2020/03/07 のログ
■レフェーリア > ……魔物の気配があちこちから漂っている魔獣牧場。魔獣使いによって提供された者、負傷していた所を保護された者……陸海空と全て揃った広大な敷地の中に踏み入ったと同時に、身体が奇妙なまでに疼くのを感じる。
「あぁ……っ……」
以前に何度か世話になった、あの目録がこの牧場内の魔獣を高ぶらせていると…理解した時には、彼女の身体も芯から熱される様などうしようも無い熱気が満ち溢れて止まらないのを感じ取った。
見張り役である冒険者から嫌に火照っている事への奇妙さを心配されたのと合わせて、無防備に近しい薄手の衣服を纏った身体に差す様な視線を浴びせられながらも、どうにか抑えて問い掛ける。
気が立っている魔獣を自分の見て貰っても構わないか、と。万が一の為に幾らかの心づけまで握らせては、護衛役の冒険者はあっさりと小屋の中で何が有ろうと黙ってくれる事をにやついた笑顔で応えてくれて。
教えられた通りに見付けてしまった小屋の中へと入り込むと、そこには如何にも頑丈そうな鎖と首輪に繋がれて、魔獣の生息地域の環境を再現しているらしい小屋の中身と、まだ若そうな顔付ながら、獰猛そうな雰囲気を漂わせているコボルトと目線が合ってしまい。
「ん、っ……」
またしても感じ取ってしまったのは、この小屋の近くにあの目録が存在しているという事。一層魔獣の気を高ぶらせて興奮させ、同時に彼女の下腹部を中心とした淡い火照りが溢れて止まらなくなっている。
魔獣も人間もまるで同じとばかりに雌としての本能を高めるがまま、彼女はおもむろに唯一身に纏っていた薄手のローブを脱ぎ去り、既に淡く発情した様子が隠しきれていない豊満な裸体を魔獣の目の前に晒し出して。
■獣魔目録 > コボルトの小屋。
他の魔獣であれば生息している環境―例えばマジックオクトパスであれば水辺或いは棲息環境に近しい状況を再現した水槽―を再現しているが、コボルトの場合は環境よりも逃げ出さぬように工夫がされている。
一歩踏み込めば板張りの床ではなく牧草や藁が床一面に敷き詰められ、その奥には壁に打ち付けられた鉄の棒があり、其処と小屋の住人であり得られている若いコボルトの首に嵌められた首輪が強固に繋がれている。
コボルト。
モンスタートしては非常に有り触れているが、こうして誰かに使役されるために販売されているのは非常に珍しい。
何故ならコボルトは獣であって獣人でもあり、手先も器用で非常に狡猾であるため、あまり使役を好まれないし下手をすれば奴隷と似たような扱いを受けるため売り手も中々いない。
だから女が選び出したのは非常に珍しい有り触れたコボルトと矛盾しているようでしていない魔獣である。
それは既に十分な程に獣魔目録に思考を犯されており、小屋の付近に女が近づいただけで口から唾液を垂らしながら、自らの首輪に手をかけて外そうと自らの首の毛並みごと掻き毟り、女がそれでも近づき衣装を脱ぎ捨てて興奮した雄にその裸体を見せたなら――…びゅくっ、という音と共に豊満なその肢体に向けて少量であれば白濁とした精液が飛び散ることになる。
まだ触ってもいないのに興奮だけでの射精。
首輪を外そうとしているコボルトの股座には獣魔目録の影響と禁欲が長かった為に自らのヘソに当たるほどに反り返ったペニスが小屋の天井に向けて怒張しており、先程撒き散らしたそれが其処から溢れ出たものだと見せ付けるように、そのペニスの亀頭には精液の残滓がこべりついて、糸を引いていた。
さて、使役するコボルトとして販売されているだけあってコボルトは非常に若い、頭部は犬か狼かといった顔でありながら、眼には知性の欠片、そして女を完全に雌と見ている血走った興奮した輝きが見える。
背丈は女と然程変わらない、どころか頭部一つ小さく、猫背であるから余計に小柄に見えるだろう。
それでも身体能力は凄まじく。
小屋の中はギシギシと鎖を鉄の柱ごと引き抜いて小屋に入り込んできた雌と交尾をしようと暴れ狂っている。
――…もし、そのコボルトの開放を望むなら、護衛役の冒険者から魔獣が気に入った場合の対処法、見るだけではなくもう少し対話する為に触れ合うために一時的に魔獣に自由を与える方法を聞いている筈で、一言『話がしたい』とコボルトに言えば、コボルトは自由になるだろう――…結果どうなるかは責任は取れない、が。
■レフェーリア > 小屋へと迫っただけでも猛烈な勢いで鎖が引っ張られ金属が擦れ合う音ががちゃがちゃと鳴り響く事になり、床に敷かれた柔らかな草を踏み締めながら中に入り込んで鎖を必死で取り払おうとしている様にも見えるコボルトの姿を捉える。
声をかけるよりも先に丸裸になってしまえば、あっさりと精液の混ざった粘液が相手の興奮の度合いと意志を備えた獣人とはまた違っている獰猛な獣そのものの存在感を執拗にまで見せ付けているのが同じく目に入り、鎖がつなげられている鉄柱には無数の細かい傷があって相手の暴れっぷりは直ぐにでも理解する事が出来た。
「…………あぁ……」
そんな獰猛で発情している感覚と、既にコボルトの生活圏に足を踏み入れていると辺りから漂う獣臭からも鮮明に理解するまま、ローブを脱ぎ捨てても尚火照りが止まらない裸体を小さく震え上がらせる。
小柄な肉体でありながらも力仕事にも、細かな作業も得意とする為に、長らくの調教次第では立派な作業用の魔獣になる可能性を秘めている存在ではあったが、今目の前にいる相手は純粋な本能と獣欲のみを此方へと向けているのは十分に分かり切った話で。
小柄な身体には不釣り合いな程に硬く膨張しているペニスが脈打ちながら濁った先走りを垂らしている姿を目の当たりにして、冒険者から聞いた話を思い出す。
コボルトが自由になる方法は。
「……話を、しませんか……?」
教えられた通りにコボルトである相手を一時的に自由にする言葉を、生唾を飲み込んでから言い放ってしまった。
丸裸の身体は地面へと仰向けに寝転がり、彼女自らの意志で淫らに開脚して既に薄く湿り気を帯びた秘所を全て剥き出しにしているという実に淫らな完全服従の格好で。
最初から無事でいる気ではないとばかりに、そのまま秘所を相手によって強く犯されようとも、或いは無防備な顔を舐め回されようが、完全服従の証に尻を乗せられようとも何をされても構わないという、言葉とは真逆の痴態を晒しながら。
やがてはかしゃん、と音を立てて、冒険者の言葉通りに鉄柱に繋がっていた首輪がコボルトの首から外されて。
■獣魔目録 > その一言はコボルトを解き放つための一言は酷く日常的であった。
会話がしたい。
その言葉に応じてコボルトは鎖から解き放たれた後、自分に興味を覚えた人間に対して頭を垂れながら、自分が出来ること自分の能力などをたどたどしくも説明する――…筈だったのだ。
雇えば作業用に荷物もちに簡易的な武具を装備させて前衛食代わりなど汎用性の高いコボルトであったが、女が知っていて解き放ったのは魔導書に狂わされた魔獣に近しき魔獣、牧場による調教も何もかもが無となって1匹の獣となったコボルトである。
それは鎖がホロホロと錆びて朽ちていく度に己が自由になりつつある事を感じてまた唾液を撒き散らして喜び、尻尾などは既にはち切れんばかりに左右に振りながら、いざその瞬間が来ると、牧草や藁が敷き詰められた床に仰向けに寝転がった雌に覆いかぶさるために飛び掛る。
小さな小屋が震えるほどに悦びに雄叫びをあげ、それは若しかしたら冒険者を呼び寄せてしまうかもしれないが、その事にすら気が回らない程にコボルトは悦び叫び、開脚した女の足の間に腰を捻りこみ、文字通り女の身体に小柄な身体で覆いかぶされば両手は女の脇の辺りに置いて、確りと爪を床に食い込ませて自分の身体を支えると、先程匂いだけで射精まで上り詰めたペニスの亀頭を湿り気を感じる女の肉壷へとグニュと押し込み始める。
その触感というものか、それが押し込むことが気持ちよいのか、勢いはあまりない代わりに小柄な体躯からかけ離れた太さのペニスを拳の如く丸まった亀頭をズニュニュとゆっくりゆっくりと押し込みながら腰を身振りの如く震わせて、全身で交尾の始まりを喜んで見せるのだった。
もしコボルトの表情を眺めようとするなら面白いものが見れるだろう。
獣の頭部なのに酷く感情的に愉悦に笑み浮かべ、長い舌ベロを垂らし、其処から熱くどろどろに粘り気ある唾液を滴らせるという交尾に喜ぶ犬とセックスに喜ぶ人の混じったような表情が見えるからだ。
クフー…クフー………
コボルトは言葉を放てない。
放たないのではなく興奮と魔導書による本能を肥大化で全く話せない。
代わりにコボルトは尻尾を振る、代わりにコボルトは荒い鼻息を吐きながら、ギラギラの瞳で女を見下ろす。
■レフェーリア > 耳をつんざくけたたましい咆哮を床に寝そべった状態で感じ取りながら、完全に解放されたコボルトが自分の身体にまで一足飛びで覆い被さって来る。
僅かにでも牧場の中で過ごしている以上は人間とのやり取りが出来る筈であったがそんな様子さえも微塵も見せる事はなく、引きちぎられそうな程激しく振り乱されている尻尾だけが小柄な獣人型の魔獣らしい可愛らしさを醸し出し、股間で反り立っているペニスと獰猛な表情がその一切を覆い隠す。
床に身体を固定して自然と覆い被さられた格好の中、仮に冒険者が気が付いたとしても行為は決して避けられないであろう、
そして彼女が予め送ってしまっていた心付けによって、完全な危害を加えていなければどんな事があろうともコボルトを止めやしないだろう。
「あ……はぁぁ…ッ……!」
既に立派に屹立していた強靭なペニスが肉壺の入り口を押し上げ、ゆっくりと捻じ込まれていく感覚と魔獣によって胎内が貫かれる感触を残さず味わいながら、彼女もまた床に寝転がったまま身体をぞくぞくと震わせて交尾の快感に浸っている。
床に敷き詰められた干し草を握り締めて、決して人間相手では味わえない太く固い感触が柔らかな膣内を押し広げて来ては、柔らかな膣肉の奥底まで形の異なる丸みを帯びた亀頭によって拡がっていく刺激に、いくらかの経験を得た中の具合は魔獣であったとしても遠慮なく受け入れ、そして細かな膣肉は愛液を纏いながらうねる肉付きで雄を歓迎している。
自分よりも小柄で此方に対して忠誠を使う筈だった魔獣の手によって犯され、完全に本能しか残ってい居ない獰猛な瞳で見下ろされながら彼女は更に甘く身震いして、
胸元から首まで滴り落ちて来る獣臭い唾液を、口を開き舌を伸ばして彼女自らの意志で取り込み、喉を鳴らして自ら相手の匂いによるマーキングを受ける。
心底嬉しそうな獣と、交合の悦びを知っているであろう人間とが入り混じった表情に、強い雄によって貫かれる雌としての悦びに満ち溢れた表情で見上げてうっとりとした視線を向けて。
根元まで挿入が完了したと同時に、完全な交わりを受け入れるとばかりに、魔獣の背中に腕が回されて、密着と抱擁を強めながら荒々しい動きを受け止めようとして。
■獣魔目録 > 心づけを受け入れる程度の知れた冒険者の行動は酷く単純だ。
出入り口の門の方まで空気を震わせて響くコボルトの稀に見る雄叫びに興味がそそられれば容易く任務を放棄して、時間までの暇つぶしに好奇心に身をゆだねる形で門に鍵をかけてから、雄叫びあげるコボルトの様子を一応確認しつつ、あの美味そうに熟れた女を押し倒しでもして、脅かして、まだもっていそうな金を搾り取ろうと、と不埒ら事を考えて、冒険者の男は移動を始める。
ぐちりと完全にコボルトは雌と繋がった。
繋がると今度は背中に女の手が伸びてきた事に肉厚な胸板で女のたわわに実りすぎている乳肉を押し潰して体重を預ける。
そこから両手は片方ずつ床から持ち上げると女の両肩に乗せてしがみ付くように抱きつき床に女の身体を押し付けつつも、その肩に爪をたてて握り締れば、鼻先を女の首元へと埋めて、唾液でドロドロにまみれた舌ベロで女の首筋をべたべたになる程に嘗め回し始めるのだった。
それだけ見たら傍目から見ればじゃれついているように見えるかもしれない、が下半身は交尾の真っ最中。
雌の肉壷の中のぬくもりとうなる膣肉にペニスをアレほど張り詰めていた肉の楔を弾ませて、みちりと内側より女の膣内を押し広げた後に行き成りそれで膣奥を叩き上げる、拳のように膨らんだ亀頭、それでまるで叩くようにして。
カクカクと間の抜けた姿で腰を振るように見えるか、それくらいにコボルトは行き成り腰を荒く前後に揺さぶり、ペニスの先端部分のカリ首で女の膣壁を引っ掻き回し、その先端で膣奥すら貫いて臓物をおしあげようとするくらいにまで強く叩き上げ始める。
すると、直ぐにコボルトはまるでトイレでも催したように腰の動きを前後以外にも時折左右に堪えるようにくねる動きが直ぐにも混ざりだす。
で、尻尾はもう交尾が始まってから止まぬほど左右に振り乱れて、獣臭コボルト臭とも言うべき香りを狭い小屋いっぱいに広げてしまっている。
唾液のマーキング以上に尻尾から匂わせる臭気でのマーキングは無意識ながら雌を独占しようとする雄の濃厚な発情の香りが籠められているだろう。
■レフェーリア > 「はぁぁぁぁぉぉ…っっ……!」
身震いしながら声を溢れさせ、人間以上に引き締まった筋肉質な身体を味わう。肩に突き立てられる爪先は人間とのやり取りを考慮しているお陰化先端は丸く削られて肉まで貫く事はなく、純粋に押し倒されて支配されようとしている実感ばかりが溢れ出る。
完全に魔獣の雄と繋がってしまった歓喜と、奥底まで人間以上のペニスによって満たし、子宮の入り口までも届きそうな深さにまで満たされる感覚に甘く身震いしながら浮ついた表情からは惚けた声が溢れ出る。
辺り一面に立ち込めている濃厚な獣の臭気は首元を好き放題に舐め回される感覚と合わさり、床に寝転がって相手の肉体によって縫い付けられている身体にとっては一層強く染み渡り、尻尾が振り回される音まで聞き取りながら、自覚を抱く。
話をする間も無く彼女の側から望んでしまった通りに、最初から話を行なおうとはしない。それ以上に淫らで深い交わりの相手として、或いは性欲を吐き出す為の雌人形として尽くすがままに、彼女は相手を抱擁する力を絶やさない。
「あ、あひぃぃっ!はひゃあぁぁっ……!?」
そして乱雑に始まったコボルトの腰使いに、一回り更に膨れ上がったペニスによって子宮口から膣奥を遠慮なしに突き回される刺激に、獰猛な咆哮の次には雌らしい声色が混ざり出す。
時には貫いたまま左右に腰が振れて、合わせてペニスが子宮口に密着したまま亀頭の先端がぐりぐりと最奥を撫で回す感覚が何度も否応なしに走り抜ける快感が与えられ、雌の色香溢れる身体が相手によって動きを封じられ、更に深く犯されていく。
今にでも絶頂を達しそうに小刻みに魔獣ペニスを咥えた身体は震え始め、絶頂まで受け入れる準備を整えようと子宮まで着実に緩んでいる。
同時に、メスを手に入れる事が出来た雄が居る、との声色と人間には感じ取れない嗅覚を備えた魔獣であるならば、目録の力のまま呼応した事により一層昂りを増している。
冒険者がコボルトの小屋の中で盛っている人間を見付けるよりも先に、他の小屋で騒々しさを増している魔物の対応に向かわなければならないかもしれない。
■獣魔目録 > チッ、と冒険者の男は舌打を一つ。
折角小遣い稼ぎと道楽とを一緒に手に入れる筈だったのに、急に騒がしくなる牧場にそちらに手を焼かれることとなる。
だがコボルトは女はお陰で邪魔の入らぬ蕩けるほどに甘く熱した金属のように熱い時間を過ごすことが出来るだろう。
獣にとっては魔獣として本能が赴くままに媚肉を貪れるまたのない機会で、丸一日魔導書の毒気が抜けるまで、女の身体を存分に楽しんだ結果、女の腹が如何様に膨れ上がったかは女とコボルトしか知りえぬ事で。
ご案内:「魔獣牧場」から獣魔目録さんが去りました。
ご案内:「魔獣牧場」からレフェーリアさんが去りました。
ご案内:「ダンジョン」にアニエルさんが現れました。
■アニエル > ダンジョンの通路、空中に突如光の粒子が集まる。
粒子の塊が一瞬の閃光となって弾けると、そこに出現する人影がひとつ。
それは、帯剣した冒険者風の女だった。
「私とした事が、テレポ―ターなんかに引っ掛かるなんて……ああもう、頭がクラクラする」
女は眩暈を堪える様にかぶりを振り、光苔の繁茂した天井を仰ぐ。
単身ダンジョンに挑むくらいであるから、トラップ類に関する知識は相応に有しているが、
時にはこうしてドジを踏む事もある。
今回は、探索中に奇妙な形状のオブジェを発見し、思わず触れたらこの状況──であった。
冒険者には避け難い事故だが、だからといって腹立たしい気分が収まる訳でもない。
「で、どの辺りなのかしら此処は。相も変わらず辛気臭い風景だけど……」
そう呟いて、軽く鼻を鳴らす。ついでにサンダルのつま先で無機質な床を軽く蹴った。
床に対し不平不満を表したならば、後は黙って歩き出すのみである。
この場に留まっていても、事態が好転しない事は間違いなさそうだった。