2019/04/24 のログ
■ルイス > しかし少女の意思とは裏腹に、身体はこの状況に倒錯した興奮を示していた。
僅かに、しかし徐々に上気していく身体。
しっとりと水気を帯びる身体。
興奮を示すのは痛みか、視線か、恥辱か。
その時、背後から近付く人の気配を感じて振り返る。
「だ、だれ――?」
■ルイス > 広場に少女のくぐもった悲鳴が木霊する――
ご案内:「夢の中:処刑台」からルイスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」にジードさんが現れました。
■ジード > 貧民地区の路地裏の一つ。大通りの裏側に位置するちょっとした裏道に、
ふらりと一人の男が無造作に姿を現す。路地の中でも少し広くなった場所を探し当て陣取り、
手にしたカバンを地面に置く。すると機械仕掛けの玩具の様に
パタンパタンとカバンが開いて大小二つの陳列棚を持つ小さな露店が姿を現した。
棚の上に薬瓶やアクセサリーなど商品を陳列し店としての体裁を整えれば胡坐をかいて店の奥に座り込む。
「よし、それじゃあ開店だ。場所の選択が間違って無きゃいいが」
露天の常として場所選びが悪ければ商品以前に目に留まらないのはよくある事である。
若干不安を感じながらも時折人の流れる道行を眺め。
■ジード > 時折訪れる人影は娼婦が中心である。
媚薬や体調を整えるための薬などは偶に売れるものの
メインの商材と見込んだ代物はとんと売れない有様である。
アクセサリやら高額の媚薬の類やら、ここを好んで通る様な客には受けが良いのだが
残念ながら今日はそれを買い付ける客が通らない。
その様子に息を吐き出しながら頬杖をついて本格的に人気の消え始めた通りを眺め。
「娼婦はお得意様っちゃお得意様だけど…な。
世間話でだいたい終わっちゃうのが困りもんだ」
■ジード > 「よし、そろそろ切り上げ時だな。次はどこにだすか考えにいこうかね」
さて、次はどこに店を出そうか。
そう考えながら立ち上がると、そのまま軽く荷物を整えてから、
路地の裏へと消えていくのだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」からジードさんが去りました。
ご案内:「ハイブラゼール ホテル」にナインさんが現れました。
■ナイン > 【継続待機】
ご案内:「ハイブラゼール ホテル」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「…ほう?随分と可愛げのある事を言うじゃないか。貴族として語らう言葉か、褥の上で交わす睦言か。その何方が御好みか、等と……聞くだけ野暮と言うものだな。
おや、貴様であれば堕とす側の愉しみも十分に熟知しているかと思っていたが。だからこそ、こうして堕とされる事に、より強い快楽を覚えるのではないのかね?」
最後の言葉は幾分揶揄う様な含みを持たせつつ。
少女の膣内を抉る己の肉棒は、少女が身を反らせれば互いに意図しない場所を削る様に擦り上げて、その熱を隅々まで伝えようとするだろう。
彼女に紡ぐ言葉は怠惰と享楽を。されど、打ち付ける肉棒は獣の様な熱と快楽を。愉快そうに唇をゆ歪めながら、獣の様に喘ぐ少女を見下ろして。
「……そう。今は。、そんな事を考える必要等無い。与えられる快楽に。貪られる情欲に。雌としての本能に。一人の女として、溺れていればそれで良い」
それは、少女に向けた言葉なのか。或いは、己に言い聞かせる言葉なのか。
時に陰謀と策謀を語り合い、時にこうして互いの熱を吐き出す様な情事に耽る少女との関係が、矛を交える様なものに変わってしまうのは、己としても望むべき未来では無かった。
さりとて、少女が己の理想を阻むのなら————
そんな未来を。そんな明日を振り払うかの様に、今は少女の肢体を貪る事に溺れるのだろう。
己が腰を突き出す度に。腰を掴んだ指に力が籠る度に。甘い嬌声と被虐への悦びに震える気高い少女を、浅ましく貪る快楽に沈む。
「……フン。そうだな。その通りだ。私は、男は、雄は。無遠慮に注ぎ込むだけ。詰め込み、満たし、溢れさせて、溺れさせる。貴様を貫くモノに。或いは、私自身に溺れさせ、堕落させる。
だから、もっと求めろ。貴様が浅ましく、貪欲に、健気に私を求めれば、それに応えて貴様の中を蹂躙してやろう。犯してやろう。埋め尽くしてやろう。今宵、私に犯され、使われるだけのモノとしての悦びを、貴様に刻んでやるとも、ナイン」
既に精を吐き出した子宮すら肉棒で貫こうとばかりに、少女の膣内で膨れ上がった肉棒は別の生命体の様に暴れまわる。
溢れる蜜液と、先程吐き出した精が、己の肉棒を包んで淫蕩な水音を増していく。次第に己の吐息も乱れ、再び少女の中で欲望の白濁を吐き出そうと打ち付ける肉棒の速度は次第に増していくばかり。
そんな、荒々しい"交尾"の中で。縋る様にスーツを握りしめ、快楽に惑う様に瞳を揺らす少女の有様に低く笑みを零せば。
腰を掴んでいた両腕で、反り返った少女の肢体を掻き抱いた。少女の願いに応えた訳ではない。慈悲を見せた訳でもない。ただ、こうすれば少女はより満たされるのだろうと。より深く、肉欲の深淵へへと堕ちる事が容易になるだろうと察したが故。
掻き抱く様は甘い睦言の様でありながら、その行為は少女を堕とす為のものでしかない。或る意味で、慈悲と残酷さの入り混じった、そんな抱擁が少女を包むだろう。