2019/08/17 のログ
ご案内:「九頭龍山脈/山中の温泉宿」にエレイさんが現れました。
エレイ > 夜。
九頭竜山脈のとある山の麓付近にある、やや寂れた感のある小規模な温泉宿を、男は訪れていた。
ロケーション的に立ち寄りやすい場所ではあるものの、あまり目立たない隠れ家的な
建物ゆえか客は殆どおらず、人気もあまり感じられない。
夕食を済ませ、ひとっ風呂浴びようと露天風呂まで足を向け、脱衣所で服を脱ぎ
タオル一枚を携え、浴場へと足を踏み入れて。

「いつもの旅籠の温泉もいいのだが、たまには違う風呂も楽しんでみるのが大人の醍醐味」

などと得意げに独り言ちながら、目前に現れた露天の岩風呂を眺め回す。
見慣れた旅籠のそれとは違う趣に、表情を緩めて。

「あっちよりは出会いの期待値が低いが、まああそこら辺はしょうがな──て、おや?」

その視界に、先に湯船に入っている人影を捉え、男は意外そうに目を丸めた。
てっきり自分以外は居ないものだと思っていたので驚きだ。
そう思いつつ、タオルを腰に巻くと湯船にゆるりと歩み寄って行き。

「……やあやあコンバンハッ。湯加減いかがですかな?」

と、緩い笑みを浮かべながら、片手を上げつつ気安く声をかけてみた。

エレイ > その後の男と先客とのやり取りと動向は、本人たちのみの知る所で──
ご案内:「九頭龍山脈/山中の温泉宿」からエレイさんが去りました。
ご案内:「王城/ロマルティア外交官へと与えられた別館」にベルナデットさんが現れました。
ベルナデット > 【待ち合わせ待機中です」
ベルナデット > 王城の裏手通常口近くの平屋の建物は北方の聖教国の外交官へと与えられた建物だった。元々は王城内に一室を与えられていたが、彼女を使う者達にはこちらのほうが都合がいいと移されたのだった。
もっとも、屋根裏部屋から塀越しに街並みを眺めることが出来るこの建物は、外交官にとってもとても好ましいものであった。

問題は場所が通用口をこじ開けられてしまうとすぐ目の前だと言うこと。
先日、その隙を突かれ盗賊の類に拉致されてしまう事件が発生した。
当然、一応は友好国である聖教国の外交官が拐かされるなど、外交問題にも発展しかねない事件故、警備担当や責任者が処罰される……はずであった。
だが、外交官が何事もなく戻ってきたこと、そして、彼女が王国にとって命さえ無事ならば穢されようが何をされようが問題のない人質であったが故、事件は「なかったもの」として処理されることとなった。
この別館を離れなくてもよいというのは、外交官にとっても喜ばしいことであったが故、恙なく事件は隠蔽された。

――そんな事件があってから数日後の話。

『そんなにそわそわされて……。』
聖教国から付いてきた侍女に呆れられるほど聖女は朝からそわそわとしていた。
何せ、今日は件の事件で助けてくれた人物がこの別館へとやってくることとなっているのだ。
もっとも、身分的に正面から入ってくることは不可能なので、侍女が裏の通用門から迎え入れる手筈となっている。
顔と身体を知っている相手は多いものの、心許せる知り合いはほとんどいない異国の地故、聖女は友人と呼べる相手に飢えていた。

そわそわと自分でお茶の準備をしようとしては侍女に怒られ、何か出来ることはと尋ねても邪魔だと言われる。
仕方なく就寝用のベッドを置いてある屋根裏部屋へと上がり、そこの小窓から通用門を眺めることにした。
城外の通りには人々が行き交う様子が見え、通用門では侍女が詰まらなさそうに立っているのが見える。
彼女が彼をここへと連れて来てくれる……その時を聖女と呼ばれる少女は子供のように表情を輝かせ、今か今かと待ちわびていた。

ご案内:「王城/ロマルティア外交官へと与えられた別館」にテリスさんが現れました。
テリス > 先日、貧民地区であった少々のゴタゴタ。
話に聞くだけなら別に関わり合いになるつもりは無かった話だ。
ただし、少年は当事者と出会ってしまい、
まかり間違ったか、運が良かったのか悪かったのか、恩人扱いになってしまった。
件の『聖女様』を送り届けた時にはお前が盗賊かくらいの扱いを受けたものだ。

「…ホントにいいのかね?」

徐々に近づく王城の通用口。
貧民区暮らしの薄汚い小僧がそう呟くのも無理はなかった。
一応、酒場のおんちゃんに相談だけして恰好だけは普段よりはマシな恰好をしてきた。ただし着慣れないので窮屈ではある。
手には小さな花束。花の一つも持って行けよ、とおおいに笑われた。

ぐしぐし。と後頭部を掻けば、一息入れて歩みを進めていく。
程なく、通用口に立つ侍女の前に少年が現れるだろう。
上から見ているのであればすぐにわかるかもしれないし、見慣れない恰好故わからないかもしれない。

ベルナデット > そわそわしながら小窓から通用口を眺めているといかにも居心地の悪そうな少年が現れるのが見えた。
事前に特徴を伝えていた侍女は少し嫌そうな表情を見せるものの、少年を塀の中へと招き入れる。
そして、すぐ近くに見える平屋の建物へと少年を案内し、扉を開けばちょうど小走りに玄関先へとやって来る聖女の姿。
その後ろを怒りながら付いてきた侍女が、ようやく止まった彼女の髪とドレスを手早く整える。

聖女は来客へと少し恥ずかしそうにはにかんだ笑顔を向け、歓迎の意を表すよう深々と頭を下げ、侍女とともに彼を客間へと案内する。
こじんまりとした部屋の中には、地味ながらも趣味のいい調度品が並べられ、長ソファとガラスのテーブルが置かれていた。
そのソファへと座るよう少年を促し、自分でお茶を取りに行こうと部屋を出ようとした所で侍女に怒られる。
仕方なく部屋の中へと戻り、しょんぼりと少年の隣に腰掛ける。
そして、二人の前のテーブルにはお茶といかにも高級そうなお茶菓子が並べられ、気を利かせたのか、侍女たちは二人を残して退出する。

テリス > ちょっと嫌そうな顔をする侍女。
そりゃあそうだろう。
多少着飾ったとは言っても向こうから見れば平民のクソガキだ。
大方「なんでこんな子供を」くらいに思っているのだろう。

(ま、何とでも思えよ。)

だが少年はどこ吹く風だ。昔からだ。そういう視線や感情には慣れている。
特に貴族などの富裕層はこぞってそういう視線で見てくるもんだ。

「よっ。来たよ。」

だからというわけではないが、やってきた聖女様が見えた時にはそう言って軽く片手を上げた。
侍女を挑発しているわけではないが、これが少年の自然体なのだ。
ご機嫌麗しゅう、なんて綺麗な言葉は学んでいない。

そして紆余曲折あって、豪勢なソファの上に二人で座らされた。
座った事がないほどの柔らかなソファ。手触りも触れた事がない程に極上だ。
しかし、身支度を細々と整えられ、自分でお茶を出そうとしては止められ…。

「…いい暮らしだけど、窮屈そうだな。」

少年は思ったままの言葉を口にする。

ベルナデット > ソファに隣り合って座った少年の同情を含んだような声に少し困ったような笑みを向ける。
窮屈だとは思ってはいないが、周りからはそう見えるのだろうか。
もっともお茶くらいは自分で淹れられるようにはなりたいとは思うが……。

『私が手を出すと仕事が遅くなるんだそうです。』

ガラスのテーブルの上に指先を滑らせ、魔力の残光で文字を描く。
先日のように向かい合った相手に見せるための鏡面文字ではなく、同じ面から見せるための普通の文字。
異国の文字を迷うことなく使い分けられる様子には聖女の努力の程が垣間見えるだろう。

そして、優雅な所作でお茶を一口。
その後にどうぞとばかりに少年の口元へと柔らかそうなクッキーを差し出す。

テリス > 困ったような笑み。
この女性はこの暮らしを不満には思ってはいないという事か。
自分だったら暴れだしてしまいそうだ。
…でも相手がそう思わないのなら、そこに踏み込むべきではないのかもしれない。

「へぇ。箱入りだな。俺だったらそーいう練習していいと思うけどな。」

何でもやらなきゃ上手くなんないじゃん、と思う。
その光で描かれる文字も勉強したのだろう。
だが、得てして周囲はそう思わないものだ。富裕層なんて特にありそうな話だ。

「…いいのか? ありがとよ。」

お茶を飲む所作一つとっても洗練されているのはわかる。
普段なら嫌味に感じるのだが…今はそう思わなかった。この女性だからかもしれない。
だから、差し出されたクッキーも躊躇わずに受け取った。口へ運ぶと、うまいなこれ、という言葉が漏れる。

ベルナデット > 箱入り……そうなのかも知れない。
祖国では教会の外へと出掛けることも時折許されていたが、この国ではほとんど城外へと出ることは許されていない。
故に先日は拉致されたとは言え、不謹慎にも少しドキドキしてしまったものだ。
こうして、知り合いも出来たわけだし。

「……。」

少年がクッキーを頬張る様子をじっと眺めた後、自分もひとつ口元を隠しながら齧る。
そして、もうひとつ摘まむとあーんと口を開く仕草を見せながら、再度少年の口元へと。
いかにも楽しそうな笑顔は、二人きりのお茶会を心底喜んでいることの証。

テリス > 女性もクッキーを口に運ぶ。
上品で優雅な所作。嫌味に感じないのは性格か、それともそれがどこまでも自然だからか。
その表情はひたすらに嬉しそうだ。
友達とか、いなさそうだもんな、と内心で思う。口にはしなかった。

「…おいおい。」

しかし、あーん、とされると少年の表情もひきつる。
さすがに恥ずかしい。二人きりではあるのだが。
悪意なく楽しそうにされると非常に断りづらいのだが…。
少しだけ迷って、意を決しはくりと食べる。少年の顔は赤い。

「…いや、食べるけどよ。そういうのって恋人同士でやるもんじゃねぇの?」

ともぐもぐしながらぼそぼそ呟いた。

ベルナデット > 差し出したクッキーを少年が恥ずかしそうにしながらも口にしてくれると花が咲いたような満面の笑顔を浮かべる。
そして、もうひとつ摘まんで少年の口元へと差し出し、期待に満ちた視線を向ける。

「……?」

恋人同士?
少年の言葉に一瞬きょとんとした表情を浮かべる。
脳裏に浮かぶのはかつて心を通わせあいながらも遠くへと旅立ってしまった青年の姿。
そんな苦い思い出に少し寂しそうな表情を浮かべた後、ズボンの上から少年の腿へとゆっくりと指先を這わせる。

『恋人がいいですか?』

と。

テリス > クッキーを食べるだけでもとても嬉しそうな表情を浮かべる。
ポーズではないのがわかる。本心から嬉しいんだろう。
その差し出されたクッキーを一応頬張り。もぐもぐとしている。

すると、恋人同士、と聞いて少し寂しそうな表情をした。
そこからは先は、鈍い少年にもわかった。

「お、おい。」

さわさわと撫でられる太腿。
書かれた文字と共に、その行為がする先を知らないわけではない。
脳裏に聖女様が恋人なんて箔がつくじゃん、と一瞬考えた自分がいた。

「…っ。ダメだ。」

とっさに、女性のその手を止める。傷つけないように触れるような手つきで。

「…アンタは、ダメだ。アンタが悪いんじゃないぜ。
綺麗だし、純粋だし、すげぇいい女だって思うよ。でも…だから、ダメだ。
俺みたいな薄汚いガキと恋人なんて間違ってる。」

少しでもそういう事を思ってしまった自分がイヤだから。
自分の事を恩人といってよくしてくれてる人汚すみたいで、少年の心はそれを嫌だと思った。

ベルナデット > 少年の戸惑い、そして、拒絶。
だが、少年の拒絶は自分のことを考えてくれてのことだと分かる。
少年の腿へと指先を載せたまま、それ以上言葉が続けられない。
ただ、じっと指先を見つめ、そして、ゆっくりと視線を上げる。

いつも求められるのは身体だけ。
男性と寝所を共にすることは嫌いではない、むしろ好ましく思っている。
だが、身体を満たされても彼らの心はここにはない。
ただ、異国の地で身体だけを満たされる存在……それが自分。

『寂しいんです。』

じっと少年の瞳を見つめたまま、指先が少年の腿に、魔力の残光を残さず文字を描く。

テリス > じっとこちらを見つめてくる瞳。
その表情は先ほどまでは違い、寂寥感を感じさせるものだった。

「…俺、恋人にはなれないけど。ダチなら…友達なら、なれるからさ。」

ダチは大事にしてぇんだ、と年上の女性の頭を撫でた。

「身体が全部ってわけじゃねぇだろ?
まぁ、そりゃ、それが欲しいってなら……その、俺はそんな経験ないけど。」

少年は聖女の裏の姿を知らない。
まるで娼婦のような姿を知る由もない。
ぽんぽん、と頭を撫でてから、軽くぎゅっと抱き着いてあげた。

ベルナデット > 年下の少年にあやされるよう頭を撫でられる。
そして、抱きしめられる温もり、そして、優しい言葉。
少年の肩に顎を載せ、安心したような穏やかな笑みを浮かべる。
思えば友人になってくれる人など今まで誰もいなかったかも知れない。
尽くしてくれる侍女や敬ってくれる信者達。
そして、穴を求めるだけの男達……。
そんな人達に囲まれた生活は、不自由はないけれど、満たされはするけれど……。

『友達。』

柔らかな胸を押し付けるよう抱き着き返し、その背中に細い指先を這わせる。
寂しい心を埋めてくれる少年。
そんな彼が身体も求めてくれることがとても嬉しい。
もっとも、寂しいの解釈に齟齬があったようだが、そんなことは聖女には関係ない。
少年の膝の上に跨るよう姿勢を変え、コツンと額を当てて嬉しそうな笑みを向ける。
そして、少年のズボンの上から股間へと指先を擽るように這わせる。

『一晩中?』

気付けば聖女にあるまじき巧みな指使いで少年の肉棒を引っ張り出してしまっていた。

テリス > ぎゅっと安心させるように抱きしめたつもりだった。
けれど、この聖女様は押し付けるようにして抱き着いてきたのだ。
柔らかい胸の感触に、ちょっとドキドキしてしまう。

「お、おう。友達。いつでも出入りしてたら怒られるからさ。たまにゃ顔出すよ。」

今日だけじゃなくて、また来てやると少年はちょっとだけ笑った。
いつものぶっきらぼうな調子ではなく、歳相応の笑い方だった。

「お、おい……って、なんだよ。なんでそんな手慣れて……。」

が、女性が姿勢を変え、真正面から跨るように座ってくれば動揺してしまう。
さわさわと股間を撫でられれば、ひくりと身体を震わせ……。

その隙に、半勃ち程度の肉棒が外気にさらされてしまった。

ベルナデット > また来てくれる。
その言葉が何よりも嬉しい。
額を押し当てたまま、嬉しそうに微笑む。
それは聖女と呼ぶに相応しい穏やかで暖かな笑み。
だが、そんな笑みを浮かべながら、少年の股間へと伸びた手は引きずり出した肉棒を包み込むように握り込み、余った皮を剥いて被せてと先端を苛め始める。

『初めてではないのですよね?』

一見、男など知らなさそうな聖女は片手で器用に少年のシャツのボタンを外して前をはだけさせ、その胸板へと魔力の残光で文字を描く。
じっと見つめる瞳は不思議そう。
その表情は自分が行っている行為が特別なことだとは思っていない、そう語っていた。

テリス > 聖女はこうやって笑うんだな…と思ったのもつかの間だった。

「っ、あっ、く……!」

肉棒の先端をいじめる指先はとても艶めかしい。
聖女と娼婦が同居しているような所作に少年は翻弄されていく。
そもそも、性行為への耐性がまだまだ未熟なのだ。

「は、はじめてじゃ、ない、けどっ……!」

はっ、はっ、と息を荒げていく。
さわさわと胸元をなぞる指先の感触はぞくぞくとした感覚を与え、性感を高めていく。
少年の若い肉茎はあっという間に硬く硬く勃起してしまうだろう。
聖女の手つきは急速に少年を情欲の渦へと溺れさせていく。
悦ぶというよりは、徐々に、徐々に、少年の表情が蕩けていくのがわかるだろう。

ベルナデット > じっと見つめる先で変わっていく少年の表情。
本当に表情豊かだと思う。
最初会った時はぶっきらぼうで……達観しているように見えて子供っぽい笑顔も見せる。
そして、今は……少女のような可愛らしい蕩け顔。
感じてくれていることが嬉しくて、穏やかな微笑みを浮かべたまま、固くそそり勃った肉棒を劣情を煽るよう余り皮を使って扱きたてる。
これくらいの若さだったら一回出してもまだまだ大丈夫だろう。
そう判断した聖女は純白のドレススカートの上に載せるよう肉棒を引き出し、追い詰めるよう皮で先端を扱き苛め抜く。
そうしている間も、聖女は穏やかな微笑みで少年の顔を見つめ続けていた。

テリス > いつしか、ソファに完全に身を預け、されるがままになっていた。
肉茎の先端からは先走りが滲み、指先がぬるぬると絡んでいく。
その娼婦じみた技巧は瞬く間に少年の性感を虜にしてしまい…。

「はっ、は…っ…あっ、あぁぅ……!!」

聖女の微笑みを受けながら、びくりと腰を震わせて。
指技に導かれるまま、淫らな白濁液を吐き出してしまうだろう。
どくっ、どくっ、と脈打つたびに濃い精液が飛び出ていく。
放出の快感に酔ったように、半開きになってしまった瞳で女性を見上げているだろう。
射精が終わればぐったりとソファに身を預けてしまう。
それは隙だらけ、なすがままの状態にも見えるだろうか。

ベルナデット > 熱い肉棒が大きく跳ね、若い濃厚な白濁が勢いよく噴き出す。
それを少年の服を汚さないよう、少年のそれよりもはるかに上等なドレスですべて受け止める。
少年が吐精を続けている間も、聖女の指は肉棒を扱き続ける。
それは強すぎず弱すぎず……出来るだけ少年を愉しませるよう、吐精の快感を長引かせるよう……。
そして、吐精が収まれば「良く出来ました」とでも言うよう少年の額へと口付け、肉棒が萎えないよう扱き続ける。

テリス > 「あ、あぁ……はっ…はっ…。」

導かれるような射精はとても心地よく…。
豪奢なドレスを汚してしまっているというのにそこまで頭が回らない。
精を吐き出している間もずっと肉茎を刺激され続け、快楽を与え続けられて腰砕けになってしまった。

それどころか今も肉棒を刺激され続けている。
勃起は衰えず、それどころか赤く更に勃起していくようにも思えるだろう。

「…なんか、意外だよ…こんな、慣れてるなんて…」

そう言うものの、またその快感に飲まれ始めている。
また息が荒くなっていく。ひく、ひく、と肉茎が喜ぶように震えていく。

ベルナデット > 少年の割に大きな肉棒は少年らしく一度くらいでは萎えないようだ。
手の中でさらに硬さを増すその熱の感触に、聖女は少し恥ずかしそうに頬を染めてはにかんで見せる。
少年の言うように慣れているし昨日の晩にだって行った行為だ。
気持ちよくなってくれることは嬉しいし、もっと気持ちよくなって欲しいとも思う。
だが……それでも自らの痴態を晒すことは恥ずかしいのだ。
こうして……我慢出来ずにスカートの中を濡らしてしまっていることを知られたらどう思われるだろう……。

『いやらしいと思いますか?』

少年の胸へと文字を描きながらゆっくりと腰を上げ、少年の下半身を隠すよう汚れたスカートの中へと招き入れる。
そして……。

「――っ!」

精を吐き出したばかりの少年の肉棒に熱くやわらかなモノが触れる。
本来ならば下着が遮るはずのそこは……つるんと一気に飲み込むよう肉棒を咥え込む。
漏れる喘ぎに似た小さな吐息。
繋がれた歓びに瞳を潤ませ、少年の額や頬に何度も口付ける。
少年を迎え入れたそこは……今まで少年が抱いてきた女性に比べ、締め付け事態は物足りないくらい緩いかも知れない。
しかし、熟れた粘膜は肉棒へと吸い付くよう絡みつき、腰を動かさずとも奥へと誘い込むように蠢く。

テリス > 胸に描かれる文字。
その文字に少年は溶けた表情のまま半笑いに。

「…まぁ、思うけど。でも……普通じゃね?」

人間だから、いやらしい所くらいあるだろうと思った。
高嶺の聖女かと思っていれば、そういう面もあった、というだけの話。
されるがままになっているのはちょっと情けないけど、少年は少しだけ安心していた。

「…あ。…っ、く…これ…なか、すげ……!」

肉棒は招かれるようにスカートの中へ。
そのまま、その先を想像してしまえばその通りに。
濡れた感触が肉棒を包み込むと、思わず喘ぎ声のようなものが漏れてしまう。
下着、つけてなかったのかな、と頭の片隅で考えるものの、余裕はなかった。
ぬるぬるとした感触が何もしていないのに肉棒にまとわりついていく。
少年にとっては耐性の無い快感。未知の快感では、そう長くは持ちそうもなかった。

ベルナデット > 普通……その言葉に蕩けていた瞳を見開く。
特別ではないと……他の人と一緒だと……。
何から何まで特別扱いされていた聖女は、嬉しそうに、本当に嬉しそうに満面の笑顔を浮かべる。
――少年を咥え込んだまま。
喜びに蜜穴が申し訳程度に肉棒を締め付け、そして、肉棒が溺れそうなほど中が淫蜜で満たされる。

「っ!っ!」

軽く腰を揺すっただけでドレスの中から泥沼を踏み抜いたような淫らな音が響き渡り、だらしなく半開きになった聖女の口から声にならない喘ぎが溢れる。
とろとろの穴は大きな肉棒に美味しそうに絡みつき、聖女が腰を揺する度に最奥が肉棒の先端と口付けを交わす。

テリス > きゅううっと膣内を締め付けられる。
少年としては素直な感想を言ったつもりだった。
だけど、何か嬉しい事があったようだ。この聖女様はそう言われただけで悦んでしまったようで…。

「あっ、す、げ……あっ、はぁっ……!」

スカートの中から卑猥な音が響いていく。
嬉しそうに男の肉棒を食い、はしたなく腰を振って快楽を貪っていく。
聖女というより娼婦の姿。
しかし、性の耐性が薄い少年は瞬く間にそれに呑まれてしまい…。
だらしない表情を晒したまま、されるがままに若い肉棒を何度も何度も咀嚼されて…。

「あっ、あ……あぁ…~……。」

蕩けた声を、出してしまう。