2018/11/22 のログ
ご案内:「富裕地区 宿屋」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > [待ち合わせ中]
ご案内:「富裕地区 宿屋」にエフルさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 声をかけながらのゆっくりとしたセックスは、快楽、というより、むしろお互いの気持ちを交換し合うような。
きゅう、と締め付ける膣の中を、強引にかき混ぜたくなる気持ちを抑えて、エフルが言っている"気持ちいい場所"を探している……のだが。
「(く、ぅ……気持ちいい……!)」
襞が絡みつくような動きで、こちらを掴んでくるのが質が悪い。
それを振り払う様な動きをすれば、気持ちよさに腰が抜けてそうになる。
だが、それでいて強く射精を促すような刺激ではないのがまた辛いのだ。これを激しくすれば絶対気持ちいいという獣の期待を、自ら封じ込めなければならないというのは、自分で自分を苛めているようで。
それでも、と自分を奮い立たせ、何とかゆっくりとしたペースを保つ。
「入口と、奥……こんな、感じかな……!」
快楽を感じる位置というのは、実は女性によって結構違う。
一度の動きで、可能な限りエフルが気持ちよくなれる角度。
それを探すため、角度を変えて何度かゆっくりと抜き挿しをしていたが。
その鼻息は、どんどんと荒くなっていく。
その理由は明確。
獣じみた情欲が、いよいよ臨界を迎えようとしているのだ。
「……っ、ごめん、そろそろ限界。激しくして、良い?」
■エフル > 「あぅ……んっ、ふぁ、クレスさん……っ」
気持ちいいところを探るような抽送が、何度か敏感なところを掠めていく。
その度にびくん、と肩を震わせ、膣できゅっとクレスさんを抱きしめて。
自分では制御できない反射に翻弄されながら、敏感なスポットを教えてしまう。
ゆったりと確かめ合う交わりで心と身体がじわじわと高まって、
全身で抱きしめたクレスさんの肩に顔を埋めながら初めての性交の快楽を覚え込まされて。
締め付ける度に言葉より素直に「好き」を伝えているような気恥ずかしさと、奥をぐりぐりと小突かれる度に感じるクレスさんの好き。
その暖かさに、愛する男性とのセックスの虜にされていく。
「は、げしく……です、か?
…………はい、来て……クレスさんの良いように、してくださいっ」
耳元で、息を詰まらせながら同意する。
たくさん気遣って、気持ちよくしてくれたのだから、今度はわたしが受け止める番。
クレスさんが激しく求めてくれるのは嬉しいし、それで万が一変になってしまっても本望だ。
ヒリヒリとした痛みもすっかりわからないくらいに性感で上書きされ、蕩けた笑みで頷いて。
「わたしで、いっぱい気持ちよく、なってください……っ」
顔を埋めたクレスさんの首筋に、唇ではも、と小さく甘噛みしてその時に備える。
■クレス・ローベルク > 「あり、がとう……!」
正直な話、限界だった。
特に、角度がいい具合に決まりかけている時のエフルの声を聞いていると、今直ぐ何もかもを投げ捨てて、一緒に果てたくなるぐらいには。
だが、蕩けた笑みを浮かべて、こちらに顔を埋めるエフルを見て思う。
ああ、これはこれで、良かったと。
この娘がこんなに悦んでいるのは、今までの我慢があったからだと。
「堪えきれなかったら、歯を立てても良いから。それじゃあ、行くよ……ッ!」
最初に思い切り腰を引いて、その後、奥まで突き刺すような重いストローク。それを皮切りに、少しずつ、少しずつ早く腰を動かす。
挿れた時の襞の絡まりはこちらを包み込み、それを引き剥がす時に擦られる感触は、こちらを溶かすよう。
「エフル、気持ちいい、気持ちいいよ……!」
これまでで一番の快楽を感じながらも、しかしギリギリまで射精は我慢して、エフルと一緒に登りつめようとする。
■エフル > クレスさんの苦しそうで嬉しそうな声に、甘く噛み付いた首筋に舌を触れさせて応える。
お腹の中でなお大きく固くなっていくようなクレスさんは、きっと沢山我慢してくれたのだ。
処女のわたしに気を遣ってくれる優しさに、
改めてこの人を好きになってよかった、と思いながら、長く息を吐いて膣の締め付けを少し緩めて。
「はい…………ふぁ、んぅぅっ!!」
行くよ、の掛け声に合わせて覚悟を決めて、お腹に収まっていたものが抜けていく感触にぞくぞくと背を震わせ、
――一気に奥を貫かれるような衝撃に、肺の中の空気を喘ぎごと押し出されて。
快楽を訴えながらの激しいセックスに、わたしでもクレスさんを気持ちよくできているのだと安心する。
「うぁ、はふっ、ぅくん、クレス、さぁ……んっ!
すき、すきっ、すきぃ……きもち、いいですっ。わたしも、きもち、ふぁぁっ!」
経験の乏しい処女の未開拓の膣は、あっという間にクレスさんのものを覚えさせられて。
すっかりそれを愛する歓びの、愛される悦びの虜になって、小刻みに小さな絶頂を繰り返しながらきゅんきゅんと締め付ける。
お腹のお肉がトロトロにほぐされて、その中をぐちょぐちょに耕されるようなドロドロの快楽の海に沈んで。
「きて、くださ、っ……もっと、く、あっ、ふぁ、うんんんっ!!」
特別大きな絶頂に思わず口を離し、
腰をぐいっと突き出してクレスさんに密着しながら背筋を反らせ仰け反って、白い喉を晒して打ち震える。
■クレス・ローベルク > 「俺も……俺も好きだよ、エフル……っ!」
脳の奥まで白く痺れる快楽の中、まるでそれを命綱とするかの様に、エフルの名前を呼び続ける。
エフルの蕩けた様な声が、言葉以上にこちらへの好意を伝えてくれて。
こちらの好意も、彼女の好意も、全部が気持ちいいの中に溶け出して一つになって。
だけど、その至福の時間は、意外な程に長くは続かなかった。
「エフル、出すよ、受け止めて……ッ!」
もともと、我慢に我慢を重ねた男の肉棒の中は、既に女を孕ませる為の白濁でいっぱいだった。
それら全てが、今まで我慢したエフルへの欲望の塊。
だから、最初の一回は、全部エフルの中に出してしまいたかった。
「出す、出す、出す……ああああああ!」
こらえきれた物を全て吐き出すその射精は、長く強く。
エフルの胎を白く染める。
そして、あまりの多幸感に、男の頭の中も真っ白になって。
「うぁ、まだ出てる……止まらないよ……」
暫くの間、至福の感覚を味わい続ける。
■エフル > 「うれっ、しい……で、すっ……! クレスさっ、あっ、あくっ……!」
お互いに名前を呼び合い、好きと繰り返しながら交わるのがこんなに幸せだったなんて。
すきと言う度にクレスさんの腰使いが力強くなるようで、すきと言う度にわたし自身のお腹も熱く蕩けるようで。
はじめてだというのに気持ちよくって、絶頂する度に頭の中が真っ白になって。
――出すよ、という呼びかけに応じる余裕もなく、ただ肉体の反射でぎゅぅぅ、とねだるように締め付ける。
「あっ、あっぁ、うぁ、ぁぁ、くぅっ、ひぁ…………!」
どくんどくんとクレスさんが脈打つ度に、お腹の中にねっとりと重たい液が流し込まれていくのがわかる。
子宮の入り口を粘液が撫で回し、それのもつ熱がじんわりとお腹の奥にに溶け出すように広がっていく。
いつまでも続くような射精。精液が流れ込むごとに、子宮と一緒に心が満ちてゆく。
「クレスさん、あったかい……は、ぁぅん…………まだ、出て……」
子宮いっぱいに詰め込まれてしまいそうなほど長い長い射精に、すっかり腰砕けにさせられて。
■クレス・ローベルク > 射精の多幸感の中で、艶めかしい声を挙げてこちらを受け止めるエフルの声を聞いていた。
幸せ、という甘さを、ぐつぐつと煮込んだ様なその声を聞いているだけで、性欲だけでなく心も満ちて。
今までで最高の気持ちよさと幸せに包まれて……
「ふぅ……ふぅ……っとお」
射精が終わり、脱力感で後ろに倒れそうになるのを背中に手をついてこらえる。
色々と言いたい事はあるが、まずは抜かねば話にならない。
にゅちゅ、という水音と共に抜かれたその肉棒は――
「あっ」
あまりの多幸感の余り、萎えたつもりになっていたが。
我ながら流石プロの剣闘士と称えるべきか、一回や二回の射精で萎えるのを許す程、男の性欲は弱くないらしい。
流石に少し柔らかくなってはいるが、それでもまだ、硬さはあって。
「……あー、その。どうしよう」
■エフル > 「ん……っ、ふぁぁ……っ」
粘つく水音を伴っておちんちんを抜き去られた膣は、拡げられた口をゆっくりと閉じながら中に詰め込まれた精液を押し出して。
全身で呼吸しながらベッドに沈むわたしは、クレスさんを見上げてふにゃふにゃの笑顔を向けるしかできない。
とぷりとぷりと流れ出ていく精液がお尻を伝ってベッドに落ちる感触もいつまでも続くような気がして、
ベッドの上が水たまりになるのではないかと心配してしまう。
「ど、どうって……なにがです、か?」
どうしよう、と聞かれても、強い絶頂感で朦朧として、天井とクレスさんの顔を見るのがやっとでは何がどうなのかわからない。
靄のかかったような頭を少しずつ動かそうと目を閉じて、ゆっくりと上半身を起こしてみれば。
「へっ……? ま、まだおっきい……
男の人ってこんなに何回もできるんです、ね……?」
まだまだやる気十分、とそそり勃つクレスさんのおちんちんに息を呑む。
期待、というよりは緊張感だ。
あんなに気持ちいいことを繰り返し教え込まれたら、あたまがバカになっちゃうかも、だとか。
こんなに濃いのを沢山、何度も注ぎ込まれたら、赤ちゃんができてしまわないだろうか、とか。
ほしいかほしくないかで言えば勿論ほしいのだけど、恋人とはいえ今できてしまってはクレスさんの重荷にならないかな……とか。
■クレス・ローベルク > しまった、あまりのショックにエフルの体調を気遣うのを忘れていた、と思うが、それでもエフルがこっちを見てくれるとほっとして。
「うん、まあ、流石に此処まで性欲強いのは、俺の職業柄ってのもあるんだけど……」
頭を抱える。
正直、貪れるのなら思う存分貪りたいという気持ちはある。
だって、凄い気持ちよかったし。
エフルの身体凄く相性良かったし。
可愛かったし。
「でもなあ……流石にこれ以上はなあ……」
色々と心配はある。
子作りを、未だ同居もしていない今の段階でやっていいのかというのもあるし、セックスはそれなりに負担がかかる行為というのもある。
とはいえ、
「……」
エフルの未だ成熟していない身体と、白く汚れた股ぐらの背徳的なコントラストとか。
行為の中見た、あの淫靡で、でも優しいエフルの笑顔とか。
あの、愛しさと快楽で頭がおかしくなりそうな気持ちよさとか。
そういうのを思い出すと、とても我慢できそうになかったので。
「……まぁ、あれかな」
男は、ぽつりとつぶやいた。
「さっき、私で、いっぱい気持ちよくなってくださいって言ってくれたし、その期待には答えないと、駄目だよね?」
反論はズルくて長い、大人のキスで封じ込めて。
男は少女の身体に更なる快楽を教え込み始める。
どうやら、未だ夜は続くようだった――
ご案内:「富裕地区 宿屋」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「富裕地区 宿屋」からエフルさんが去りました。