2019/04/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 浴場」にリシェさんが現れました。
リシェ > 「……っ…ふ…ぅ……」

(少しだけ。落ち着ける時間。
湯船の中に、身を沈めて。肩まで、首まで、浸かりきって。
温もりの中に、何もかも…疲労だとか、憔悴だとか、煩悶だとか。全部が全部、流れ出していく、そんな気分。
この時間は、丁度、宴もたけなわ、という頃なのだろうか。今の所、他に、湯船の中には。少女自身以外、誰も居ない。
広い、広い、湯船を。独占状態というのも。偶には、良い事だと思う。
…ただ。普通の視点で考えれば。侍女の一人も居ない、付き添いも、護衛も無い。その違和感が。
少女の、微妙極まる立場という物を。分かり易く、表している。
風呂の中、というより、この城の中。少女が、誰に、何をされようと。誰も、構わないという事実。)

ご案内:「王都マグメール 王城 浴場」にアイラさんが現れました。
アイラ > (己が王城まで訪れる事は、かなり珍しい出来事と言えただろう。何せ市井で商いを行う事を主にしている身……では何が起こったのかと言えば、表向きは“非売品”となっている性的な品々を好事家の元に納入する機を得た形。商売において、秘密厳守は常の事なれども重ねての口封じは納品した品の背徳性が原因であろう―――おまけに、そういえば、今、この浴場に行けば得があるだろう、なんて情報付きの取引だった)
……随分……人気がないのねぇ……?
(はて、と首を傾げながらも脱衣所で衣類の全てを脱ぎ終えてしまえば一糸纏わぬ女の姿……建付けの良さで扉を開ける音はせず、ひた、と、湯殿に素足の音が響いた事が彼女に届く最初の気配になった事だろう)
……あら
(そして、見えた可憐な姿に思わず頬を綻ばせながら、ひた、ひたと素足で床を踏みながら、柔らかな乳房はおろか、無毛の恥丘すら隠す事なく近寄って)
……お嬢様、お風呂のお世話を致しましょうか?
(猫を被った柔らかな声音と共に紡がれたのはそんな言葉。場所柄、高貴な身分であろうと目算しつつ……ならば手伝い不在と言う現状こそが“役得”の種と踏み、にこりと笑み零しながら首を傾げてみせて)

リシェ > (そんな、無防備な。独りが、当たり前のような、現状で。誰かの足音がしたのなら。当然、其方を意識してしまう、のだけれど…
耳に届いた、その足音は、酷く小さくて。少なくとも、物騒な男性達だとか、とは思えない物だった。
軽く、首を傾げながら。自然、其方に、目を向けてみると。近付いて来るのは、どうやら。年格好も程近く見える、一人の少女めいた姿。
それを、警戒しろというのは。流石に、無理という物の筈。)

「お嬢様……い、え。そんな、大した物では、有りませんので…」

(物。者ではなくて。微妙な、声音のニュアンスの差は。伝わるか、分からないけれど。
ただ、少女の立場を知らないという事は。普段から、日常的に、この城に居る人物ではないのだろうと。当たりを付けて。)

「それでは、はい、お言葉に、甘えさせて…いただけますか?
……貴女さま、こそ。立派な、お嬢様と。お見受けいたします、けれど…宴のお客様、とか。でしょうか?」

(折角、諸々、手伝ってくれるというのなら。それを拒むのも、失礼だろうと。湯の中、身体の向きを変えて、向き直してから。そっと、頭を下げてみせる。
綻ぶような微笑みだとか。柔らかく揺れる髪、染み一つ無い肌、彼女のそういった姿は。充分過ぎる程、綺麗な、高嶺の花めいて。
だから、自然と考えたのは。宴に招かれる、立派な身分の誰かさん。…シェンヤンの人ではなさそうだから。この国の、だろうけれど。)

アイラ > ……そう……?
(裸身正面を彼女の方に向けたまま、傾げた首を逆側に傾げてみせれば、さらりと髪が白い肌の上を流れて飾る事となっていて……耳に届いた言葉の響きに微かな違和感を感じ取った事も相まって、ともすば“役得”の意味合いを捉え損ねたかと内心で算段する事に。……もっとも、浮かんでしまった空想の所為、微かに口元が緩む事までは隠せなかった)
ええ、よろこんで。それでは、まずはお体を洗っても?―――こちらに、どうぞ
(その空想の一端を手繰るよう、手招きしたのは確かに洗い場なのだが……備え付けられた低い椅子に腰かけると、ちょうど正面に磨き上げられた、曇りの見られない鏡が待ち受けている。手入れ用の品なのだろうが、仮に使うとしても数名がかりでの徹底した手入れの時ぐらいだろう場所へ手招きしつつ)
―――いえいえ、宴の招きでは無くて……んん、その彩のお手伝いと言った所……かしら。アイラ、と申します。
(己の納入物のうち、いくらかは実際に宴の席で使われる手筈である。……強力な媚薬に、着衣だけを溶かすローション、媚態を壁面に投影可能な映像水晶……どれもまっとうな目的に使用される筈もないそれらは、あるいは、今まさに宴席が乱交の場になっているやもしれぬもの。それを暗に示すかのよう、童顔に艶っぽい笑みを浮かべてみせつつ、細めた視線でこちらに向いた彼女のバストラインを盗み見るようにしていて)

リシェ > 「はい。私より、ずっと。お綺麗なので…そうですね、例えば。地方伯の、お嬢様、だとか…かと。てっきり。」

(多分、そういう風に感じる、最大の理由は。裸身を晒しても、憚る素振りなど欠片もない、自信有りげな様子から。
自負だとか、自覚だとか。自尊だとか。少女自身には、まず、無い物だから。
想像が、当たっているかどうかは、兎も角。此処に来たという、その理由だけは、聞く事が出来た。
宴の手伝い。それなり以上の、貴族家の令嬢等が。将来顔を売る為、手伝いの名目で送り込まれる…良く有る事、だと思う。
それを聞いて、少しだけ、眉を顰めるのは。えてして、そういう風に送られてきた、女性達は。宴の肴、弄ばれる事多々、だろうから。
彼女も。犯されて、汚されて、だから湯を浴びに来たのかもしれないと…よもや。そういう淫らな宴を、醸す側なのだとは。知る由もなく。)

「アイラ、さま。…よろしく、お願いいたします、ね?…わたしは。リシェ…で、す…」

(名乗りは、それだけ。複雑に、家柄だとか、血筋だとか、そういう事を。触れもしない。
やがて、促されるまま、洗い場に。鏡の前、ではあるものの。別段、違和感を抱く事もなく。大人しく、座り込んで。
濡れた髪を、軽く梳いたり。どう座ろうかと、椅子の上、幾度か姿勢を直したり。とにかく、洗って貰いやすいように。色々と考えながら。
彼女の、次の行動を。大人しく、待っていて。)

アイラ > まさか。……領地のようなモノは一応ありますけれど、ここから、ずぅっと遠くですし
(何せ魔族の領域である。もっとも、管理と言うには杜撰に過ぎる生息域、もっぱら市街で過ごす事の方が多い身が示すその場所には屋敷など存在せず、ただ退廃的な“一帯”が広がるのみ。とはいえ、彼女の誤解は己にとっては好都合な代物で、ふんわりと笑みを浮かべて鏡の前へと招き寄せ……目論見叶ったその状況、己は湯殿にぺたんと膝をついて背面に陣取った)
……リシェ様は、こういった風に“お手伝い”をされる事……慣れてらっしゃらないのかしら
(そう言いつつ己は備え付けのボディソープを手に取って……そのまま、掌でゆっくりと泡立て始めた。少し確認すれば棚上には専用の泡立てスポンジもあるのだが、それを完全に無視しながらも手際よく、両掌を覆う程度の泡となってくれるのは、そもそもボディソープの質が良いからだろう。そうして泡濡れになった両手で背後から抱き着く形、右手は隠されぬままの乳房を下方から掬い上げる形で柔らかく揉み始め、中指先では乳首をころころと転がす腹積もり。では逆手は、といえば膝頭に手を触れさせると、そのまま鏡に向けて恥丘はおろか、淫裂までもを映り込ませる程の開脚を促し……その接近最中、背中には己の乳房をふにゅりと押し当てて、弾力は勿論の事、劣情の兆しに勃ちつつある乳首の硬さまで感じさせてしまおうと)

リシェ > 「……わ。…わ、本当に、遠地のお方…なのですね。良かった、外れていませんでした。」

(ころりと、小さく、笑い声を零して。矢張り、地方領主だとか。そういう、偉い人の関係者なのだろうと。
実際には、的外れ、見当外れ、なのだけど。彼女の方が、訂正しない限り。勘違いに、気が付く事はない、だろう。
鏡越し。背後に膝を落とす、彼女の姿。まだもう少し。話も続けられるだろう、そう思ったものの。
珍しく、饒舌に…は、いけなかった。いざ、彼女が動き始めた途端。言葉ばかりを紡ぎたかった、少女の唇は。)

「っ、っひ、ぁ…!?」

(驚きと。それ以外にも、艶を以て、跳ね上がってしまう…そんな声を。上げさせられてしまうから。
石鹸の泡にまみれた、彼女の両手。それが、後ろから回された、かと思えば。
肌を泡立てるというよりも。石鹸の泡とそのぬめりを、擦り込むような手付きが。先ずは乳房を、下から包み込んでいて。
捏ねられていく、だけでなく。最初から、遠慮の欠片も、隠す素振りも何もなく。乳首すら弄ばれて。
びくん。堪らず、総毛だってしまう背筋へと。同じく、柔く豊かな、彼女の乳房が押し付けられてくる、なら。
等しく、尖りつつある、乳首の尖りやら。同性の体温、肌と肌の隙間を流れる泡、そういった感触に。心地良さと、戸惑いとが、ひっきりなしに沸き上がる。
きゅ。堪らず、目元を竦めるようにして。)

「ぁ、アイラ、さま……?…い…え、慣れて…というのでは、っ…こういう、のは、…されるのでは、なくて…ゃ、ぅ、っひぁ、ひゃ…ぁっ…!?」

(性の奉仕を思わす行為は。寧ろ、する側だから。確かに、”される事”には、慣れていないものの。
行為その物、彼女の言葉を借りるなら、”お手伝い”の意味合いは、はっきり、意識してしまう。
…必然。その先も、思い浮かべてしまうから。宛がわれる、指先の下で。ぷくり、乳首が、硬い尖りを帯びていく。
強張り、戦慄く、両脚も。手を掛けられてしまえば、為す術なく、あっさりと割り開かれて…
跳ね上がる、悲鳴のような声と、裏腹に。迫る手付きを、期待するかのように。晒された秘裂は、鏡の中、きゅんと疼きすら覚えて…)