2016/04/15 のログ
ご案内:「小屋」にオーベさんが現れました。
ご案内:「小屋」にレティシアさんが現れました。
オーベ > (深い森の奥のぽっかりと、空の開けた空間。日当たりはよく、風も心地よい。水を張った木桶に洗ったブーツを漬けておき、その脇に小屋の中から引っ張ってきた椅子を置き、外套を脱ぎ、長剣と杖を放っておいて、椅子に腰を下ろしてパチン、と足の爪を切っていく。途中から下手くそな鼻歌が混じり、日当たりの良さに少しばかり熱く思えばシャツの胸元のボタンを緩めれば、首から掛けた銀鎖に通した環がキラリと光った)こんなもんか…(と、切り整えた爪を眺めつつ、呟けば立ち上がって、桶に漬けておいたブーツを手に取り、風通しの良い場所へ移し、素足のまま、庭に生えた草を踏みしめながら戻ってくれば、椅子に座り直し、くわ、と欠伸を零した。服の袖をまくり、軽く腕を組むようにすればそのうちに、こっくり、と首が前後に動き出しうたた寝を始めた)
レティシア > (男が張っている結界がぐにゃりと歪み、空間の裂け目が生まれると、そこより姿を現す一人の女。何時ぞやに、ここの主に直接、入ってくるなと言われた事もあるが、今になってはもう、お咎めなしらしい。ストンっと草地へと降り立つと、そのままうたた寝をしている男の方へと足を進めてゆく。日向ぼっこ宜しく、こくりこくりと船を漕いでいる姿に苦笑を漏らしながら、静かに背後から近づくと、そのまま相手の首筋へと両腕を絡めて抱き着いてゆく) …油断をしていて、寝首をかかれても知らなくってよ?(揶揄うような言葉を相手の耳元で囁く表情は、悪戯っぽく笑っていて)
オーベ > (自分の張り巡らせた結界の中に、突然、ポッと湧いたように現れるのは彼女くらいなもので。その感覚にもいつしか慣れてしまい、気に留めるような事もしなくなってしまったから、彼女が背後からうたた寝している背後から、抱きしめるのは容易な事だったと思われる。耳元で囁く声に、驚いた様子もそれほどなく、目覚めればふわり、と欠伸を零しつつ目元を軽く擦り)…それほど、価値のある首とも思わないけれど…?(揶揄うような口調はどこか愉しげに聞こえる。首筋に回された腕に軽く触れてから、す、と腕をおろし)…忙しいトコ呼び立ててしまって、悪かった。ちょっとした用事があったもんだから、ご足労掛けたのだけども…(ひょっとしたら、君は忘れてしまってるかもしれないけど、と苦笑を浮かべ)…で、寝首をかくつもりが無いのなら、首を貸してくれるか?(背後の彼女に話しかけつつ、彼女が開放してくれるのを待てば、己の首に掛けた銀鎖を外そうとするはずで)
レティシア > (気配を消して、背後から相手を抱き締めても、もう慣れてしまったらしい相手の態度に、女は詰まらないと言うように唇を尖らせる。しかし、今だ、その両腕を解くつもりはないらしく) あら、魔族には、価値があるとか、ないとかは関係ないわ。――ん、お前が謝る必要はなくってよ?逢いたいと仰って頂いて、嬉しかったわ。そう、それ…用事ってなぁに?(使い魔が己の元へと、届けた私書の内容を思い出しつつ、笑いなが首を振る。己が忘れてしまっていると耳にすると、不思議そうな表情を浮べつつ、相手の首に絡めた両腕を解く。そして、男の前へと回り込み。椅子へと腰を下している男が何やら、首にかけた鎖を外している姿を首を傾げて見つめていて)