薬のせいにはできませんよねぇ、これだけ抵抗力の強い貴女ならねえ!」
女は、少女の上に乗っかったまま、腹を抱えて嗤った。
よもや聖女とまで称された者が、こんな淫語を撒き散らすなどとは思わなかったのだ。
だが、不快には思わない。
むしろこの姿こそ、人間の真実の姿であり、美しい姿なのだと、女は本心から思っていた。
「……む?」
だが――手を叩き笑っている内に、気付いたものもある。
少女の下腹部に、見慣れた淫紋などとはまた違う、特殊な紋章が浮かんだのだ。
これが何であるか――正確な知識は無い。然し、何となく、推測は出来る。
もし、この推測が真実であるなら――
そう考えた時、女は、自らの衣服を脱ぎ、少女の体の上に被せていた。
その上で自分は、少女から剥ぎ取った衣服に袖を通し始めていた。
「ねえ、貴女。貴女がこの服と一緒に、その姿で見つかったら――神官騎士の醜態は、さぞや噂になるでしょうねぇ。
どこの誰とも分からない修道服姿なら、まだ、哀れな犠牲者として逃げ帰るのも容易いでしょう。
……この服は暫く借りて行きますが、返して欲しければ王都の平民街、ラック・クラックという酒場を訪ねなさい。
私はセリオン、貴女の可愛らしい姿は、確かに覚えておきますよ」
相手の身分が分かり難くなるように、と建て前を付けて、女は、少女に自らの名前を伝えた。
その情報を以て、復讐に来ても良い。それ以外の理由で会いに来ても、それはそれで構わない、と。
そうして、その場を去るように見せた女は、ふと思い出したように――
「あっ。これは無いと、流石に困りますよね?」
と、少女の元に、少女が身に着けていた武器を持って戻ってきた。
剣が一振りに、ナイフが数本。
女は、それら全ての柄を、一度少女の秘部で愛液に濡らすと――
「ひとーつ、ふたーつ、みーっつ……」
ゆっくりと数えながら、排泄後の開き切った尻穴へ、それらの柄を押し込んで行き、代わりにメイスを引き抜いた。
やがてそこには、祭壇に括り付けられ、自らの武器を尻穴に押し込まれた、媚薬漬けの少女が残されるだろう。
夜明けまでに拘束を解き、残された憎い女の修道服を纏ってそこを去るのか。
或いは日が昇り、正気を取り戻した村人の手で解放されるのか――
或いは正気を取り戻した村人の手で、凌辱された後に帰るのか。
女に言わせれば、さぞや愉快な見世物であろうが、セリオンがそれを見届けることは無い。
■シャロン > それは、少女の精神とは別に植え付けられた、屈服、服従の演技。
――実質は演技として刷り込まれた、調教の成果だが、それを少女は知る由もない。
騎士を務めていた頃に、理不尽な懲罰や訓練として仕込まれた、排泄穴での行為と淫語は、少女の根底に楔を打ち込み、根付いてしまっている。
聖女という身分の、潔癖で淫乱な、矛盾を孕んだ存在。
吐き出したゼリーは高濃度の媚薬の塊。龍の浄化で出来た物故、作り方に目をつむれば高純度の魔力を含んだ媚薬が出来上がったこととなる。
腹部の紋章、彼女の脳裏に浮かぶ推測――それはおそらく正しいもので。
目の前、彼女が自身の服を羽織る。恐らく胸元はさぞきついことだろう。
上にかけられたぼろぼろの衣装は、しかし見る人が見れば古に粛清された異教の物と分かってしまう。
それを着るか、それとも――そんな逡巡も、彼女の行為ですぐに掻き消えた。
「な、にをっ――ひ、ぃぁ、ぁあっ♪や、めっ、それは、ぁ、ぁあっ――♪」
父の牙を使った剣が、銀製の短剣が、それぞれその柄を持って少女の尻穴を犯したのだ。
合計で六本の金属を受け入れた尻穴は、先のメイス二本を加えた時と同じように、しかしそれよりも歪に広がり、しっかりと銜え込んでしまう。
こうして少女は、村の中央、かがり火の焚かれた祭壇の上で一夜を過ごすことになる。
しっかりとした拘束は筋肉をしっかりと引き延ばしており、腕や足が抜ける気配はない。
夜が明ければ、その後は正気を取り戻した村人たちが、少女の周囲に群がった。
その内の一人――老いた男が不意に声を上げる。この娘は異教の者だ、と。
やがて始まるのは、凌辱の宴。男達からは全ての穴を犯され、女達からは殴打と異物の挿入を受けて。
少女を教会に売り飛ばそうと、拘束を解いた刹那にようやく少女は抜けだした。
銀の短剣は回収する暇もなく、レイピアだけを携えて。
こうして、一糸まとわぬ少女は、そのままひそやかに王都へと帰って行く。
後日、騎士としての制服たるドレスを取り戻すため、少女は彼女のもとを訪れることになる。
その時にもおそらく、今回と同じかあるいはそれ以上のひどい目にあうのだろう。
だがそれは、いま語られることではなかった――。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道の外れ」からセリオンさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道の外れ」からシャロンさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 「所詮は…と、いった感じかのぅ?」
なんだかんだで、この部屋に入ってくる者が数名ほど居た。
ただ打ちのめすのも、という事で少しだけ遊んでやっていた。
まぁ、そう難しい事ではない、しばらくは手を出さぬ時間を与えてやっていただけだ。
…そうしてやっても、この体たらくだ。
地面に倒れた、今日やってきた冒険者を見下ろす。
「ふむ…次は一切手を出さず、呪いだけで相手をしてみるか?
まったく、こうも張り合いがないと…」
台座の上に前と同様座ったまま、口元に手を添えて小さく欠伸。
別の意味で考えねばならぬ事となるとは、思いもしなかった。
■タマモ > 「ともあれ…」
すっと目が細められる、倒れていた冒険者が目を覚ましたのか、身を起こしていた。
その視線がこちらへと向けられた途端、慌てた様子で床に転がっていた剣を手に取り、身構える。
「もはや、勝敗は決しておるじゃろうに、まだやる気か?
素直に、次に来るやもしれぬ誰かに期待をし、待ちに徹しておれば良かったものをのぅ?
ふふ…大人しく、無様に地面に転がれば、待たせてやるぞ?どうじゃ?」
ぽんぽんと台座を軽く叩き、くすくすと笑う。
自分から地面に転がれば見逃すと、その言葉に当然相手は怒りを露にする。
ふざけるな、そんな事をするぐらいなら…と、そこまで言っていた相手の言葉が、そこで途切れた。
「………ならば、死ぬのじゃろう?望みが叶ったぞ?良かったな?」
ぐらりとゆらぎ、再び地面に倒れた相手に、さらりと言う。
右手の爪を濡らす赤、ちろりと舐め取りながら。
■タマモ > 「本当に、冒険者と言うのは…素直に命乞いをする者が少ないものじゃ。
命乞いの一つもすれば、もう少し遊んでやるだけで命は助かったものじゃが…自業自得、というものじゃろう」
爪先から唇を離し、視線は倒れた冒険者へと向けられる。
喉を横に一閃、零れる赤がその周りを染めていく。
「誰も来ねば、後で喰ろうてやろう。
誰か来るようならば…さて、どうしたものか…」
考え込むような仕草、まぁ、相手によっては一緒に喰らうか。
後は、適当にどこかに捨てに行く程度だろう。
この場所に置いておいても、仕方が無い。