2016/06/26 のログ
■テイア > 「そうだな…誇れることばかりではないが、誇ることのできることは、大切にしていこう。ああ、私を見ていてくれる者がいる限り、精進していこう。」
実際、女自身にも自分の評価がどう変わっていくかは分からない。長年根付いたものを変えていくのはとても難しい。
難しいけれど、不可能ではないから少しずつ変えていこう。
誓いの口づけを受ける。
彼と出会った事で、生まれた弱さは彼が傍にいてくれれば、その弱さを知る前よりも女を強くしてくれる。
「…ありがとう…イーヴィア…。
それと、もう一つ…。そなたには嫌なことを告げておかなければならない。
この身は、騎士として王の剣であり、民の盾だ。そしてこのルミナスの森の領民の物でもある。
私の体は私一人の物ではない。時と場合によっては、この体は道具となる。特に、今の時代はな…。だから、そなた以外の者が触れる事になる事もあると思う。それでも、穢らわしいと拒絶せずにいてくれるなら…。私の夫になってくれるか?」
本当は、告げなくてもいい事なのかもしれない。
それでも、目の前の男には隠し事もやましい思いも抱きたくはなかった。
離れることは無いと、はっきりと言ってくれた彼だからこそ。告げておかなければならない。
使えるものは、この身だって道具として使う場合がある事を。
ただの一方的な陵辱は、女にとっては女の体を使った相手の自慰でしかない。
心の伴わない交わりは、粘膜の擦り合いでしかない。
それでも、ほかの者に体を許す事に気持ちの良い思いをする者はいないだろう。
だからこそ、誠実でありたい。
■イーヴィア > (口付けを、刻む。 女の記憶に、そして女の心に。
言葉にした意思が決して嘘偽りで無い事を示す様に。
ゆったりと唇を離せば、改めて、主に当面の問題に結論が出た事に
少しばかり、安堵して見詰め合おう
勿論、全ての問題が解決した訳じゃない。 此れから山積みに為っている其れが
少しづつ互いの目の前に露と為って行く筈だ
今もそう、女が思い出し、そして告げなければと思うに至った事を
静かに、最後まで受け止める。 ……受け止めて、そして。)
――――――………判ってる。 言っただろ、俺は御前を縛り付ける気は無いってな。
穢らわしいとも思わない、其処に御前の覚悟が在るなら、為すべき事を為せば良いのさ。
ただ――ひとつ、約束しな。 俺はどんな事でも受け止めてやる。
だから、お前は俺を弱みだと思うな。 ……何もかも、俺に正直で居てくれ。
例え何が在っても、俺は御前から離れないから、よ。
それに……御前が他の誰かに抱かれた時は、抱き直してやれるし。
(女が、決意を持って其れを話してくれたのは、寧ろ嬉しい事だった。
こんな世の中だ、そして何より、女は貴族であり騎士であり、領主なのだ
だから、己も先に宣言しておこう。 此れから起こり得る全ての事に対して
己は、女を、赦すだろう、と。
だから、己の存在は女にとっての弱み足り得ない
己が存在が、女を縛り付けることは決してないと、そう囁いては。
――ふと、女の胸元へ、己が唇を触れさせる。
其の白き肌に、口付けによって、淡い花弁を刻み付けては)
―――だから、お前は…、……心を、俺に寄越せ。
……テイア・ルア・ルミナス…、……お前は、俺の妻だよ。
(顔を上げ、改めて女の瞳を真正面に見据えながら
――今は誰に証明される必要も無い。 ただ、確かな誓いを、囁こうか)。
■テイア > 誓う口づけは、深くもなくただ唇を重ね合わせる。
だというのに、こんなにもお互いの体温が交じり合う。
まだ少し熱っぽいその唇から、まるで彼自身の心を注ぎ込まれるように熱が伝わってくる。
告げた事。
彼ならば、受け入れてくれると心のどこかが確信していた。
それは、無意識の甘えであった。
少しの沈黙のあと、男は口を開いた。
紡がれる言葉を一言一句胸に刻み込むように、まっすぐに男を見つめて言葉を聞く。
「――…すまない。そして、ありがとう。
ああ、約束する。何もかも、そなたに正直でいよう。
そなたの想いに恥じることのないように。
そして、ほかの者に触れられた痕をすべてそなたに消してもらおう。…ん…」
わざわざ嫌な話を聞かせてしまった詫びと、受け入れてくれた事へのお礼。
そして約束。
男が自分から離れてしまわないかと試す心算はなく、ただただ事実をありのままに告げた。
けれど、離れることはないと、誰かの痕跡を消して抱き直してくれると言葉にされれば、心が震える。
安堵する。
代わりにとばかりに、胸元に刻まれる所有印のような淡い花弁。
胸に埋められた頭をぎゅっと抱きしめて、印が刻まれる感覚を記憶と心に刻み込む。
「心だけは、誰にも渡さない。私の心は、すべてそなたの物だ…イーヴィア・ヴァルケス…私の最愛の人…」
顔を上げた男の頬に両手を添える。
騎士でもなく、領主でもなく…母でもなく。
彼の妻としての、柔らかな笑みと表情でその唇に女から誓いの口づけを贈る。
たとえどれだけ、体を穢されようと貶められようと、この心だけはこの人のものだと。
自分はかならず、夫である彼のもとに戻ってくると…。
■イーヴィア > (もし、女が無意識に己へと甘えてくれたのだとしたら
其れ以上に己への信頼を示す事が、他に在るだろうか
語彙は足りないかも知れない、言葉は足りないかも知れない
けれど、ただ此れだけは間違い無く言える
イーヴィア・ヴァルケスは、この女を愛している、と。)
面倒事なら圧倒的にお前の方が多いだろ、これからの俺よりもな。
だから、何か在れば先ず俺を思い出せ、俺を頼る勇気を持て。
まぁ、大抵の事は御前一人で何とか出来ちまうのかも知れないが…それでも、な?
御前の心は、俺が貰い受ける、誰にも渡さない。
だから、対価として…俺の心を持って行け、テイア。
(等価交換――誓いの、証に。 互いに互いの心を奪い、決して、手放すな、と。
――そうして、再びの口付けを重ねれば。 今度は、きっと触れ合うだけでは済まない
深く、深く、吐息ごと貪るかに口付けを深めては、そっと舌先を伸ばして、触れ合う事を望む
女の腰を深く抱き寄せ、より、密着を深めたなら、ふ、と刹那、笑みを深めて)
―――――……次の子供が欲しければ…、……何時でも、言いな?
(そんな、戯れ事を囁いて)。
■テイア > いままでの生き方から、誰かに甘えるという思考すら浮かばない。
けれど、この男に出会ってから女は何度も無意識に甘えてきた。
そして様々なものを教えられ、与えられた。
愛おしいと想う心も、男がおしえてくれた。
「面倒事が多いのは元からだからな…。大丈夫だと思う。
そなたの店や仕事に影響がでなければいいが…。
今でも十分頼りにしている…そなたがいてくれるだけで、こんなにも心穏やかにいられるのだから。」
どれだけ心が荒みそうな出来事があっても、顔を見るだけで、声を聞くだけで心穏やかになれる。
「月の女神に誓って、この心すべてをそなたに捧げる。
そなたの心、すべて…わたしのものだ…イーヴィア…」
捧げた心をお互いに、相手の中に注ぎ込むかのように深い口づけ。
お互いに角度を変えて、貪り合うように唇を合わせ、吐息を溶かし合う。
伸ばされた舌先に、女自身も舌を絡めて濡れた音をたてる。
唾液も、吐息すら甘く頭の芯を痺れさせる。
「子供もいいが…いまは、そなたの全てが欲しい…」
戯れの囁きに、首筋に顔をうずめるとそこに吸い付いて紅い痕を刻みながら熱の篭った声が男の耳朶をくすぐり。
■イーヴィア > 店の影響は心配するな、寧ろ箔が付いて嬉しい悲鳴に為るだろうよ
ま、ついでに面倒な輩も増えるかも知れないが…
うちの店員は、皆元冒険者やら、元盗賊やら、元傭兵みたいなのばっかりでなァ?
(敢えて、そう言う輩をスカウトして来たのも在る
王都には仕事にあぶれた元傭兵や、腕には自信在れど食い扶持の無い輩
戦場からは身を引いたが、若造には遅れを取らぬ老兵が少なからず居る
そう言った連中を引き抜いて店に置くことで、一寸した傭兵団の様な戦力は保持しているのだ
この御時勢において、腕っ節ほど頼りに為る物は他に無い
政治的な圧力は何ら意味がない鍛冶屋だからこそ、必要な力は
其の儘、店を護る為の地力と言った所で。
だから、少なくとも今の所は心配ないと、のんびり告げては
ただ、女自身の事だけに、注力すれば良いと促そうか)
―――……欲しいなら…幾らだって、くれてやるさ。
……其のついでに…孕ませちまうかも知れないけれど、な…?
(くすくすと、戯言は女の耳元へ響き
己が首筋へと刻まれる紅い痕が、仄かな熱を帯びるのを感じて
心地良さそうに、双眸を一瞬細めた
――女の衣服へと、手を掛ける。
部屋着のままならば、きっと解くのも容易いだろう
其の身を、一糸纏わぬ姿へと導いてやりながら、晒される、女の素肌へと顔を寄せれば
其の、心臓の真上へと。 何よりも強く、濃く、鮮やかな紅い花弁を刻み込み)。
■テイア > 「…だといいが…。そういえば、前にそんな話をしていたな。まだ日中のそなたの店には行ったことがないから、会ったことがないが…。」
あくどいやり方ならいくらでもある。
例えば、今日男が済ませてきた仕事など、貴族の意向でどうとでもなるだろう。
大口の仕事が減れば、店の経営にも影響は出るだろうし。
…とはいえ、今のところは女の夫の店を潰したからといって、貴族にとって得るものはないから、そういった心配は杞憂に近いのだろうけれど。
「――…二人共、どろどろに溶けて一つになろうか…
……排卵日は、当分先だから…恐らくは大丈夫だと思うが…―――んぅぅっ…あっぁ…」
衣服が脱がされていく。ゆったりとしたドレスシャツにパンツと普段と比べれば随分とラフな格好をしていたから、するすると衣が肌の上を滑り落ちてあっという間に、裸身を晒すことになったか。
男の膝の上に乗ったまま、あとは股座を守る白いショーツのみの姿となり。
心臓の真上。左の乳房の内側を強く強く吸い上げられて、背を仰け反らせながらびくびくっと両の足をつっぱらせ。
白い肌にくっきりと紅い花弁が浮き上がり。
「一生、消えなければいいのにな…」
はぁ、と艶交じりの吐息を零しながら自分が残した痕を指先でなぞってぽつりと呟いて。
■イーヴィア > 一度来て見ると良い、歓迎するぜ? ……まぁ、多少騒ぎに為りそうだがなァ…。
(何せ傭兵連中なら彼女の事を知っていてもおかしくない、特に事務纏めの元軍人な爺さん辺りは。
当然、経営に際して良い事ばかりじゃないだろう
けれど、そんな物は別に女に出会わなくても在り得た事だ、何せ己は口が悪い
だから、今までとスタンスを変える必要は、何も無いのだ)
―――久し振りに…御前の子宮、虐め直してやるよ。
……やろうと思えば、今排卵させてやっても良いんだぜ…?
(そも、あの双子を身篭った時だって、排卵の周期ではなかっただろう、と
悪戯っぽく笑いながら、そんな事を囁き掛けては
女の胸元、鮮やかに浮かび上がった紅の痕を、暫し満足げに眺めよう
まるで、心を奪った刻印の様に、暫くは消える事のないだろう、紅
何時かは消えてしまうかも知れない、けれど、今確実に彼女は
己がモノとなったのだと言う実感に、口元へ弧を描き)
………消える度に、刻み直す愉しみが増えた…だろ?
(モノは考えようだと、前向き思考を其の耳元へ擦り込んでは
まだ一つだけ残る下着へと手を掛け、その割れ間を僅かにずらして
其処に触れさせる――熱の、塊
何時の間にか、トラウザーを腰元から脱ぎ落とし、露とした熱塊に
果たして、女の下肢は、どんな反応を示すだろうか
其の身体を、造り替えて身篭らせた、其の後で
再び、子宮が熱塊を迎え入れる事が出来るのだと――教え込む様に)
■テイア > 「そうだな。じゃあ…店があまり忙しくない時にでも…。」
騒ぎになってしまうのなら、忙しい時間帯や時期は避けたほうがいいだろうと、また都合のいいときを教えてと男に頼んで。
店に行くの自体は、今やとても簡単だった。
今日男がここに訪れたのと、逆のことをすれば店の最上階にある男の私室に直通なのだから。
「…お手柔らかに…。………。また暫くできなくなってもいいのなら…」
子宮を虐め直すとの言葉に、そこを責め立てられた強烈な感覚の記憶が蘇る。それだけで、子宮はきゅうっと収縮して小さな小さな疼きを伴い。
確かに、双子を身ごもったときも違った。
男の手によって、排卵したのだと思い出せばその悦まで蘇ってくる。
けれど、まだ残っている理性は双子が小さいことや職務のことなど脳裏に高速でさまざまな情報を展開して。
とりあえずは、出産の際に男へと告げたことを覚えているだろうか、とそう返して。
真っ白な肌に散る濃い朱の花弁。そのコントラストは艶かしく。
「そなたのほうは、あまり目立たぬから歯型のほうがいいかな…――っんっ…ぁ…」
耳元に滑り込んでくる戯れの言葉。その首筋をみれば、自分がつけた痕が残っているものの褐色の肌では目立ちづらい。
そんな戯言を返してはいるものの、既に体は焔が灯っていた。
肌はほのかに染まり、残った白のショーツにはじっとりと蜜が染み出していたか。
ずらされる際に、ぬるりとした感触にこすられて小さく震え。
すぐに、直接触れた熱塊の感触に驚いたようにびくりと腰が浮き上がり。既に布越しでもその熱を伝えてきていた熱塊は、女の股の下で屹立していたか。
胎児に蹴られるのでさえ悶絶するほどに、その感覚を教え込まれた子宮が疼く。つ、と蜜が秘裂から大腿へと伝い落ちていき。
■イーヴィア > (寧ろ、女が道中出歩く事で巻き起こす騒ぎが無い事が、一番大きいのではないかとも思う
己が自室から入室するなら、裏を通って比較的目立たない経路で裏部屋へ案内する事も出来るから
鉢合わせた客と如何こう、と言った事は避けれる筈だが、どちらかと言うと心配なのは店員の方で)
――――……まぁ、排卵しても、子宮の方が準備中なら、中々根付かないさ。
あの子達の時は、どっちも準備が出来ていたから、だしな。
……それに…、……吐き出すのも、悪くは無かった、だろ?
(――卵巣が、疼きを帯びて、命の欠片を搾り出す感覚
普通なら、鈍痛としか感じられずに寧ろ辛さを覚えるのだろう
けれど、それを一度悦と認識してしまえば――子宮の様に、如何仕様もない弱みと化す
ただ搾り出すだけでは身篭るには足りないだろう、と囁いては
抱き締めた女の身体を軽く掲げて、既に固く勃ち上がった熱塊の
其の先端へと女の膣孔を狙い定め、押し当てて行こう
腰を落とせば、其れだけできっと、女は自らの奥底に、熱を、飲み込む事が出来る)
……別に、何だって構いやしないさ…御前が刻むならな?
■テイア > 「それは、そうなんだろうがな…。
………う…まあ、その…。」
確かに双方の準備が整っていなければ、妊娠はしづらいだろうけれど100%はない。しかも、妊娠しづらいエルフを一回で妊娠させてしまった相手。
うん、割と危ない気がする。
排卵の悦を覚えてしまっていることを指摘されれば、恥ずかしげに頬を赤らめて視線を逸らして。
それは、悪くなかった、という言葉を肯定しているようなもので…。
「――っんっ…――ふ、あぁああっ」
その長大さ故に、一度抱え上げられる体。
ひたりと、砲身が膣口へと押し当てられる。
久しぶりに感じる、その太さと硬さ。熱さにふるりと体を震わせ。
腰を落とされれば、自重も重なり一気に奥底まで女を串刺しにしたか。
ぼこん、と妊娠線も残らず妊娠していたのが嘘のような腹を内側から押し上げる衝撃に、ガクガクと男にしがみつきながら痙攣を起こして。
声などもう噛み殺している余裕すらなかったか。
ご案内:「ルミナスの森 城」からテイアさんが去りました。
ご案内:「ルミナスの森 城」からイーヴィアさんが去りました。
ご案内:「アリュースの骨董屋地下」にアリュースさんが現れました。
■アリュース > 平民地区にある怪しげな骨董屋。
滅多に客は来ないその店の地下には転移魔方陣があり、その先はアリュースの実験施設になっている。
今のアリュースの研究テーマは「どうすれば人間を強い魔族に変貌させる事ができるのか」。
浚ってくる、或いは甘言で釣った人間を被験体に、非人道的な研究が進められている。
「失敗作」は魔方陣でランダムな場所に転移し、異形の魔物となって人々を苦しめているとか。
「うふふふ…♪」
不気味な脈動をする、人の身長ほどの大きさの肉繭が並ぶ部屋で、アリュースは不気味な笑みを浮かべている。
そういえば… 転移魔方陣が描かれた部屋の扉を施錠するのを忘れてしまっている。
もしかしたら、誰かが迷い込んでしまうかもしれない。
■アリュース > ふと、目の前の肉繭が他のものより一際激しく胎動を始め、
内側からまるで獣のような手が突き出してくる。
内側から黒い粘液に塗れ、体中に接続された触手を引き千切りながら現れたのは、魔族と化してしまった一人の人間の女性。
しかしその目にはもはや理性の輝きはなく、苦悶の表情で呻き声を上げ、引き摺るようにアリュースに向かってくるだけだ。
魔力の定着がうまくいかなかったのか、人間のまま変化していない部分もある。
アリュースはそんな彼女の様子をみて、顔をしかめる。
「にゅふふ、失敗ですねえ うふふふ」
失敗作に手を翳すと、目の前の空間に穴が出現。
失敗作はそこに吸い込まれてしまった。
「…ふう、もっとイキのいい人がきませんかねえ…」
ご案内:「アリュースの骨董屋地下」からアリュースさんが去りました。