2015/12/29 のログ
ご案内:「小屋」にレティシアさんが現れました。
■レティシア > (男が張る結界の外側の空間が歪み、切れ間が生まれると女の姿が現れる。サクッと落ち葉を踏みしめながら、結界の綻びへと向かえば、躊躇う様子も見せずに、その中へと入ってゆく。結界へと足を踏み入れれば、焚火の匂いと白く昇る煙が見え、主がそちらにいるのだとうと検討をつければ、小屋脇の畑の方へと歩を進めてゆく) ご機嫌よう、オーベ。あら、今日も睡眠不足なのかしら?(欠伸を漏らす相手の姿を見つければ、笑みを浮かべて声をかける)
■オーベ > (転がっていた小枝を拾い上げ、燃え燻ぶる部分にもまんべんなく火が届くように調整する。すべて燃え尽きるよう上手く調整し、灰を畑の土に混ぜようと言う寸法であった。こんなものか、と枝を火の届かぬ場所へ置けば、誰かが結界をくぐってくる気配に顔を上げる。現れた人影に、や、と軽く手を上げれば彼女の声にふる、と首を横に振った)いや、そういうわけではないが…何分、森の中に人一人、というのは退屈でなあ…いや、すべき事は幾らもあるのだろうが…(どうもやる気が、と続ければ僅かに苦笑して見せ、彼女に手招きしつつ、とりあえず、焚き火もそのままに小屋の中にでも案内しようとし)
■レティシア > (相手がこちらに気が付けば、にこりと笑いかける。返ってきた言葉に、「ん」と頷きながら、顔を上げ、視線を立ち上る煙へと向けつつ) 退屈なら、偶には街でも出歩けば良いのに……。あら、そんなに怠惰な毎日を送っていては、せっかくの魔術師様の名が泣くわよ?(やる気が起きないらしい相手へと、窘めるような言葉を向ける魔族の女。毎日、好き勝手に過ごしているのだから、説得力も何もないのだが。手招きする相手の傍へと向かえば、じぃっと男の表情を見上げて)
■オーベ > 街にも下りないわけじゃないんだがな…どうにも、街は人が多いから、そのうち、俺を恨んでいる誰かと出くわすような気がして…(宮廷に出仕していた頃には、政治に携わる献策も行っていた。自分は悪政に加担したという記憶はないが、その辺りで誰かに恨みを買っていてもおかしくない、と肩を竦めてみせる)…魔術師としての勤勉さは使い果たしたからな、泣くほどに優れているというんでもないさ(傍らにきた彼女西線を向ければ自嘲気味に笑って見せる。立ち話も何だ、と暖かな小屋の中へと彼女を促すのだった)
■レティシア > …お前、一体、何をしたの……(恨み云々と聞き、目の前の飄々とした男が恨みを買う程、一体、何をしてきたのだろうと、ぼそりと呟きを漏らす。相手の傍へと佇み、手を伸ばすと笑う相手の刺青が入った頬へと一度、触れながら) …そんな事仰って……違う事には勤勉じゃないの…(綺麗に片付けられた畑へと、ちらりと視線を向けて。相手の頬から手を引けば、促されるままに小屋の中へと向かう……足を踏み入れた瞬間に、雑然とした小屋の様子に、畑は片付けられて、何故、小屋の中は片付けられないのかと不思議に思ったとか思わなかったとか…。ひとまず、暖かい小屋の中で茶でもご馳走になる心算で――)
ご案内:「小屋」からオーベさんが去りました。
ご案内:「小屋」からレティシアさんが去りました。