2016/02/02 のログ
ご案内:「小屋」にオーベさんが現れました。
■オーベ > (机に向かいペンを走らせることに飽きれば軽く伸びをしてから席を立ち、書斎を出て表へと出た。作業に集中していたせいか夜は既に明け、太陽が中天に輝くのを見れば時刻は昼頃かそれより少し早い時間のように思える。そうだ、と思いだし軒において置いた薪を脇に抱えられるだけ抱えれば部屋に戻り、炎の燻っている暖炉に薪を足してやれば、お茶でも入れよう、と水を入れたケトルを火にかけ、何か食べるものがあったろうか、と戸棚を漁った。愛犬には朝、お茶を淹れるついでに餌を与えておいたし、とりあえず、自分の食べる分だけ。大したものじゃなくてよい、と思えば保存用に焼きしめた硬いパンを見つけた。少々傷んでいた部分を、えい、と削り落として、少しだけ口に含んでみる…食える、と判断すれば丁度良くお湯が湧き、お茶を淹れると椅子に腰を下ろし、硬いパンを齧りながらお茶をぼんやりと飲む。愛犬の姿がない所を見ると、おそらくそう遠くない森の何処かで遊んでいるのだろうと思う。パンを齧りながら、テーブルの上に放置してあった読みかけの本を引き寄せれば、ぱらぱら、と捲りながら粗末な食事を続けて)
ご案内:「小屋」にレティシアさんが現れました。
■レティシア > (男が配した幾重にも重なる結界が歪み、裂けた空間の隙間から、女が姿を現す。ストンっと地面に降り立った女の手には小さな包みが握られていて。爪先を向ける先は、小さな小屋。目の前の扉をコンコンっとノックをすれば、主の返答も待たずに勝手にその扉を開ける。室内のテーブルで本を読んでいる主の姿を目にすれば、そのまま室内へと足を踏み入れて) ご機嫌よう、オーベ……もうお加減は良さそうね?(何時ぞやに崖から落ちた相手の様子を見れば、既に怪我は良くなったと見える。数日間、自分が看てやったのだから当然と女は勝手に思いつつ、テーブルへと近づいてゆき)